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「みをつくし料理帖」映画・原作ネタバレ!あらすじやキャスト情報を紹介!

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「みをつくし料理帖」映画・原作ネタバレ!あらすじやキャスト情報を紹介!

映画「みをつくし料理帖」のあらすじや原作のネタバレ、キャスト情報などを紹介していきたいと思います。

「みをつくし料理帖」は、髙田郁さんによる日本の時代小説シリーズで、全10巻発売されています。

ハルキ文庫(角川春樹事務所)より2009年5月に第1作「八朔の雪 みをつくし料理帖」が刊行され、2014年8月刊行の第10作「天の梯 みをつくし料理帖」にて完結しました。

登場人物のその後を描いた特別巻「花だより みをつくし料理帖 特別巻」が2018年9月に刊行されています。

そしてこの作品は映像化も頻繁にされていて、2012年および2014年にテレビ朝日にて北川景子さん主演でスペシャルドラマ化。

更に2017年および2019年にNHKにて黒木華主演で連続ドラマ化。

そして今回、角川春樹の最後の監督作品として松本穂香さん主演で映画化され、2020年10月16日に公開予定となっております!

それではこの作品「みをつくし料理帖」について紹介していきたいと思います!



「みをつくし料理帖」のネタバレ

ここから、記事を全て読んでいただくのも嬉しい限りですが、記事が何分長いので、気になるところにジャンプ出来るように、それぞれのネタバレを項目ごとに用意しました!

気になる箇所へ飛んでみてくださいませ!

・あらすじネタバレはこちらから

・映画で公開される原作巻数はこちらから

・キャスト※ネタバレ含むはこちらから

「みをつくし料理帖」のあらすじネタバレ

享和2年(1802年)の水害で両親を亡くし天涯孤独の身となった少女、澪は、大坂随一の名店と謳われる料理屋「天満一兆庵」の女将、芳に助けられ奉公人として勤め始める。

やがて天性の味覚を主人の嘉兵衛に見込まれた澪は、厳しい修業に耐え、着実に腕を磨いていくが、隣家からの延焼で店は焼失してしまう。

江戸店を任せていた息子の佐兵衛を頼って江戸へ出た3人を待ち受けていたのは、佐兵衛が吉原通いで散財し店を潰し、行方をくらませているという報せだった。

度重なる心労により、嘉兵衛は「天満一兆庵」の再興を澪と芳に託して亡くなってしまう。

店の再興と佐兵衛の行方探しを胸に、慣れぬ土地で芳と暮らしながら働き始めた澪は、「祟る」と噂され荒れ果てた小さな稲荷を1人で整えた姿を見込まれ、蕎麦屋「つる家」の主人・種市に店で働かないかと誘われる。

上方との味の違いから、当初は澪の作る料理は評判が良くなかったが、様々な人の助けを得て様々な新しい料理を考案し、愛し合った小松原との別れや、料理人仲間である又次の死などの悲しみを乗り越えながら、「つる家」を江戸で評判の店へと成長させていく。

そんな中、澪は、吉原で幻の花魁と呼ばれているあさひ太夫が、水害で行方不明になった幼なじみ、野江であることを知る。

いつしか澪は、自分の料理で評判を取り、その売り上げであさひ太夫を身請けするという、とてつもない夢を抱くようになる。

そして、その夢の実現のため、「つる家」を辞めて新しい道に進むことになった。

「つる家」を離れた澪は、あさひ太夫の客である摂津屋らの力を借り、あさひ太夫を吉原から取り戻すことに成功する。

澪は、野江に戻ったあさひ太夫と、長年澪に恋心を寄せ、見守ってくれていた医師の源斉とともに故郷である大坂へ戻り、新しい人生を切り開くこととなった。

映画「みをつくし料理帖」は原作のどこを映像化するの?

今回の映画化にあたり、原作の1巻から3巻までの内容が放映されるそうです。

角川春樹監督の生涯最後の監督作品なのですが、奥様からは、原作は10巻まであるから、ヒットしたら続編をやるべき!と言われているそうです。

1巻 八朔の雪 みをつくし料理帖

狐のご祝儀―ぴりから鰹田麩 文化9年11月の話

八朔の雪―ひんやり心太 文化10年8月の話

初星―とろとろ茶碗蒸し 同年9月~11月の話

夜半の梅―ほっこり酒粕汁 同年12月~文化11年1月の話

1巻 八朔の雪 みをつくし料理帖のあらすじネタバレ

神田御台所町で江戸の人々には馴染みの薄い上方料理を出す「つる家」。

店を任され、調理場で腕を振るう澪は、故郷の大坂で、少女の頃に水害で両親を失い、天涯孤独の身であった。

大坂と江戸の味の違いに戸惑いながらも、天性の味覚と負けん気で、日々研鑽を重ねる澪。

しかし、そんなある日、彼女の腕を妬み、名料理屋「登龍楼」が非道な妨害をしかけてきたが・・・・・。

料理だけが自分の仕合わせへの道筋と定めた澪の奮闘と、それを囲む人々の人情が織りなす、連作時代小説の傑作ここに誕生!

