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同期のサクラが話題になっている2019年秋ドラマ。
同じ高畑充希さん主演のドラマ「過保護のカホコ」もまた人気になったドラマです。
同期のサクラも過保護のカホコも同じように言われるのが「発達障害」というところです。
そう言われてしまうような個性的な主役を演じさせると非常にハマる高畑充希さん。
他にも「忘却のサチコ」も良かったですよね。
ドラマタイトルに名前が入るドラマの高畑充希さんは非常に魅力的です。
過保護のカホコは2017年の7月から9月で放送されたドラマで、2018年には、その1年後を描いたスペシャルドラマも放送される人気ぶりです。
それでは今回の記事は、過保護のカホコがどのようにすっばらしいドラマだったのか、キャストやあらすじ、ネタバレも含めて紹介していきたいと思います!
「過保護のカホコ」のおおまかなあらすじ
ヒロインのカホコこと根本加穂子は、全ての行動を親任せにする過保護の性格を持つ箱入り娘で、外泊はおろか買物すらしたことがない。
そんなカホコとは性格が全く反対な青年・麦野初との出逢いで、人生観が一変する。
「過保護のカホコ」のキャスト
このシーンの涼真くんの優しく見守る顔たまらん💘💘💘#過保護のカホコ #竹内涼真 pic.twitter.com/BQghMPiC59
— 涼真に夢中😚 (@ymHoWBtbbvQzi0A) November 18, 2019
高畑充希 役:根本加穂子(ねもと かほこ)→麦野加穂子(むぎの かほこ)〈22〉
本作の主人公。究極の箱入り娘。
世間知らずかつピュアであり猪突猛進型。
考え事をするときにはフリーズしてしまう。
就活中だが、未だに内定が取れずにいる。
これまで経験した事の無い出来事に対する喜び・不安等が高まると、興奮して「私、こんなの初めて!!」と叫び、感動した時「すっばらしい!」というのが口癖。
表情で自分の気持ちを伝えようとする傾向がある。
たどたどしい言い方が特徴的で、普段は大人しいが、酔うと麦野を「初」と呼び捨てたり、麦野が描いた絵を無造作に破るなど、乱暴になる。
今までは両親(特に母の泉)に反発せずに育ってきたが、第3話にて麦野との関係を疑う泉に初めて反発する。
第5話では麦野の助言からアルバイトを始め、初代からは料理を習い、泉には「甘えないようにする」と宣言する。
最終話では叔母の教子が計画しているメソッド(後述の「カホコハウス」)で働かせて欲しいと頼み、そのために保育士の資格を取ると宣言し、麦野と結婚し、そこで働く。
また、初代が亡くなり家事をするものがいなくなった並木家に移り住む。
正高からは「(尻尾の生えた)カエル」に例えられている。
竹内涼真 役:麦野初(むぎの はじめ)〈24〉
加穂子と同じ大学の美学生。
画家としての一本立ちを夢見ており、ピザの宅配等のアルバイトで生計を立てている。
思ったことはズバズバ言い、初対面時から加穂子を「お前」と呼び、自分のバイトの手伝いをさせるなど、ふてぶてしい。
第3話にて加穂子から急に告白されて、戸惑うが、後に加穂子にプロポーズし結婚。
その後はアルバイトをしながら自身の描いた似顔絵を売り、「カホコハウス」で子供達に絵を教えている。
父は幼い頃に亡くなっており、画家を目指したのは母の影響からで、今でも使いきった赤い油絵の具を大切に持っている。
7歳のときに母が「ごめんね」と書いた置き手紙とおにぎりを残して失踪し、高校卒業までは児童養護施設「翔光園」で育ち、奨学金で大学へ進学した苦労人。
正高からは「(嘘つき)オオカミ」に例えられている。
黒木瞳 役:根本泉(ねもと いずみ)〈51〉
加穂子の母。専業主婦。三姉妹の長女。
加穂子を過保護に育てた1人。
夕食後には幼少期の加穂子のビデオを観るのが日課。
加穂子の誕生日のお祝いに加え、駅への送迎や弁当作り、服のコーディネート、果ては就活や色恋にも口出しする始末。
そのため加穂子が初と結婚したいと言い出した時は、「私と縁を切ってから」と言い、後に渋々ながらも結婚を認めたが、二人の結婚式に出席することを当初は拒んでいた。
加穂子が反発したときは口を利かず、お互いが目の前にいるにも関わらず、正高を介して言いたいことを伝える。
自宅付近(鳥瞰地図で、ハート型に囲まれた部分)では饒舌で押しの強い主張をするが、その外(正高の実家など)へ出ると小声になってしまう。
