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日本テレビで放送されている映画番組「金曜ロードSHOW!/金曜ロードショー」で放送されている「劇場版名探偵コナン ハロウィンの花嫁」のあらすじやネタバレ、無料動画配信や見逃し配信の無料視聴方法、視聴率や感想、キャスト情報などを全てまとめて紹介していきたいと思います。
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見逃し配信はもちろんTVerでも配信されませんが・・・それでは映画「名探偵コナン ハロウィンの花嫁」について紹介していきたいと思います。
もくじ
映画「名探偵コナン ハロウィンの花嫁」のネタバレ
ここから、記事を全て読んでいただくのも嬉しい限りですが、記事が何分長いので、気になるところにジャンプ出来るように、それぞれのネタバレを項目ごとに用意しました!
気になる箇所へ飛んでみてくださいませ!
映画「名探偵コナン ハロウィンの花嫁」の概要
「名探偵コナン ハロウィンの花嫁」は、2022年4月15日公開のアニメ映画で、劇場版『名探偵コナン』シリーズの第25作目にあたる。
キャッチコピーは「永遠の愛、誓ってもいいよね?」「真実を守り抜け─ 火が灯された運命のスクランブル!!」「命ある限り─ 〈桜〉の想いは受け継がれる」。
2021年12月1日に、『週刊少年サンデー』2022年1号の誌上にて2022年4月15日公開であることが発表された。同日には青山剛昌によるビジュアルも解禁され、新郎新婦姿の高木渉と佐藤美和子、黒服姿の安室透(降谷零)ら警察学校組が描かれており、監督が満仲勧、脚本が大倉崇裕であることが公表された。
2021年12月23日には新予告映像が解禁されると同時に、音楽がこれまでの作品で一貫して担当した大野克夫から菅野祐悟へ交代することも発表された。ただし、メインテーマの編曲にはアドバイスを出すなど、大野も引き続き制作の一部に関与もしている。
本作は、安室透が第22作『ゼロの執行人』以来3年ぶりにメインキャラクターとして登場。また、高木刑事と佐藤刑事の関係にもスポットが当てられて2人が活躍する内容ともなっている。
伊達航、萩原研二、諸伏景光は本作で劇場版初登場となる。松田陣平は第20作『純黒の悪夢』以来5年ぶりの劇場版登場だが、当時は安室の回想シーンのみの登場でセリフも無かったため、こちらも本作が本格的な劇場版初登場となる。この4人は、原作はおろかテレビアニメ本編でもすでに故人であることから本作でも登場は回想シーンとなっているが、安室や高木や佐藤と共にストーリーの中心人物として描かれている。
三池苗子は本作が実質的に劇場版初登場となるほか、宮本由美も前作『緋色の弾丸』から2作連続登場となる。風見裕也は安室と共に『ゼロの執行人』以来3年ぶりの劇場版登場で、白鳥警部と千葉刑事も前作ではラストシーンに台詞なしの姿のみ登場だったため、『ゼロの執行人』以来の本格的な登場となる。松本清長は第13作『漆黒の追跡者』以来12年ぶりの劇場版登場となったが、セリフはない。なお、本作は2003年1月6日に放送されたテレビスペシャル(アニメ第304話)「揺れる警視庁 1200万人の人質 (With a Bang (Case Closed)) 」の後日談にも相当しており、その犯人である爆弾犯の男も本作に再登場して劇場版初登場となる(ただし、本作冒頭で死亡)。このため、テレビシリーズ本放送枠では公開間近の2022年3月19日から4月9日の4週にわたり、デジタルリマスターの分割再編集版の「揺れる警視庁 1200万人の人質」がI - IVの全4話に分割する形で再放送された。
劇場版シリーズでは、公開時期がゴールデンウィークであることを考慮して本編の季節も春または夏であることが多いが、本作では第21作目『から紅の恋歌』以来4年ぶりに秋が舞台となった。