2巻 花散らしの雨 みをつくし料理帖

俎橋から―ほろにが蕗ご飯 文化11年春の話

花散らしの雨―こぼれ梅 同年3月の話

一粒符―なめらか葛饅頭 同年4月の話

銀菊―忍び瓜 同年5月の話

2巻 花散らしの雨 みをつくし料理帖のあらすじネタバレ

元飯田町に新しく暖簾を掲げた「つる家」では、ふきという少女を下足番として雇い入れた。

早くにふた親を亡くしたふきを、自らの境遇と重ね合わせ信頼を寄せていく澪。

だが、丁度同じ頃、神田須田町の登龍楼で、澪の創作したはずの料理と全く同じものが「つる家」よりも先に供されているという。

はじめは偶然とやり過ごすも、さらに考案した料理も先を越されてしまう。

度重なる偶然に不安を感じた澪はある日、ふきの不審な行動を目撃してしまい・・・。

書き下ろしで贈る、大好評「みをつくし料理帖」シリーズ、待望の第二弾!

3巻 想い雲 みをつくし料理帖

豊年星―「う」尽くし 文化11年6月の話

想い雲―ふっくら鱧の葛叩き 同年6月~8月の話

花一輪―ふわり菊花雪 同年8月~9月の話

初雁―こんがり焼き柿 同年10月の話

3巻 想い雲 みをつくし料理帖のあらすじネタバレ

土用の入りが近づき、澪は暑気払いに出す料理の献立に頭を悩ませていた。

そんなある日、戯作者・清右衛門が版元の坂村堂を連れ立って「つる家」を訪れる。

澪の料理に感心した食道楽の坂村堂は、自らが雇い入れている上方料理人に是非この味を覚えさせたいと請う。

翌日、さっそく現れた坂村堂の料理人はなんと、行方知れずとなっている、天満一兆庵の若旦那・佐兵衛と共に働いていた富三だったのだ。

澪と芳は佐兵衛の行方を富三に聞くが、彼の口から語られたのは耳を疑うような話だった・・・。

書き下ろしで贈る、大好評「みをつくし料理帖」シリーズ、待望の第三弾。

映画「みをつくし料理帖」のキャスト※ネタバレ含む

松本穂香 役:澪(みお)

神田御台所町(後に俎橋そばの元飯田町へ移転)の料理屋「つる家」の料理人。

大坂の出身で、卯年生まれ(寛政7年(1795年)生まれ)の18歳。

享和2年(1802年)、8歳の時、高名な易者水原東西に、「苦労の多い人生だが、その苦労に耐えて精進すれば、必ず青空が拝める“雲外蒼天(うんがいそうてん)”の運命にある」と予言される。

同年7月に起きた淀川の水害で、漆塗師の父伊助と母わかを一度に亡くし、天涯孤独となる。

変わり果てた町をさまよい、空腹から盗みを働いて折檻されていたところを、「天満一兆庵」の女将、芳に助けられ、そのまま店の奉公人になる。

女衆(おんなし=案内やお運び)として数年務めた後、天性の味覚を嘉兵衛に見込まれ、板場に入って料理人としての厳しい修業を積んでいく。

「天満一兆庵」を火事で失い、江戸に出てからは、神田金沢町の長屋に芳と共に暮らしていた。

後に、芳が柳吾の後妻となる直前、共に「つる家」に住み込みとなった。

丸顔で、眉は下がり気味、鈴のような眼、小さな丸い鼻は上向き。緊迫感のない顔をしており、芳からはよく「叱り甲斐がない」と言われるが、料理のこととなると感情を抑えられず、表情に出てしまう。

