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【ネタバレ】赤い霊柩車39最終回の動画見逃し配信や原作情報まとめ

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【ネタバレ】赤い霊柩車39最終回の動画見逃し配信や原作情報まとめ

フジテレビで放送されているスペシャルドラマ「山村美紗サスペンス赤い霊柩車39FINAL~弔の京人形~」最新作2023のあらすじやネタバレ、無料動画配信や見逃し配信の無料視聴方法、視聴率や感想、キャスト情報などを全てまとめて紹介していきたいと思います。

この「山村美紗サスペンス赤い霊柩車」の動画配信は、TVer(ティーバー)などで全話見返すことはできません。

「山村美紗サスペンス赤い霊柩車」の動画配信は現在FODで配信されていますが、動画配信サービスU-NEXTでも配信される可能性があります。

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見逃し配信はもちろんTVerでも配信されますが・・・それではドラマ「山村美紗サスペンス赤い霊柩車」について紹介していきたいと思います。

ドラマ「山村美紗サスペンス赤い霊柩車」のネタバレ

ここから、記事を全て読んでいただくのも嬉しい限りですが、記事が何分長いので、気になるところにジャンプ出来るように、それぞれのネタバレを項目ごとに用意しました!

気になる箇所へ飛んでみてくださいませ!

・キャストについてはこちらから

・あらすじネタバレはこちらから

ドラマ「山村美紗サスペンス赤い霊柩車」の概要

「赤い霊柩車」は、1992年から2023年までフジテレビ系で放送予定の大映テレビ・フジテレビ製作の2時間ドラマシリーズである。主演は片平なぎさ。

放送枠は「金曜ドラマシアター」(第1作)、「金曜エンタテイメント」(第2作 - 第20作)、「金曜プレステージ」(第21作 - 第33作)、「赤と黒のゲキジョー」(第34作)、「金曜プレミアム」(第35作 - 第37作)。

推理作家・山村美紗の作品「葬儀屋社長 石原明子シリーズ」を原作とする。1992年、「金曜ドラマシアター」枠で放送開始。放送開始から25年以上たっても新作が製作されており、2012年までの29作の平均視聴率が17.0%という人気シリーズである。主演の片平は、明子の“幽玄な世界”、秋山隆男と内田良恵の“夫婦漫才”が「当たり前の景色のような安心感」をもたらしていることが長寿シリーズ化につながったのではないかと分析している。

オープニングは化野念仏寺の西院の河原に着物姿の片平が立って葬儀の問題について語りかけ、大村と山村による寸劇が挿入後、再び片平の画面に戻り「葬儀のご用命は、石原葬儀社へ」という言葉で締める、というアバンタイトルが使用される。

制作局のフジテレビでは、『土曜ワイド』から本シリーズの再放送が現在も行われている。地上波の他、BSフジ、フジテレビ721→フジテレビTWOでも再放送されている。

第1回のみ映像がフィルム撮影。第2回から第19回までVTR化。第3回のみ撮像管VTR映像。第5作からはステレオ放送。一部の作品は再放送、BS放送、CS放送では超解像度版(リマスター)にしている。第20回から映像がハイビジョン化されている。

2018年11月16日放送の第37作目は、ゲスト出演した江波杏子の遺作の1つとなった(2018年10月27日逝去)。

2019年10月改編により、1984年10月開始の『金曜女のドラマスペシャル』から35年間続いたサスペンスドラマを主軸とした金曜2時間ドラマ枠が完全廃枠となることが明らかとなったが、唯一、「赤い霊柩車」シリーズに関しては同局の2時間ドラマ枠が完全廃枠後も製作が行われており、2020年4月3日に廃枠前の金曜プレミアムとほぼ同じ時間で第38作が放送された。

2023年3月17日に3年ぶりの新作となる、第39作にしてシリーズ最終作「放送開始30周年記念 山村美紗サスペンス39 赤い霊柩車FINAL~弔の京人形~」が放送され、31年の歴史に幕を閉じることになった。放送枠は金曜プレミアム時代と同様。