姉妹でモメ始めると節や環から「偉そう」「自分の主張ばかりする」と文句を言われている。
第5話にて加穂子から自立を宣言され、家を出てしまう。
正高からは「女王」と呼ばれ、「ミーアキャット」に例えられている。
時任三郎 役:根本正高(ねもと まさたか)〈54〉
加穂子の父。職業はサラリーマン。
加穂子を過保護に育てた1人。
可愛さのあまり、娘を甘やかしすぎたことを後悔しているが、少し控えめな性格のため泉の手前、強く言い出せない。
周囲の人間の言動・性格を動物に当てはめるクセがあり、自身のことは「自分はライオンだ」と思って、奮い立たせている。
妄想癖もあり「こうなるはずだ」と妄想したあとに行動するが、全く思い通りにならずに失敗する。
ときどき偉人の名言を引用するが、大抵は泉には遮られ、親戚たちからは「上から目線だ」と言われている。
不器用ながらも家族を陰ながら支えているが、気づかれないうえに家族からの扱いは悪く、第4話終盤にて不満が爆発するも第5話で戻って来る。
中島ひろ子 役:国村環(くにむら たまき)〈48〉
泉の妹(次女)。
「元々病弱だった」とのことだが、2年前に結婚してからは体調が良いらしい。
衛からは「タマちゃん」と呼ばれている。
加穂子から恋愛相談されたときには有益なアドバイスをするが、自身の結婚生活は杞憂ばかりでネガティブ。
姉妹でモメ始めると泉や節から「可愛い子ぶっている」「贅沢な悩みばかりしている」と文句を言われている。
第8話で子どもの頃から万引きを繰り返していたこと、衛と結婚してからは落ち着いていたが、再び万引きしてしまったことを告白。
第9話では結婚生活に不安があることを理由に離婚を切り出したことが判明。
最終話では加穂子に諭され、衛と復縁する。
正高からは「オシドリ」に例えられている。
佐藤二朗 役:国村衛(くにむら まもる)〈47〉
環の夫。
職業は警察官(根本家の最寄りの交番の駐在)。
2年前に環と結婚した。
環からは「まーくん」と呼ばれている。
真面目で温厚な人柄。
だが、酒を飲むと止まらないらしく、環とはそのことで夫婦喧嘩をしている。
第9話では自身の離婚問題に加え、初代の入院とかつて保護した不良少年の死という不運な出来事が重なり、自暴自棄になってしまい、その勢いで離婚届を提出してしまう。
最終話では加穂子に諭され、環と復縁する。
正高からは環同様「オシドリ」に例えられている。
西尾まり 役:冨田節(とみた せつ)〈44〉
泉の妹(三女)。
弁当屋勤務だったが、糸が病気でチェロを弾けなくなったショックから仕事に集中できなくなり、第4話にて辞めた。
祝い事の残り物は持ち帰るなど、ちゃっかりした性格。
カホコや正高からは「せっちゃん」と呼ばれている。
姉妹でモメ始めると泉や環から「1番可愛がられていたクセに」「ワガママ」と文句を言われている。
第5話では糸から「あんた達なんか親だと思っていない」と言われ、ショックを受ける。
正高からは「トンビ」に例えられている。
夙川アトム 役:冨田厚司(とみた あつし)〈41〉
節の夫。職業は看護師。
細々としたことに気がつくが、そのせいで少々疲れ気味。
正高からは「ハムスター」に例えられている。
久保田紗友 役:冨田糸(とみた いと)〈18〉
節の娘。
幼い頃は加穂子とは姉妹のように仲が良かった。
チェリストの腕は一流で留学も薦められているが、コンクールの本番中に体調を崩し、原因不明の「片手を自由に動かせなくなる神経の病気」を患っていたことが判明する。
祝い事があるたびに集まる親戚たちを内心では鬱陶しく思っており、加穂子が見舞いに来た際、とりわけ「能天気な加穂子」を嫌っていたことを口にする。
第7話では泉が加穂子を馬鹿にしていたことを見抜いた。
最終話で自身の所有するチェロを楽器店に売ろうとするが、加穂子と麦野の必死の説得により思い留まり、後の結婚式ではそれを演奏して祝福した。
自身と同じく「芸術を志す者同士」として麦野には少なからずも心を開いている様子だが、加穂子ら親戚達とは依然として距離を置いている。
正高からは「タカ」に例えられている(「鳶が鷹を生む」に由来)。
梅沢昌代 役:根本多枝(ねもと たえ)〈74〉
正高の母。
加穂子からは「おばあちゃん」と呼ばれる。
出戻ってきた教子に台所を使わせてもらえず、不満が募っている。
教子に自立をして欲しいが、結局は甘やかしている(加穂子にも甘く、こっそり小遣いを渡している)。