小説版は小学館ジュニア文庫から2022年4月15日に発売された。
2022年7月23日、本作品の時期に合わせた10月28日〜11月7日の期間限定で、プラスアルファの仕上げにこだわったバージョンフィルムを使ったスペシャルバージョンで「ハロウィン再会(リバイバル)上映」と題した再上映を行うことが発表された。
劇場版シリーズの定番となっているエンディング後の次回作の予告は、本作でも放映された。エンディング終了後に水中の映像が映し出され、「会いたかったぜ、シェリー」というジンの声が流れた後、次回作の2023年GW中の公開が決定した旨の字幕による予告映像が流れた。なお、ハロウィン再会上映でのエンディング後の予告映像はこれとは別の新しいものに変更された。新予告映像では、心臓の鼓動音と共に原作の灰原哀のコマが複数流れた後、水中へ沈む映像と共に「助けて」という彼女のセリフが流れた。その後、次回作のサブタイトルの1文字目が「黒」であることが明かされ、2023年GWの字幕が映し出された。この新予告映像は、東宝のYouTube公式チャンネルにて「劇場版『名探偵コナン2023』超特報【2023年GW公開】」と称して公開されている。のちに次回作は『黒鉄の魚影』であることが明かされた。
劇場版「名探偵コナンハロウィンの花嫁」の主な登場人物
江戸川 コナン(えどがわ コナン)
本作の主人公。本来の姿は「東の高校生探偵」として名を馳せている「工藤新一」だが、黒の組織に飲まされた毒薬・APTX4869の副作用で小学生の姿になっている。
毛利 蘭(もうり らん)
本作のヒロイン。新一の幼馴染かつ彼女。関東大会で優勝するほどの空手の達人。
毛利 小五郎(もうり こごろう)
蘭の父親で「眠りの小五郎」の異名で有名な私立探偵。コナンの保護者。元警視庁捜査一課強行犯係の刑事。
工藤 新一(くどう しんいち)
コナンの本来の姿で高校生探偵。
高木 渉(たかぎ わたる)
本作のキーパーソンの一人。警視庁捜査一課の刑事で巡査部長。佐藤刑事と両想いの恋愛関係。
佐藤 美和子(さとう みわこ)
本作のキーパーソンの一人。警視庁捜査一課の刑事で警部補。格闘技に長けていて洞察力も鋭く、射撃の腕も一流。同じ捜査一課の高木刑事と交際中。
安室 透 / 降谷 零(あむろ とおる / ふるや れい)
本作のキーパーソンの一人。警察庁警備局警備企画課(ゼロ)の公安警察捜査官。偽名の安室、本名の降谷に加え、潜入捜査先である黒の組織では「バーボン」のコードネームを持つ、「トリプルフェイス」である。
諸伏 景光(もろふし ひろみつ)
本作のキーパーソン。降谷の同期で、一緒に黒の組織に潜入していた捜査官。正体が露見したため、殉職。
松田 陣平(まつだ じんぺい)
本作のキーパーソン。降谷零の同期。萩原の死後、捜査一課への転属を経て爆弾解体中に殉職。
伊達 航(だて わたる)
本作のキーパーソン。降谷の同期で高木の先輩。事件後の帰り道に交通事故に遭い、死去。
萩原 研二(はぎわら けんじ)
本作のキーパーソン。降谷零の同期。爆発物処理班に所属していたが、爆弾解体中に殉職。
主なオリジナルキャラクター
村中 努(むらなか つとむ)
声:三宅健太
元警視庁捜査一課の警視正。目暮の同期で、警視正まで上り詰めたことから出世頭とされている。現役時代は「鬼の村中」と恐れられていたが、数年前に右肩に大怪我を負い、退職した。入院先の病院で出会ったクリスティーヌと結婚式を挙げる予定だが、プラーミャに脅迫を受けている。
クリスティーヌ・リシャール
声:山口由里子
村中の婚約者。40歳。両親ともにフランス人だが、20歳から日本で暮らしているため、日本語も堪能。村中とは病院で知り合い、趣味も共通していたことから親しくなり、婚約した。2人とも眠りの小五郎のファン。
エレニカ・ラブレンチエワ
声:白石麻衣