水害で両親が流されるのを目の当たりにしたトラウマで、今でも雨の降る日は気を失ってしまったり、夜は震えが止まらずなかなか寝付けなかったりすることがある。

時々来店し、的確な助言を与えてくれる小松原に恋をするが、彼の正体が手の届かない存在であると分かってからは、想いを秘め、せめて心のこもった料理を食べてもらいたいと心に決める。

不正を働いた御膳奉行が切腹したという噂を聞き、それが小松原ではないかと心配しながら料理をしたため、包丁で左手の人差し指と中指を深く傷つけてしまう。

後遺症で2本の指がうまく曲がらなくなり、通常の料理にはほとんど支障がないものの、細かい細工が難しくなってしまった。

後に数馬(小松原)に求婚され、一旦は受け入れるものの、やはり料理の道を捨てられずに別れを告げる。

その悲しみが原因で、一時は匂いと味が分からなくなってしまったが、吉原大火がきっかけで回復した。

江戸に出てきた当初は、いつか芳の息子、佐兵衛を探し出して、再び「天満一兆庵」の暖簾を掲げることを夢見ていた。

しかし、あさひ太夫が親友野江であることを知り、清右衛門にそそのかされて、あさひ太夫を自分が身請けするというとてつもない夢を抱くようになった。

その思いを知った種市から、翁屋の仮宅営業が終わる頃をめどに「つる家」を辞め、さらに大きな働きができる道に進むよう促された。

「つる家」を離れたあとは、一柳に来るようにという柳吾と芳の誘いを断り、元飯田町に店を開き、惣菜を商いながら、吉原「翁屋」に鼈甲珠を納めた。

長年澪を見守り、支えてくれた源斉の恋愛感情には気付き、自分も源斉を慕う気持ちを深めていったが、数馬との恋が多くの人を傷つけて終わったことで、二度と恋をしないと自制していた。

しかし、美緒の励ましもあり、源斉の求婚を受け入れ、あさひ太夫(野江)の落籍後に大阪に戻り、同じく大坂で医塾創設を目指す源斉と結婚することになった。

あさひ太夫の馴染み客である摂津屋らの力を借りて、鼈甲珠の作り方を「翁屋」に売り渡す引き替えに野江を取り戻すことに成功すると、野江と共に故郷大坂へ戻っていった。

当初は、北鍋屋町に「みをつくし」という店を構えていたが、文政5年に九州から東海道にかけて大流行したコレラにより大家の庄蔵が亡くなり、後を継いだ息子の意向で立ち退きを迫られた。

さらにコレラ患者を一人も救えずにうつ状態に陥った源斉の看病もあって、一時休業を決意する。

食欲を無くした源斉は、澪の作る料理にほとんど箸を付けなかったが、澪がかず枝に手紙で作り方を教わった江戸味噌を使った味噌汁を作ったところ、源斉の食欲も生きる意欲も回復していった。

この経験により、澪は食事によって病に負けない強い身体を作ることを志向するようになる。

そして、翌年の如月に、四ツ橋に新しく店を開いた。

最終話巻末付録の文政11年版料理番付では、四ツ橋の「みをつくし」という店の「病知らず」という料理が、西の大関位を獲得している。

奈緒 役:あさひ太夫(あさひたゆう)/野江(のえ)

「翁屋(おきなや)」の花魁。

上方出身で、吉原一と謳われる美貌と美しい唄声を持つと言われるが、表にはいっさい姿を現さないため、実在を疑う者も多く「幻の花魁」と呼ばれている。

禿から新造になる際、摂津屋など3名の御用商人が、身請け金としてそれぞれ4千両ずつ、計1万2千両を「翁屋」に預け、いずれあさひ本人に身請け先を決めてもらうことになった。

そのため、この3名以外はあさひ太夫と遊ぶことができない。

そして、大きな商いの前にあさひ太夫と枕を交えれば、決してしくじらないと信じられている。

他の遊女たちは、その別格の扱いに嫉妬を感じながらも、あさひ太夫の人となりを敬愛している。

その正体は、大坂で唐高麗の渡来品を商っていた「淡路屋」の末娘、野江で、澪と同い年の幼なじみ。

幼い頃から美人で評判だった。

易者水原東西に、「旭日昇天(きょくじつしょうてん)」という天下取りの強運の相の持ち主であると予言された。

しかし、水害によって家族と店を失い、自身も記憶を失ってしまった。

そして、女衒の卯吉にだまされて翁屋に売り飛ばされてしまったのである。

料理番の又次に頼んで、澪の作る料理と上方の話を持ち帰ってもらった際に、澪がかつての幼なじみであると気付き、「つる家」が放火されて気落ちし意欲を失った澪に、又次を介して10両という大金を託し、澪が再び料理への情熱を取り戻すきっかけを与えた。