第9話では調理師免許を所有していることが判明。
正高からは「(おんぶにだっこの)コアラ」に例えられている。
濱田マリ 役:根本教子(ねもと きょうこ)〈50〉
正高の妹。
結婚していたが後に離婚し、出戻ってきた。
昔からお調子者だったらしく「マンションの空き部屋で事業を始める」など、突飛もない発言をしては騙され、正高のせいにしている。
当初は「ウチの家族は冷たい」と言っていたが、第6話にて「本当に冷たいのは私かも」と加穂子に打ち明け、「私は愛のない人間だ」と発言する。
第7話以降は愛情に飢えている子どもたちから懐かれており、「新しいメソッド」なるものを計画し、とうとう最終話で「カホコハウス」という名でオープンさせた。
正高からは「(出戻りの)鮭」に例えられている。
平泉成 役:根本正興(ねもと まさおき)〈77〉
正高の父。
加穂子からは「おじいちゃん」と呼ばれる。
口論は適当にはぐらかし、居眠りしてばかり。
何を言っても感情が動かず、口癖は「明日な、明日」。
加穂子には甘く、こっそり小遣いを渡している。
第6話では教子の借金問題に嫌気がさし、加穂子のもとへ家出してくるが、相変わらず居眠りしていたために加穂子から説教される。
第8話では加穂子に「明日がない人もいる」と説教されたことで改心し、「明日ではダメだ」と、かつての人柄を取り戻す。
第9話では教員免許を所有していることが判明。
正高からは「ナマケモノ」に例えられている。
三田佳子 役:並木初代(なみき はつよ)〈享年72〉
泉の母。
加穂子からは「ばぁば」と呼ばれる。
大らかな人柄で肝が据わっており、うまく家族を統率する能力に長ける。
勘も鋭く、泉に「子育てで後悔しない母親はいない」とアドバイスする。
第6話にて、自身が余命いくばくもない状態であることを知り、検査を受けた病院の職員には「家族には(病気のことを)まだ知らせないで欲しい」と電話で話していたところに、泉の家出の件でお礼を言いに来た加穂子に聞かれてしまう。
第7話では、動揺する加穂子に「芝居の練習をしていた」と一旦は誤魔化すものの、自分が心筋症を患っていることを打ち明けた上で「親戚達には内緒にして欲しい」と懇願するが、糸の誕生日会で親族たちが互いへの不満をぶつけ合う姿にショックを受けた加穂子が飛び出したことを機に、自身の死期が近いことを親族たちに告白する。
第9話にて加穂子に家族のつながりの大切さを教え、後事を託して静かに息を引き取る。
正高からは「ゾウ」に例えられている。
西岡德馬 役:並木福士(なみき ふくし)〈74〉
泉の父。
加穂子からは「じぃじ」と呼ばれる。
気分屋で人騒がせ。イチイチ言うことが大袈裟で、すぐに機嫌を損ねる。
口癖は「もういいよ!」。
第6話にて泉たちから「パパに育ててもらったつもりはない」と言われ、加穂子のもとへ家出してくる。
第7話以降は初代の病が明るみに出て、ショックのために泣いてばかりいる。
が、若い頃から初代を自身の明るさから救っていたことに気が付く。
最終話で結婚した加穂子、初と同居する。
正高からは「ウサギ」に例えられている。
「過保護のカホコ」の各話のあらすじ
過保護のカホコ pic.twitter.com/BwexxbgJzM
— 胸キュンキスシーン・名シーン (@kyun_kiss_88) November 21, 2019
第1話
保険会社に勤める根本正高(時任三郎)の目下の悩みは、大学卒業を控えて就職試験に落ち続けている一人娘・カホコ(高畑充希)の将来のこと。
両親から溺愛され、超過保護環境で育てられたカホコは、未だに母・泉(黒木瞳)の助け無しには朝起きることもその日着る服を選ぶこともできない奇跡の箱入り娘。
娘以外のことに関心を持たない妻とカホコの異常な依存関係に危機感を感じつつも、プリンセスのように笑いかけてくるカホコを甘やかすことをやめられない正高は、自分も子離れできずにいた。
ある日、同じ大学に通う画家志望の麦野むぎの初(竹内涼真)から「お前みたいな過保護がいるから日本が駄目になる」と批判されたカホコは、初めて自分に向けられた棘のある言葉に驚き、意味がわからないままショックを受ける。
そんな中、泉の実家で親戚一同が会するカホコの誕生会が開かれる。
自分たちの教育方針を疑わず、カホコに甘やかしの愛情だけを注いできたぬるい大人たちが集まる中、カホコの従姉妹で高校生のイト(久保田紗友)だけは類まれなチェロの才能に恵まれ、プロのチェリストになる夢に邁進していた。