ストーリー
京都にある石原葬儀社では先代の社長の遺言を守るべく、奮闘する専務・秋山隆男が今日も仕事に精を出す。

社長である石原明子初め、社員らはそんな彼に振り回されつつ仕事をこなしていく。

秋山は葬儀とあらば何でも受けてしまう。当然、請ける葬儀の中には事件絡みの物も多々ある。

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ドラマ「山村美紗サスペンス赤い霊柩車」の主な出演者

石原明子(いしはら あきこ)
演:片平なぎさ
主人公。石原葬儀社社長。父親で先代の初代石原葬儀社社長で、現在は故人である石原宗之助(第36作で名前が判明)の長女で東京生まれ。京都女子学院卒業。マンション「ベルメゾン洛南」203号室の入居者。
ジャーナリストになるのが夢だったため、当初は「石原葬儀社の社長は親戚に任せる」と言って継がないつもりだったが、諸事情から結局は継ぐことに。
春彦とは東京で出逢って婚約までしているが、会社が京都にあるため、現在は遠距離恋愛中。度々、監視の厳しい秋山の目を盗んでデートしている。
探索好きが高じ、毎回殺人事件に首を突っ込むクセがあって秋山曰く「探偵ごっこ」を繰り返し、その推理力や着眼点の鋭さから京都府警で「葬儀屋探偵」と呼ばれて認知されている。
原作では東京の大学薬学部を卒業後、薬剤師をやっていたことになっている。

黒沢春彦(くろさわ はるひこ)
演:美木良介(第1作)、国広富之(第2作)、神田正輝(第3作 - )、(高校生:吉田大輝〈第26作〉)
明子の婚約者。東都医科大学の准教授。医師。明子が葬儀社を継ぐ際、医師と葬儀屋のカップルであることに引け目を感じた明子に別れを告げられるが、すぐに寄りを戻した。
当初は何かと殺人事件に首を突っ込む明子のブレーキ役だったが、次第に彼女の影響で詮索好きになってしまった。時折それをぼやいている。
明子からは「春彦さん」秋山や良恵からは「黒沢先生」と呼ばれている。
一人称は「僕」である。
料理が得意。劇中では和食やイタリアン、フレンチを作っている。
医師なので、医師仲間に顔が利き、それが事件解決のヒントになることもある。またパソコンなどにも強い。
原作では「黒沢秋彦(くろさわ あきひこ)」。

秋山隆男(あきやま たかお)
演:大村崑
石原葬儀社の専務。バツイチ。生粋の関西人。原作では年配ではなく、30代の独身男性。
第4作で葬儀の商売30年と語っている。葬儀が生きがいになってしまい、第7作でとうとう「1級葬祭ディレクター」まで取得し、度々1級であることをアピールしている。
明子の父親である亡き先代に拾ってもらった事に恩義を感じており、明子が受け継いだ石原葬儀社を繁盛させることに強い使命感を持っているが、肝心の明子が本業である葬儀そっちのけで探偵ごっこに熱を入れ、事務の良恵も茶菓子ばかり食べてダラダラしており、社内の人間が仕事に専念してくれないためにいつも気苦労が絶えないでいる。
「死んだ人がいる」と耳にすれば半ば強引に葬儀を受けようとするが、決して守銭奴ではない(つい本音を言ってしまって以降、葬儀を断られるというコントはある)。
明子を「明子(あっこ)はん」または「社長」と呼んでいる。初期作では、基本的には「明子(あっこ)さん」と呼んでいた。
葬儀の話になると、いつもは社長である明子に強気に出るが、その時に限り一歩腰を下げお願いするという銭臭さがにじみでている。
ぎっくり腰の気があり、なおかつ顎が外れやすく、明子たちが噂話していると必ずクシャミが出る。

