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ドラマ化が決定した「アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり」単行本3巻のネタバレ、感想や4巻について紹介したいと思います!
「アンサングシンデレラ」は、医療ものの物語なのですが、これまでの医療もののように医師や看護師ではなく、薬剤師に焦点をあてた物語です。
これまでになった物語なので、元々ドラマ化の希望も多く、今回フジテレビでドラマ化が決定した感じですね!
主演はアンナチュラルで好演を見せた石原さとみさんなのも楽しみなところです!
それでは「アンサングシンデレラ」の3巻について紹介していきたいと思います!
※「アンサングシンデレラ」の電子書籍やドラマ動画配信はFODで配信されます。
「アンサングシンデレラ」を漫画もドラマも楽しみたい場合は上記FODよりご覧ください。
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漫画「アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり」3巻のあらすじ
泣けるほどの仕事、したことありますか?
みどりが小児病棟で担当した、拒食症の少女・樹里。
拒食症の原因が、樹里の祖父が患った末期がんにまつわる家族の問題だと知ったみどりは、解決しようとがん治療の場に足を踏み入れるのだが・・・。
インフルエンザ編も収録した、薬剤師たちの奮闘の記録、第3巻!
※漫画「アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり」2巻のネタバレはこちらの記事にあります。
漫画「アンサングシンデレラ」3巻のネタバレ
物語ではインフルエンザの時期に入ってきて病院もかなり忙しいくなっています。
しかし患者さんの家族が
「タミフルは怖いから他の薬に変えて欲しい」
と言うのですが、忙しくて対応していられない薬剤師の羽倉くんは
「タミフルは怖くありません」
の一点張り・・・。
見かねた主人公の葵みどりが注射薬への変更を提案し事なきを得ます。
忙しくてもしっかり患者さんと向き合わなければいけないと学んだ羽倉くんだった。
「人はいつか死ぬ」
大好きな祖父が末期の胃がんと発覚し、思い悩む13歳の女の子は食事も取れず病院に運ばれてしまいます。
女の子が一番気がかりなのは祖父に告知をしていないこと。
「おじいちゃんは死ぬってわかってるのに嘘ついて治療を受けさせてる」
と自己嫌悪と不信感で自分の治療に対しても消極的です。
「抗がん剤ってすごく辛いんでしょ・・・」
「やる意味ないっていう人もいるのに嘘ついておじいちゃんにやらせてる・・・」
と女の子はとても辛そうにしています。
家族も「第二の患者」になり得ると、臨床心理士が女の子のお父さんを説得し、おじいちゃんに告知することが決まります。
こうして家族がやっと同じ方向を向いて歩んでいくことになりました。
抗がん剤の1クール目が終わり、おじいちゃんは一度退院。
料理人をしている飲食店で元気そうにお客さんと話しています。
しかし、抗がん剤の副作用で食欲が落ち、4クール目に入ったところでガクッと体重が落ちてしまう・・・。
抗がん剤治療の今後の方針を医師と薬剤師で相談していた矢先、おじいちゃんは肺炎を引き起こして再び入院となります・・・。
おじいちゃんはひとまず、肺炎の治療に専念することになるものの、しばらくすると癌の痛みを抑えるための医療用麻薬を使い始めます。
延命を希望しないおじいちゃんに病院食は味気ないだろうと、お父さんは煮物と日本酒を振る舞います。
酒を酌み交わしながら「親子水入らずの会話」で絆を再確認します。
そしておじいちゃんはみんなに見送らて・・・。
正直、末期がんを迎えた最期の患者さん、いや、親族として、どうしたら良いか悩みますよね・・・。
“少しでも長く生きてもらいた”
という気持ちで、腹水を抜かず、食事も決められたものにするか・・・。
“もう残り少ない命だから”
という気持ちで、苦しまないように水も抜き、好きな物を食べ、逝くか・・・。
年配の方で、末期がんで肺炎になったら、望みはかなり薄いです。
そんな時、残される家族はどうするのか・・・何が正しいも、答えもないですけど・・・。
何を選んでも後悔してしまうのかもしれないけど・・・。
悩ましいところですね。
漫画「アンサングシンデレラ」3巻の感想・口コミ
今巻はインフルエンザと癌の2つのテーマでしたが、どちらも面白く熱中してすぐに読み終わってしまいました。
1巻からずっと感じていますが、本当に病院薬剤師の仕事が真っ当に描かれています。
また、本格医療漫画さながらの安定感がひしひしと伝わってきます。
主人公みどりのひたむきさは、読んでいて自分も頑張らなければと考えてしまいます。
ひそかにドラマ化を希望しているのは私だけではないはず。
次巻も楽しみです。
祖父も末期の癌でよくわからないまま治療も年齢で出来ずとても辛い思いをしました。
急遽癌の勉強したり、毎日のお見舞いで励まして少しでもご飯を食べて薬を飲んでくれるようにとか。
毎日病院の帰りは泣きながら帰りました。
今でももっと何かできたのではないか、など後悔することもあります。
この漫画で辛さとか色々思い出しました。
あーあ、祖父が癌になる前に読みたかったなぁ。
次の巻は私が長年苦しんでたことなのでそれも楽しみにしてます。
いつも色々考えてしまうけど良い漫画です。
多少の脚色はありますが、薬剤師あるあるが沢山あり、面白いと思います。
連携をいつも取っている病院薬剤師の先生方も何人か購入されており、その話で盛り上がりました。
薬剤師の仕事を理解してもらう紹介本としても、アリだと思います。
職種は違いますが、『健康で文化的な最低限度の生活』の劣化コピーだと思っていただければと。
ネットの情報に振り回される患者を滑稽に描いてますが、悪意を感じます。
自分の身は自分で守るもの。
医者や薬剤師がそんなに信用されていると思っているのでしょうか?