本作のキーパーソン。「ナーダ・ウニチトージティ」のリーダー。29歳。金髪と緑がかった瞳が特徴の女性で、顔には火傷のような跡が見られる。過去に母国で息子キリールと警察官だった夫をプラーミャに殺害されたうえ、本作の事件で兄も殺害されており、プラーミャへの強い復讐心を持ち、なりふり構わず行動する。松田の行方を捜索しており、仲間を多数引き連れて日本を訪れる。日本語は流暢に話すことができる。プラーミャの逮捕への煮え切らない態度から、警察には不信感を持っている。コナンに対しては息子の面影を重ね、事件に巻き込んで息子の二の舞いにならないよう気を配るなど特別視していた。
オレグ・ラブレンチエフ
声:ボルケーノ太田
「ナーダ・ウニチトージティ」のメンバーで、エレニカの兄。3年前にプラーミャと接触しており、その際に人質となってしまうが降谷と松田に助けられ、その時に松田の名刺を受け取っていた。当時、松田がプラーミャの爆弾を解体したことから、爆弾の解体方法を知る彼を探しに来日する。警視庁前で落とした紙を哀に拾ってもらうが、その直後、所持していた壊れたタブレットが爆発して死亡した。同時に紙も燃えてしまうが、書かれていたヒントを蘭が記憶しており、それが事件解決への糸口となる。
ドミトリー・ラザレフ、グリゴーリー・ラザレフ
声:ウラジーミル・ボグダーノフ(ドミトリー)、アレクセイ・ラフーボ(グリゴーリー)
「ナーダ・ウニチトージティ」のメンバー。エレニカと行動を共にしている兄弟で、聞き込みをしていた千葉を襲って拉致する。日本語に堪能なエレニカと異なり、2人とも常にロシア語で話している。息子が爆殺された時、燃え盛る炎に包まれた家に飛び込もうとしたエレニカを止めたのはこの2人で、その際は「自分たちも助けたかったがあれはもう手遅れだった」と励ましたが、そのことがエレニカの逆鱗に触れ、ドミトリーは素手で首を絞められる。
セルゲイ
声:マキシム・コレスニク
「ナーダ・ウニチトージティ」のメンバー。
ロシア人男性
声:ユージン
「ナーダ・ウニチトージティ」のメンバー。
劇場版「名探偵コナンハロウィンの花嫁」のあらすじ・ネタバレ
ハロウィンシーズンで賑わう東京渋谷。渋谷ヒカリエでとある結婚式が執り行われていた。
そこには、ウェディングドレスに身を包んだ警視庁・佐藤刑事の花嫁姿が。コナン達招待客が見守る中、突然乱入してきた暴漢が襲い掛かり、守ろうとした高木刑事がケガを負ってしまう。
高木は一命を取りとめ事態は収束したが、佐藤の瞳には、3年前の連続爆破事件で、想いを寄せていた松田刑事が殉職してしまった際に見えた死神のイメージが、高木に重なって見えていた。時を同じくして、その連続爆破事件の犯人が脱獄。果たしてこれは偶然なのか?
公安警察の降谷零(安室透)が、同期である松田刑事を葬った因縁の相手を追い詰めるが、そこに現れた謎の仮装の人物に、首輪爆弾をつけられてしまう。首輪爆弾解除のために安室が潜伏している地下シェルターを訪れたコナンは、3年前に今は亡き警察学校時代の同期メンバー達と正体不明の仮装爆弾犯「プラーミャ」と渋谷で遭遇した事件の話を聞く。やがて、捜査を進めるコナン達を狙う不穏な影が―。
出演者
<江戸川コナン>高山みなみ、<毛利蘭>山崎和佳奈、<毛利小五郎>小山力也、<工藤新一>山口勝平、<高木刑事>高木渉、<佐藤刑事>湯屋敦子、<吉田歩美>岩居由希子、<小嶋元太>高木渉、<円谷光彦>大谷育江、<阿笠博士>緒方賢一、<灰原哀>林原めぐみ<エレニカ・ラブレンチエワ>白石麻衣、<松田陣平>神奈延年、<萩原研二>三木眞一郎、<伊達航>東地宏樹、<諸伏景光>緑川光、<降谷零(安室透)>古谷徹
劇場版「名探偵コナンハロウィンの花嫁」のネタバレ
ハロウィンが間近に迫ったある日、コナンたちは渋谷の結婚式場で行われる高木渉と佐藤美和子の結婚式に招待され、参列する。しかし、その最中に式場に複数の男が押し入り、高木が佐藤を庇って撃たれてしまう。だが、この結婚式と男たちの襲撃は、目暮警部の同期である元刑事・村中努の結婚式を警護するための訓練であった。近日同じ式場で結婚式を挙げる予定の村中に、何者かから結婚式を襲撃するとの脅迫が届いていたのだ。ペイント弾が本物の血のように服についた高木を見た佐藤は、高木の背後に、東都タワーの爆弾事件の時に目にした死神の幻を再び見てしまう。
