-PR-
テレビ東京で2013年に放送されていた飯ドラマ「めしばな刑事タチバナ」はご存じでしょうか。
週刊アサヒ芸能で連載されている漫画を原作にした飯ドラマです。
テレビ東京ではこれまで数々の飯ドラマが放送されていますよね?
今現在でも、孤独のグルメや「ひとりキャンプで食って寝る」。
そして2020年のお正月には「きのう何食べた?」「忘却のサチコ」「孤独のグルメ」がスペシャルドラマでそれぞれ放送されます。
そんなテレビ東京のキラーコンテンツ?でもある飯ドラマの中で、今のところ一番の名作かもしれないコアなドラマが「めしばな刑事タチバナ」です。
今回はこの名作ドラマ「めしばな刑事タチバナ」について紹介していきたいと思います!
ドラマ「めしばな刑事タチバナ」の特徴
ドラマ「めしばな刑事タチバナ」の一番の特徴としてあげられるのは、非常に身近な店舗、商品で毎回論争を繰り広げるという事です。
しかも、その飯の話をしているだけなのに、いつの間にか事件解決のヒントを導き出し、勝手に事件が解決していくというご都合春菊的な展開です。
なので、事件性とその解決方法というのはメインである“飯の話”のオマケ的な立ち位置だと思います!
基本取調中の飯の話で成り立っているドラマです。
ドラマ「めしばな刑事タチバナ」の主なキャスト
めしばな刑事タチバナは
主役佐藤二朗さんです
食べたくなるわ… pic.twitter.com/fyDoWHa8yG— 椎名💐奇跡のアラサーちゃん (@shina_yasuragi) April 9, 2019
佐藤二朗 役:立花警部
この物語の主人公。城西署刑事課の警部。
元は本庁勤務のエリートだったが、あることが原因で城西署へ左遷された。
40代で独身。自身のめしばな論を広げるために休日は全国各地を回って散財しているため、貯蓄はあまりない。
ドラマ版では最終回で警視庁に復職した。
本作品の「めしばな」の大部分を一手に引き受けて語る語り部である。
押さえているジャンルは幅広く、ファーストフードチェーンやB級グルメや冷凍食品や、ご当地グルメ・駄菓子・スイーツに加え、コンビニやスーパーに売っている即席料理系の差異や「ちょい足し」、ファミリーレストランの展開の歴史的経緯を踏まえたメニューの変遷、自身の食べ歩きの記憶に基づいたラーメンブームの研究から、果てはファーストフードチェーンの海外展開や海外独自のインスタントラーメンブームについてまで、実食した体験を踏まえて大いに語ることができる。
食事として興味を持った物はそれに関するウンチクも調べるため、その知識量も膨大。
城西署の人間からはその食の知識に対する信頼は厚い。
その知識のみならず話しぶりにも人を引き込む力がある。
上記通り様々な食べ歩きや、気になったジャンルの食品を食べ比べるために店頭でのまとめ買い(本人は「食っ引く」と呼ぶ)などを繰り返すためやや金欠気味で、高級料理には未食が多い。
時々まとまった金を使うこともあるのだがそれも「高級料理を食べる」ではなく「海外に行ってファーストフードの研究をする」といった使い方である。
小沢仁志 役:韮沢課長(韮沢少年:大原由暉)
城西署の刑事課長。
時折原理主義と皮肉られるように、頑固で食事のこだわりに関しては一歩も譲らないため、しばしばタチバナと対立することがあるが、時には意気投合し一緒に食事に出かけることもある。
妻子とは別居中。
独身かつ平刑事であるのをいいことに好き放題食べて散財するタチバナとは対極的に、限られた予算や時間の中でいかにストレスなく食生活を満足させるかという方向に造詣が深い。
さらには暖かい家庭から別居による独身生活に戻されるという独自の境遇から、タチバナと同じ「独り飯」でありながらより「中年男性の悲哀」を感じさせるめしばなが多い。
とはいえ、タチバナとは同世代かつ食への飽くなき探求心という点では同類であるため、本質的な点ではタチバナと一致し気が合うことが多い。
河西智美 役:村中巡査
女性警官。
的確かつ冷静な意見を突き出し、五島とともにタチバナに対する突っ込み役の双璧を成す。
署内で活動する甘味部の設立メンバー。
鈴木身来 役:五島警部補
タチバナの同僚の若手警部補。
高級料理が好きなおぼっちゃまで、時折高級料理について語ろうとするが、タチバナたちに理解されず、途中で遮られる。
生まれも育ちも良いためタチバナ達と話が合わないことも多々あるが、学生時代にファミリーレストランに通った思い出を持つなど、歳相応のめしばなはできる。
タチバナが城西署に赴任した日からの付き合いであるためつい話が長くなりがちなタチバナの話の打ち切り方も一番心得ている。
温水洋一 役:今野副署長
城西署副署長。
他の面々の知識や熱狂的な思い入れについていけないことが多く、言うことがしばしば空振る。
出世欲は強く、本庁などのお偉方に非常に低姿勢。
タチバナや韮沢ほどのこだわりを持って日々の食生活を送ってはいなかったが、タチバナが赴任したことによる影響は少なくないよう。
また、タチバナが挙げた商品や店舗名で世代的にストライクなものにもきっちり反応する。
ドラマ「めしばな刑事タチバナ」のあらすじ
福田雄一監督じゃない佐藤二朗が好き。アドリブ少なめだと尚嬉しい。それと孤独のグルメは佐藤二朗でやればいいと切に思う。
めしばな刑事タチバナ 第11話 うどん広域手配 (2013) pic.twitter.com/cb2LQcBVUg
— さんぽ (@Gais1002Gais100) September 28, 2018
第1話「立ち食いそば大論争」
城西警察署の取調室では、窃盗事件の容疑者・島田(山本浩司)の取り調べが行われていた。
しかし、島田は全く口を割ろうとせず、取り調べを担当する五島警部補(鈴木身来)は苦戦を強いられてしまう。
その時、突然本庁から転属してきた刑事・立花(佐藤二朗)がやって来た!
