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草彅剛さん主演の映画「ミッドナイトスワン」のあらすじやネタバレ、感想やキャスト情報などを紹介したいと思います。
この映画は放映前から大きな話題になっているのですが、俳優の竹内涼真さんが大絶賛していたこともあり、多くの人に認知されることになりました。
草彅剛さんの演技は昔から評価が高いのですが、そんな草彅剛さんがトランスジェンダー役を演じるということでも大きな話題です。
新型コロナウイルスの影響で映画館での鑑賞方法も変わったりと色々ありますが、この映画「ミッドナイトスワン」は多くの人に観てもらえる映画になるのでしょうか。
映画「ミッドナイトスワン」について紹介していきたいと思います!
もくじ
映画「ミッドナイトスワン」のネタバレ
ここから、記事を全て読んでいただくのも嬉しい限りですが、記事が何分長いので、気になるところにジャンプ出来るように、それぞれのネタバレを項目ごとに用意しました!
気になる箇所へ飛んでみてくださいませ!
映画「ミッドナイトスワン」のあらすじ・ネタバレ
あなたの母になりたい・・・。
陽の当たらない場所で、あたたかな愛が生まれる。
新宿のニューハーフショークラブ「スイートピー」では、メイクしステージ衣装に身を包み働くトランスジェンダーの凪沙(草彅剛)。
洋子ママ(田口トモロヲ)が白鳥に扮した凪沙、瑞貴、キャンディ、アキナをステージに呼びこみ、今夜もホールは煌びやかだ。
「何みとんじゃ!ぶちまわすど!」
広島のアパートでは、泥酔した母・早織(水川あさみ)が住人に因縁をつけていた。
「何生意気言うとるんなあ!あんたのために働いとるんで!」
なだめようとする一果(服部樹咲)を激しく殴る早織。
心身の葛藤を抱え生きてきたある日、凪沙の元に、故郷の広島から親戚の娘・一果が預けられる。
「好きであんた預かるんじゃないから。言っとくけど、わたし子供嫌いなの」
叔父だと思い訪ねてきた一果は凪沙の姿を見て戸惑うが、二人の奇妙な生活が始まる。
凪沙を中傷したクラスの男子に一果がイスを投げつけ、凪沙は学校から呼び出しを受ける。
「言っとくけどあんたが学校でなにをしようと、グレようとどうでもいいんだけどさ、私に迷惑かけないでください。学校とか、謝りにとか絶対行かないって先生に言っといて」
バレエ教室の前を通りかかった一果はバレエの先生・実花(真飛聖)に呼び止められ、後日バレエレッスンに参加することになる。
バレエの月謝を払うために凪沙に内緒で、友人の薦めで違法なバイトをし、警察に保護される一果。
「うちらみたいなんは、ずっとひとりで生きて行かなきゃいけんけえ・・・強うならんといかんで」
凪沙は、家庭環境を中傷され傷つく一果を優しく慰める。
やがて、バレリーナとしての一果の才能を知らされた凪沙は一果の為に生きようとする。
そこには「母になりたい」という思いが芽生えていた・・・。
映画「ミッドナイトスワン」の15分予告はこちら
映画の15分予告なんて本当に前代未聞ですよね・・・。
90秒や180秒くらいの予告動画ならあるとは思いますが、今回のは925秒予告です。
まだ映画をご覧になっていない方は是非この15分予告をご覧くださいませ。
映画「ミッドナイトスワン」のネタバレ・感想はこちら
最初から引き込まれました。
映画を見ているのかドキュメンタリーを観ているのかわからなくなる位、草彅剛さんの演技が自然でした。
出演者全員はまり役で無駄がなく、内田監督の類いまれなる才能が全編に溢れてました。
ostも良かった。
これは沢山の人に観て頂きたい映画。
普段「1900円は高いな」って思ってるけど「こんな素晴らしい映画が1900円で観られるなんて!」って思いました。
どんなドラマ、映画を観ても泣けなかった私が号泣しました。
悲しい涙より感動の涙は心に温かい物を残します。
疲れた心を癒してくれる映画でした。
トランスジェンダーという複雑な状況下の女性役である。
『トランスジェンダー』に意識が引っ張られると「難しいでしょ」「不自然さや、違和感が否めないモノになるのでは?」の先入観が浮かぶだろう…是非!是非御覧下さい。
本当に今、いえずっと以前からこの悩みを抱えた女性が存在している。
性別と性自認が一致しない苦しさ。
私達は自己の問題でもない、社会でも少数派である方達を一緒に生きる、社会構成の【仲間・一員」と思えていたか?と問い掛けられる。
しかし、映画を鑑賞している最中、小難しい事や理屈は背中に空のリュックを背負ってる位の意識だ。
要するに、理屈抜きに『感情が激しく動く自分に出会う』映画だった。
新宿の片隅に生きる主人公凪沙は、ネグレクトで愛情知らずの一果を引き取る。
何の期待も持てない出会い、マイナスからのスタートの2人。
異分子でしかないお互いが寄り添う!心が動く!存在を認められる!事で変わって行く様を御覧下さい。