同じ頃、その爆弾事件で佐藤たちが逮捕した爆弾犯が脱獄しており、“安室透”こと公安警察の降谷零と風見裕也が追跡していた。2人はとある立体駐車場で爆弾犯の男を追い詰めるも、男の首には首輪爆弾が仕掛けられており、それが爆発、風見がその爆風で吹き飛ばされ、螺旋状のスロープの内側に落下しそうになる。すぐさま降谷が風見を助けようとするが、そこに謎の仮面の人物が現れ、降谷は同じ首輪爆弾を付けられてしまう。
翌日、警視庁から帰ろうとしていたコナンたちは、警視庁の前で外国人の男性とすれ違う。その男性が一枚の紙を落としたため、灰原が拾って男性に渡すが、その直後に男性が持っていたタブレットが爆発して男性が爆死し、灰原はその爆風で吹き飛ばされ、車道に投げ出されてしまう。彼女を助けようと咄嗟に小五郎が駆け寄るが、そこにトラックが接近、小五郎は灰原を庇ってトラックに轢かれ、負傷してしまう。
その後の捜査で、爆死した男性の身元の特定は難航していたが、遺留品から「捜査一課」の肩書が入った松田陣平の名刺が出て来たことから、その男性は松田が一課にいた一週間の間に出会った人物ではないかと推測された。早速、当時の日誌の調査を始めた佐藤は、こっそり付いてきたコナンと共に当時を振り返り、松田が殉職する前日の11月6日、警察学校の同期である萩原研二の墓参りをしていたことを突き止め、その帰りに何らかの事件に関わっていたのではないかと推測する。しかし、佐藤と高木が捜査を進めようとした矢先、風見が現れ、事件の捜査は公安が担当するから捜査一課は手を引けと迫られる。公安の一方的な命令に、佐藤は納得がいかない。
その後、コナンたちは小五郎の見舞いに行くが、そこに例の結婚式の警護対象である村中が、婚約者のクリスティーヌ・リシャールと共に見舞いにやってきた。コナンたちは、2人に前日には見られなかった式場から見える景色を見せてもらう約束をする。その帰り道、コナンは蘭に小五郎の看病を任せて1人になると、自分を尾行していた公安の捜査員たちに目隠しをされてとある場所に連れていかれ、地下の強化ガラスで作られた部屋に隔離された降谷と会う。降谷は、3年前の11月6日に何があったのかを語り出す。
3年前の11月6日、降谷は警察学校時代の同期であった松田・伊達航・諸伏景光と共に萩原の墓参りをした帰りに爆弾事件に関わり、仮面で顔を隠した謎の爆弾犯に遭遇する。松田が爆弾を解体し、降谷と諸伏が爆弾犯の肩を撃ち抜いて負傷させ追い詰めるも、あと一歩のところで取り逃がしてしまう。その時犯人に人質にされていたのが、タブレットが爆発して死亡した例の外国人男性で、松田の名刺はこの時に渡したものだった。さらに、東都タワーの爆弾事件の犯人が何者かの手引きで脱獄し、首輪爆弾で爆死したこと、そして自分も同じ首輪爆弾を取り付けられたことを語り、身動きが取れない自分の代わりに事件を調べてほしいとコナンに依頼する。
翌日、コナンたちは村中とクリスティーヌの案内で式場の見学に訪れ、窓から見えるハロウィンの装飾がなされた渋谷の景色を楽しんでいると、クリスティーヌに友人から電話がかかってくる。プレゼントを渡したいので近くまで来てほしいと言われるが、村中とクリスティーヌはこれから式の打ち合わせがまだあるため悩む。すると、元太たち少年探偵団が代わりに受け取りに行くと申し出る。クリスティーヌは子供たちに感謝し、友人から指定された場所を地図に書いて渡し、プレゼントの受け取りを依頼、コナンたちは地図の場所に向かう。しかし、そこは誰もいない廃ビルで、一室に入ると布に包まれた大きなものが置かれていた。コナン一人が部屋に入りその布を取ると、中にあったのは、水色とピンク色の液体が入った爆弾だった。同時に扉に仕掛けられていた罠が作動し、コナン一人が爆弾のある部屋に閉じ込められてしまう。コナンは爆弾の解体を試みるも、爆発まで時間がないため断念するが、そばにあったポットと自分の上着で爆弾の2色の液体を採取し、元太たちの助けを借りて爆発寸前に何とか脱出する。その後コナンは、自分が採取した爆弾の液体と、爆発前に撮影した爆弾の写真を公安に渡す。
