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ドラマ「私たちはどうかしている」の原作漫画10巻に収録されている46話、47話、48話、49話のネタバレや感想を紹介していきたいと思います!
漫画「私たちはどうかしている」の9巻では、月日が経ち、光月庵に復讐を誓う七桜は、多喜川の力を借りて金沢に「花がすみ」をオープンさせた。
光月庵を葬るため和菓子の選定会に勝負をかける七桜。
一方、七桜への思いをようやくふっきった椿も再起。
選定会会場でふたたび出会った二人に緊張が走る。
しかし、椿の身体には異変が・・・。
亡き母への気持ちと椿への偽らざる気持ち。
二つの相反する感情が七桜を、そして椿を翻弄する!
という内容でした。
それでは「私たちはどうかしている」10巻はどうなるのか!
ネタバレしていきたいと思います!
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「私たちはどうかしている」10巻のあらすじ
目に不調を抱えながら復活した椿。
そして光月庵に復讐を誓い「花がすみ」をオープンさせた七桜はライバル同士となった。
だが共同で観光地の和菓子を作ることになり温泉宿へ赴くことに。
金沢を離れ、熱い思いがよみがえる二人。
一方、追いつめられた栞は椿の子を妊娠していると女将に告げ、長谷屋と光月庵は喜びに沸く。
戸惑う椿になおも栞は情熱をぶつけるのだが、光月庵から椿を解放してあげたい七桜も多喜川と動き出し!?
「私たちはどうかしている」10巻46話のネタバレ
栞は椿の部屋で、
「妊娠している」
と告げると椿の母は大喜び。
光月庵の跡取りとなる子を身ごもっているのなら、すぐに結婚式を挙げなければと進言する。
嬉しそうに出て行く椿の母とは裏腹に、黒い気持ちでいっぱいになる栞。
もう2度と失いたくない・・・あきらめられないと強い思いを抱く。
和倉温泉では、椿の背に隠れるよう身を小さく屈める七桜。
今にものぼせそうなほど。
別の入浴客も出払ったため、椿が他の客が来ないようにするから、少ししたらおまえも出ろ・・・と勧める。
素直にお礼を言う七桜。
椿が出た後に、そっと露天風呂から出てくると、仲居が待っており、七桜が恐縮するほど謝り倒してくれる。
脇では本当に椿が見守っていてくれていた。
部屋に戻った七桜は、湯あたりのせいか椿のせいか身体がまだ熱くて落ち着かない。
場所を変え、夜の海が見えるところで涼むことにした。
すると女将さんが通りかかり、海について話し始める。
海は穏やかにみえても、数時間後には獣のようにうなり声をあげ、牙をむく。
そして自分の父は海で亡くなったことを告げる。
すると椿の
「海はやめたほうがいい」
という助言にハッとする七桜・・・。
部屋に戻ろうとすると、部屋の前に椿がいた。
ヘアピンが落ちていたのを拾ってくれていたのだ。
そして実際に温泉に来てみて、非日常を欲すると、夕飯時に言っていた“楽しいお菓子”も悪くないとだけ伝えたかったようだ。
七桜は女将さんにもらった梅酒が、椿の分もあるからと渡す。
すると椿から部屋で一緒に飲むか?との提案される。
この思惑に何があるか解からないものの、七桜は提案を受け入れることにする。
部屋で飲み始めると、七桜は女将さんのお父さんのことを聞く。
すると椿は、女将の想いを知りたく旅館の歴史を調べたから知っていた・・・とのこと。
それでもやっぱり彼女たちの人生の一部となっている、海をモチーフにした和菓子を作りたい・・・と望む七桜。
七桜の思いを汲み取った椿は、どんな海がいいのか尋ねる。
「朝日も夕日も月光も、どれもいいけど・・・」
と悩んでいると、目の前の盃のお酒に月が写り込んでいた。
「こんな風に海を収められたらいいのに」
という七桜の一言で、2人はどんどんアイデアが出てきた。
盛り上がってハッと気付くと、七桜の目の前には椿の顔が!