澪との友情のしるしとして、蛤の貝殻を片方ずつ持っている。

最終話で澪が4千両を用意して落籍された。

しかし、女が女を落籍したとなると、江戸中の評判になり、ずっと野江が好奇の目に晒されることを恐れた澪の発案で、再興した実家の「淡路屋」が落籍したことになった。

その後、澪と共に大坂に旅立った。

大坂で「淡路屋」を再興した後は、眼鏡の販売を中心に商売を展開し、順調に売り上げを伸ばしている。

当時の大坂には、「女名前禁止」(女は家持ちにも店主にもなれない)という掟があったが、野江の場合、水害で家族を失った娘が店を再興するという事情により、婿を迎えるまで3年の猶予を与えられた。

その期限が迫る中、摂津屋には番頭の辰蔵との結婚を勧められていたが、又次を死なせてしまった後悔によりなかなか一歩を踏み出せないでいた。

しかし、辰蔵の真心に触れ、結婚を決意した。

若村麻由美 役:芳(よし)

「天満一兆庵」の元女将。48歳。

澪からは大坂での奉公先の女将の呼び名である「ご寮(りょん)さん」と呼ばれる。

息子、佐兵衛の行方不明と、夫、嘉兵衛の死とが相次ぎ、心労による脈の乱れから寝込むことが多かったが、後に回復して「つる家」で接客係として働き始める。

嘉兵衛が残した数々の言葉や料理人としての心構えを澪に伝え、澪を精神的に支えている。

当初は、佐兵衛を探し出して澪を嫁に迎え、「天満一兆庵」を再興することを夢見ていたが、ようやく再会した佐兵衛が料理人に戻る気はないと宣言したため、その夢はあきらめた。

「一柳」の店主、柳吾に、澪の嗅覚と味覚の障がいや、鯛の粗の入手先などについて相談している内に心引かれるようになっていき、柳吾の看病がきっかけで、さらにその思いを深くしていった。

そして、後添いに迎えたいという柳吾の申し出に涙で答えた。

柳吾と結婚後は、「一柳」の女将として采配を振るい、客からの評判も良い。

浅野温子 役:おりょう

澪と芳が暮らす長屋の向かい部屋に住む大柄な女性。48歳(芳と同い年)。

5歳年下の夫、伊佐三と、火事のショックでしゃべれなくなった息子、太一との3人暮らし。

自分の産んだ子ではない太一のことを、実の息子同様にかわいがっていて、なんとか話せるようになることを願っている。

太一のことになると我を忘れてしまうことがある。

夫共々、江戸に頼る者のいなかった澪たちの支えとなってくれている。

そして、澪の料理が評判になって客が増えた「つる家」で、接客を手伝うようになった。

太一からうつされた麻疹で生死の狭間をさまよい、しばらく「つる家」の手伝いを休んだことがある。

また、伊佐三の親方が卒中風で倒れたときも、看病のために一時期手伝いを休んだ。

後に長屋を出て、一家で親方の家に引っ越したが、引き続き「つる家」の仕事は続けている。

窪塚洋介 役:小松原(こまつばら)/小野寺 数馬(おのでら かずま)

「つる家」の常連客の浪人で、卯年生まれの30歳。澪のことを「下がり眉」と呼ぶ。

江戸の味に慣れていない澪の料理を「面白い」と評したり、基本がなっていないと助言したりして、澪の成長に一役買う。

特に「あれこれと考え出せば、道は枝分かれする一方だ。

良いか、道はひとつっきり」という言葉は、何度も澪の迷いを取り除いた。

その正体は、将軍徳川家斉からの信頼も厚い若年寄で、御膳奉行を兼任する小野寺数馬であり、料理の世界に精通している者からは、畏敬の念を込めて「土圭(時計)の間の小野寺」と呼ばれている。