コナンたちが式場に戻ると、爆破事件のことを聞いていたクリスティーヌは、子供たちが無事だったことに目に涙を浮かべて安堵する。その後、彼女が友人に電話して確認すると、プレゼントを渡す旨の電話はしていないと証言する。このため、廃ビルの爆弾は、犯人が友人を装ってクリスティーヌを誘い出し、彼女を殺すために仕掛けられた罠だと推測された。
その後、コナンが撮影した爆弾の写真から、今回の爆弾と3年前に降谷が遭遇した爆弾犯の爆弾が酷似していることが判明し、降谷はやはり今回の犯人は3年前の爆弾犯と同一人物だと確信する。さらに、コナンが採取した爆弾の液体を調べた結果、犯人が「プラーミャ」と呼ばれる、世界各地で特殊な液体爆弾を用いて活動している殺し屋であることが判明する。その頃、廃ビル爆破事件の捜査をしていた千葉刑事が、何者かに拉致されてしまう。千葉を拉致した人物から警察に「千葉を返してほしければ松田刑事を連れて来い」と脅迫があり、高木が松田刑事に変装して取り引きに向かうことになった。電話の指示通りにMIYASITA PARKに着いた高木だが、周囲から迫りくるジャック・オ・ランタンの集団に飲まれてしまい、風見たちは高木の行方を見失う。コナンはジャック・オ・ランタンの集団の中で、外れて行動する3人を見つけ、彼等の後を追う。3人は地下鉄の線路脇を歩き、通路脇の扉を開けて入って行き、コナンは高木の後ろについていたジャック・オ・ランタンに麻酔銃を打ち込む。
高木が連れて来られたのは地下貯水槽で、巨大な鉄柱の前には千葉が眠らされた状態で縛られていた。高木は松田の振りをしつつ、とんがり帽子をかぶったジャック・オ・ランタンの指示に従う。ジャック・オ・ランタンの集団はエレニカ・ラブレンチエワをリーダーとしてプラーミャに復讐を誓う民間組織で、彼らはプラーミャの爆弾を解体した松田に爆弾の構造を教えてもらおうとしていた。高木は誤魔化しつつ相手に質問を続けるが、高木の怒鳴り声で千葉が起きてしまい変装であることが露見する。コナンが犯人追跡眼鏡を使い映像を佐藤たちに送っていたため、高木と千葉は怪我をすることなくその場からの脱出に成功するが、千葉を拉致した犯人グループには逃げられてしまう。彼らの行方が把握できないまま時が過ぎ、村中は危険性の高さから結婚式を取り止めることをクリスティーヌに提案する。目暮も渋々受け入れるが、そのタイミングでクリスティーヌの携帯に「結婚式を行わなければ、より多くの犠牲者が出る」という脅迫メッセージが届く。仕方なく結婚式を敢行することにした村中とクリスティーヌだが、コナンはこの脅迫メールからプラーミャはなぜ結婚式にこだわるのか疑問を抱く。コナンは安室からの電話でプラーミャを追っている団体がナーダ・ウニチトージティであることを知る。プラーミャの意図が読めないことにコナンは焦りを感じるが、降谷は松田の口癖を引用してコナンを挑発する。
10月31日、小五郎が入院している病院に訪れたコナンは、蘭が残したメモで事件の真相を確信する。そしてエレニカたちの元へ行きプラーミャを罠にはめる作戦を立てる。結婚式会場には厳重な警備が敷かれ、クリスティーヌは不安の余り、佐藤に弱音を吐く。コナンがエレニカたちのところに向かっているとき、少年探偵団は阿笠博士の家にいた。博士のダジャレクイズにも乗り気でない子供たちに、阿笠博士は落ち込むが、コナンからのメッセージを見て笑みを浮かべる。それを子供たちに見咎められ、肩を落とす。