自分には自慢できるものがないカホコは、そんなイトをどこか羨ましく、泉は面白くなく思う。
さらに、正高のコネで入社できると思っていた会社からも不採用を言い渡されてしまったカホコは、泉から就職せずに花嫁修業をすればいいと言われ、あっさり就活をやめてしまう。
それでも、以前初から投げられた「何のために働くのか?」という問いに答えが見つけられないでいたカホコは、改めて初に働く目的を問い返す。
人知れず自分の絵の才能と将来に不安を感じていた初は、カホコの透き通った瞳に答えられず、苦し紛れに「働いたこともない奴にはわかるわけがない」と、労働経験のないカホコに自分のアルバイトを押し付けるが・・・。
この初との出会いが、今まで眠っていたカホコの「本当の力」を目覚めさせ、家族間に隠れた問題を次々と解決していく。
第2話
自分は「人を幸せにするための仕事」がしたいのだと気づいたカホコ(高畑充希)に、母・泉(黒木瞳)は専業主婦になって家族を幸せにすればいいと勧め、父・正高(時任三郎)は娘の成長の兆しを感じていた。
カホコが大学の同級生・初(竹内涼真)から「社会に出て働くのが怖いのではないか」と指摘されたことを知った泉は、まるで自分が言われたかのように憤るが、父親や親戚の職場見学をして理想の仕事を見つけたいと言うカホコに同行することに。
正高は会社に見学に来たカホコに自分の仕事を説明するが、なぜ今の会社に就職したのかという質問にうまく答えられず、警官の叔父・衛(佐藤二朗)と看護師の叔父・厚司(夙川アトム)は自分たちの仕事のキツい面やマイナス面がカホコには合わないのではないかと答える。
なかなかピンとくる仕事が見つからず悩むカホコは、初から勧められた色々な職業が紹介してある本を読み漁る。
しかし、どの仕事もカホコには向いていない理由が見つかるばかり。
泉は結局就職より花嫁修業をするのが一番の得策なのだと主張する。
そんな中、カホコはプロのチェリストを目指す従姉妹のイト(久保田紗友)にチェロを始めた理由を尋ねに行くが、ウィーン留学のかかったコンクールを目前にイトが手首の痛みを隠して練習を続けていることを知ってしまう。
周りに心配をかけないために黙っていてほしいと頼まれるカホコだったが、イトの両親を始め親戚一同が寄せるイトへの過剰な期待とプレッシャーの前にカホコはママに初めて秘密をつくる。
コンクール当日。
勝手にイトの優勝を確信する親戚たちの中、カホコは自分しか知らないイトの手首の痛みに気が気でない。
そして、とうとうイトが演奏する順番が回ってくるのだが・・・。
第3話
人間には表の顔と裏の顔があることを目の当たりにし傷付いたカホコ(高畑充希)は、泉(黒木瞳)と正高(時任三郎)にも話せなかったイト(久保田紗友)との確執を初(竹内涼真)に打ち明ける。
自分を受け止めてくれた初の意外な優しさに心打たれ、初が夢にまで出てきてしまうカホコだったが、娘の異変を敏感に嗅ぎ取った泉から、初に会うことを禁止されてしまう。
それでも、大学では同年代のカップルがどこか羨ましく、なんとなく初を探してしまうカホコ。
母に後ろめたさを感じつつ初に会うが、自分と正反対の女性がタイプと知り落ち込み、さらには恋愛相談に乗ってやるとまで言われてしまう。
そんな中、イトの母・節(西尾まり)から入院中のイトの様子がおかしいので力になってほしいと連絡が入る。
チェリストの夢が絶望的になったイトから「親戚の奴らみんな大嫌い」と本音をぶつけられ顔を合わせづらいカホコは、初に頼み込み自分の代わりに入院中のイトと話をしてもうらうことに。
しかし、同じ芸術の道を志す者として気が合う2人の様子を見て複雑な気持ちになってしまう。
叔母の環(中島ひろ子)から自分の気持ちが恋だと指摘されたカホコは、親戚夫婦の馴れ初めを聞き漁り、正高が泉を好きになったきっかけが手作り弁当だったと知ると、花嫁修業と偽って泉に弁当の作り方を教えてほしいと頼む。
さらに、思わぬ成り行きで初に告白しようということになり、インターネットで得た情報を駆使するが・・・。
陰ながら娘の初恋を応援する正高は、初が好きそうな洋服を買いたいというカホコを手伝うが、泉は様子のおかしいカホコに目を光らせていて・・・。
そして、イトの退院を祝って再び親戚一同が集まることに。
イトとの再会に緊張するカホコだったが、初恋をきっかけにそれまで盤石だったカホコと泉の絆に予期せぬ亀裂が生まれようとしていた!!
