-PR-
WOWOWの連続ドラマW「トッカイ ~不良債権特別回収部~」のあらすじやネタバレ、視聴率や感想、キャスト情報などを1話から最終回、最終話・結末まで全てまとめて紹介していきたいと思います。
このWOWOWドラマは「連続ドラマW しんがり~山一證券 最後の聖戦~」「連続ドラマW 石つぶて ~外務省機密費を暴いた捜査二課の男たち~」に続く、ノンフィクション作家・清武英利による著書の映像化第3弾となっております。
石つぶては本当に骨太な作品でしたし、「しんがり」にも「石つぶて」にも出演していた江口洋介さんは出ないのかなぁ?なんて思っております。
それではドラマ「トッカイ ~不良債権特別回収部~」について紹介していきたいと思います。
もくじ
- 1 ドラマ「トッカイ ~不良債権特別回収部~」のネタバレ
- 2 ドラマ「トッカイ ~不良債権特別回収部~」の概要
- 3 ドラマ「トッカイ ~不良債権特別回収部~」のキャスト
- 4 ドラマ「トッカイ ~不良債権特別回収部~」のあらすじ・ネタバレ
- 5 ドラマ「トッカイ ~不良債権特別回収部~」1話のあらすじ・ネタバレ
- 6 ドラマ「トッカイ ~不良債権特別回収部~」2話のあらすじ・ネタバレ
- 7 ドラマ「トッカイ ~不良債権特別回収部~」3話のあらすじ・ネタバレ
- 8 ドラマ「トッカイ ~不良債権特別回収部~」4話のあらすじ・ネタバレ
- 9 ドラマ「トッカイ ~不良債権特別回収部~」5話のあらすじ・ネタバレ
- 10 ドラマ「トッカイ ~不良債権特別回収部~」6話のあらすじ・ネタバレ
- 11 ドラマ「トッカイ ~不良債権特別回収部~」7話のあらすじ・ネタバレ
- 12 ドラマ「トッカイ ~不良債権特別回収部~」8話のあらすじ・ネタバレ
- 13 ドラマ「トッカイ ~不良債権特別回収部~」9話のあらすじ・ネタバレ
- 14 ドラマ「トッカイ ~不良債権特別回収部~」10話のあらすじ・ネタバレ
- 15 ドラマ「トッカイ ~不良債権特別回収部~」11話のあらすじ・ネタバレ
- 16 ドラマ「トッカイ ~不良債権特別回収部~」12話最終回のあらすじ・ネタバレ
- 17 ドラマ「トッカイ ~不良債権特別回収部~」の最終回結末は?
- 18 原作「トッカイ バブルの怪人を追いつめた男たち」のあらすじ・ネタバレ
- 19 原作「トッカイ バブルの怪人を追いつめた男たち」のネタバレ・感想
- 20 ドラマ「トッカイ 不良債権特別回収部」の放送はWOWOW!配信は?
ドラマ「トッカイ ~不良債権特別回収部~」のネタバレ
ここから、記事を全て読んでいただくのも嬉しい限りですが、記事が何分長いので、気になるところにジャンプ出来るように、それぞれのネタバレを項目ごとに用意しました!
気になる箇所へ飛んでみてくださいませ!
ドラマ「トッカイ ~不良債権特別回収部~」の概要
バブル経済崩壊後の1996年、経営破綻した住宅金融専門会社(住専)の不良債権取り立てを目的とした国策会社「住宅金融債権管理機構(のちの整理回収機構)」が設立された。
中でも悪質債務者への取り立てを任務とする不良債権特別回収部(通称・トッカイ)の奮闘は想像を絶するものであった。
彼らの苦闘を描くノンフィクション「トッカイ ~バブルの怪人を追いつめた男たち〜」を2021年にWOWOWがドラマ化することが決定。
本作は「連続ドラマW しんがり~山一證券 最後の聖戦~」「連続ドラマW 石つぶて ~外務省機密費を暴いた捜査二課の男たち~」に続く、ノンフィクション作家・清武英利の著書の映像化第3弾となります。
1990年11月にサービス放送を開始し、まもなく開局30周年を迎えるWOWOWが全12話で挑む本格社会派大作です。
6兆7800億円もの不良債権を回収するために集められた精鋭たちは、不動産王や闇金融、怪物商人らと長きにわたる熱き闘いを繰り広げる。
泥沼の債権回収に立ち向かい、国民の税金を守るため命を懸けて闘う物語は、今、大きな社会不安の中にあるすべての日本人に届けたい壮大な人間ドラマだ。
狂乱のバブル時代から現代に至るまで、激震が走り続ける日本の金融界を、社会情勢や国民感情を織り交ぜながら描き、その裏で奮闘する名もなき精鋭たちの生き様に焦点を当てた本作は、「連続ドラマW」の真骨頂とも言える。
WOWOWが描く本格社会派大作ドラマに乞うご期待!