式場では目暮たちが柱に隠れる形で村中とクリスティーヌ2人だけの結婚式が執り行われるが、エレニカたちがコナンを人質に取りプラーミャを追い詰める。窮地に陥ったクリスティーヌは猫かぶりを辞めプラーミャとして本性を現す。銃を乱射され急いで柱の陰に隠れるコナンたちだが、コナンはエレニカたちに指示を出す。コナンが式場から出て公安や刑事たちに事実を伝えようとするが、銃声の激しさのあまり断念する。式場内ではマシンガンを乱射するプラーミャの標的から佐藤を避けようとして、高木は腰に一発喰らってしまう。
屋上に辿り着いたプラーミャはチャーターしたヘリを待っていたが、そこにはコナンがいた。コナンはプラーミャの犯行を暴き、次なる爆破を止めようとしたが、プラーミャは非常に狡猾だった。プラーミャは爆薬はハロウィンの飾り付けであるランタンに仕込まれており、渋谷の地形を利用して渋谷ごと火の海にする計画だと打ち明ける。満足げに高笑いをするプラーミャに、ヘリから降りた降谷がプラーミャの手からスマホを離させ、それをローターで破壊する。降谷は続いてプラーミャの右肩に銃弾を一発撃ち込み、脱臼させられた痛みに悶絶するプラーミャにコナンは「爆弾のありかを吐かせるために泳がせた」という。憎しみの表情でコナンを睨むが、チェーンがかけられた扉を破って入ってきた佐藤たちの姿を見てプラーミャは諦める振りをして手榴弾を取り出した。コナンがサッカーボールで周囲への被害を抑えるが、手榴弾に気を取られプラーミャがヘリに乗ることを許してしまう。プラーミャはヘリの中で予備のスマホを使い爆弾を爆破させたが、爆弾はヘリの後部座席に仕込まれており、降谷が付けているものはダミーだった。降谷は驚異のジャンプ力で、機体が制御されていないヘリに乗り込みプラーミャと格闘する。ヘリの操縦がおざなりになったため、ヘリはハチ公前の広場に墜落し、燃料の爆発によって動けなくなった降谷にプラーミャはトドメを刺そうとするが、村中がそれを阻止し降谷にこの場から逃げるように言う。村中は降谷が公安であることを見抜いていたのだ。その時、エレニカはプラーミャを殺そうとしたが、コナンの説得によってそれを諦め、プラーミャの爆弾阻止に協力する。
避難誘導が済んだスクランブル交差点には、博士がコナンから受けた連絡を見た少年探偵団が集まっており、コナンは驚くが、爆薬は近くまで迫ってきているため、コナンは少年探偵団のメンバーに指示を出す。サスペンダーを柱に括りつけた彼らはコナンに合図を出し、コナンは博士が作っていた巨大化するボール射出ベルトを用いて爆弾の封じ込めを図る。柱が巨大化するボールの威力に耐え切れずサスペンダーを他の柱に括りつけようとするが、子供たちだけでは力が足りない。そこにナーダウニチトージティのメンバーが加わり、コナンは全てのサスペンダーが強い柱に縛られたのを見て、ボールを圧縮する。ボールが爆薬を遮断し、プラーミャの計画の阻止に成功する。
渋谷スクランブルスクエアの屋上にいた降谷は、コナンの手法を褒めるが、コナンはある人物の行動を基にしたという。それは新一が小学四年生の時、サッカーボールで壊してしまった水道管から噴き出す水を野球ボールで止めた萩原だった。降谷は心の中で同期4人に感謝の言葉を述べ、帰宅後は同期たちが映った写真を前に、バーボンで乾杯した。
爆薬が広がっていない場所に、少年探偵団、目暮警部、村中などがいた。少年探偵団と村中はナーダウチトージティのメンバーへの感謝を目暮に伝え、ナーダウチトージティのメンバーは、大型ビジョンに映し出されたプラーミャ逮捕の速報を見ていた。救急車に乗せられた高木は、手術成功のおまじないとして佐藤にキスをねだる。数時間後、手術室の中から出てきた執刀医の言葉に目暮たちは表情を硬くする。
数日後の月参寺で高木の法事が行われるが、それもまた結婚式と同様に訓練であり、棺の中に入れられていた高木は悲鳴を上げるところで幕は閉じる。
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