第4話
「ごめん、無理」
過保護のカホコまもなく第4話スタート! pic.twitter.com/aeR1BQEan9— 竹内涼真❤ファン (@3Y0OGkb81R3neAu) November 18, 2019
カホコ(高畑充希)が生まれて初めて泉(黒木瞳)に反抗したことで、固い絆で結ばれた母娘の関係は冷戦状態に突入する!
間を取り持とうと奮闘する正高(時任三郎)は、お互い譲らない2人の板挟みにあってしまう。
そんな中カホコは、勢いで告白したまま逃げ出してきてしまった初(竹内涼真)と顔を合わせづらく悩む。
人は誰かと出会うことによって自分を変えることができるという叔母の環(中島ひろ子)の言葉に励まされ、改めて初に会うカホコだったが、変な期待をさせない方がいいと思った初から、過保護でガキっぽいところがタイプではないとあっさりフラれてしまい・・・。
人生初失恋のあまりのショックから食事もとらず部屋に引きこもるが、失恋中もしっかり空腹を感じることに自己嫌悪で落ち込むカホコ。
正高は泉に隠れてカホコに差し入れをするが、そのことが泉にバレて過保護だと責められる。
一方、退院したイト(久保田紗友)はカホコを通じて知り合った初を訪ねるが、チェロを弾けなくなったことを親のせいにするイトに、初は冷たく接してしまうのだった。
部屋に引きこもったまま『失恋から立ち直る方法』を調べるカホコに、正高は気分転換のため泉の実家を訪ねることを提案。
しかし、集まった親戚もタイミング悪く各々の家庭の問題を抱え、いつもおしゃべりな泉がいないこともあって空気は沈んだまま。
失恋の痛手を忘れるにはお酒が効くと聞いたカホコは、初めてお酒をガブ飲みし、酔ってしまう。
そして、その勢いのまま初の元へ向かう!
第5話
いやもう楽しみすぎる。
毎日水曜日でいいと思う🤔#過保護のカホコ #過保護のカホコお姫様だっこ pic.twitter.com/f803nBeH08
— 竹内涼真❤ファン (@3Y0OGkb81R3neAu) November 21, 2019
カホコ(高畑充希)と泉(黒木瞳)が都合のいい時にだけ自分を頼り、スポンサーとしか思っていないことにキレた正高(時任三郎)は家を飛び出す。
心配するカホコをよそに泉は「反省するのは正高の方だ」と主張し、正高に連絡することを禁じる。
一方、実家に身を寄せた正高は、出戻りの妹・教子(濱田マリ)から煙たがられ、生気の無い両親のもとで居心地の悪さを感じるが、妻と娘の方から謝ってくるだろうと意地を張っていて・・・。
初(竹内涼真)から絵のモデルを頼まれたカホコは、親に甘えるのをやめて将来のことを考えるいい機会なのではと助言される。
社会経験を積むためにアルバイトとインターンを探し始めたものの、当然のようについてきた泉が勝手に職場を決めてしまうばかりか、失敗ばかりするカホコを見ていられず、仕事でも手助けしてしまう・・・。
そんな中、親戚の間でもトラブルが続発!