急いで離れる七桜。
七桜は気まずくなった空気を変えようとするのが、椿から3年前の茶会の話しが持ち出された。
「あの夜も 嘘だったのか?」
そう聞くと、七桜の頬に手を当て、ジッと目を見つめてくる。
「確かめてみたら?」
という挑戦的な七桜。
椿はキスをしようとするが、唇が触れる直前で止めてしまう。
そして七桜に、
「部屋に戻って寝ろ」
と促すが、その直後、眩暈とともに膝から崩れてしまった。
目が見えないことを問う七桜、椿は誤魔化すが、選定会のときに出会っていたのに、七桜のことが見えていなかったことを追及する。
目の治療を促す七桜。
しかし椿は園遊会を無事に終わらせるまでは無理だ・・・と言う。
そのころ、多喜川は電話を受けていた。
相手は和倉温泉の仲居のよう。
多喜川が椿と七桜を2人きりにしてほしいと頼んでいたのだ。
お仏壇の前で手を合わす彼は、嬉しそうに
「さて、どんな答えを出すのかな。七桜ちゃんは・・・」
と一人呟くのだった。
七桜は椿を襲うかのように押し倒す格好で
「私は光月庵を自分のものにすることをあきらめないから」
と椿に宣言する。
そしてそっとキスをする。
「椿を光月庵の呪いから解放する・・・」
と思う七桜だった。
「私たちはどうかしている」10巻47話のネタバレ
キスをされた椿の第一声は
「ずいぶん冷たいキスだな」
七桜からキスされたのに、何にも気持ちの入っていない誰にでもできるようなキスだった。
「それが答えなのか」
と問う椿に、七桜は
「母の潔白を証明し、母の残したものを自分のものにすることが望みだ」
と言い切る。
七桜は椿の部屋を出て行ったあと、あふれ出てくる涙を押し込め、新たな決意をするのだった。
場所は代わり、長谷屋。
栞は椿の母と実家に報告に来ていた。
栞の父があらわれるのを待つ間、椿の母は両家にとっての初孫を迎えることが本当にうれしそうにしている。
そんな椿の母を目の前に、自分のついた嘘の本当の事が言えなくなってしまう栞。
そこへ栞の父が入室してきた。
冷たく怒っているのか、喜んでいるのかも解からない無表情な父に、栞の緊張が増す。
椿の母は、意気揚々に栞が妊娠したことを伝え、椿の嫁として高月家に迎えたいことを申し出る。
そして、昔のいざこざは水に流すようお願いした。
その報告を聞いた栞の父は、出て行った栞のことに口を出すつもりはないことだけ伝え、娘の栞に何も声をかけず、仕事があると退席してしまう。
栞はそんな父に失望しながらも帰り支度をしていると、母がやってくる。
母からは身体を気遣う言葉と、そしてくるみをもらった。
そのくるみは父が朝から市場に行って買ってきたものなのだそうだ。
実は、父は内心はうれしく、昨夜からそわそわしていたそうだと告げられる。
栞の父は照れながらも、子どもが生まれたら顔を見せるように言い、喜んでいる気持ちを見せるの。
一連のやりとりを見ていた椿の母は、
「子供ってほんとに偉大よね。一瞬ですべてを変えてくれるの。どんな状況でもね」
と栞を労う。
この言葉に決意を固める栞。
光月庵に戻り、さっそく“こみち”の仕事の試作の準備を始めようとする。
椿は昨夜の七桜の言葉が脳裏にこびり付き、18年前の出来事への疑心が募っていく・・・。
そこへ母がやってくると、仕事よりも栞との結婚への準備を進めるよう進言する。
何のことか分からない椿は淡々と相手をしていると、栞が妊娠していることを伝えられる。
多喜川が店に戻ると、七桜が帰ってきていた。
七桜は多喜川が調べた溝口議員の政務活動費の調査書を読んでいるところだった。
その中には異様に多い贈答品の項目があった。
しかも、ほとんどが光月庵で切られた領収書だったのだ。
七桜の様子から、何も気持ちが変わらなかったが、和倉温泉で何かあったことを言いあてる多喜川。
「力を貸すにはすべてを知らないと出来ない」
と言う多喜川に、七桜は椿の目のことを話す。
七桜が椿に一刻も早く治療をしてもらうために、光月庵を自分のものにするという意思を目の前に、多喜川は椿が羨ましくも思うのだった。
椿は部屋に戻り栞を探している。
部屋には誰もいる気配がなく、栞もいないのかと思っていた。