【放送予定日】
2021年初頭、放送スタート
※第1話無料放送(全12話)
ドラマ「トッカイ ~不良債権特別回収部~」のキャスト
🎉#伊藤英明 主演で製作決定🎉
「#連続ドラマW #トッカイ ~不良債権特別回収部~」
⇒https://t.co/tTLOKeiSf6「しんがり」「石つぶて」に次ぐ #清武英利 の衝撃作映像化、第3弾。国民の税金を守るため、6兆7800億円の不良債権回収に精鋭たちが立ち上がる!
本格社会派大作に乞うご期待!#WOWOW pic.twitter.com/ZyKHOxcIc7— WOWOWオリジナルドラマ (@drama_wowow) August 3, 2020
伊藤英明 役:柴崎朗
元あおば銀行の四ツ橋支店融資部の銀行員。
経営破綻した住宅金融専門会社(住専)の不良債権回収を目的とした国策会社「住宅金融債権管理機構(住管機構)」への出向を命じられる。
熱い理想と怒りを持って回収の指揮を執る。
伊藤英明のコメント
■:本作のオファーを受けた際のお気持ちや、主演を演じられることについての意気込み
憧れの若松節朗監督とご一緒させていただけることがとにかく嬉しく、飛びついてお引き受けしたものの、骨太で難易度の高いこのテーマをさてどうしたものか、と頭を悩ませていました。
しかし、男をカッコよく演出してくださる若松監督のもと、本格的なノンフィクション原作でありながらもしっかりとエンターテインメントになるであろうこの作品に挑めることがすごく光栄です。
このチームと共に、大変な時代ではありますが、意義のある作品を作り上げられることに感謝しております。
■:「不良債権回収」という本作のテーマや描かれる時代についてなど
不良債権とは「回収困難な貸出金のこと」であり、先ず持って回収の困難なお金を回収するという事次第、「不良債権回収」という言葉には矛盾を感じました。
しかし同時に人間がどうしても惹きつけられてしまう「いばらの道に挑戦する」というニュアンスを含んだ言葉だとも感じています。
今回、描かれている時代に自分はまだ学生だった為、バブル期の恩恵も崩壊も直接的にはそう感じた事は無いのですが、父親や、その周りの方々から色んな話を伺いながらリアルな日本の過渡期を視聴者の皆さんにお届けできればと思っております。
■:視聴者の皆様へメッセージ
この作品は決してリラックスして観て頂く様な作品では無いと思います。
けれど、複雑に入り組んだ人間同士の葛藤、期待、落胆、裏切り、衝突、などこれを更にノンフィクション原作の作品として最後まで緊張を存分に楽しんで頂きたいと思っています。
ドラマ「トッカイ ~不良債権特別回収部~」のあらすじ・ネタバレ
1996年、あおば銀行の四ツ橋支店融資部の柴崎朗(伊藤英明)は、経営破綻した住宅金融専門会社(住専)の不良債権回収を目的とした国策会社「住宅金融債権管理機構(住管機構)」への出向を命じられる。
そこには、柴崎と同様に銀行からの出向組のほか、経営破綻した住専の元社員たちが集められていた。
「不良債権を1円残らず回収する」
その至上命題とともに彼らに背負わされた不良債権回収額は、6兆7800億円と想像を絶するものであった。
バブル経済が崩壊し、経営破綻した住専の不良債権処理のため、政府は6850億円もの税金を投入し、国民の怒りを買った。
その失政のツケを負わされるかのごとく集められたのがこのトッカイの面々であった。
回収の最前線に集められた彼らは、バブル経済に踊った怪商、不動産王、暴力団ら悪質債務者と対峙し、国民の税金を守るために命を懸けた熱き闘いを繰り広げることとなる。
ドラマ「トッカイ ~不良債権特別回収部~」1話のあらすじ・ネタバレ
1996年、あおば銀行の柴崎朗(伊藤英明)は、経営破綻した住宅金融専門会社(住専)の不良債権回収を目的とした国策会社「住宅金融債権管理機構(住管機構)」への出向を命じられる。
バブル経済が崩壊し、住専が抱える不良債権処理のため、政府は6850億円もの税金を投入し、国民の怒りはピークに。
その発端は11年前・・・政府が企てた金融政策で、日本経済、そして銀行マンとしての柴崎の人生は大きく揺れ動く。
ドラマ「トッカイ ~不良債権特別回収部~」2話のあらすじ・ネタバレ
敬愛していた古賀幸秀(緒形直人)の死。
狂乱のバブルとその崩壊が、大切な人の命をも奪っていったことに憤りを覚える柴崎。
バブル経済のツケは一体誰が背負うのか?