内田良恵(うちだ よしえ)
演:山村紅葉
事務員。秋山からは「良恵」、明子からは「良恵さん」と呼ばれている。原作では良子だが、苗字不明。
京おんなであるが、シリーズ途中からは「はんなり」とは程遠くなってしまう。色気より食い気。
普段は(一応カロリー計算はしているものの)菓子ばかり食べてダラダラしているが、電話の応対・葬儀本番での受付や会場の設営等の仕事は真面目に行える。
知り合いに誘われ株を始めたり秋山と同じ葬祭ディレクターの資格を取ろうとしたりする等、度々思いつきで何かを始めるが結果的にはどれも身にならないことが多い。また、結婚詐欺師にも引っかかるという場面もあった。
毎度秋山には「仕事せぇ」「ちゃっちゃと動かんか」などと尻を叩かれ、挙げ句は「邪魔や!!」と厄介者扱いされている。そして口応えをしては反撃を喰らっている。しかし、時には秋山にキツい一言を浴びせて泣かせている。
明子を「明子さん」と呼んで懐いており、春彦とのデートの手引きをしたりもするなど明子たちの恋は応援しているが、非常に口が軽い。第7作から現在まで同じ髪型となっている。
また被害者の葬儀が終わり出棺されるシーンでは彼女が必ず茶碗を割る役割を行っている。※1作目は別

石原宗之助
演:加門良(第36作・第37作)
石原明子の父。石原葬儀社先代社長。故人。第37作は志村綾乃が石原葬儀社を訪れたときの明子の後ろにある写真で登場。

橋口大吾(はしぐち だいご)
演:伊庭剛(第1作)、斉藤隆治(第2作 - 第4作)、松永博史(第5作 - 第7作・第10作 - 第12作・第14作・第16作 - 第18作・第20作 - )、谷山雄二朗(第8作・第9作)、荒木しげる(第15作)
刑事部捜査一課の刑事。階級は警部補。
※第13作の「函館立待岬 喪服の花嫁」と第19作の「見知らぬ招待客」は登場していない。

渡辺
演:佐野圭亮(第16作)
刑事部捜査一課の刑事。

佐藤(さとう)
演:石原聡(第9作 - 第12作・第15作・第16作)
刑事部捜査一課の刑事。

野村浩一(のむら こういち)
演:山口竜央(第27作 - 第35作・第37作 - )
鑑識課員。

狩矢荘助(かりや そうすけ)
演:若林豪
刑事部捜査一課の刑事。階級は警部。悪は絶対に逃がさないタイプ。
「事件性あり」と判断した死亡事件には葬儀にも顔を出す程の現場主義で、必ず明子たちと遭遇する。
基本的には飄々としていて、明子の推理力や観察力・着眼点に一目置いているが、時々明子たちを冷やかしている。
他県で起こった事件でも関係者が京都の人間であると臨場する。琵琶湖、高知県等。
よくコンビを組むのは橋口大吾警部補。
※「狩矢警部シリーズ」「狩矢父娘シリーズ」など、山村美紗の映像化された作品の殆どに登場する架空の警察官。第13作の「函館立待岬 喪服の花嫁」のみ登場していないが、捜査を担当する函館南署の小田切は会議等で面識があると会話には出てくる。

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ドラマ「山村美紗サスペンス赤い霊柩車39FINAL~弔の京人形~」のあらすじ・ネタバレ

放送開始30周年記念▽石原葬儀社廃業の危機!?京友禅と京人形に秘められた30年越しの想いとは?!そして明子と婚約者・春彦に史上最悪の事件がふりかかる!

“サスペンスの女王”片平なぎさが主演を務める『赤い霊柩車』。放送開始から30周年の節目を迎え、平成の始まりから令和にかけて長きにわたって愛され続けてきた『赤い霊柩車』の歴史に、ついに幕が下りる。そのファイナルで主人公・石原明子が挑むのは、最後にして史上最悪の事件だった…。

出張で来た京都に黒沢春彦(神田正輝)といつものようにデートをしていた明子は幼なじみの中江伊織(松下由樹)と偶然再会する。

彼女がずっと師事していた友禅下絵師・九条万葉(羽場裕一)が「時代が変わった」という言葉を残して突如、引退してしまったため、タクシー運転手へと転職したとのことだった。そんなある日、九条が殺害されてしまう。そこには九条の幼なじみである西崎朱(榎木孝明)を示すと思われる「にしさき」の血文字が残されていて…!?

一方、石原葬儀社では、父親の葬儀を“映える”ものにしてほしいと相談に来た依頼人を、秋山隆男(大村崑)が邪険に追い払ってしまう。するとその動画がネットにアップされてしまい、石原葬儀社がまさかの炎上!予約は次々とキャンセルされてしまい、あっという間に葬儀社は存続の危機に立たされてしまう…。果たして、事件の真相は!?そして、石原葬儀社はどうなってしまうのか!?

