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死役所の最終回が遂に放送されました。
最初から不安はありましたけど・・・やはり終わり方は消化不良なものがありました。
こうしてネタバレになる事を書いていきますけど・・・正直、私は死役所の原作となる漫画を読んでいるわけではないので解らないのですが、シ村の娘である美幸の死の謎。
そして加護の会に行ったっきり、会わせてもらえていない妻の幸子の安否・・・。
色々と謎な部分が残ったままです。
更に消化不良なのが、シ村が何故美幸を殺した事になったのか・・・。
ここの部分に非常に思うところがありました。
というか、美幸が絵の具しか食べないという事で、加護の会に行ってみた事で既に疑問ですよね。
ちょっと色々と思う所があったネタバレの続きは下記の「死役所」第10話最終回のネタバレ・感想でご確認ください!
【前回の死役所は?】
「死役所」のネタバレ
ここから、記事を全て読んでいただくのも嬉しい限りですが、記事が何分長いので、気になるところにジャンプ出来るように、それぞれのネタバレを項目ごとに用意しました!
気になる箇所へ飛んでみてくださいませ!
「死役所」第10話最終回のあらすじをもう一度!
イシ間(でんでん)が凛(佐々木みゆ)と成仏する日を迎える。
凛を見つめるシ村(松岡昌宏)は、まるで同じ年頃の娘・美幸(松本笑花)の姿を重ねているかのようだった。
シ村の妻・幸子(安達祐実)は、料理を一切口にせず、何を言っても絵の具しか食べない美幸に焦っていた。
医者からはこのままでは死ぬかもしれないと言われたという。
そんな折、幸子は、心を解放してくれるという「加護の会」のチラシを近所でもらう。
美幸の病気が治るかもしれない・・・。
藁にもすがる思いで行ってみると、蓮田栄山(吹越満)からは「あるがままを受け入れるのです」と教わる。
しかし、その後も美幸の症状は変わらない。
このままでは死んでしまう、全部私のせい・・・。
自分を責め続けた幸子は、ある日、美幸を連れて消してしまう。
「加護の会へ行ってきます」の書置きだけ残して・・・。
第10話最終回のゲスト
安達祐実 役:市村幸子
シ村の妻
吹越満 役:蓮田栄山
加護の会の教祖
「死役所」第10話最終回のネタバレ・感想
シ村が美幸を殺した事になったのは、警察の強引な取り調べが原因でした。
取調室で絵具を並べられて、
「ほら、食えよ。美幸ちゃんに食わせてたんだろ!?嫌がる美幸ちゃんに食わせてたんだろ!?」
と詰め寄り、暴力をふるい、美幸の事や幸子の事で疲れてしまった精神から出た、
「私が殺しました」
という発言だったように思えます。
つまり、シ村が美幸を殺したという事になったのは警察の手抜きな見込み捜査によるでっち上げです。
もしかしたら、この警察も加護の会と何らかの繋がりがあったのかもしれない・・・と思わせるくらいの感じでした。
あと、そもそも美幸は何故死んでしまったのか。
シ村が、幸子を加護の会から連れ帰ろうとして、加護の会に行った帰り、自宅に着いたら美幸は腹部を赤く染めて横たわっていました。
事故のようにも見えない。
何者かに刺された・・・と考えるのが自然ですが、仮に加護の会の誰かが美幸を殺傷したとして、その理由は何故なのでしょうか。
幸子含め、他の入信者と何か違ったのでしょうか。
とにかく“何故”という事ばかりが残ってしまいます。
これまでの死役所はかなり出来が良くて、素晴らしい作品だったのに、このシ村の過去を扱った最終回だけは、ちょっと微妙でした。
そもそも加護の会に行ってしまったのが間違え
これを言っちゃ~元も子もないから、ナンセンスなのですが・・・。
そもそも美幸が絵具しか食べないという時に、加護の会のような宗教ではなく、何故然るべく医療機関に行かなかったのか・・・。
幸子は絵具ばかり食べていたら美幸が死んでしまうと、医者から吹き込まれていましたが、然るべく医療機関に行けばそんな事はなく、的確な改善策が見えたはず。
しかしながらこれは、現代社会な意見なんですよね。
正直、このシ村が過ごしていた年代がどれくらいなのか解りません。
例えば、イシ間で言えば、かなり昔、戦後すぐな感じでした。
そんなイシ間はこれまでずっと死役所で働いてきました。
それを考えると、シ村はいつ頃の年代を生きた人間なのか解りません。
自宅の作り、あの取調での警察の対応などを考えると・・・1980年代頃なのか・・・古く考えると1970年代・・・。
一番近い年代で考えても1990年代だと思われます。
恐らく1970~1980年代だと思います。
それを考えると・・・確かに現代だから言えるような精神科のよなものとか、メンタルケアはずさんだったと思います。
例えて言うなら、熱性痙攣を子供が起こしたら、塩を撒いて無事を祈るような、そんな事をしていた時代ですし、絵具ばかり食べてしまう子供に宗教というのも繋がります。
そう考えると、シ村があーいった取調を受けていたのも解ります。
ですので、物語の中で起こった出来事を推測するに、1970~1980年代・・・と考えるのが妥当なのではないかと思われます。
しかし、それでも美幸の死の真相、そして幸子がどうなったのか・・・謎は謎のままです。
このまま終わってしまい、スペシャルや続編への言及もありませんでした。
このまま終わってしまっては、これまでの素晴らしい死役所が台無しになってしまいそうです。
出来れば続編を・・・スペシャルの1回で終わらないために続編を・・・やってもらいたいです!!