説明して納得させるのも薬剤師の仕事だと思うのですが。
薬剤師の物語を書くといううえで、物語に死はかならずついてくる大きなテーマだ。
末期のがん患者とその家族。
家族は第二の患者と呼ばれていることも明記されていた通り、今回の家族は祖父、父、そして娘、だ。
この三人の家族の中で起こる物語を中心にしていく。
娘は祖父の抗がん剤治療と同調して摂食障害を患う。よくあることではなくともこのようなことを起こす感受性の高い子は実際にいるだろう。
祖父へのがん告知は父が止めていて、そのことについて娘はおかしいと感じている。
告知はのちになされるが、祖父は積極的治療をあまり望んでいない。
それでも家族のできるだけ長く生きてほしいという意向を優先する。
祖父は他者に眼差される自己として抗がん剤治療を受けていたと思う。
つまり、自身は積極的治療は望まないが、家族が私と長くいたいということだから受けるという選択。
物語の終わりの方では緩和治療のみの対応を望み、DNARとなる。
「もう、いいよな」と父(息子)に話すシーンはとてもよかった。
「お前もオレが死んでもやっていける準備がもう出来てきただろう。オレも治療を受けながら生きることに頑張ってきたが、そろそろ時間が迫っている。だからあとは任せたぞ」
というような意味だろう。
もちろんこんなはっきり話す患者さんは少ないかもしれないが、がん治療において、他者のために治療を受けるということ、そして最終的な決断は私がするよという覚悟。
ブレーキとアクセルの踏み方がうまい死に方を描いていたなと思う。
現実はこうはいかなくても、ナラティブな場を考えるうえで一つ役立つ物語だなと思う。
この病院は、院外処方してないんですかね。
タミフルだけでこんなに忙しいって、不思議に感じました。
あと、やたらと、他人との対立が多い漫画だなぁとおもいました。
薬剤師のほうが正しいって作者が思っているのか?けっこう医師を馬鹿にしたセリフが多いです。
治療できなかったら、緩和に興味なしって、そんなことないですから。
漫画「アンサングシンデレラ」4巻について
「アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり」単行本4巻の発売日はまだ公表されておりませんが、これまでの発行巻の発売感覚から考えて、2020年2月か3月に発売されるのではないかと思います。
ちなみに、これまでの単行本の発売日は下記の通りとなります。
1巻:2018年11月20日発売
2巻:2019年4月20日発売
3巻:2019年9月20日発売
4巻の発売日は近いと思うので、楽しみにしておきましょう!
※こちらの情報は2020年2月5日現在のものです。
「アンサング・シンデレラ」の動画配信・電子書籍は?
ドラマ「アンサング・シンデレラ」の動画配信はFODで行われます。
もちろん、見逃し配信はTVerでもされます。
そして、原作漫画の電子書籍もFODにあるようなので、「アンサング・シンデレラ」はFODで全て賄えてしまいます!
また、電子書籍はU-NEXTでも取り扱いがあるようですので、既にU-NEXTにご登録されている場合は、U-NEXTでもご覧になれます!
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それではドラマも漫画も、「アンサング・シンデレラ」を楽しんでいきましょう!
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