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TOKYO MXで放送されている番組「ダンジョン飯」1話、初回放送から最終話、最終回結末まで全話のあらすじやネタバレ、無料動画配信や見逃し配信の無料視聴方法、再放送のことや感想、キャスト情報などを全てまとめて紹介していきたいと思います。
この「ダンジョン飯」の動画配信は、TVer(ティーバー)などで全話見返すことはできません。動画配信といえばTVer(ティーバー)やabema(アベマ)などが思い浮かびますが、無料動画配信はそれらのサービスが全てではありません。
「ダンジョン飯」の動画配信は動画配信サービスU-NEXTで配信されています。
見逃し配信はもちろんTVerでも配信されますが・・・それではアニメ「ダンジョン飯」について紹介していきたいと思います。
もくじ
アニメ「ダンジョン飯」のネタバレ
ここから、記事を全て読んでいただくのも嬉しい限りですが、記事が何分長いので、気になるところにジャンプ出来るように、それぞれのネタバレを項目ごとに用意しました!
気になる箇所へ飛んでみてくださいませ!
アニメ「ダンジョン飯」の概要
「ダンジョン飯」は、九井諒子による日本の漫画作品。年10回刊漫画誌『ハルタ』(KADOKAWA)にてvolume11からvolume107まで連載。著者初の長編連載作品。
登場人物が、古典的ファンタジー作品に登場する様々なモンスターを現実に存在する調理方法によって料理しながらダンジョンを踏破していくという、アドベンチャーとグルメを混交させた作風の、グルメ・ファンタジー漫画。スライムやマンドラゴラ、バジリスクやゴーレムといった、ファンタジー作品では定番のモンスターの生態を改めて論理的に考察し、それに基づき「いかに調理すれば美味に食べられるか」を主眼に置いている。作中で作られた料理にはレシピが記載され、そのことによってファンタジーでありながらリアリティー、説得力を生じさせている。
2016年の8月には3巻の発売を記念し、1巻収録の第1話に登場する「大サソリと歩き茸の水炊き」の食品サンプルが、同年9月には2巻第10話の「天然おいしい宝虫のおやつ」と13話の「ミミックの塩茹で」の食品サンプルが制作され、東京・大阪・徳島のイベント会場にて展示された。
2019年9月5日、TRIGGER制作による8巻の発売を告知するアニメCM動画がYouTubeで公開された。この動画にはスタッフクレジットが入っていなかったが、ファンからの要望を受け、スタッフクレジット追加版も同年9月14日に公開された。
2023年12月時点で累計発行部数は1000万部以上を記録している。
2022年8月10日(12巻の発売日)、テレビアニメ化が発表された。
同じく2022年8月10日、カードゲーム『モンスターイーター 〜ダンジョン飯 ボードゲーム〜』の制作が発表され、2022年9月15日にアークライトから発売された。カードゲーム『モンスターメーカー』をダンジョン飯の世界観に合わせてリメイクしたもので、原作者である鈴木銀一郎より生前に許諾を受けたうえでカナイセイジがデザインを担当している。
賞歴
2015年度コミックナタリー大賞 第1位
このマンガがすごい!2016(宝島社) オトコ編1位
THE BEST MANGA 2016 このマンガを読め! 第1位
全国書店員が選んだおすすめコミック2016年度 第1位
Amazon ランキング大賞2016 Kindle本コミック 1位(※第3巻)
あらすじ
