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こやす珠世さん原作の漫画原作の「病室で念仏を唱えないでください」のドラマのネタバレやあらすじ、キャストや感想などを1話から最終回、最終話・結末まで全てまとめて紹介致します。
“念唱”として親しまれているこの物語は、なかなか面白いキャストで行われる医療ヒューマンドラマです。
TBSの金曜ドラマと言えば、これまで面白いドラマがたくさん放送されてきました。
サスペンスやミステリー、そして恋愛ものまで・・・。
今回放送される「病室で念仏を唱えないでください」はどのようなドラマなのでしょうか。
物語のあらすじやキャストなど、色々なネタバレ情報を紹介していきたいと思います!
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ドラマ「病室で念仏を唱えないでください」の概要
ビッグコミック増刊号で現在も連載中の「病室で念仏を唱えないでください」(小学館ビッグコミックス・既刊5巻)を原作とした本作は、僧侶でありながら救命救急医でもある異色の主人公・松本照円(まつもと・しょうえん)の奮闘を通して、「生きることとは、そして死ぬとは何か」を問う一話完結形式の医療ヒューマンドラマです。
松本は、幼少期に目の前でおぼれている幼馴染を救えなかったことから仏門に入り、さらに大切な人の死を前にして命を救いたいという思いから医者を志した。
病院では救命救急医として医療に従事しながら、霊安室での枕経や、終末期の患者の心のケアといった僧侶としての仕事も兼任しているため、法衣のまま救急センターに運びこまれた患者の処置にあたることもあり、時に患者に「自分が亡くなってしまったのでは?」と勘違いさせるなど騒動を起こしてしまうことも。
また、何かにつけて念仏を唱えたり説法をしたりすることで、患者だけではなく同僚からも煙たがられてしまうが、本人は医師としても、僧侶としても明るく真面目に取り組んでいる。
その一方で、美人に気をとられるなどの煩悩たっぷりな一面もあり、周囲の仲間からあきれられることもある。
このドラマでは、救命救急センター内での他の医師とのチームプレーはもちろんのこと、患者を救うため専門分野を持つ医師と手を組む必要があり、その専門医たちとの激しいやりとりも描かれる。
中には心臓外科など、救急を「面倒なことを押し付ける厄介な存在」と捉えている部門もあり、そこに所属する医師と松本との“救急医VS専門医”の対決は、これまでの医療ドラマではあまり描かれなかった新たな視点となっている。
「医師」として命をどう救うのか、「僧」として死をどう看取るのか。
さらに、患者の家族までをも支えようとする松本が、悩みを抱えながらも医師として、僧として、人として成長していく姿を通じ、「生きる」とは、「死ぬ」とは何なのかを、もう一度考えるきっかけを与えるドラマになっています!
ドラマ「病室で念仏を唱えないでください」のキャスト
伊藤英明 役:松本照円(まつもとしょうえん )(照之)(てるゆき)
救命救急センターで働く救急医。
僧侶でもあり、入院患者への説法や死亡した患者への枕経も行うが、病棟内や救急の現場にも僧衣で現れるため、患者や家族は面食らうことが多い。
このこともあって救急関係では「あおば台寺」とも呼ばれている。
僧侶とはいえ悟りすました人格者にはほど遠く、聴診器と数珠をうっかり取り間違えたり、しょっちゅう遅刻したり、身勝手な患者や家族、あるいは同僚医師の言動に腹を立てて時には逆上して手を上げたり、幼馴染と同僚医師の2人の女性との間で気持ちに整理がつかなかったり、救急医としてのそれを含めて悩み多い日々を過ごしている。
俗名は照之(てるゆき)。
