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漫画「テセウスの船」7巻のあらすじやネタバレ、感想を紹介していきます。
それにしてもこの「テセウスの船」の事を知れば知る程、よく実写ドラマ化したなぁ・・・と思ってしまう節もあります。
これを解りやすく、しかも限られた時間の中で映像化するのはちょっと難しいんじゃないかなぁ・・・と思うんです。
なのでドラマ版の「テセウスの船」が何処までこの物語を表現できるのか・・・ドラマ版の結末があっても良いと思います。
そう思わせてくれる作品ですね。
という事で、これから漫画「テセウスの船」7巻について紹介していきたいと思います!
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漫画「テセウスの船」7巻のあらすじ
1989年にタイムスリップした田村心。
4ヵ月後に発生する「音臼小無差別殺人事件」が近づくにつれ不可解な事件が頻発すると気づいた心は、父であり、現代では事件の犯人とされている佐野文吾とともに、事件を阻止するため奔走する。
しかし謎を解くことができないまま現代へと戻ってしまう。
犯人が今も生きていると確信する心は手がかりを求めて懸命に調査するのだが・・・読むほどに心凍てつく本格クライムサスペンス、第7巻。
漫画「テセウスの船」7巻のネタバレ
翼からシアン化カリウム(青酸カリ)を盗んでくるように言われた佐々木紀子。
翼は人から頼まれたと言い、拒む紀子に暴力を振るいます。
日ごろからDVをしていた翼に怯えていた佐々木紀子は、工場からシアン化カリウムを盗み、翼に渡します。
それからしばらくして、明音が失踪したことをテレビ報道で聞く佐々木紀子。
翼は
「明音は死んだ」
と言い、殺すなんて聞いてなかった!と言います。
明音を隠しに行くという翼は、佐々木紀子に明音を暴行したポラロイド写真を燃やすように指示しました。
翌日、明音と翼の遺体が雪山で見つかる・・・。
事情聴取を受ける佐々木紀子は、全て知らないとシラを切り続けました。
当時から、誰かに監視されていたと感じる佐々木紀子。
そして、佐々木紀子は金丸刑事が犯人に殺されるところを目撃したと言うのだった!
2月26日の日曜日・・・。
佐々木紀子は明音と翼が亡くなった音臼岳にいました。
金丸が誰かと話しているのを目撃する佐々木紀子。
金丸が
「犯人は素人だ」
という声が聞こえてきました。
青酸カリで人を殺すというのは簡単なことではない・・・と。
知識や経験がないと難しく、犯人は青酸カリで人を殺すことは初めてだっただろうと言います。
犯人からノートを見せてもらう金丸。
ノートには未来の出来事が書かれている・・・と。
そのノートによれば、逮捕されうのは文吾だと・・・。
そして更に犯人は言います。
「4月6日に佐々木紀子が青酸カリ自殺をする・・・」
と。
「これを止められるのは金丸刑事だけ」
ノートをどこで拾ったのかを聞く金丸。
犯人は、ちょうどその崖のところで拾ったと言いました。
崖をのぞき込む金丸の背中を犯人は突き飛ばした!!
佐々木紀子に会いに行く電車の中で、家に送られてきていた絵を由紀に見せる心。
心は由紀はなぜ記者になろうと思ったのかを聞く。
由紀はたまたま大学で音臼事件の記録を見て、心が突き動かされた・・・と言います。
加害者家族が苦しめられているという記事を見てショックを受けた・・・と。
その頃、佐々木紀子は重い病気のあと、1年の寿命だと鈴、木村さつきに言います。
残された時間で、何でも良いから知っていることを話そうと決意した・・・。
そして佐々木紀子は
「犯人に思い当たる節がある」
と言います。
当時、翼によく電話をしてきた人物に似ている・・・と言い席を外します。
その瞬間、木村さつきは白い粉が入った容器を鞄から取り出し、佐々木紀子の紅茶に混入させるかどうか、脅迫するように鈴に選択を迫ります。
事件が起こる前日に、木村さつきがお泊り会を欠席し、慎吾と鈴の様子を見に佐野家に訪れた事を思い出し、鈴は
「佐野家に青酸カリを仕込み、音臼小無差別殺人事件の真犯人はさつきなのか!?」
と迫る。
しかし、木村さつきは自分は真犯人ではなく、真犯人は知っている人物だと告げ、鈴の耳元で真犯人を明かす・・・。
真犯人を知ってショックのあまり固まる鈴に
「一番守りたいものは赤ちゃんでしょ?」
とお腹を優しく撫でながら、村田藍として幸せに生きろ!と言うさつき。
さつきは鈴が協力を拒むなら、慰霊祭で音臼小無差別殺人事件のように多くの人が亡くなると脅迫する・・・。
