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井上真央主演映画「大コメ騒動」のネタバレやあらすじ、ロケ地やキャスト情報などを全て紹介していきたいと思います!
大コメ騒動は、富山の米騒動を起こした女性たち描く痛快エンターテインメント作品です。
公開は2021年ですが、井上真央さんが主演という事もあり、早くから話題になっていた映画です。
今回はこの映画「大コメ騒動」について、公開されている情報から細かく紹介していきたいと思います!
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映画「大コメ騒動」の概要
NHKドラマ「少年寅次郎」では、かっぽう着姿で母親役を演じている井上真央が、『超高速!参勤交代』本木克英監督とのタッグで映画『大コメ騒動』に主演。
大正時代、富山県で起こった「米騒動」に基づく痛快エンタテインメントとなっている。
1918年(大正7年)8月、富山県の海岸部で発生した「米騒動」。
米の値段が上がる中、漁師のおかか(女房)たちの陳情する姿が「女一揆始まる」と新聞で報道されるや、その動きが全国に広がり、9月には当時の寺内内閣も倒れることに。
富山の米騒動を起こしたのは、家族にご飯を食べさせたいと願う女性たち。
米騒動から101年となった今年、史実に基づく映画『大コメ騒動』が始動する。
主演を務めるのは、数々の映画賞を受賞し、映画やドラマでも多数主演を務め、名実ともに日本を代表する女優の一人である井上真央さん。
10月19日(土)から放送が始まった「少年寅次郎」では、国民的映画『男はつらいよ』の主人公・車寅次郎の母・光子をかっぽう着姿で熱演、温かく懐の深い母親役が話題となっている。
女仲仕として60kgの米俵を担ぐシーンや、船に米を積ませないよう身体を張って阻止するシーンなど、井上真央さんの体当たりの熱演には注目が集まりそうです!
映画「大コメ騒動」のキャスト
こちら映画「 #大コメ騒動」の撮影現場です。どうやら富山出身の室井滋さん出演シーンのようです。今日も富山市内で撮影が行われました。
富山発祥の #米騒動 とは今から101年前、コメが高騰するなか、家族にゴハンを食べさせたいと願う漁師のおかか(女房)達が奮闘する出来事です。わんわん! pic.twitter.com/vn1tsN4q50— ペロリッチ富山 (@perorich_toyama) October 28, 2019
井上真央 役:松浦いと
閉鎖的な時代に庶民の生活のために意志を持って立ち上がり、周囲からも信頼を得て社会現象を起こした主人公。
農家から嫁いだいとは、漁村になじめずにいる。
夏場は魚が獲れなくなるため、夫はカムチャツカへと漁に出てしまい、残された彼女は、3人の子どものために船の貨物を運ぶ“女仲仕”として働くことに。
浜を出る度に積み込まれる米俵を見つめる、いとのような女仲仕たちはついに立ち上がる。
やがて、騒動の先頭に立ち「米を旅に出すなー」と叫ぶいとの姿は、富山の浜の女そのものになっていく。
井上真央コメント
脚本を読んだ時、いつの時代も、女性たちの執念や勇気ある行動が、世の中を動かしていくことを深く考えさせられました。
これから激しい騒動を起こしていくことに今からとてもワクワクしています。
家族や仲間を守るために戦った富山のおかかたちの勇姿を、時におかしく、そして力強く、感じてもらえる作品にしていきたい。
夏木マリ 役:タキ
いとの姑。
三浦貴大 役:利夫
いとの夫。
その他のキャスト
・室井滋
・立川志の輔
・西村まさ彦
・柴田理恵
・左時枝
など、富山県出身の実力派俳優たちが集結!
映画「大コメ騒動」のあらすじ
大正7年8月。
富山の海岸に住むおかか(女房)たちは、毎日上がるコメの価格に頭を悩ませていた。
夫や育ち盛りの子どもたちにコメを食べさせたくても高くて買えない。
困ったおかかたちは、近くの米屋にコメを安く売ってくれと嘆願にいくが失敗。
リーダーのおばばが逮捕されてしまう。
コメの価格はますます高騰し、ある事故をきっかけに我慢の限界を超えたおかかたちは、ついに行動に出る。
映画「大コメ騒動」の監督本木克英
101年前に富山で起こった「米騒動」の史実に基づく痛快エンタティメント映画「#大コメ騒動」の撮影現場に潜入しました!この映画のメガホンをとる本木克英監督です。熱心に演技指導をし、スタッフやエキストラにも気さくに声をかけてくれる素敵な監督さんです。2021年公開予定!楽しみです♪わんわん! pic.twitter.com/2rU8B90eMB
— ペロリッチ富山 (@perorich_toyama) November 1, 2019
井上真央さんと『ゲゲゲの鬼太郎』('07)以来2度目のタッグとなる本木監督は、
「100年前に生きる女性もありあり表現できる、井上真央さんの確かな演技力がこの映画には必要でした」
とコメント。
「歴史から抹消された『おかかたち』の闘いを生き生きと、面白く蘇らせたい」
と強い思いを込めています!