小学5年生の時に釣りに誘った幼馴染・宮寺哉(みやでら はじめ)が川で溺れ死んだことから高校卒業後に得度して仏門に入り、哉の母親がガンで亡くなったのをきっかけに医学部へ進学、救命救急医となる。
子供の頃から坊主頭がトレードマークで「一休」「和尚」と呼ばれていた。
ムロツヨシ 役:濱田達哉(はまだ たつや)
心臓外科医。関西弁で話す腕利きのエリートで、独善的な自信家。
眉目秀麗でもてる。自身の腕を売りにして心臓外科の予定手術数を増やし、病院ともども自身の名を上げようとしているが、実績に響くという理由で手遅れな患者は診ようとしない。
救急救命センターを、面倒事を押し付け自身や病院の足を引っ張る存在と見なし、さらに児嶋の移籍の件もあって目の敵にしており、松本とはたびたび対立する。
本人に言わせれば、手の施しようがない患者を見捨てるのもプライドが傷つくとのことだが、「まだ時間的猶予があり、自身のプライドを刺激して達成感を与えるような難しい症例の場合」には文句を垂れつつも転科を引き受けることがあり、松本からは内心「アマノジャクだな」と評された。
救急に担ぎ込まれて脳死に至った患者が出ると「新鮮なうちに移植ドナーとするかどうかの確認を(遺族に)とれ」と言い放ち、仏教でいう「お布施」なんだから良いことじゃないかとうそぶくなど、人情味を欠いた発言も多い。
松本穂香 役:児嶋眞白(こじま ましろ)
心臓外科医。大学の医局から出向で来ている若い女性医師。
ストレス解消にバッティングセンターへ通っていて、たまたまそこで松本らと顔を合わせたのがきっかけで救急と縁ができた。
手術実績アップを目指す濱田の前立ち(第1助手)をした際にミスをして役立たず扱いされるが、それは左利き(外科手術には不利)なのに右手で補佐していたからで腕自体は悪くない。
その後も執刀より病床業務を多く回されるが、実績よりも自身の求める医療に関わりたいと救命救急部への異動を決める。
松本に思いを寄せる。
片寄涼太 役:田中玲一(たなか れいいち)
松本に何かと反発するサトリ世代の研修医。
唐田えりか 役:小山内みゆき(おさない みゆき)
松本ら医師のサポートをする病棟クラーク。
中谷美紀 役:三宅涼子(みやけ りょうこ)
松本と同じ救命救急センターの医師で、松本とは意見が異なる部分がありつつも、お互いの実力を認め協力しあう女医。
土村芳 役:宮寺あや(みやでら あや)
松本の幼馴染の妹。
堀内健 役:藍田一平(あいだ いっぺい)
松本と医療面での協力関係、個人的な友情を育んでいく整形外科医。
宮崎美子 役:おばちゃん
病院の清掃員として働く謎の多い。
泉谷しげる 役:宮寺憲次(みやでら けんじ)
あやの父。
萩原聖人 役:玉井潤一郎(たまい・じゅんいちろう)
松本の上司である救命救急センターのセンター長。
余貴美子 役:澁沢和歌子(しぶさわ・わかこ)
松本を陰ながら支える理事長。
ドラマ「病室で念仏を唱えないでください」1話のあらすじ
あおば台病院救命救急センターのホットラインが鳴った。
乗用車による交通事故の救急患者が運び込まれることになり、スタットコールが病院内に響き渡る。
救命救急センターの医師・三宅涼子(中谷美紀)、研修医・田中玲一(片寄涼太)、整形外科医・藍田一平(堀内健)たちが処置に追われる中、僧衣にスニーカーの男が全速力で走りこんで来た。
この男こそ、救命救急センターに勤務する僧侶でありながら救命救急医の松本照円(伊藤英明)だ。
何かにつけて念仏を唱えたり説法をしたりすることで、患者だけではなく同僚からも煙たがられてしまうが、本人は医師としても僧侶としても明るく真面目に取り組んでいる。
事故にあった患者の中には、妊婦やCPA(心肺機能停止)の者から軽度の者まで症状は様々。