【余談】美幸の絵具を食べる病気(異食症)について
こういった症状には、一言で言えるような原因があるわけではないんです。
結局、考えられる原因・・・という点でしか考える事は出来ません。
医療は全てそうですよね。
コレとコレの条件が合わさっているかた、この病気はコレだ・・・という答え合わせが出来るわけです。
あくまで“可能性”の話しかできないんです。
ちなみに、この美幸が患っていたであろう【異食症】には、絵具を食べてしまう以外にも似たような症状として現れる事があるようです。
【異食症】で絵具を食べる以外で考えられる事例
【氷食症】
氷を異常な量食べてしまう。大人に多い。【土食症】
土を食べてしまう。子供に多い。【食毛症】
体毛をむしりとって食べたりする。子供に多い。精神的ストレスと関連が深い。
これらの症状があったりします。
【異食症】の原因として考えられる事
【1】
栄養障害・栄養不良(特に鉄欠乏性貧血・亜鉛欠乏)が原因のことがある。
特に貧血の場合には氷食症、土食症が多い。
【2】
若い女性で、妊娠時に軽い病態がみられることがある。
鉄欠乏性貧血が強くなることが原因。
氷食症が多いが、火を通していないジャガイモや小麦粉を食べるなどの異常行動も多い。
脳への酸素供給量の不足により、満腹中枢障害や体温調節障害が起こるためと考えられている。
【3】
極度の精神的ストレスが原因のことがある。
食毛症・抜毛症からの移行もある。ストレスによりセロトニン不足が生じ、感情や欲求が抑制できなくなるのが一因と言われている。
【4】
精神遅滞・精神疾患合併の一症状としての原因が考えられる。
【5】
脳腫瘍による異常行動の一症状としての原因が考えられる。
【6】
寄生虫の感染(特に鉤虫症)の場合がある。
【更に余談】絵具の毒性について
絵具には毒性が高い成分が使われているのは有名な話です。
特に昔の絵具には毒性の高い物質が多く、この絵具に含まれる毒を利用した殺人事件も、緊急取調室で取り上げられていた事もあります。
しかしながら、絵具が全部が全部毒性が高いわけではなく、子供が使用するような絵具には毒性が高い成分は含まれていない事が多いそうです。
そこで疑問なのは、絵を好んで描いていた幸子の絵具を食べていた美幸。
幸子がどの程度の本気度でやっていたかは解りませんが、画家を目指すような人が使っているような絵具には毒性が高い物質が含まれています。
シ村が生活していた時代背景を考えても、毒性が高い物を使用していた可能性が高いです。
幸子と美幸と絵具の関係・・・謎ばかりです・・・。
ドラマ「死役所」の見逃し配信はTVerやParaviで
死役所のドラマは遂に最終回が放送されました。
死役所は本当に面白いドラマなので、是非全話観ていただきたいです!
死役所を全話観る場合はParavi(パラビ)がおすすめです!
Paravi(パラビ)であれは、TBSドラマや、テレビ東京ドラマが多くあるので、色々な過去作などのドラマも全話楽しむ事が出来ます。
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せっかく面白いドラマなのに、死役所は全国放送ではないんです。
以前もご紹介しましたが、放送局、時間は下記の通りです。
・岩手放送
2019年11月15日(金)放送スタート!
毎週金曜 深夜1時55分~・テレビ東京
・テレビ大阪
・テレビ愛知
・テレビせとうち
・テレビ北海道
・TVQ九州放送
・テレビ和歌山
2019年10月16日(水)放送スタート!
毎週水曜 深夜0時12分~
これだけ抑えていれば、ほぼ全国かな?
しかし、観れない地域もあるんじゃないかと思うので、そういう場合は見逃し配信ならTVer、全話楽しみたいならParaviで楽しみましょう!
もう放送が終わってしまった「死役所」。
あの最終回で終わってしまうには勿体ないので、続編を是非期待したいです!!
個人的な意見ですが!!
是非続編を!!!!!!
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