しかしその背後から、栞は着ている物を脱ぎ一糸まとわぬ姿で椿の目の前に現れ
「抱いて欲しい」
と願い出る。
どうしても椿との子が欲しいと、涙ながらにお願いするのだった。
「私たちはどうかしている」10巻48話のネタバレ
一糸まとわぬ姿で椿に抱きつき、ずっと好きだったと告白。
「お願いです・・・」
と捨て身の懇願をする栞に、椿はそっと栞の首元へ自分の手を添え
「俺のなにが好きなんだ?」
と冷たい目で栞を見つめる。
首元の手に力が入ってくるのを感じると、ふと思い出すのは
「見たことないだろ あんたには優しいもんな」
という城島の言葉。
椿の本性に触れた栞は、怖くなって思わず顔を背け、床に座り込んでしまう。
「以前の自分なら躊躇なく栞を抱けたかもしれない。でもいまの俺は、絶対に無理です」
栞をはっきりと拒絶したのだった。
12月に入り、すでに雪がちらつき始めている。
光月庵に来たお客さんに“なんきん”というお菓子はないかと聞かれた栞は、答えられずにいた。
すると城島が
「それは“かぼちゃまんじゅう”だ」
と教えてくれる。
冬至に“ん”のつくものを食べると、運気が上がると言われるため、冬の間は“なんきん”という菓銘になると説明する。
一番助けられたくない人に助けられてしまったことに戸惑う栞。
裏で城島にお詫びをする。
すると城島からは妊娠している気遣いの言葉をかけられ、さらには以前に
「椿はあんたのものにはならない」
と言ったことに頭を下げるのだった。
深々と頭を下げる城島に、逆に恐縮してしまう栞は、張り詰めていた気持ちの糸が切れ、涙があふれ出てくる。
いつも姉妹でも自分だけが蔑ろにされ、ただ認められ、愛されたかっただけなのに・・・。
そして、自分が妊娠していないことを告白する。
多喜川家の茶会。
御茶菓子を担当した七桜もあいさつに出席している。
お茶会も無事に終わり、多喜川は先生に
「和菓子屋は道楽のつもりだったが、少し本気になってみようかと思う」
と話すのだった。
溝口の帰りを待ちぶせる七桜。
カバンにはボイスレコーダーを忍ばせ、光月庵と共謀している話しを聞きだそうとしている。
すると、逆に溝口は七桜と光月庵の関係を知りたがり、七桜の本心を探り出そうとしてくる。
さらに、光月庵の大旦那がもう長くないと口を滑らしてしまう。
溝口は七桜の腰に手を回し、下心をあらわにしたとき、いきなり水を浴びせかけられる。
多喜川はとぼけたフリをして謝り、七桜を助けたのだった。
椿の母は、溝口からの電話を受け、七桜が自分達のことを知っていることを聞かされる。
急いで大旦那の入院する病院へ向かうと、自分のしたことを大旦那が記憶を戻す前に、手元に置いておかなければならない・・・とすぐに退院させようとする。
まだ記憶の戻っていない、廃人のような義父を見てホッとする椿の母。
しかし、扉のむこうには七桜が・・・。
「私たちはどうかしている」10巻49話のネタバレ
大旦那のいる病室に来た七桜に驚く女将。
溝口議員との癒着をほのめかす七桜に動ぜず、女将は栞が妊娠したと話す。
これは長谷屋とより深い関係になれば、小さな噂などもみ消せる・・・と暗に示したかたちだ。
それでも七桜は自分が樹の本当の子どもだと言いのけると、女将に
「あの女と同じ目にあわせてやる」
とすごまれた。
光月庵で椿は、大旦那を急に連れ帰った女将に驚く。
昔の面影を感じられない大旦那の姿に、なにかを思う椿・・・。
七桜はなんとしてでも大旦那に会わないと、母親の夢も椿を自由にすることもかなわない・・・。
と椿に“こみち”の作品を持って行く約束を取り付ける。
厨房の休みの日、光月庵に来た七桜は懐かしさに心が痛む。
お菓子の確認をする2人。
出来ばえは悪くなく、問題ないと判断すると、椿の元に電話がくる。
この電話は、多喜川が
「頃合いをみて電話をするから」
といったものだった。
帰るふりをして七桜は大旦那のいる母屋へと忍び込む。
そっと母屋へ入ると、新しくはなっているものの、間取りは以前と同じ。
大旦那と話しても解からないかもしれない・・・と不安を抱えながらも、急いで探しているところで、栞にバッタリと会ってしまった。