一刻を争う事態の中、松本は事故をおこした乗用車に乗っていた男女の1人、容子の処置にあたっていたところ、そこに、容子の息子・将太(大西利空)が駆け付ける。
しばらくすると、容子と同じ車に乗っていた男性の妻が現れた。
救命救急センター長・玉井潤一郎(萩原聖人)や病棟クラークの小山内みゆき(唐田えりか)に「浮気ですよね?」と話すその女性を見て、将太は思わず
「男ができて、俺たちのこと、どうでもよくなったんだ!俺たちを捨てたバチが当たったんだ・・・死ねばいい」
とヤケになってしまう。
そんな将太に松本は説法を始めるが、気持ちは伝わらなかった。
一方、児島眞白(松本穂香)がいる心臓血管外科に濱田達哉(ムロツヨシ)がやってきた。
理事長の澁沢和歌子(余貴美子)は、海外でも活躍した有能な心臓血管外科医・濱田を病院に迎えることができたことを喜んでいて、病院は大きな変化を迎えようとしていた。
容子の処置は終了したものの、意識は戻らずICUに入ったまま。
しかし、翌日容子の容態が急変し、松本はためらわず「家族なんだから」と中学生の将太に決断を迫る・・・。
ドラマ「病室で念仏を唱えないでください」1話のゲスト
hitomi 役:谷村容子
大西利空 役:谷村将太
黒沢あすか 役:太田みどり
永山竜弥 役:土浦まさし
飯窪春菜 役:及川結衣
丸山ゴンザレス 役:ディレクター
ドラマ「病室で念仏を唱えないでください」2話のあらすじ
この日も、朝からあおば台病院の救命救急センターには、次々に急患が運び込まれていた。
交通事故による大怪我で運ばれてきた患者・宮島隆弘(ナオト・インティライミ)は、意識が朦朧とした状態で、医師の三宅(中谷美紀)はじめ、研修医の田中(片寄涼太)や看護師の堀口(土路生優里)が処置にあたっていた。
さらに処置室の奥では、自宅で倒れ運び込まれた女性患者の処置に、松本(伊藤英明)、吉田(谷恭輔)と看護師・長見(うらじぬの)たちが担当。
その女性患者は、大動脈瘤が破裂していたため危険な状態で心外に応援を頼んだが、手術中ということで心臓血管外科医・濱田(ムロツヨシ)に無下に断られてしまう。
松本は三宅の応援もあり、緊急手術を決め、腹部大動脈瘤破裂の重症ながら一命を取り留めることが出来た。
しかし、センター長の玉井(萩原聖人)からは、そういう場合は他に回すようにと言われ、救命救急センターのスタッフは、オペの応援要請に答えてくれない濱田(ムロツヨシ)に不満を募らせていた。
ある日、出勤した松本の元に、川で中学生男子が溺水というドクターカーの要請が入った。
松本の過去を知る三宅は「私が行こうか?」と気に掛けるが、松本は「僕が行きます」と名乗り出る。
現場でレスキュー隊員が少年・岡崎勉(渡邉蒼)を発見し、真冬でも構わず川の中に駆け込んでいく松本。
低体温・心肺停止で危険な状態の勉の心臓マッサージをしていると、勉と同じ制服を着た少年・丸山(田中奏生)が目が合ったとたん逃げていくのに気付く。
病院内に運び込まれた勉は、ICUで母親の真理子(島袋寛子)が付き添う中、低体温療法を受けていた。
松本は、真理子に勉が握っていたペンケースを渡す。
それを確認した真理子は、亡き父親からプレゼントされたボールペンがなくなっていることに気づく。
その後、病院内で逃げる丸山を見つけた松本は、彼を追いかけるが・・・。
一方、救命救急センターに、指定病院を17件も断られたという患者の受け入れ要請が入った。
今にも破裂しそうな腹部大動脈瘤のその患者は、ホームレスだという。
救命救急のスタッフは、手術中の濱田に応援を求めるが、患者がホームレスだと知ってまたもあっさりと断りを入れられてしまう。
しかし、濱田の下で働く医師・児島(松本穂香)は、松本を手伝うか迷っていた・・・。
30年前に自らに降りかかった出来事と勉たちを重ね合わせる松本。
止まった時間を動かすことができるのか・・・?