ドラマ「山村美紗サスペンス赤い霊柩車39FINAL~弔の京人形~」の出演者

片平なぎさ 
大村崑 
山村紅葉 
奥貫薫 
羽場裕一 
石井正則 
佐藤寛太 

榎木孝明 
松下由樹 

若林豪 
神田正輝 

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「片平なぎさ」について

「片平なぎさ」は、日本の女優、タレント。元アイドル歌手。東京都品川区二葉町出身。血液型はO型。ホリプロ所属。

東京都品川区に生まれ、不動産会社経営の両親、姉の4人家族の中で育つ。一家は引っ越しを繰り返し、生後まもなく富山県高岡市、新潟県糸魚川市筒石、福島県福島市と引っ越し、なぎさが保育園に入園と同時に再び、東京品川に戻る。小学校入学と同時に大田区六郷に転居し、高畑小学校に通うが、一年の一学期で品川区中延へ転居したため、中延小学校へ転校。どこへ行っても転校生とイジメられ毎日泣いた。友達ができる機会はほぼなく、両親は共働きのカギっ子で、唯一の楽しみは手のり文鳥と遊ぶことだったという。学校の帰り、優しく声をかけてくれるみどりのおばさんに大人になったらなろうと思っていた。あまりの寂しさに耐えられず、小学3年生のとき、母親に抗議し、母は仕事を辞めて家にいてくれるようになった。のち区立荏原第二中学校に進学。堀越高等学校卒業。

1974年に日本テレビのオーディション番組『スター誕生!』に出演し合格。1975年に東芝から「純愛」で、当初はアイドル歌手としてデビュー。同年に「美しい契り」で第17回日本レコード大賞新人賞、新宿音楽祭銀賞などを受賞した。同じ所属事務所(ホリプロ)所属で、2期下の1977年デビューである榊原郁恵とは同学年であり、同じ堀越高校時代の同級生であり親友。互いに名前で呼び合う仲。

歌手デビューの1975年、映画『青い山脈』で女優デビューし、3年後には歌手としての限界が見えたのか歌手活動を休止し本格的に女優業へ転向。ホリプロからは山口百恵二世として期待された。1983年から1984年にかけてのヒットドラマ『スチュワーデス物語』では、当時ホリプロの後輩で主人公役だった堀ちえみをいじめる悪女役を演じて一躍評判となったが、若者世代を中心に視聴率が高かった為に、良くも悪くもその社会的影響度は大きかった。

1990年代から、清楚感溢れる聡明な女性や、正義感の強い気丈な女性の探偵役を演じることが増え、日本テレビ『火曜サスペンス劇場』の『小京都ミステリー』シリーズ、フジテレビの『山村美紗サスペンス 赤い霊柩車シリーズ』、テレビ朝日『土曜ワイド劇場』の『子づくり旅行』シリーズなどの2時間ドラマの主演シリーズを多数持つようになり、以降「2時間ドラマの女王」等の異名で知られるようになる。

1989年に『わたしは女優・貞奴恋の漫遊記』で舞台デビュー。以後、2000年まで年に一度のペースで1ヶ月の座長公演をこなしつつ、女優としてはテレビドラマを中心に活動し、映画からは遠ざかっていた。しかし、2006年に『TRICK-劇場版2-』で、1977年の『瞳の中の訪問者』以来、29年ぶりの映画出演を果たした。

トーク番組『新婚さんいらっしゃい!』(朝日放送〈現:朝日放送テレビ〉制作・テレビ朝日系)では、1981年11月15日から1992年5月17日までの10年半にわたって、桂三枝(現・六代桂文枝)の4代目アシスタントを務めた。番組アシスタントとしては、2008年1月6日放送分で事務所の後輩の山瀬まみが更新するまでの最長出演であった。