“こみち”の打ち合わせで・・・と咄嗟にウソをつき、何とかやり過ごす。
栞は特に何も疑問ももたず
「お疲れさまです」
と通り過ぎて行こうとするが、七桜は栞に椿に目の治療をするようにお願いする。
椿の目のことを知らなかった栞は、以前のおかしな振る舞いを思い出し、やっと気づくのだった。
「私じゃ無理なんです。」
「でも栞さんなら、椿さんの子どもを産む栞さんが説得するなら、きっと聞いてくれる」
と必死にお願いする。
ウソを付いている身の栞は、
「無理です・・・」
としか七桜に答えられず、顔を背けるだけ。
それ以上は何も言えず、七桜も謝ってその場を去る。
栞は椿の目のことを気づいた七桜が、今でも椿を想っていることを感じ取るが、なぜなのかそれ以上のことは解からなかった。
すると、城島が栞に食べて欲しいものがある、とおまんじゅうを差し出す。
食べてみると“餡”のない“軽羹(かるかん)”だった。
小さな子供には、虫歯に注意するよう“餡”なしを選ぶ人も多いと、城島は説明する。
そして、栞が昔父親からもらったまんじゅうは本当に“外れ”だったのか?と問いかける。
「そとから見ただけじゃわからないもんだよ。中にどんな愛情がつまってても」
と言う城島の言葉に、七桜の必死な言葉を思い出す栞。
自分にもまだ好きな人のために出来ることがあるかもしれない・・・と、椿に3年前の火事のことを話す。
大旦那のいる部屋へたどり着いた七桜。
話しかけようと近寄ると、大旦那が口を開き
「さくらなのか?おまえが、ほんとう・・・に・・・樹の・・・子供なのか?」
と言い、倒れてしまう。
思わず大声で大旦那を呼びかけるが、大旦那はもう息をしていない・・・。
別の部屋では、女将が不敵な笑みをもらしていた・・・。
※10巻の続き、11巻は下記記事から!
「私たちはどうかしている」10巻のみんなの感想
まるで韓国ドラマを観ているようです。
最終的には、椿に幸せだと思えるような結末になって欲しいです。
椿も七桜もお互い想いあってるのに!!!
出自が邪魔をしてしまう。
てか、本当に女将邪魔だな。
11巻どうなっちゃうんだろう。
大旦那さまの死に関わったことにされてしまうんだろうか。最悪
いい意味でも悪い意味でも物語通していちばん逞しい人でしたね。
しかし自業自得なところもありますが、これからの彼女の人生を思うと辛い…。
単に髪の色の問題なんですが、椿と多喜川さんは父親一緒なのかなぁと思うことがちょいちょい。
髭をそってから益々似てきたような。
そろそろ七桜の愛情が本人に伝わる日が来てほしい……。
七桜の復讐は多喜川さんの手助けがないとできないが、多喜川さんは想いを伝えないのか
大旦那様は女将さんの手にかかったのか
なおは天才肌かもしれないけど、老舗を切り盛りするのは向いてないかもね。
椿みたいな番頭がいないと。ってのを確認した回だった。
大旦那の見舞いに行った時に突然現れた椿?の鉢植えはなんなん?なんで鉢植え…、っていうようなツッコミしたくなることがちょいちょいあるよな、このまんが。
てか多喜川さんも何歳の設定なんだろ。
見た目椿と変わらないように見える。
もうお互い、自分たちの立場を超えて素直に話し合えよ!と叫びたくなる。
次巻も楽しみ〜!
漫画「私たちはどうかしている」の電子書籍は?
漫画「私たちはどうかしている」の電子書籍はU-NEXTにあります!
数年前までは、みんな漫画と言えば単行本を購入していましたけど、今では電子書籍で購入する人が本当に増えてますよね。
単行本だと場所を取るし・・・という理由でデジタルな電子書籍で完結されている方が多いのだと思います。
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それではこれからストーリーが展開されていく漫画「私たちはどうかしている」を楽しみにしていましょう!
ちなみに、ドラマ「私たちはどうかしている」はHuluで配信されますので、そちらも見逃さずにいきましょう!
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