ドラマ「病室で念仏を唱えないでください」2話のゲスト
田中奏生 役:丸山翼
渡邉 蒼 役:岡崎勉
島袋寛子 役:岡崎真理子
ナオト・インティライミ 役:宮島隆弘
見栄晴 役:後藤由紀夫
森迫永依 役:後藤 梓
ドラマ「病室で念仏を唱えないでください」3話のあらすじ
束の間の休息で救命救急センターのスタッフルームで雑談する松本(伊藤英明)や三宅(中谷美紀)のもとに、看護師の堀口(土路生優里)が駆け込んできた。
交通事故で搬送されてきた患者・宮島(ナオト・インティライミ)が、いなくなったというのだ。
みんなで手分けして探していると、中庭で倒れている宮島を三宅が発見した。
ICUに戻り松本は「なぜ病院を抜け出したのか」聞こうとするが、虚ろな表情の宮島は謝るだけ。
その様子を心配する松本は、三宅に「宮島は“鬱”ではないか」と相談するが、松本の行動は救命医の使命の域を脱していると非難し、言い争いになってしまう。
そして三宅は、松本の救命医の使命の一線を超える行動について中庭で思案していると、そこに20年来の付き合いの消防隊員隊長・藤森(宇梶剛士)と出会い、話を聞いてもらうのだった。
ある日、救命救急センターに男性患者が運ばれてくる。
その場ですぐに開胸手術が必要と判断した松本は、心外に支援要請するが、駆け付けてきたのは児島(松本穂香)一人だった。
執刀医の経験が浅い児島はひるむが、松本が手助けするからという言葉を信じ執刀を決意するが児島はひるんでしまう。
一方で、執刀中だった濱田(ムロツヨシ)のもとに児島の手術の話が入り、松本に嫌味たっぷりの不満をぶつける。
そこに、自殺を図ったと思われる男性が運ばれてくる。それは、先日退院したはずの宮島だった。
夜になり、救命救急センターに、ドクターカーの出動要請が入る。
松本と三宅が駆け付けると、会社の倉庫で火災が発生し、数人のケガ人が出ていた。
さらに、二次災害が起こり意識不明の消防隊員が運ばれてくるが・・・。
ドラマ「病室で念仏を唱えないでください」3話のゲスト
宇梶剛士 役:藤森貴文
ナオト・インティライミ 役:宮島隆弘
朝見心 役:宮島佳菜
ドラマ「病室で念仏を唱えないでください」4話のあらすじ
緊急オペを終えスタッフルームに戻ってきた松本(伊藤英明)はじめとする救命救急のスタッフたち。
松本は、心臓血管外科医の児島(松本穂香)が駆け付けてくれたおかげで手術は成功したと感謝を伝える。
だが、疲労困憊の吉田(谷恭輔)や研修医の田中(片寄涼太)から、「すべての患者を受け入れたい」という松本の考え方を反対される。
それは、部長の玉井(萩原聖人)や三宅(中谷美紀)、ヘルプで参加した整形外科医の藍田(堀内健)も同意見だった。
松本は「全ての命を漏らさず救済する千手観音のように・・・」と自らの意思を語るが、サトリ世代の田中には全く通じず、言い合いになってしまう。
その夜、手術が成功しホッとしていた児島に、濱田(ムロツヨシ)から「今後は第一助手に入ってもらうから、救急に関わるのはやめるように」と宣告される。
同じ頃、救命救急センターに階段から転落した長沢功一(本並健治)という患者が運ばれてきた。
術後の後遺症も考えられるので早急なオペが必要とされ、松本は手術の立ち合いも含め、脳外の医師と共に手術室へ向った。
だが、知らせを聞き駆け付けた長沢の妻・奈穂(中島ひろ子)と娘・沙織(美山加恋)は、吉田と田中が、功一の予後に関して話しているのを聞いてしまい、手術中止を訴えてくるのだった。
ある日の夜、ジム帰りの松本は、小学生の男の子・品川凱斗(齋藤絢永)が一人で公園のブランコを漕いでいるのを見つける。
近づいてみると、凱斗の手が腫れ、不自然な赤みや体に無数の傷があることに気が付く。
「転んだ」としか言わない凱斗の症状を調べようとするが、その様子を見た主婦に、変質者と間違われ警察に通報されてしまう。
その夜、あおば台病院に、小学校教諭・植木(松角洋平)に伴われ、女の子が運ばれてきた。
その子は、以前公園で虐待を疑った少年・凱斗の姉・愛羅(石田凛音)だった。