2時間ドラマの女王として君臨し、同じ事務所の船越英一郎とも多数の2時間ドラマで共演していたが、船越が2001年に松居一代と結婚してからは、2時間ドラマでの共演が減少(皆無)している。
数多くの2時間サスペンス / ミステリードラマで主役を張った片平が、唯一出演実績がなかったのがテレビ東京系列の水曜21時枠であった。しかし、2007年2月28日に水曜ミステリー9『黒い骨』で主演した事で、5大基幹局全ての2時間ミステリードラマ枠での主演を達成(ライバルの船越は先に達成)。なお、テレビ東京系列で特別番組として不定期に制作されていた長編ドラマ作品への出演はこれよりも約15年早く、1992年11月16日放送分の『プレイガール'92・黒真珠殺人事件』では主演を務めている為、この作品が事実上片平がテレビ東京系列で初めて主演した2時間サスペンスドラマである。
デビューのきっかけになった『スター誕生!』は、ハガキを出した同級生がいざとなると怖気づき、「勝手に欠席したら怒られる」とみんなで真剣に悩んだ結果、たまたま学芸会でミュージカルの主役をやったことがある片平が代役としてふさわしい、という流れで出場した。最終的に優勝し、父親が芸能界入りに大反対で一度は断るが、森昌子や山口百恵など過去の優勝者が既に芸能界で活躍している手前、やむを得ず「3年やってみて」という説得をのんで、歌手デビューをした。
歌は本人曰く「嫌い」。お客さんから「歌が下手」「衣装がおかしい」と思われているんじゃないかと思い込み、とことんネガティブになった。いつも仕事場には行きたくなかったという。そして歌手より役者に向いていると悟り、後に本格的に女優業へ転向した。
映画『青い山脈』で映画デビューした時、作品を作り上げる過程の楽しさ、自分とは違う人間になれることに気づいたという。約束の3年が終わって、女優の道に進もうと決心したが、当時ホリプロには俳優専門の人はいないことから退社も覚悟していた。しかしこの時の片平をきっかけに社内にドラマ専門のセクションができて女優に転身する。
人当たりの良さで知られ、学生時代の彼女を知る人は「真面目で勉強もよくできた人」と口をそろえる。大成した現在でもファンやスタッフ、投宿先の従業員にまで挨拶や気遣いを欠かさないという。
『スチュワーデス物語』に出演した際には、役の非情さだけでなく、劇中の名シーンのひとつである『歯で手袋を脱ぎ、義手を見せつける』場面などの生々しく恐ろしい雰囲気のため、街を歩いている時や撮影中に、「魔女」、「バケモノ」呼ばわりされる等、罵声や罵詈雑言を浴びせられたり、更に悪質な者からは石を投げられたり暴行を受けたりと苦悩した。しかし、共演する若手から「(『スチュワーデス物語』を)観てました!」と声をかけられることが増え、会話の突破口になることも多い。今では自身も「出演して良かったと実感している」と肯定的に捉えている。
体を動かすのが大の苦手で、オフの時は家にいるか、行き先を決めずに車でキャンプに出かけて自然の中にいるのが好き。
本人曰く「信じられないくらい」の方向音痴であり、楽屋からトイレに行って戻れなくなってしまうほどである。方向音痴に関してはその他「引越しをして7ヶ月目(2011年1月当時)だが、まだカーナビ無しで家に帰れない」、「待ち合わせ場所で違うロケバスに乗ってしまう」といったエピソードを語っている。
映画初主演作となる『瞳の中の訪問者』の撮影中、シャワーシーンを控えた片平が共演者の志穂美悦子とともに大林宣彦監督から別室に呼び出され、「次のシーンは(片平演じる)千晶が瞳で恋をする人と初めて会う大事なシーンだ。とても綺麗に撮りたい。美しい映像にしたい。(少し沈黙の後)脱いでくれないかな?」と云われ、その後、数時間大林からの柔らかい物腰で説得されるも悩み続ける両者であったが、最初に志穂美が口を開き「なぎさちゃんが脱ぐんだったら私も脱ぐ」と発言し、片平の返答待ちとなる。片平も大林の映像や監督に対し敬意を評し、作品の撮影意図も理解していたが当時高校生であった片平には荷が重く、また芸能界に入る時の条件として「絶対に脱がない!」と父親との固い約束があったので結局その場では判断できず一晩悩んで考えた結果、断る事となった。それ以降、現在に至るまで片平が撮影で脱ぐ事はなかった。
 
 
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希空

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