1994年以降、銀行は融資より不良債権回収が命題となり、住専各社は破綻に追い込まれ、彼らの「金融マン」としてのプライドも人生も奪われていき・・・。
そんな中、雑居ビルに集められたのが柴崎ら銀行マンと葉山将人(中山優馬)らつぶれた住専の面々であった。
ドラマ「トッカイ ~不良債権特別回収部~」3話のあらすじ・ネタバレ
「国民の税金を守り、不良債権を1円残らず回収する」
住管機構社長の東坊平蔵(橋爪功)の言葉と雑然としたオフィスに困惑する柴崎たち。
銀行マンのプライドがある塚野智彦(萩原聖人)は破綻した住専から来た葉山らを軽蔑し・・・。
住管機構に課せられた回収額は6兆7800億円。
その裏ではナニワの不動産王・金丸岳雄(イッセー尾形)、京都の怪商・仁科真喜生(仲村トオル)ら悪質債務者たちが高らかに笑っていた・・・。
ドラマ「トッカイ ~不良債権特別回収部~」4話のあらすじ・ネタバレ
「金に狂わせられた日本をまともな社会に戻す、これは戦争なんや」
東坊の言葉を胸に、柴崎ら特命班は悪質債務者たちの資料を徹底的に洗い直し、隠し資産を暴くという地道な作業に取り掛かることに。
そして、ある不動産会社の担保物件に行き着いたが、それは通称“ヤクザマンション”とも呼ばれる、いわく付きのビル。
暴力団を強制排除してビルを取り戻すという無謀な闘いの先には、剣上組の組長が立ちはだかっていた。
ドラマ「トッカイ ~不良債権特別回収部~」5話のあらすじ・ネタバレ
人の財産を引き剥がす仕事ともいえる回収の厳しさに直面しながらも、前向きに取り組む特命班。
そんな中、岩永(矢島健一)が中央住宅金融(住専)にいたころの融資に関して詐欺の疑いで警察の聴取を受けることに。
ある不動産会社の担保物件の売却で、中抜きに加担していたとして連行された岩永は・・・。
岩永がいた住専の母体行は塚野が勤めていた大手銀行。
皆に軽蔑の眼差しを向ける塚野に、柴崎は岩永を救うべく相談を持ち掛ける。
ドラマ「トッカイ ~不良債権特別回収部~」6話のあらすじ・ネタバレ
ついに保釈された悪質債務者の金丸岳雄。
2300億円以上の住専からの融資をすべて焦げ付かせた裏では、1000億円近い隠し資産を持っているはずだ・・・。
金丸は天才的な商売センスで時代の波に乗って成り上がり、億単位の現金で関西にある新町の不動産を片っ端から買い占めた欲深い男。
特命班が地道な調査を続ける一方、金丸は現金を豪邸の池に隠すなど金もうけと同じ大胆なやり方で、特命班の目をくぐろうとしていた・・・。
ドラマ「トッカイ ~不良債権特別回収部~」7話のあらすじ・ネタバレ
極秘に進めていたはずの強制執行の当日早朝に、金丸は豪邸の池に沈めていた隠し資産を移動させていた。
「銀行や住専から押し付けられて、もらったも同然の金だ」
と豪語する金丸に、執念を燃やす柴崎ら特命班。
葉山は金丸興産に身一つで乗り込み、柴崎と塚野らは
「膨大な現金を足がつきにくい“あるもの”に換えているのではないか」
と、金丸を追い詰めていく。
その先に待ち受ける直接対決の行方は・・・。
ドラマ「トッカイ ~不良債権特別回収部~」8話のあらすじ・ネタバレ
山一證券の自主廃業に続き、塚野の出向元の産業振興銀行が経営破綻。
バブルで財を成したリゾート開発会社への融資の焦げ付きだけでも1000億円を超え、さらには不良債権隠しも露呈する事態に、“大手銀行マン”のプライドで生きてきた塚野は・・・。
その一方で、東坊社長は
「住専が生んだ不良債権について、その親会社である銀行の経営陣を提訴し損害賠償を請求する」
という前代未聞の一手を打とうとしていた。
ドラマ「トッカイ ~不良債権特別回収部~」9話のあらすじ・ネタバレ
ドラマ「トッカイ ~不良債権特別回収部~」10話のあらすじ・ネタバレ
ドラマ「トッカイ ~不良債権特別回収部~」11話のあらすじ・ネタバレ
ドラマ「トッカイ ~不良債権特別回収部~」12話最終回のあらすじ・ネタバレ
ドラマ「トッカイ ~不良債権特別回収部~」の最終回結末は?