ドラマ「病室で念仏を唱えないでください」4話のゲスト
中島ひろ子 役:長沢奈穂
美山加恋 役:長沢沙織
本並健治 役:長沢功一
松角洋平 役:植木洋
ドラマ「病室で念仏を唱えないでください」5話のあらすじ
虐待によって救急に運び込まれ、亡くなってしまった少女。
その少女を虐待していた義父に怒りを抑えられず殴ってしまった松本(伊藤英明)は、警察に逮捕された挙句あおば台病院から無期限の出勤停止処分となってしまった。
そんな中、謹慎中の松本は、師匠・円明(団時朗)の昔からの友人、石川祐三(品川徹)が老衰で臨終が近いと知らせを受けたことを知り、直ぐに医療用具を持参し円明の弟子・唯円(葵揚)と共に石川家へと向かった。
だが、死を覚悟した様子の石川家の家族たちを前に、医者として、僧侶として、何かできることはあるのかと松本は葛藤するのであった。
一方、濱田(ムロツヨシ)の反応を気にしていた心臓外科医の児嶋(松本穂香)が救命救急への配置換えを直訴し、転科してきた。
しかし、謹慎中の松本は知る由もなく・・・。
ある夜、憲次(泉谷しげる)に誘われ一緒に飲みに行くと、もう息子・哉が川遊びで溺死したことは忘れ、医者として普通に頑張れと憲次から励まされる。
その帰り偶然にもビルの工事現場で事故を目撃した松本は・・・。
ドラマ「病室で念仏を唱えないでください」5話のゲスト
榊原郁恵 役:石川美津子
温水洋一 役:石川祐介
品川徹 役:石川祐三
ドラマ「病室で念仏を唱えないでください」6話のあらすじ
幼馴染の父・憲次(泉谷しげる)から、手術では取り除く事が出来ない肺腺癌にかかっていることを告白された松本(伊藤英明)は、延命治療を拒む憲次に治療を受けるべきだと薦める。
だが、医者として治療を薦める松本は、憲次は「お坊さんとしてなら?」と問われると、延命治療をせず親族に看取られ亡くなった石川の姿が脳裏をかすめ、医者として、僧侶として思い悩む。
あおば台救命救急センターのスタッフルームでは、転科してきた児嶋先生(松本穂香)を囲んで和やかな時間を過ごしていた。
すると、いつものようにホットラインが鳴り、倒壊事故で意識不明の30代の男性と60代の男性二人を受け入れることに。
さらに、新たにボウリング場でケガをしたという40代の男性も搬送されてきたが、救急車から運びだされた患者は、なんと整形外科医の藍田先生(堀内健)だった!?
松本・児嶋・吉田(谷恭輔)・長見(うらじぬの)らが懸命に処置を続けていると、先にホットラインが入っていた倒壊事故により意識がない患者・和田洋平(吉沢悠)が搬送されてきた。
アラーム音が響く危機的状況の中、洋平の処置に入った三宅(中谷美紀)は愕然とする・・・。
ある日、濱田(ムロツヨシ)は、理事長の澁沢(余貴美子)から、状態が悪くリスクは大きいが、病院の宣伝に使えると大物芸能人御代田(藤井隆)の手術を持ち掛けられる。
いよいよオペの日、オペの見学に行った児嶋は、患者のある異変に気が付く・・・。
ドラマ「病室で念仏を唱えないでください」6話のゲスト
吉沢悠 役:和田洋平
藤井隆 役:御代田信
文音 役:和田晴香
ドラマ「病室で念仏を唱えないでください」7話のあらすじ
あおば台救命救急センターにスーパーで転倒し意識不明の前田鮎子(戸田菜穂)が搬送されてきた。
三宅(中谷美紀)は鮎子が持っていたメモを見つけるが、そこには「自分は末期の乳がんで心肺蘇生は望まない」ということが書かれていた。
鮎子の意識が戻り、松本(伊藤英明)は、チャプレンとして彼女の心に寄り添う。
そんな中、松本は突然鮎子をデートに誘う。
次いで、交通事故の患者が搬送されてきた。
ケガをしたのは桑島悟という14歳の少年で、緊急手術しなければならない状態だった。
松本は悟の心臓あたりに小さな古い手術痕を見つけ、早々に手術を始めようとしたとき、濱田(ムロツヨシ)と瀬川(安井順平)が突如オペ室に入ってきて、松本を突き飛ばすように少年の手術を開始。
救急に協力しない濱田が手術を手伝ってくれた話は、救急で話題になっていたがその真意は・・・?