衛(佐藤二朗)との今の幸せが壊れることに不安を感じる環(中島ひろ子)は喘息で病院に運ばれ、チェロが弾けなくなり非行に走ったイト(久保田紗友)は警察に補導される。
再び初に相談したカホコは、初が自分を捨てた母親に今でもただならぬ思いを抱いていることを知る。
問題だらけの親戚のため、そして家族のいない初のために何かできることがないかと考えるカホコに成長を感じた祖母の初代(三田佳子)は、カホコを信じて子離れするよう泉に助言をするが・・・。
同じ頃、カホコからの連絡に待ちくたびれ、途方に暮れた正高の元にカホコが現れる。
喜ぶ正高だが、カホコは家に帰ってきてほしいと言い残し、全速力で姿を消してしまうのだった。
カホコはもう一人、自分が救いたい初の元へ向かっていた。
第6話
カホコ(高畑充希)の脱過保護宣言を受けて突然家を出てしまった泉(黒木瞳)。
根本家では残された正高(時任三郎)とカホコが慣れない家事に手を焼き、家の中はメチャクチャに。
一方で初(竹内涼真)が両親の前で交際を申し込んでくれたことが嬉しいカホコだったが、「カホコと呼ぶこと」と「好きだと言うこと」の2つのお願いに、照れる初はなかなか答えてくれず・・・。
出て行った泉を説得するため、正高は泉の実家・並木家を訪ねる。
しかし、泉から口をきいてもらえないどころか、夫婦喧嘩をして家を出てきた泉の妹・節(西尾まり)がタイミング悪く転がり込んできて、正高の説得はスルーされてしまう。
その頃、料理ばかりか掃除や洗濯が一切できないカホコが家事に挑んだおかげで家の中はさらなる惨状を極めていて・・・。
再び並木家を訪ねる正高だが、今度は家出をした泉の妹・環(中島ひろ子)が駆け込んできて、またしても正高の説得はうやむやに。
逆に根本家には、実家で娘の教子(濱田マリ)の借金トラブルに巻き込まれそうになった正高の父・正興(平泉成)が逃げ込んでくる。
親戚中でトラブルが勃発していることを相談するカホコに、初は心配しなくてもすぐに元に戻ると話す。
照れながらもカホコのことを名前で呼ぼうとする初だったが、そこにすっかり印象の変わったイト(久保田紗友)が割り込んできて・・・。
そんな中、女たちの集まる並木家と反対に、根本家には妻に出て行かれた夫たちが続々と集結。
妻の悪口で盛り上がる男たちの間でカホコは意外な行動に出る!
第7話
過保護を卒業し自立するために努力するカホコ(高畑充希)と、手助けしたくなる気持ちをこらえ敢えて突き放した態度をとる泉(黒木瞳)に、正高(時任三郎)は根本家が少しずつ変わろうとしている空気を感じる。
そんな中、カホコは初代(三田佳子)が重い心臓の病気を隠していることを知ってしまう。
今まで通りの暮らしを続けたいので家族に黙っていて欲しいと頼まれたカホコは初(竹内涼真)にだけ相談するものの、泉たちに話さないことが正しいことなのか確信が持てずに苦しむ。
毎年恒例の家族イベントであるイト(久保田紗友)の誕生日会の日が近づく。
初代のために親戚一同を集めて楽しい会にしたいカホコだったが、チェロが弾けなくなって以来心を閉ざしているイトが出席するはずがないと、節(西尾まり)が今年の会は中止にしたいと言い出す。
なんとかしたいカホコは付き合いだしたばかりの初とのデートも犠牲にし、イトを待ち伏せて説得しようと試みる。
しかしイトからは家族だと思っていない、とキツい言葉をかけられてしまう。
さらに、衛(佐藤二朗)と環(中島ひろ子)からも欠席の連絡が。
二人のもとに駆けつけたカホコは、実は環がある秘密を持っていて、自己嫌悪から親戚に会いたくないのだと秘密を打ち明けられる。
次々に深刻な問題が露呈するカホコの親戚の話を聞いた初は、家族は無理に一緒にいるよりも別れている方が幸せなこともあると話す。
初は辛い気持ちを我慢して無理に笑うカホコを心配するが・・・。
そして、追い打ちをかけるように正高の実家では、家出をしていた教子(濱田マリ)が身元のわからない小さな男の子を連れて帰って来る。
現実から目を逸らし解決を「明日」に先送りにする正興(平泉成)についにカホコは「明日がない人もいる!」と声を荒げる。
家族のために奔走するカホコと、それを心配する初との関係にも微妙な変化が・・・。
第8話
カホコ(高畑充希)は家族の考え方を巡り初(竹内涼真)と喧嘩別れしてしまったことに激しく落ち込むものの、泉(黒木瞳)と正高(時任三郎)の前では超ハイテンションで振る舞い、病気の初代(三田佳子)にも孫が見せられるようにと婚活を宣言する。
一方、なかなか絵に集中できない初のもとにはイト(久保田紗友)が現れ、自分と付き合わないかと迫っていて・・・。
早速婚活パーティーに参加したカホコだったが、今まで初に言われた言葉が次々頭をよぎり会話が弾まず、散々な結果に終わる。
その頃、並木家では初代の病気についての親族会議が開かれるが、治療費や世話について皆自分の言いたいことを言うばかりで足並みはバラバラ。
ついには各々が日頃から溜めていた不満を吐き出し、会議は決裂してしまう。
婚活に敗れ帰ってきたカホコは、親族会議から逃れてきた初代に花嫁修業として料理を教えてもらうが、初代は無理やり初のことを忘れようとしているカホコが心配で・・・。
そんな中、泉から話し合いが揉めたことを聞いたカホコは、初代に1日でも長生きして欲しいという気持ちは家族全員同じはずだと話し、泉に仲直りを勧める。
正高と初代はそんなカホコに今までにない成長を感じる。
解決策の見えない初代の病気と今後について、どうしても初に相談したいと思うカホコだったが、初から連絡が来るはずもなく・・・。
代わりに教子(濱田マリ)から家に連れ帰ってきてしまった迷子(横山歩)を警察に連れて行くのに付き添ってほしいと連絡が来る。
男の子は養護施設から逃げ出してきたことがわかるが、送り届けた養護施設で目にした絵をカホコは幼い日の初が描いたものだと直感する!