ある日、とある離島の墓地の壁から地下へと延びる巨大な空洞が出現した。そこから王を自称する朽ちかけた男が這い出て、一千年の昔に滅亡したはずの“黄金の国”の存在を明かし、王国は“狂乱の魔術師”によって地下に囚われ続けているため、元凶である魔術師を討伐した者には国の全てを与えると言い残し、塵芥となって消えた。その言葉に魅かれ、魔物が跋扈するダンジョンを踏破しようと多くの冒険者が乗り込む時代が幕を開けた。
6人パーティを組む冒険者ライオス一行は、ダンジョン探索中に食料を失い、空腹のままレッドドラゴンに挑むことになる。その結果、パーティは実力を十分に発揮できず壊滅状態となるが、ライオスの妹ファリンがドラゴンに食われながら使った脱出魔法により、他のメンバーはかろうじて地上へと逃れた。ファリンの肉体がドラゴンに消化される前に救い出し、魔法によって蘇生させるため、すぐにでもファリン救出に向かいたいライオスだったが、シュローとナマリがパーティを離脱してしまう。パーティを解散し、単身でダンジョンに挑もうとするライオスを見かねたマルシルとチルチャックが協力を申し出、あらためて3人のパーティが結成された。残る問題は探索に必要な食糧だったが、ライオスは食料の現地調達、つまりダンジョンに巣食うモンスターを食材とすると言う、とんでもないアイディアを披露する。
二人の激しい拒絶にも構わず、ライオスは手近な食材を集めて即席で料理を拵えようとするが、正しい調理法を知らず難儀する。その場に通りかかったセンシが手助けを申し出て、見事な手際で調理を行う。センシの魔物料理の美味さにライオスたちは驚く。魔物食に一家言を持つセンシは一行の目的を聞き、レッドドラゴンが料理できる可能性に惹かれ、新たな仲間となった。
かくしてライオス一行は、モンスターを食べながら、ダンジョンを踏破していくことになる。
様々な苦難を乗り越え、地下5階に辿りついた一行は、ファリンを取り戻すべく再度レッドドラゴンに挑戦、手酷い傷を負いながらも討伐に成功する。消化され骨だけになっていたファリンのため、マルシルは禁忌とされる古代魔術を執行し、レッドドラゴンの死体の血肉を元に、蘇生に成功する。
再会を喜び合ったのも束の間、蘇生にレッドドラゴンの肉体を使った影響で、ファリンはレッドドラゴンの主である「狂乱の魔術師」シスルに支配されてしまう。態勢を立て直すべく地上へ戻ろうとしたライオス一行が、別途ファリンを救うべく故郷の者たちを呼び寄せたシュローの一行、シュローに救われたカブルー一行と合流したところへ、下半身がドラゴンのキメラと化したファリンが襲いかかり、シュローとカブルーの一行の大半が死亡するほどの被害を受ける。死者たちを蘇生したシュロー、カブルーは地上へ戻り、禁忌を犯したと明かしてしまったことで地上へ戻れなくなったライオスたちはファリンを再び救うべく、狂乱の魔術師の討伐を固く決意し、ダンジョンの探索を続けることになる。
シュローの元から逃亡したイヅツミと行動を共にすることとなったライオスたちは、迷宮を彷徨う亡霊に招かれ、黄金城を遠くに望む謎の空間にある村へやってくる。そこでは黄金の国の住民たちが、狂乱の魔術師の呪縛によって、老いることも死ぬこともないまま一千年の時を過ごしていた。住民たちや王の孫であるヤアドは、国の守り神である翼獅子の予言もあり、新たなる王となるべき人物としてライオスたちにこの国の行く末を託し、その後、夢の中で翼獅子と会話したライオスは、そのことを強く意識することとなる。 またセンシの発案で、狂乱の魔術師を倒しファリンのドラゴンの部分の肉を食べれば、ファリンを元の人間に戻せる可能性に思い至り、希望を見出す。
