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どれだけ傷つき、立ち上がってきたんだ。
左ききのエレンの最終回は、光一があかりと佐久間の撮影を止め、佐久間に殴り倒されるところから始まります。
この時の光一は正論を言うんですけど、佐久間は「誰だお前!?」「最高の仕事を止めるな!!」とばかりにキレ倒します。
そして光一に馬乗りになり、突然自分が努力してきた事や、お前は何者にもなれなかった的な、そんな話を始めます。
まぁ~そこで垣間見えるものもあるんですけど、普通そこはそんなセリフじゃないでしょ・・・感は否めませんでした。
しかし、光一はその言葉が刺さり、謝罪をしてその場から立ち去ります。
その場から立ち去り、茫然と歩いている時に、一本の電話が入ります。
そしてその電話が切っ掛けで、光一は走り出す事になる・・・
続きのネタバレは下記の「左ききのエレン」10話「天才になれなかった全ての人へ」のネタバレ・感想からご覧くださいませ!
【前回の左ききのエレンは?】
「左ききのエレン」10話「天才になれなかった全ての人へ」のあらすじをもう一度
カリスマトップモデル・岸あかり(八木アリサ)と、彼女が連れてきた世界有数のカメラマン佐久間威風(板橋駿谷)は、朝倉光一(神尾楓珠)やクライアントである園宮製薬が掲げる“共感”というコンセプトを無視して、“完璧”な広告写真を撮り続けていた。
撮影を遮った光一だったが、取っ組み合いになった佐久間から言われた言葉をきっかけに、学生時代の山岸エレン(池田エライザ)との出来事を思い出し、ふらつく足でスタジオから去ることに・・・。
同じころ、街に貼られていた、光一が手がけたポスターに落書きされたことがニュースで報じられ、目黒広告社でも話題となっていた。
後輩の三橋由利奈(今泉佑唯)からこのことを聞かされた光一は、エレンの仕業だと確信し、彼女のもとへと向かう。
そこには、ニューヨークからエレンを探して駆けつけた加藤さゆり(中村ゆりか)の姿もあり、3人は再び横浜の地で出会うことに!
光一とエレン、交差するそれぞれの想いとは!?
「左ききのエレン」10話「天才になれなかった全ての人へ」のネタバレ・感想
光一に後輩の三橋から一本の電話が入ります。
光一のポスターにスプレーで落書きがされてる・・・自暴自棄になって光一さんがやったんですか!?会社への腹いせですか!?
と言われ・・・光一は気づく。
「俺じゃねぇよ・・・そいつ・・・左ききだろ」
「エレン・・・エレン・・・エレン!!」
光一はすぐにエレンの仕業だと気づきます。
そして実際に自分のポスターが、まるでエレンの出会いの時のようにスプレーで落書きされているのを目の当たりにしました。
そこからエレンを探して走り回る光一。
エレンはその時、また看板に落書きをしていました。
するとそこに光一が走ってくる。
「エレン!!・・・やっぱり・・・すげぇ・・・」
エレンの落書きを見て、光一は感動します。
しかしエレンは・・・それを聞いて、色々と思い出していました。
あかりから「下手くそ」と言われた事や、これまで何度となく描こうとしても、うまくいかなかった事・・・。
光一との出会いの事も思い出し、光一からもらったメッセージ。
「描け!」
を今度はエレンが光一に贈ります。
涙ながらに光一に贈った言葉に光一は反応し、また走り出します。
そこには、エレンと光一だけでなく、さゆりも居ました。
さゆりは、自分じゃダメだから・・・と光一にエレンのところに行って欲しいと言うんですけど、この物語で一番報われないのは・・・さゆりですよね。
光一の事が好きで、付き合ってた?のに、光一はあかりと寝てしまう・・・。
そして光一はエレンの才能にも夢中になり、さゆりは放置・・・。
だからこそ、さゆりは自分の全てをエレンに託す・・・という感じでエレンのマネージャーみたいな事をしてるんですけど、それでもエレンとうまく付き合えなかった。
光一とダメになり、エレンともダメになりかけた・・・。
さゆりの心は悲しいですね・・・。
そんなこんなありまして、光一は撮影現場に戻ります。
撮影現場では、撮影が終了して撤収をし始めてました。
そこで光一は、もう一度撮影のやり直しを提案します。
しかし、佐久間はそれをまた突っぱねる。
バキっと化粧してバキっとした照明で俺は撮る!!
という佐久間に、あなた達天才は本当に凄い!!
俺は何者にもなれなかった。
けど、今回のコンセプトは共感なんです!
天才じゃない、多くの人たちに共感される作品じゃないといけないんです!!
と叫びます。
そんな光一の叫びに、佐久間の指はピクピクっと反応する。
そしてあかりが光一のところまで行き、キスをします。
あかりは「私が全て決めるの」と言って、すぐに衣装の準備をさせます。
そして佐久間も、撮影のやり直しの準備をさせます。
光一の魂があかりと佐久間に伝わりました。
あかりと、佐久間の用意が出来ると、佐久間は光一に、あんたが仕切るんだろ?朝倉光一!
と、今まで光一の事なんて見えてなくて名前も覚えていなかった佐久間が、光一の名前を口にします。
天才に認められた光一は、これでまた一つ、ステップアップ出来たようです。
しかし、これは何の天才なのか・・・ディレクションというか・・・流川のように営業?
何とも言えないですが・・・。
何にしてもこの「左ききのエレン」はサブタイトルの通り「天才になれなかった全ての人へ」という感じでした。
最初は「天才になれなかった全ての人へ」贈るような物語なのか・・・と思っていたんですけど、最終回を見てみると、「天才になれなかった全ての人へ」届けられてる話なんだなぁ・・・と思いました。
ちょっとしたニュアンスの違いなんですけど、光一が最後に言った、天才になれなかった全ての人の“共感”のために作られたドラマのような・・・。
例えば、一方的に恋愛とか、社会派とか、そういうような物語を見せられているようなドラマではなくて、何者かになろうと頑張ったけど、なれなかった人にセグメントを絞って、完全に狙ってきているような、特定の人にあててきてるような作品に感じました。
そして結局、この物語で言いたかったのは
“天才も努力してるし、苦悩している”
というところです。
天才としての優れた感覚などのギフトは生まれ持ってあるものの、最終的には皆努力や苦悩があるよという事でした。
凡才は天才を羨むけど、天才だって苦労してる。
みんな同じように苦労している・・・。
それでいて世界は素晴らしい。
そんなドラマでした!
「左ききのエレン」の全話配信はU-NEXTで!
左ききのエレンの最新話の見逃し配信はTVerで観る事が出来ますけど、もう最終回も放送されてしまったので、最終回もすぐに見れなくなってしまいます。
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なのでなるべくTVerか無料期間に楽しむようにしましょう!
「左ききのエレン」は本当に熱いドラマでした。
何かを目指す人間にとって、これ程胸アツなドラマはないと思います。
最後に光一は何者かになれるような一面もありました、しかしこれからも苦悩や努力は永遠に続きます。
何かを生み出す者には平等に生みの苦しみが与えられる・・・。
「左ききのエレン」ここに完結です!
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