初についての意外な過去を知ったカホコは初にますます会いたい思いがつのり・・・。
第9話
カホコ(高畑充希)は泉(黒木瞳)と正高(時任三郎)に初(竹内涼真)との結婚の許しを乞うが、本気の二人を前に泉は自分も本気で反対すると宣言。
そんな中、初代(三田佳子)が意識を失い、親戚中が病院に駆けつける。
初代の余命が短いことを受け入れられない泉は、どうしても母を助けたいあまり治療法を巡って再び姉妹喧嘩を始めてしまい・・・。
心細さを感じるカホコを、初は初代の意識が戻った時に喜んでもらえるよう二人で家族の問題を解決して、結婚についても応援してもらおうと励ます。
早速親戚たちに結婚したいことを報告するカホコだったが、初代の病気は自分の行いのせいだと泣く福士(西岡德馬)に、離婚することにしたといじける環(中島ひろ子)、イト(久保田紗友)を勘当したと言う節(西尾まり)と、自分たちのことで精一杯の皆が応援してくれるはずもなく・・・。
つきっきりの看病で焦燥しきった泉は、家族の絆を修復しようとするカホコに思わず冷たい言葉をかけてしまう。
大好きだった家族を誰も救うことができず無力感を感じるカホコを励ますため、初はカホコを抱きしめようとするが・・・。
タイミング悪く現れた正高が今度は教子(濱田マリ)がやらかしてしまったと話し、一同は根本家へ。
そこには以前施設を飛び出した保(横山歩)の他にも、親の帰りが遅いため行き場のない子供たちに夕飯を食べさせようと家に連れ帰ってきてしまった教子がいて・・・。
子供たちを家に帰そうという正高たちだったが、カホコにはあるとんでもないアイデアが浮かぶ。
それはカホコの将来を左右するひらめきだった。
昏睡状態から目覚めた初代は、泉とカホコに「家に帰りたい」と懇願する。
久しぶりに我が家に帰った初代は、三姉妹とカホコに最後のお別れをする。
命の灯はやがて消えようとしていた・・・。
第10話
来週過保護のカホコ最終回👀
早く見たいけど終わって欲しくない人RT#過保護のカホコ #竹内涼真 pic.twitter.com/aPvgVmiLXw— 竹内涼真❤ファン (@3Y0OGkb81R3neAu) November 19, 2019
カホコ(高畑充希)は、家族を失って辛い時こそ結婚すべきだという初(竹内涼真)の言葉に後押しされ、看病疲れで体調を崩しながらも結婚に反対する泉(黒木瞳)と正高(時任三郎)に、改めて結婚を認めてもらえるよう頑張ると宣言する。
初代(三田佳子)を亡くして落ち込む福士(西岡德馬)を心配したカホコは並木家を訪ねるが、家の中に人の気配は無く、福士は電話で初代に会って来ると言い残す・・・。
心配したカホコは、警官の衛(佐藤二朗)の力を借り、環(中島ひろ子)と節(西尾まり)に聞いて福士が行きそうな場所を考えるが、思い当たるような場所は無く・・・。
さらに、離婚したばかりの衛と環は気まずい雰囲気に。
そんな時、騒ぎを聞きつけた泉が二人の思い出が詰まった場所は家しかないと断言。
初の力も借りて祖父母の家の中を捜索したカホコは、庭の隅で泣きながら小さくなっている福士を見つける。
初代を幸せにできなかったと自分を責める福士に、カホコは初代から聞いた福士との思い出を話し・・・。
さらに、ギクシャクした衛と環に、カホコは初の力を借りて「過去を悔やんだり将来を不安に思うより、今の自分たちを信じて生きた方がいい」と説得。
元気を取り戻し、家族写真を撮ろうとする福士だったが、カホコはまだイト(久保田紗友)がいないと話す。
チェロを売り払おうとするイトを待ち伏せしたカホコと初は、チェロを奪って逃走。
カホコは、自分がイトのチェロを買って、必要になったらイトにあげると話す。
カホコのお節介ぶりに呆れるイトだが、カホコはどんなに嫌われても自分とイトの家族の糸は切れないのだと言う。
初からも自分の好きなものから離れてはダメだと励まされたイトは、カホコからチェロを受け取る・・・。
今度こそ泉に結婚の許しを貰いに行こうと話す初だったが、初を連れてカホコが向かったのは根本家。