一方カブルーは、島にやってきたカナリア隊と接触していた。彼らはダンジョンを危険視し、制圧することを目的とするエルフの一隊で、狂乱の魔術師を実力を発揮しきれない低階層におびき出し、彼が呼び出したファリンともども打ち倒そうとするが、様々な思惑からカブルーはそれを阻止し、カナリア隊のミスルン隊長と共に地下6階へ落下する。救出を待つ間にダンジョンの隠された真実を知ったカブルーは、ライオス一行がダンジョンを攻略する危険性に気づく。その後、地上から救援が到着するが、近くにライオス一行がいると気付いたカブルーはライオス一行を追うことを決め、カブルーの思惑を察したミスルンとカナリア隊も後を追う。
ライオス一行は前人未踏のダンジョン最下層へ到達。立ちはだかるボーパルバニーやファリンキメラを倒し、遂にシスルの隠れ家に到着する。待ち構えていたシスルがドラゴンを召喚し一行は全滅しかけるものの、唯一生き残ったライオスは持ち前の知識を活かし、ドラゴンの攻撃をかいくぐってシスルを捕らえることに成功し、説得による和解を試みる。しかし正常な思考のできないシスルは厚意のつもりでライオスを拘束し、その隙を突いて悪魔の本性を現した翼獅子が、シスルの千年分の欲望を食べ尽くす。廃人と化する間際、シスルは最期の希望を託してマルシルを蘇生させ、マルシルの術によって全員が復活する。翼獅子の封印を解く直前、カブルーとミスルン率いるカナリア隊が隠れ家に到着。尋問のためマルシル以外は催眠術をかけられ、孤軍奮闘するマルシルとカナリア隊の悶着の末、マルシルが翼獅子の封印を解き迷宮の主となってしまう。
迷宮の主となったマルシルが迷宮の形を作り替えたため、迷宮内にいた冒険者たちやカナリア隊、オークたちは大混乱に陥る。彼らは迷宮の主となった(と推測された)ライオスの扱いを巡って対立。シュローとナマリは真相を知るため、カナリア隊は迷宮を封じるためライオスの行方を追う。同じ頃、ライオスは迷宮の力に良くないものを感じるがマルシルの説得に失敗、マルシルの許から逃げ出す。マルシルは邪魔なカナリア隊と戦うべく、魔物を率いて地上を目指すが、迷宮の“上方”に開けた突破口から迷宮が世界を覆い始め、悪魔が世界を支配するのは時間の問題となっていた。逃げ出したライオスたちはカブルーやシュローたちと合流、マルシルが迷宮の主となったことを伝え翼獅子の正体が悪魔だと知らされると、再度マルシルを説得し悪魔を倒すため、マルシルと合流する。しかしマルシルは翼獅子によって抑制心を失い、悲願を果たすことしか考えられなくなっていた。ライオスたちはマルシルの気を逸らして時間を稼ぎつつ、彼女の悲願の無謀さと迷宮の力の歪さを説き、遂にマルシルの説得に成功する。しかし迷宮の主を辞める方法は、主となった者が死ぬか悪魔を倒すしか残されていなかった。
翼獅子と対話する中でとある点に気付いたライオスは、悪魔を倒した暁には迷宮にいる全員に食事を振る舞いたいと約束し、翼獅子との対決に向かう。そしてマルシルに替わって迷宮の主となったライオスだったが、彼が願う「悪魔がこの世からいなくなること」も「ファリンを人間として蘇生させること」も翼獅子には無視され、彼の根底にある「魔物になりたい」と言う誘惑に負けた結果、ライオスは自身の考えたオリジナルの魔物と化し、代償として肉体を翼獅子に乗っ取られる。ライオスの肉体を介して迷宮の主となった翼獅子は、自身の願いである「人間の欲望を永遠に味わいたい」を叶えるべく、全ての人類を異界へ連れ去ろうとし、ミスルンやマルシルたちも止めることができない。しかし魔物と化したライオスが翼獅子の“食欲”を食べ尽くしたことで、悪魔は「人間の欲望を永遠に味わいたい」と言う欲望と「あらゆる願いを叶える」能力を失い、空気や水のような「意志なき魔力」に戻った。しかし翼獅子は最期の瞬間、ライオスに「一番の願いは決して叶わなくなる」と言う呪いを掛ける。
アニメ「ダンジョン飯」の主な登場キャラクター
ライオス・トーデン
声:熊谷健太郎
種族:トールマン。本作の主人公。26歳。探索隊(作中ではパーティー、またはギルド)のリーダーであり、金属鎧を纏った長身の剣戦士。ファリンの実兄。北方大陸出身。