さらに濱田は、謎の投資家・リチャード(近藤公園)や医療コンサルタントの長谷(淵上泰史)と、秘密裏に会っているようで・・・。
一方、度重なる暴言に耐えかねた瀬川は、濱田へ初めて反論し、2人は言い争いに。
その現場に居合わせた松本は、つかみ合いになる二人を制止すると、濱田の胸元に手術痕があることに気づいてしまう・・・。
ドラマ「病室で念仏を唱えないでください」7話のゲスト
戸田菜穂 役:前田鮎子
萩原みのり 役:坂下那奈
近藤公園 役:リチャード・ポー
淵上泰史 役:長谷英人
ドラマ「病室で念仏を唱えないでください」8話のあらすじ
あおば台救命救急センターでは、松本(伊藤英明)や三宅(中谷美紀)が、ペースメーカーを入れた生活保護の患者が短期間に数人見つかったことに疑問を抱き、児嶋(松本穂香)にその出元の調査を依頼していた。
すると、全ての患者があおば台病院の同じ医師によって手術されていることが発覚する。
真意を確かめるため、松本は濱田(ムロツヨシ)の元へ向かう。
一方、濱田は、医療コンサルタント・長谷(淵上泰史)から電話が入り、心臓外科学会の理事長・大貫(きたろう)の孫・川崎美咲が、重い心臓病で入院していると伝えられる。
あおば台病院に転院させて手術がうまくいけば、医師会を後ろ盾にして小児ハートセンター設立までがスムーズになると言われていた。
憲次(泉谷しげる)は、がんの治療に向き合い、診察を受けていた。
付き添う松本は、改めて最悪の状況を確認し「治験薬でもいいので可能性に賭けたい」と訴える。
その頃、ひき逃げ事故にあった女性患者(白石糸)が搬送されてきた。
搬送されて2日経っても家族からの問い合わせが入らないことや、彼女の荷物からシングルマザーなのではないかと考えられた。
家に乳幼児が1人で残っているかもしれない危機的状況にもかかわらず、身元がわからないでいたが、児嶋があることに気づき・・・。
母親の川崎百合子(大西礼芳)、祖父の大貫に付き添われ美咲が転院してきた。
濱田の次に優秀とされる心臓外科医・田沼(前田公輝)を前立ちにして手術が始まる。
ドラマ「病室で念仏を唱えないでください」8話のゲスト
大西礼芳 役:川崎百合子
前田公輝 役:田沼秀一
白石糸 役:小塚里香
清塚信也 役:川崎悠人
近藤公園 役:リチャード・ポー
淵上泰史 役:長谷英人
ドラマ「病室で念仏を唱えないでください」9話のあらすじ
濱田(ムロツヨシ)が担当した、心臓外科学会の理事長・大貫(きたろう)の3歳の孫・川崎美咲(中野翠咲)の容態が急変した。
直ぐに松本(伊藤英明)が対応し、濱田も駆けつけ緊急オペが行われたが、オペの失敗が発覚し、投資家リチャード・ポー(近藤公園)から融資を断られてしまう。
小児用ハートセンター設立をあきらめられない濱田は、「もう一度だけチャンスを与えて欲しい」と、難しい手術の公開オペを提案する。
ところが、公開オペが始まってすぐに異変が起きる。
美咲のオペ後から様子がおかしい濱田に松本は・・・。
一方、松本が父のように慕う、憲次(泉谷しげる)のがん治療が始まった。
ステージ4の肺線がんである憲次の治療は厳しいが、憲次は松本の懇願により治験薬での治療を決意していた。
投薬を開始し、経過は順調に思われたが・・・。
ドラマ「病室で念仏を唱えないでください」9話のゲスト
大西礼芳 役:川崎百合子
前田公輝 役:田沼秀一
清塚信也 役:川崎悠人
近藤公園 役:リチャード・ポー
淵上泰史 役:長谷英人
ドラマ「病室で念仏を唱えないでください」の視聴率まとめ
1話 11.3%
2話 10.3%
3話 8.2%
4話 8.1%
5話 9.0%
6話 7.9%
7話 8.9%
漫画「病室で念仏を唱えないでください」のネタバレ・感想
それでもいつものように助かる人もいれば助からない人もたくさんいます。
それにしても良い人こそ理不尽に早く死にますね。
難しい症例の患者をゆっくり計画した上で高度な手術で掬う心臓外科のようなところと対照的に、待ったなしで死と戦う救急ですが、落ち着いた時に松本は問い続けます。
弱い患者に弱い医者が同じ人間として寄り添いながら、怪我や病とどう戦うか、なんのために戦うか、どう死を受け入れるか。
仏の教えも一刀両断に解決してくれるものではなく、読者も一緒に考えることになります。
この回答の無さそうな問いこそがこのシリーズの魅力なのでしょう。
大学から出向で心臓外科に来ている児嶋先生が救急に移ってきます。
どうやら児嶋先生は松本に魅かれているらしい。
松本も児嶋先生を意識し始めます。