「小松原」は母の旧姓。将軍に供する料理の研究も兼ねて、義弟の別宅を拠点に浪士の形で江戸中の店を食べ歩いている。

仕事柄、嫌と言うほど味見をさせられている生姜と鱚が苦手。

妹と母の後押しにより澪を妻に望んで、一旦は話が進んでいたが、澪が料理の道を捨てられないことを知ると、初めて澪の名を呼び、「その道を行け」と励ます。

そして、体面を重んじる武家社会の攻撃から澪を守るために、出世のために恋仲だった町娘を捨てた不実な男を演じて、有力旗本の縁者に当たる娘、乙緒を嫁に迎えた。

後に、たまたま「相模屋」紋次郎と茶屋で知り合い、澪の作った「琥珀寒」をお裾分けしてもらって、澪が料理人としての道を着実に進んでいることを知った。

「つる家」を離れた澪が、幕府徒士のために作った弁当が城内で評判になったが、それに興味を持ち、永田陶斉を通じて密かに取り寄せようとした御膳奉行がいた。

明言されていないものの、それが数馬であることが示唆されている。

佐兵衛がご禁制の「酪」を作ったとして自訴した際は、彼を庇う発言をし、そのおかげで佐兵衛はお目こぼしとなる。

それを知った澪が数馬の屋敷の近くに向かい、密かに手を合わせると、たまたま数馬が現れ、互いに無言で見つめ合った。

その際、紙張り太鼓を抱えていたことから、子が生まれたのだと澪は思う。

自身が心の内を表に表さず、言葉を尽くして理解してもらおうともしない性格のため、同じような性格の乙緒も自分と同じだと思い込んで、その心をくもうとしなかった。

しかし、母が乙緒に遺した「岡太夫」の遺言を通して、努力して相手の気持ちを掘り起こし、関係を育てることの大切さを教えられ、乙緒と互いに心を通わせ始めた。

小関裕太 役:永田源斉

神田旅籠町の町医者で、25歳ほどの年齢。

御典医、永田陶斉(とうさい)の次男。母の名は、かず枝。

化け物稲荷でお参りしていた時に倒れた芳を診察して以降、たびたび「つる家」を訪れるようになる。

そして、医者の立場から澪に料理のヒントを与え、励ましている。

両替商、「伊勢屋」久兵衛から、娘美緒との縁談を持ちかけられたが、今は医学に精進したいので妻帯はしないと断った。

しかし、澪が数馬と結婚することになったと知ったときには、祝福しつつも雨の中傘を忘れて行った。

美緒や種市らは、源斉が澪に恋心を抱いていることに気付いている。

「翁屋」の楼主夫妻の主治医であり、怪我をしたあさひ太夫の治療も行なったことから、又次が死んで後、あさひ太夫に澪の作った弁当を届ける役を買って出た。

澪が、自分はどのような料理人を目指せばいいかと迷っていたとき、彼女がすでに食べる人の心と身体を健やかに保とうと心がけていることを指摘し、「食は、人の天なり」を体現できる希有な料理人であることを保証して、迷いを取り去った。

御典医に推薦されるが、「身分にかかわりなく、病に苦しむ人を救いたい」との思いから辞退し、さらに士分を捨てて町娘である澪との結婚を望んだことで永田家とは絶縁する。

その後は医塾創設のために大坂へ向かった。

文政5年のコレラの大流行の際は、一人も救うことができず、自分を責めてうつ状態に陥った。

当初は、澪の作る料理もほとんど喉を通らなかったが、子どもの頃から慣れ親しんだ江戸味噌を使った味噌汁によって、食欲も生きる意欲も回復していった。

そして、店を一時休業していた澪に、営業再開を促した。

その他キャスト

永島敏行 役:伝右衛門・翁屋の楼主

藤井隆 役:清右衛門・戯作者

野村宏伸 役:清八・つる家の常連客

渡辺典子 役:お満・つる家の客

衛藤美彩 役:菊乃・翁屋の遊女

村上淳 役:卯吉・大阪の遊郭に出入りする女衒

反町隆史 役:水原東西・易者

榎木孝明 役:駒沢弥三郎・御膳奉行、小松原の上役

鹿賀丈史 役:采女宗馬・日本橋登龍楼の店主

薬師丸ひろ子 役:お百・清右衛門の妻

石坂浩二 役:種市・つる家の店主

中村獅童 役:又次・翁屋の料理番

映画「みをつくし料理帖」の公開日

「みをつくし料理帖」映画・原作ネタバレ!あらすじやキャスト情報を紹介!

映画「みをつくし料理帖」の公開日は2020年10月16日を予定されています。

2020年は新型コロナウイルスの影響があり、正直どうなるか解りませんが、10月の公開であれば、何とか延期せずに公開できるかな?という状況だと思います。

出演者も本当に豪華ですし、時代背景にコレラ・・・多少「JIN-仁-」と被るところもあるかもしれませんが、楽しみましょう!

 
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希空

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