しかも島田に今食べたいものは何かを尋ね、島田が「富士そばの天ぷらそば」だと答えると、独自の“めしばな”を展開。
立ち食いそばの大論争が勃発!
第2話「袋入りラーメン大捜査線」
とある会社で個人情報流出事件が発生。
城西警察署の立花(佐藤二朗)と五島(鈴木身来)は、犯行時間帯に社内にいた社員の菅野(野間口徹)に事情聴取を行うことになった。
菅野は防犯カメラに給湯室で夜食のラーメンを作っている姿が残っており、アリバイが成立していた。
しかし、立花はゴミ箱から押収されたラーメンの袋に目が釘付けになる!
そこからどの袋入りラーメンが一番好きかをめぐって取調室で大論争が勃発し・・・!
第3話「カンヅメ大舌戦」
人気急上昇中の若手俳優・谷岡(山中雄輔)が自宅で何者かに襲われ大怪我を。
城西警察署の刑事たちは、部屋は施錠されていたため犯人は合鍵を持つ交際相手だと推測、過去の交際相手から事情を聞くことに。
だが、捜査は難航する。
範囲を広げることにした五島(鈴木身来)が谷岡の事務所マネージャー・素子(佐藤めぐみ)から事情を聞いていると、いつの間にか立花(佐藤二朗)が加わり、なぜかカンヅメの話を始めて・・・。
第4話「カップ焼そば大捕物」
五島(鈴木身来)は、連続強盗の犯人は自分だと語る男・山之辺(堀部圭亮)を任意で取り調べ中、いきなり掴み掛かられる。
山之辺の「カップ焼そばのお湯は捨てずに飲む」という発言を冗談だと受け取った五島にキレたのだ。
その話を聞いた立花(佐藤二朗)は、「北海道かもしれない」と言い・・・。
その後、山之辺の不用意な発言をきっかけに、なぜか“どのカップ焼そばが一番うまいか”を決めることになるが・・・!?
第5話「名古屋めし包囲網」
カリスマトレーダーの男性が背後から蹴られ頭を強打する事件が発生。
直後、岩瀬良一(山本圭祐)が自首する。
弟をかばい身代わりになったのだ。
五島(鈴木身来)が取り調べるが、良一の言動に違和感を覚える。
立花(佐藤二朗)は良一が名古屋出身と聞き、自ら取調べを志願。
早速立花は良一と“名古屋めし”の話を始めるが、インスタントの味噌煮込みうどんの話になった時、良一はある話を始め・・・。
第6話「ポテトチップス紛争」
管轄内で下着泥棒が頻発。
被害者宅で捜査していた立花(佐藤二朗)は、2種類のポテトチップスの食べかすに気づく。
そんな中、岸本(田中聡元)という男が被疑者として浮上し、五島(鈴木身来)が取り調べを開始。
すると、隣の会議室から口論の声が・・・。
婦警の麻里(佐々木心音)と白バイ隊の代々木(森カンナ)がポテトチップスのNO.1でモメていたのだ。
慌てて会議室へ向かう立花たち。
一人取り残された岸本は・・・。
第7話「牛丼サミット」
若い女性がカッターナイフを持った男に右手を切りつけられる事件が発生。
男は目出し帽を被っており顔は見えなかったが、被害者の杉山多恵子(愛内心愛)はしつこく付きまとっていた児玉(マキタスポーツ)に間違いないと断言する。
だが児玉は、犯行時刻は自宅で牛丼を食べていたと犯行を否認し、隣人も確かにその時間、児玉の家から牛丼の匂いとテレビの音がしていたと証言する。
城西警察署の取調室では、立花(佐藤二朗)と五島(鈴木身来)が児玉の取り調べを開始。
しかし、チーズのトッピングがあるすき家の牛丼以外は考えられないと言う児玉の言葉に、吉野家派の韮沢(小沢仁志)と今野(温水洋一)が異論を唱える!