政府の失政のツケを負わされることになった柴崎朗(伊藤英明)らはどのような戦略で回収に走るのでしょうか。
法的な知識や、隠し資産など色々な情報を集めて戦っていかなくてはいけません。
一癖も二癖もありそうな登場人物でどのように物語は彩られていくのでしょうか!
また、結末は原作と同じになるのか・・・。
ここで原作について紹介していきたいと思います。
原作「トッカイ バブルの怪人を追いつめた男たち」のあらすじ・ネタバレ
狂乱のバブル経済崩壊後の「失われた20年」のさなか、日本中の不良債権取り立てに奮闘する国策会社=整理回収機構。
そこで働く面々は、その多くがバブル崩壊で破綻した金融機関の出身者たちだった。
借り手の側から取り立てる側へ・・・将棋の「奪り駒」のように回収の最前線に打ち込まれた者たちは、バブル経済に踊った怪商、借金王、ヤクザらと対峙し、でジワジワと追い詰めていく。
泥沼の債権回収に奮闘した、男たちの物語。
住専こと、住宅金融専門会社7社は、バブル崩壊により、6兆4000億円にのぼる巨額の損失を負った。
7社はいずれも大手銀行、証券、生保などを母体に設立されたが、80年代末の狂乱のバブル時代、母体行が融資に尻込みした「バブル紳士」たちに巨額の融資を行い、その多くが回収不能となり焦げ付いた。
政府は6850億円の公的資金投入を決めるが、これが世論の強烈な反発を招く。
自民党・橋本龍太郎政権は「住宅金融債権管理機構」を設立し、社長に「平成の鬼平」と呼ばれた中坊公平元日弁連会長を据えた。
住専各社から譲渡された不良債権を、できる限り回収することを目指す、「バブルのしんがり」たちの活動は、こうしてスタートした・・・。
原作「トッカイ バブルの怪人を追いつめた男たち」のネタバレ・感想
中でも、大手金融機関が母体となって設立した住宅金融専門会社(住専)は、不動産業者向けの大口融資が軒並み不良債権化し、ほぼ全ての会社が経営破綻に至っている。
そのような中、住専の不良債権処理を目的とした国策の債権回収会社、住宅金融債権管理機構(後の整理回収機構)が設立される。
本書は、その整理回収機構の一組織である大阪特別回収部(通称「トッカイ」)にスポットをあて、トッカイが手掛けた数々の案件について、貸し手と借り手の人間模様を織り混ぜながら双方の攻防を描いた金融ノンフィクションである。
本書では2名の大口の借り手が登場する。
ピークの借入残高が1兆円を越え、北海道から九州まで全国に260棟のビルを持っていた末野興産の末野謙一。
そして、80年代に拝観料にかける古都税問題で京都仏教会側の交渉役を担い、その後数々の不動産開発を手掛けた「怪商」西山正彦だ。対するトッカイ側は、住専出身者を始め、都銀からの出向者や破綻した金融機関からの転籍組、さらには警察関係者や弁護士なども加わる「ごった煮」チーム。
彼らは居直る債務者や反社会的勢力に対し、あらゆる手立てで債権回収という激務をこなしていく。
暴力団が入居するビルを視察したり占有排除するシーンなどは、回収現場の臨場感溢れる1シーンである。
圧巻は、つい最近まで続いていたトッカイと西山との長きに渡る攻防だ。
プライベートバンカーとタックスヘイブンを駆使して海外に資産を隠匿した西山に対し、トッカイはあらゆる法的手段を用いて粘り強く回収を押し進めていく。
金融関係の方にはお勧めの1冊である。
本作では”奪り駒”として整理回収機構に入り、不良債権の回収を行った人々の記録であるが、一方でバブルに踊らされて怪商たちに不合理な融資をし続けた金融機関の責任を改めて認識させられるものである。
人々が住専の記憶を忘れても、責任をもって回収にあたっていたというのは日本人が好む話だが、一方でその原因を作った人々や会社のことも忘れてはいけない。
もちろん「息を吐くように嘘をつく人たち」は、一筋縄ではいかず、あの手この手で資産を隠し返済を逃れようとする。
一見単純な「善VS悪」である気がするものの、担保を精査せず貸し出すだけ貸してしまった側にも大きな責任があるはずなのだが・・・。
それを銀行からの出向者や住専出身者たちに「取り立てはおまかせします。どうぞよろしく。」でいいのか?