一果という少女も正にスワンの様相そのもの。
表情の下にある叫び出したい感情。
バレエシーンの姿勢の美しさ…そこからあなたは何を受け取るか。
『明日へ』私は泣きじゃくりながら、希望を見つめていた。
是非ぜひ!映画館へ、キャスト全員少ない台詞の方も見所になっています。
監督の人間性がギッシリな脚本ストーリーです。イチオシ‼️
ただこの映画はそういうものを飛び越えて来てその世界へ連れて行かれた。そんな感覚。
草彅剛の演技が好きで、そこへの期待値が高く、映画館へ足を運んだけどそこに居たのは【凪沙】と【一果】だった。
草彅剛はいなかった。
彼女達の愛と人生をそばで見届けたような気分になった。
話の途中からは凪沙の優しい眼差し、苦しい表情、一果のバレエ、どれを観ても感情が揺さぶられて涙腺が緩んだ。
とにかく一人でも多くの方に観て欲しい。
もがき苦しみながらも、愛する事を知り愛を注ぎ生きる女性の全てを受け止めて欲しい。
9月25日の公開までに心が落ち着いたらもう1度足を運びたいなと思いつつ、今のこの衝撃がそれまでに抜け切るメドが立つのかもいささか不安ではある。
映画を見ているというより、実際起こったドキュメンタリーを見ているようで、本当に凪沙と一果が存在しているような感覚でした。
映画を観て、胸をグイグイ鷲掴みにされるような思いは初めてです。
お涙頂戴や綺麗事ではないトランスジェンダーの内情にも踏み込んだ内容に、バレエの美しさが際立った映画です。
観終わった後も、いつまでもいろいろな場面が頭の中を渦巻き、早くもう一度凪沙さんに会いたい衝動に駆られています。
草彅剛さんの演技は最高です。
正直言うと、物語の主であるトランスジェンダーもバレエもどこか別世界の話しで感情移入出来るか?不安があったのですが、話しが進むにつれてグッと引き込まれて、心ぜんぶ持っていかれます。
生まれながらの自身への性の不一致…。
自分ではどうする事も出来ない切なさ、日本ではまだまだ理解されず日陰の世界で生きるしかない凪沙。
しかしネグレストにあっていた一果と出会い、少しずつお互いが歩み寄り母娘になっていく2人。あのまま時間が止まってほしかった。
草彅剛は体当たりのシーンが多く、ファンはきっと目を背けたくなる場面も。
かなり挑戦している作品ですが演技力はさすが!完全に憑依してます。
一果役の服部樹咲ちゃんは、よくぞあのレベルで踊れる子を探してきたな…と、全てのカギになっていてあの子がいないと成立しない物語です。
映画なのにドキュメンタリーを観ていたような、ノンフィクションなのか、見終わってしばらく凪沙は本当に実在していたのか?錯覚に落ち入ると思います。
草彅剛を観に来たのに、映画が始まってからすぐに凪沙の世界へ入っていた。
そして短髪の剛くんを久しぶりに見た時、「剛くんだ」と思ったのです。
その時私は「今日は剛くんを観に来たんだ」と思い返しました。
が、すぐにその後の凪沙が気になって映像を、物語りを追っていました。
全て終わった時、もう凪沙はいないんだという寂しさが残り、でも一果のこと見守っているよね、最後は幸せだった?と凪沙に話し掛けたりしました。
この映画は映画ではないのです。
凪沙の人生を見せてもらっただけなのです。
だから終わった後も凪沙の悲しみでいっぱいになるし、一果の母親になりたかった気持ちが痛いのです。
そして一夜明けても凪沙を想うと涙が止まらなくなるのです。
もう一度、ひとつひとつの出来事を確かめに劇場に行きます。
凪沙の余りにも哀しい一生に涙しながら、一果に対する優しさに心が暖かくなるために。
映画「ミッドナイトスワン」のキャスト
昨日行ってきた草彅剛さん主演映画「ミッドナイトスワン」の会見。トランスジェンダーという難しい役に草彅剛さんが挑んだなかなか考えさせる映画です。その後、内田監督に単独インタビューも。内田監督のトランスジェンダーについての思いをたっぷり伺いました。 pic.twitter.com/JLYZqtO4X7
— 創出版 (@tsukuru_shuppan) September 11, 2020
草彅剛 役:凪沙
服部樹咲 役:桜田一果
水川あさみ 役:桜田早織
田口トモロヲ 役:洋子ママ
真飛聖 役:片平実花
田中俊介 役:瑞貴
吉村界人 役:キャンディ
真田怜臣 役:アキナ
上野鈴華 役:桑田りん
佐藤江梨子 役:桑田真祐美
平山祐介 役:桑田正二
根岸季衣 役:武田和子
映画「ミッドナイトスワン」は2020年9月25日公開!
映画「ミッドナイトスワン」は2020年9月25日に公開されます。
監督・脚本は「全裸監督」などでも話題の内田英治さんです。
2020年一番の話題になりそうな!?映画「ミッドナイトスワン」を是非映画館で観ましょう!
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