子供達のための施設を作る準備に追われながらも、借金の問題を解決できていない教子(濱田マリ)に、カホコは自分の貯金を使って借金を返し、保育士の資格を取ったら一緒に働かせて欲しいと話し、皆を驚かせる。
さらに、カホコの結婚の話を聞いた正興(平泉成)と多枝(梅沢昌代)は結婚式をすべきだと張り切りだす。
ついに家族の問題を解決し、泉と正高の許しを得に向かったカホコと初。
一生切れない親子の縁で繋がった母親として、自分以上にカホコを幸せにできるのかと迫る泉に、初が返した答えは・・・。
そして、結婚式当日。
泉の同意を得られないまま、カホコと初の結婚式は始まろうとしていた。
「過保護のカホコ2018ラブ&ドリーム」のあらすじ
究極の箱入り娘・カホコ(高畑充希)が過保護な母・泉(黒木瞳)と父・正高(時任三郎)のもとから巣立ち、画家志望の初(竹内涼真)と結婚して一年・・・。
充実の日々を送っているはずが、正興(平泉成)、多枝(梅沢昌代)、教子(濱田マリ)と共に始めた子供達のための施設『カホコハウス』は激務の割に収入が滞り赤字経営、初と祖父の福士(西岡德馬)と暮らす家の家事はカホコが一人でこなそうと気負うあまりパンク寸前!
さらに、週末に迫った従姉妹のイト(久保田紗友)の誕生日会の準備で完全にキャパオーバーとなっていた。
そんな中、カホコハウスに通う養護施設の小学生・保たもつ(横山歩)のもとに母親の真美(映美くらら)が突然現れ保を引き取ると言い出す。
真美は恋人ができる度に保を置き去りにし、フラれると戻ってくる常習犯。
カホコは憎まれ口をききながらも不安な表情を見せていた保のことが気がかりで気もそぞろ。
結局いつもここぞとばかりに現れては完璧な仕切りでカホコの仕事を片付ける泉によってイトの誕生日会の準備は進み・・・。
しかし、祝いの席でイトがコンダクターになるためにウィーンに留学すると言い出し母・節(西尾まり)と衝突!
画家として芽が出ず、いまだにバイト暮らしの初をなじる泉は子供はまだかとカホコたちに迫り、かたや子供が欲しいが体の弱い環(中島ひろ子)は代理母出産をめぐって夫の衛(佐藤二朗)と仲違い。
せっかくの誕生日会で各家庭の問題が大炎上してしまう!
正高に助けを求めるカホコだが、逆に仕事の悩みを抱える正高から会社を辞め田舎で暮らすことを考えていると打ち明けられる。
カホコが嫁いで以来、カホコロスの両親には共通の話題もなく、正高は泉に相談すらできずにいて・・・。
その夜、カホコの家にすっかりやつれた保が現れる。
心配するカホコと初だが、真美は「母親である前に女でいたい」と恋人との旅行を優先してしまう。
さらにカホコは会社を辞めてきたという正高から頼まれ両親の話し合いに立ち会うものの、泉はカホコと離れて田舎に引っ越すことに猛反対!
険悪な両親はその場で離婚届にハンコを押し!!
その上、今度は近くに認可保育園ができることでカホコハウスの利用者が激減することが発覚。
教子はカホコハウスを閉園し、ビルごと売ろうとしていて・・・。
両親の離婚危機と職場の崩壊に頭を抱えるカホコを見た初は、自分が夢を諦めれば泉も安心し、カホコも家族や子供の面倒を見ることができると提案する。
しかし、カホコはいい絵を描く自信をなくした初がカホコを言い訳にして夢から逃げていると反発し、かつてない激しい夫婦喧嘩に発展。
飛び出した初と入れ替わるように現れた泉はしたり顔で「愛と夢は両立しない」と言い、自分と二人でマンションで暮らそうと過保護ぶりを再燃させるが・・・。
家族崩壊の大ピンチに果たしてカホコは亡き祖母・初代(三田佳子)との「家族を守る」という約束を果たせるのか!?
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過保護のカホコは本当にすっばらしい作品なので、是非ご視聴くださいませ!
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