話を聞いていた立花は、吉野家、すき家、松屋の“牛丼屋のBIG3”を挙げ、それぞれの店の特徴を解説し始めるが・・・。
第8話「レトルトカレー捜査網」
吉岡秀夫(波岡一喜)が、妻・ゆかり(みひろ)へのDVで頭に怪我を負わせた疑いで、城西署の刑事課が取り調べることに。
吉岡は、レトルトカレーを食べている最中、ゆかりが訳の分からないことを言ってきたので説教しただけであり、自分で勝手に頭をぶつけたのではとしらを切る。
そんな吉岡に立花は「どのレトルトカレーを食べた?」と聞くが、吉岡は黙秘。
立花は「エコノミークラスのレトルトカレーか?」と続ける。
立花曰く、レトルトカレーは値段を基準にして、3つのクラスに分けられるというのだ!
第9話「中華チェーン緊急配備」
出版社の編集長が殴打された事件で、立花(佐藤二朗)はイケメンフードライターの牧野晴彦(戸次重幸)を取り調べることに。
だが牧野は事件当日、餃子の王将や幸楽苑などの人気中華チェーン店の取材のため大阪にいたと供述。
一方、牧野の取材方法が不満な立花は、牧野が書く記事は上っ面だけでソウルが感じられないと言い放ち、とある有名中華チェーン店のお勧めメニューを牧野に問いただす。
第10話「東京みやげ一斉調査」
取調べの名手・武井芳郎(螢雪次朗)が警察を辞め、田舎に帰ると城西署の刑事課に挨拶にやってくる。
上司から暗にリストラをほのめかされ、退職を決意したという。
みやげを買ったことがないという武井のため、立花(佐藤二朗)が昔世話になったお礼にみやげの品を考えると提案。
その話に韮沢(小沢仁志)と今野(温水洋一)が加わり、3人はみやげ対決をするため東京駅へみやげを買いに走る!
「東京ばな奈」か?「名菓ひよ子」か?それとも「ごまたまご」か?
そのほか、定番の東京みやげが続々登場!
第11話「うどん広域手配」
会社員の男性を殴打した容疑で、石野小枝子(逢沢りな)を事情聴取する立花(佐藤二朗)。
小枝子が香川出身と知りうどんのめしばなをする立花に、小枝子は「あなたの押しはドコのナニうどん?」と反抗的な態度。
韮沢(小沢仁志)は変化球のうどんを挙げるが小枝子はうどんのコシを楽しみたいから王道が基本と断言。
すると立花は「うどんのコシはなきゃないでいい」と衝撃発言を!
四国の周りには“アンチコシ包囲網”があると言い・・・。
さらに、関西のかすうどんや博多のうどんなど次々と話が広がり始める!
第12話「コンビニアイス大捜索」
宝石店での窃盗事件が相次いで発生。
なぜか、どの店にもアイスの袋と棒が残されていた。
その後、容疑者としてゲームプログラマーの桐山光(竹財輝之助)があがる。
五島(鈴木身来)が取り調べるが、桐山に余裕で交わされてしまう。
代わって立花がアイスの話し相手になってくれと桐山と向き合う・・・。
一方、城西署に新人婦警・沙耶(内田真礼)が配属される。
だが買っておいたアイスが紛失!
絶対犯人を捕まえると息巻く沙耶は・・・。
ドラマ「めしばな刑事タチバナ」の魅力
この「めしばな刑事タチバナ」の魅力の一つと言えば“ローカル食ネタのタレ込み”です。
立花は物語の最後に、情報屋から情報をよくもらっています。
その情報というのが、ローカル食ネタなのです!
山田うどんネタや、ココイチのご当地限定飯。
更には餃子の王将の寿司“くるくる寿司王将”など、様々なタレ込みがあります。
こういった情報や、物語の中のキャラクター達のそれぞれの食べ方、楽しみ方・・・。
色々な飯ネタ情報が詰まったドラマで、「めしばな刑事タチバナ」は本当に最高です!
こんなに身近なネタなので、本当に面白いです!!
強く続編を希望したいドラマです!!
しかしながら、店舗や商品を特集する分、ネタや企業からの協力が不可欠なので、そこまで多いコンテンツを作るのが難しいかもしれません。
なので、続編がやってくれるとしたら、一度きりのワンクールのみだと思いますが、本当に続編をやって欲しいドラマです!
ドラマ「めしばな刑事タチバナ」の動画を見るならアマゾンプライム!
ドラマ「めしばな刑事タチバナ」は、アマゾンプライムビデオで全話配信しております!
私もアマゾンプライムで観ました!
「しょっぴくぞ!」
と佐藤二朗さん演じる立花が言う目の前に立ちはだかるのは富士そば・・・。
「めしばな刑事タチバナ」はそんな素晴らしいドラマなんです。
この魅力的な「めしばな刑事タチバナ」をまだご覧になっていない方は、是非とも観ていただきたいです!
このドラマは本当に最高です!
食欲をかなり掻き立てられるので、注意して観てください!!
おじさん達の愛する飯話を楽しみましょう!!
【関連記事】
「時効警察はじめました」最終回に熱海の捜査官メンバー山崎賢人、二階堂ふみ、染谷将太、松重豊が集結!
ドラマ「左ききのエレン」1話~7話のあらすじネタバレ!天才になれなかった僕らが見続ける未来と戦い