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再放送でその名作ぶりを再確認した「JIN-仁-レジェンド」の完結編最終回の最後、結末として明かされた“橘咲からの手紙”のネタバレを紹介していきたいと思います。
南方仁(大沢たかお)は幕末へタイムスリップし、多くの歴史上の人物と関わり、医療を通じて信頼を得て、日本の医学を進歩させていきました。
しかし、その反面、時代を変えてしまうかもしれないことに躊躇もありましたが、“時代の修正力”によって徐々に解ってきたこと、変化してきたことがありました。
そして南方仁は、現代に戻ります。
現代に戻り、これまでの自分に起きた事を振り返り、その理由を野口元(山本耕史)の検証を元に解き明かされていきます。
そして仁先生には気になる事がありました。
それは、橘咲(綾瀬はるか)の存在です。
仁先生は橘咲がどうなったのかを求め、現代で、“あの場所”を目指す・・・という感じでした。
それではここから仁先生が現代に戻ってからのネタバレ、橘咲さんからの手紙のネタバレを紹介していきたいと思います。
ドラマ「JIN-仁-」のネタバレ
ここから、記事を全て読んでいただくのも嬉しい限りですが、記事が何分長いので、気になるところにジャンプ出来るように、それぞれのネタバレを項目ごとに用意しました!
気になる箇所へ飛んでみてくださいませ!
・「JIN-仁-」の更なる続編は作られるのかについてはこちらから
現代に戻った仁先生はある人物と出会う
仁先生は橘咲を求めて、橘家があった場所へと向かう・・・。
するとそこには“橘医院”が存在していた。
橘医院の前で茫然としていると
「うちに何か用ですか?」
とある女性から話しかけられる。
その女性を見た仁先生はハッっとする。
その女性は友永未来(中谷美紀)の姿だったのだ。
そこでしどろもどろしてしまう仁先生ですが
「橘咲さんって・・・いらっしゃいましたか?」
と聞くと、確かにこの橘医院には橘咲が居た・・・ということで中に通してもらい、数々の写真を見せてもらう。
咲は、病に苦しんだあと、兄の恭太郎(小出恵介)が林の中で薬を見つけ、それを与えたら嘘のように咲の病気は治った。
「そんな日本昔話みたいなことってあるんですね」
と笑う女性(中谷美紀)。
そして写真を見ていると、龍馬の写真や、咲の写真が出てくる。
明治の時代で女医だったことは珍しいのに、咲の名はあまり残らなかった・・・とのこと。
それから家族写真が出てきて、咲が子供を抱いていた。
「この子は・・・?」
と聞くと、その子は養子で、咲は生涯独身だったそうです。
その子供の名前は・・・安寿。
「咲が友人の子を引き取ったんです。亡くなられたご両親の意向もあったようで・・・」
と話す女性。
つまりその両親というのは、野風(中谷美紀)たちのことです。
咲は、野風の子供を育てていました。
そして、咲の手紙が出てきます。
仁先生は咲の手紙を預かり、女性(中谷美紀)に名前を聞く。
女性の名前は、橘未来でした。
仁先生が最初に居た現代に居た友永未来が、友永ではなく、橘になっていました。
橘咲からの手紙全文ネタバレ
〇〇先生へ
先生、お元気でいらっしゃいますでしょうか。
おかしな書き出しであることを深くお詫び申し上げます。
実は、感染症から一命をとりとめたあと、どうしても先生の名が思い出せず・・・。
先生がたに確かめたところ、仁友堂にはそのような先生はおらず、仁友堂は我々が興したものだと言う。
わたくしもまた、次第にそのように思うようになりました。
夢でも見ていたのかなと。
ある日のこと、見たこともない奇妙な銅の丸い板を見つけたのでございます。
その板を見ているうちに、わたくしは、おぼろげに思い出しました。
ここには、先生と呼ばれたお方がいたことを。
そのお方は、揚げ出し豆腐がお好きであったことを。
涙もろいお方であったことを。
神のごとき手を持ち、なれど決して神などではなく、迷い傷つき、お心を砕かれ、懸命に治療にあたる・・・仁をお持ちの人であったこと。
わたくしはそのお方に、この世で一番美しい夕日をいただきましたことを、思い出しました。
もう何も、お顔も思い出せぬそのお方に、恋をしておりましたことを。
なれど、きっとこのままではわたくしはいつか全てを忘れてしまう。
この涙のわけまでも失ってしまう。
何故か耳に残っている修正力という言葉。
わたくしはこの思い出をなきものにされてしまうと思いました。
なれば・・と筆をとったしだいでございます。
わたしくがこの出来事にあらがう術はひとつ、この思いを記すことでございます。
〇〇先生
あらためてここに書き留めさせていただきます。
橘咲は先生を、お慕いもうしておりました。
橘咲
橘咲からの手紙を受けて仁は思う
「私もですよ・・・咲さん。」
「私も、お慕いもうしておりました。」
この思いをいつまでも忘れまいと思った。
けれど、俺の記憶もまた、全て時の狭間に消えていくのかもしれない。
歴史の修正力によって・・・。
龍馬(内野聖陽)の言葉を思い返す。
「わしらは、おるぜよ」
「みえんでもきこえんでも」
「いつの日も先生とともに」
それでも、俺はもう忘れることはないだろう。
この日の美しさを・・・。
当たり前のこの世界は、誰もが戦い、もがき苦しみ、命を落とし、勝ち取ってきた無数の軌跡で編み上げられていることを、俺は忘れないだろう。
そして、更なる光を与えよう。
今度は、俺が未来のために・・・この手で・・・。
そして、仁先生のいる病院に橘未来が緊急搬送されてくる。
病状は、友永未来と同じ。
そして、仁が執刀する・・・。
「JIN-仁-」の更なる続編は作られる?
「JIN-仁-」は、メインキャストである大沢たかおさんと綾瀬はるかさんのゴシップによって共演NGとか色々なことを週刊誌が報じました。
しかし、もう完結編が放送されから10年近くの月日が流れています。
当時のことはなかったことにして、今回の「JIN-仁-」の再放送の好評ぶりから、もしかしたら続編が計画されるかもしれません。
しかし、原作漫画の方ではこの後のことはないので、仁先生は再び過去に戻ってしまうのか・・・。
完結編の最後、橘未来の手術から・・・また何らかのきっかけで過去と現代が繋がるのか・・・。
何にしても、「JIN-仁-」は今の終わり方のまま、続編はなくても良い・・・と思ってしまいます。
しかし、続編が制作されるなら、それも見てみたい・・・複雑の心境ではありますが、「JIN-仁-」の今後を見守りましょう!
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