松本が子どもの頃に目の前で水死した哉(ハジメ)の妹のあやとのつながりもあるので、松本の煩悩も尽きないようです。
医師、僧侶としての志を曲げませんようにと祈りながら、次巻を待ちます。
現実に生死に関わる人達が感じる厳しいと現実にただ仏教の教えを言っても綺麗ごとだと言われ葛藤するというのは良いですけど話の始まりや終わりが似たようなパターンで飽きる。
悪魔で個人的な感想ですが、漫画としての画力と構成、医療と仏教が混ぜる必要性がないからつまらない。
幼稚な「いい話」で終わらせない、主人公の葛藤を描く内容に引き込まれます。
とくに、第4話からはじまる「病室であいましょう」編は秀逸です。強くおすすめです。
ERのドクターでありながら得度したお坊さんが主人公で、病院を袈裟着て走り回るというちょっとファンタジックな部分はありますが、かなりリアリティのある医療漫画だと思います。
アメリカのERほど粘っこくないですが緊迫感があり、医者が生と死の極限にいる患者を目の前にして仏の教えを思うのは、この漫画を読むとごく自然に思えてきました。
「葬式仏教」などと揶揄される仏教ですが、本当は生きるための教えなのかなと少し興味も持ちました。
おそらく日本人の大半は基本的な仏教の教えは知ってると思いますが、本当は楽に生きるための教えではなかろうかとちょっと考えてみたいと思わせる良作です。
しかしこの作者はすごいですね。
医療現場と仏の教えを知らないとまず書けないし、絵も上手いです。
漫画家としての表現力も持ち合わせないと描けない、かなりレアな漫画だと思います。
病状の解説も詳しく丁寧で、勉強になります。
不自然に医者を英雄扱いしていない描写に最も好感を持ちました。
前から興味を持っていた写経にも手を伸ばそうと思います。
どうやらそれを病院内で活かして欲しいという院長の肝入りで採用されたようですが、現場ではそれがお荷物扱い。
亡くなった患者さんを弔っている時に携帯に出動要請が入って供養を放置するとかいくら何でもあり得ません。
遺族の立場からすると何だそりゃ、バカにしてんのか?でしょう・・・。
救命医のマンガとしては読めるのですが、仏教の教えのパートになると極端に流れが悪くなります。
無理矢理ねじ込めている感ありありだし、主人公もこの立場でどう動いて良いのかわからないって迷いが出るのは良いのですが、それに読者も巻き込まれます。
現実にはまずあり得ない設定なので、共感もできずに取り残される感覚。
同僚の女医さんも死んだ人間などどうでもいい、退院した患者は興味の対象外、って冷血スタンスだったのに精神疾患を見逃して退院させ、結果自殺未遂を起こしてしまったというのが変化のきっかけであり、別に仏教の教えに共感して改心したってわけでもないし・・・。
今生きている患者さんも亡くなった患者さんも分け隔てなくと偉そうに言う割には「赤ちゃんが亡くなっても母親とは輪廻で会えるからいいでしょ」みたいな言い方するし、意味不明です。
これなら女医さんの方がよっぽど人格者ですよ(笑)
末期のガン患者さんは仏教の教えに共感をして前向きな生き方をしようと思ったようですが、それがさらっと書いただけで流されているのがとてももったいない。
主人公も偉そうに教えを説いたり、自分の価値観を主張する割には申し送りにはトイレで漫画読んで遅刻ばかり。
部長の言う通り、人に偉そうに言う前に自分のことをきちんとしろ、でしょう。
主人公自体は医療のスキルが高いのにお坊さんとしてはまさに見習い、俗物レベルの振る舞いなので、周りもお坊さんだと思わないし、それを求めようともしないんだろうな、という印象です。
医療パートは読ませる内容だとは思いますし、絵も上手です。
ただ、仏教を入れなくてもそれは「おせっかいタイプで人に真摯に向き合う普通の人間」でも事足りるレベルでの向き合い方なので仏教いらなくない?というのが率直な感想です。
得度をした救命医というテーマで描きたいのならば、もっと仏教寄りにして、医療4割、仏教6割でいいと思います。
一巻を読むかぎりでは医療8割、仏教2割という印象でした。
医療の部分をすごく深く書き込みたいという完璧主義的なものを感じました。
導入部分だから仏教は控えめになさったのかもしれませんが、バランスが良くないです。
馴染みのないものだからこそ、丁寧に処置の部分を省いてでも描かないと「結局何をしたいの?」って感想しか残りません。
読ませる力はあるのに非常にもったいないと思います。
ドラマ「病室で念仏を唱えないでください」の見逃し配信・動画配信は?
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