撮影・ロケ地は、舞台となった富山全県の全面協力のもと、10月26日(土)より富山市内にてスタート。
海辺のシーンなどは県内数か所にて撮影が行われ、京都でも撮影。
2019年11月13日、京都の松竹撮影所にて無事クランクアップしました。
映画「大コメ騒動」で描く「米騒動」って?
肉や魚などの摂取が少なかった当時、日本人の食生活は穀物類が主体だった。
特に肉体労働者は激務のため1日に1升(1.8リットル)もの米を消費したといい、米価の高騰は家計を圧迫し、人々の生活を困窮させていた。
富山県中新川郡東水橋町(現・富山市)では、1918年(大正7年)「7月上旬」から、「二十五六人」の「女(陸)仲仕たちが移出米商高松へ積出し停止要求に日参する」行動が始まっている。
7月22日の昼には、富山市中長江町ほかで富豪浅田家の施米にもれた細民200名(「杖にすがったむさ苦しい婆さん達もあれば子供の手を曳いた女房連も」)が市役所に押しかけた(7月23日『北陸政報』)。
記事には、「昨今の米高が如何に細民をして生活難に陥らしめているが窺われる」と記されている。
同日夜間、富山県下新川郡魚津町の魚津港には、北海道への米の輸送を行うため「伊吹丸」が寄航していたという。
このときは巡回中の警官の説諭によって解散させられたが、住民らは米商店を歴訪するなど窮状を訴えた。
荷積みを行っていたのは十二銀行(北陸銀行の前身)であった。
その倉庫前には「魚津市の自然と文化財を守る市民の会」により記念碑が建立されている。
同年7月24日および25日の『北陸タイムズ』では、それぞれ
「二十日未明同海岸に於いて女房共四十六人集合し役場へ押し寄せんとせしをいち早く魚津警察署に於いて探知し」
「二十日未明海岸に集合せしを警察署がいち早く探知し解散せしめ」
と魚津の動きが20日未明(おそらく19日夜間)から起きていたと報じている。
また、8月9日の『高岡新報』は、
「魚津町にては、米積み込みの為客月一八日汽船伊吹丸寄港に際し細民婦女の一揆が起こり狼煙を上げたる」
と、魚津でも7月18日以来一揆が起きていることを記している。
そのころ、東水橋町、富山市、魚津町以外にも、東岩瀬町(28日)、滑川町、泊町(31日)等富山県内での救助要請や、米の廉売を要望する人数はさらに増加し、各地で動きが起きていた。
翌月8月3日には当時の中新川郡西水橋町(現・富山市)で200名弱の町民が集結し、米問屋や資産家に対し米の移出を停止し、販売するよう嘆願した。
8月6日にはこの運動はさらに激しさを増し、東水橋町、滑川町の住民も巻き込み、1,000名を超える事態となった。
住民らは米の移出を実力行使で阻止し、当時1升40銭から50銭の相場だった米を35銭で販売させた。
以前から、魚津市大町の十二銀行(北陸銀行の前身)倉庫前には「魚津市の自然と文化財を守る市民の会」により記念柱が立てられていたが、東水橋町の郷土資料館前にも、米騒動記念の碑が建立された。
「米騒動」や「米騒擾」などと呼ばれた約50日間にわたる一連の騒動は、最終的に1道3府37県の計369か所に上り、参加者の規模は数百万人を数え、出動した軍隊は3府23県にわたり、10万人以上が投入された。
呉市では海軍陸戦隊が出動し、民衆と対峙するなか、銃剣で刺されたことによる死者が少なくとも2名出たことが報告されている。
検挙された人員は2万5,000人を超え、8,253名が検事処分を受けた。
また7,786名が起訴され、第一審での無期懲役が12名、10年以上の有期刑が59名を数えた。
米騒動には統一的な指導者は存在しなかったが、一部民衆を扇動したとして、和歌山県で2名が死刑の判決を受けている。
映画「大コメ騒動」の公開が待ち遠しい!
映画「大コメ騒動」は2021年に全国で公開予定です!
いったい米騒動がどのように描かれるのか!!
どんな映画になるのか楽しみですね!
それでは先ずは映画「大コメ騒動」の続報を楽しみにしましょう!
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