そんな中、真犯人として心当たりのある人物が写った写真を紀子が持ってくる。
紀子の持ってきた写真を見て
「やっぱりね」
と微笑んださつきは鈴にも写真を見せる。
写真を見せられた鈴はショックのあまり、紀子の家を素足のまま飛び出し、街の中を彷徨っていると、紀子の家に向かっていた心と由紀に遭遇する。
「助けて欲しい!」
と心に抱きつく鈴。
しかしその時、鈴の腹部に激痛が走り、鈴はうずくまってしまう・・・。
鈴を病院に連れて行った心。
医師の話では、子供も無事だという。
しかし、子宮にポリープがあり、それが原因で出血したようです。
鈴は涙ながらに子供を堕ろすことはできるのかと医師に聞きます。
その頃、紀子の家に心が来ると知ったさつきは、佐野家への償いの為にも、真犯人についての証言をやめないと誓う紀子を背後から包丁で襲われてしまい、命を奪われてしまう・・・。
さつきは真犯人に電話をかけて、紀子の命を奪ったことや、心が紀子の家に来ることを伝えた後
「いい考えがある」
と告げ、自分自身の身体を包丁で刺し、傷つけ始める・・・。
最後に腹部を刺したさつきは
「娘に刺された・・・」
と自ら110番をする。
その頃、鈴から真犯人の名前と、明日の慰霊祭での犯行を告げられた心は絶望している鈴を励ました後、由紀に鈴を任せて紀子を救うために走り出すのであった・・・。
そして心は続けて、明日の慰霊祭で殺人事件が起こるかもしれない・・・と警察に連絡を入れる。
佐々木紀子を刺した犯人、さつきが病院へと搬送されます。
さつきを見舞いに来た真犯人が言います。
「医師によれば、傷はたいした傷ではない」
「警察にすぐに偽装だとバレる」
と言います。
そして、喉がカラカラだというさつきにオレンジジュースを渡すのだった・・・。
日が落ちたころ、慰霊祭の会場についた心。
犯人は必ずやってくると確信し、待ちます。
3時間が過ぎたころ、暗闇の中に人影を見つけます。
「一人で来たのか?」
と問いかける心。
真犯人は一人ではないと言いながら、右てを開くと眼球が2つ乗せられているのだった・・・。
ここで7巻は終了!
漫画「テセウスの船」7巻の感想
だが心よりも前に彼女を訪ねていたのは、心の姉・鈴を伴ったみきおの義母だった。
その目的は……。
あの村で何があったのか、さらに事件のピースが揃っていく7巻。
しかしこれ、心のタイムスリップで返って状況が悪化したということでは…。
それにしても義母のこの行動、そして鈴の動揺から犯人はもう確定したようなもの。
今度は音臼村の慰霊祭で何かやらかそうとしている「犯人」を心は止められるか、緊迫の直接対決は次巻。
それにしてもタイムスリップで完全にパラレルワールドになってしまったから、心が守りたかった最初の世界はもう存在しないわけで、それでいいのかと…。
目撃者が犯人の保護者に伝えるのも危険過ぎる行動だし、予想通りの展開、、、。
ミスリードもなく、ミステリーとしては凡庸な内容かなと。
目玉とか単に犯人の異常性を強調するだけっぽいですし。
今度は未来を変えるという方向にフォーカスして話を盛り上げるのでしょうが、先が見えてるだけにスリルが減退してしまった事は否めません。
次巻以降が正念場ですね。
でも、動機とか、詳しいことはまだまだです。
ユキさんと心さん、なんか辛いなぁ。
生きているのは嬉しいけど。
ドラマ「テセウスの船」の動画配信や電子書籍は!?
2020年1月ドラマの日曜劇場「テセウスの船」の動画配信は、TBSですしParaviで独占配信されています。
また、見逃し配信はいつものTVerですね。
2019年秋ドラマの同枠のグランメゾン東京はグラグラメゾン東京として、パラビのみでチェインストーリーを独自配信しています。
テセウスの船でもそういったチェインストーリーが配信されるのか・・・。
それとも、下町ロケットなどのように、ディレクターズカット版だったり、完全版が配信されるかもしれませんね。
何にしても、テレビやTVerで観るだけでも満足は出来ると思いますが、更に作品を深く楽しむにはParaviを観るしかありません。
そして電子書籍は、U-NEXTにあります!
原作をじっくり読みたいという場合は、是非U-NEXTをご利用になられては如何でしょうか。
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それではこれからストーリーが展開されていくドラマ「テセウスの船」を楽しみにしていましょう!
原作と結末は異なるのかどうなるのか!
楽しみにしていましょう!
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