しかも「住専処理には6,850億円の公的資金注入の悪夢」があり、さらに破綻金融機関にも税金の投入(もちろんのちの返済もあるが)しているのだから。
「しんがり」と同じようにエンディングでの同窓会的な飲み会でほっとさせられる人情噺的な要素もあるが「まともな進言が通らないとき。
ワンマン企業はたいてい崩壊に向かって走り出す。」という一文に筆者の強い執念も感じた。
しかし、わたしが霞が関勤務だった最中にこの住専問題が勃発したので、非常に記憶に残っている。
我が省の正面玄関に右翼の暴走車両が突っ込んだこともあった。
住専問題は、国民の税金投入でバブルの尻ぬぐいをした。
しかしながら、その現場で汗水垂らして仕事をした人間達のことは、本書を読むまで知らなかった。
勘違いで読み始めた本書であるが、最後まで楽しめた。
いわば将棋の“奪り駒(とりごま)”の男達の闘いが熱くやるせない。
若い頃、雲上のバブルの狂乱を生き、その後の失われた10年とも20年ともいわれる時代を生きてきたけど、こんなことがおこっていたんだなぁと改めて知る。
そしていまだに続いているとは・・・。
お金がお金を生むような泡銭は身につかないし、胡散臭い。
借りたお金は返しましょう。
天網恢々疎にして漏らさず。悪行よ、その身に返りやがれ!なんて思い読了。
借主の多くは不動産業を営む人たち。
バブルが崩壊し、土地価格が急落する。
融資金が戻って来ず多くの金融機関が倒産した。
住専処理では6850億円という公金が投入された。
まったく無関係の人の税金が使われたことに憤りを感じる。
そして、債務者となりながら、資産隠しを図る西山、末野たちと回収に回るトッカイとの闘争劇。
のうのうと借金を隠し続ける債務者も腹立たしいが、無責任な巨額融資を行った銀行経営者にも憤りを覚える。
使命感を持って業務にあたった回収機構の人たちには頭が下がる。
ドラマ「トッカイ 不良債権特別回収部」の放送はWOWOW!配信は?
連続ドラマW「トッカイ 不良債権特別回収部」の放送はもちろんWOWOWです。
WOWOWのドラマはTVerで見逃し配信されたりする事はないので、WOWOWでしか見る事が出来ません。
まだ、WOWOWに加入されていない方は、こちらからどうぞ。
WOWOWは加入0円!WOWOWのドラマや映画・スポーツはコチラから加入して観よう!
また、動画配信となると、これはいつから開始されるかは解りませんが、Huluで配信されるのではないかと思われます。
これまで放送されてきたWOWOWの連続ドラマWはHuluで多く配信されているからです。
Huluで配信が始まるとしても、すぐに配信が始まるわけではないので、配信が開始されるまで待たないといけません。
Huluで配信が始まりましたら、こちらでお知らせしますので、それからHuluに登録してみるのも遅くはないと思います!
それではWOWOWのドラマ「トッカイ 不良債権特別回収部」を楽しみましょう!
【関連記事】
「タリオ 復讐代行の2人」あらすじネタバレと視聴率!最終回結末で復讐は成功する?
「MIU404」6話に三澄ミコトの名が!?アンナチュラルも絡む展開の秘密※ネタバレあり