経験豊富で実力も高いが、重度の魔物マニア。子供のころから「迷宮グルメガイド」を熟読・携帯し、生態や能力だけでなく、常々魔物の味にも強い興味を抱いていた。仲間たちにはその願望を隠していたが、ファリン救出策で経費節約の必要に迫られたことを機に告白し、実行に移す。
普段は温厚で冷静沈着な性格であり、戦士として実力もあるなど、リーダーとしての素養は決して低くはない。しかし空気を読む能力や人を見る目は優れていると言えず、悪徳冒険者に騙されていたことやトシローから密かに疎まれていたことにも気づいていなかった。また状況や意味をあまり深く考えずに発言する癖があって、仲間から軽蔑の目を向けられてしまうこともよくあり、チルチャックからは社交術や人を見る目を養ってほしいと愚痴られている。人の顔や姿を覚えるのも比較的苦手で、途中で遭遇したカブルー一行も獣人であるコボルトのクロしか覚えていなかった。
魔物が会話に絡んだ途端、好奇心も露わに我を忘れて饒舌になる。金属や絵画などの無機物でも食材としての可能性を模索する、人食い植物の種を持ち帰り地上で栽培することを企てるなど、魔物食に関して偏執的とも言える情熱を注ぐ。ただし一方で魔物マニア故にその危険性についても充分理解しており、魔物に対する無根拠な信頼や、過度な感情移入には危険視して注意している。ただしケン助の使用に関しては「仕方ない状況だったとは言え軽率だった」と反省はしている。ときたま好奇心から魔法生物の種や胞子を持ち出そうとすることもあるが、マルシルやチルチャックによって阻まれている。
当初の武具は「動く鎧」の剣と大盾で、まだ新人だった3年前の探索で手に入れたものだが、盾はレッドドラゴンからの脱出の際に手放して転移時に紛失、剣はファリン救出行で遭遇した「動く鎧」のボスとの戦闘に耐えられずに折られてしまい、その後は「動く鎧」の幼体が潜んでいる「動く鎧」のボスの剣を「ケン助」と名付けて使っている。
カーカブルードから海を渡ったさらに北方に位置する田舎ののどかな山村の出身で、少年時代は妹と一緒に野山を駆け回り、空想の魔物を描いたり、冒険を夢見る日々を送っていた。しかし魔法の才を見せたファリンを恐れる故郷の人々に嫌気が差し、妹を故郷に置いて10代で町の学校へ行き兵隊となったが、周囲に馴染めなかったため軍は長続きせず、流浪の末カーカブルードの魔法学校にて妹と合流し、共に迷宮探索を稼業とする。父親は故郷の村長であるが、第42話の時点で10年以上会っていない。かつて村で阻害され気味だった妹を置いて故郷を出たことを彼なりに気にしており、ファリン救出への強い動機となっている。
宝探しを主目的とする利己的な他の冒険者とは「異質」な存在であり、「相当育ちが良い」と言われ「どこかの王子」や「黄金城の末裔」といった根も葉もない噂が立っていた。
獣の特徴を持つ魔物への威嚇として成立するほど犬の鳴き真似が上手いほか、レッドドラゴンを退治した後、迷宮を一時脱出しようとする道中でマルシルから魔法を習い、基本的な回復魔法を唱えられるようになっている。他にも湯を沸かす熱を作る魔法陣も作っている。
当初は生活のため、現在はファリン救出のためにダンジョン探索を行っていたが、オークの族長であるゾンとの会話で自身が黄金城の主となる可能性について考えるようになり、夢の中で出会った有翼の獅子から新たな迷宮の主になることを渇望され、改めて自らが「人も亜人も魔物も分け隔てなく存在する世界」を見せられ、その実現を「欲する」ようになっている。ライオス自身はその夢をほとんど覚えておらず、願望と感情だけが残った状態にある。
シスルの隠れ家において、シスルを孤立させるためにファリンを料理でおびき寄せ窒息死させる。これに伴い、シスルとの決着を決心した。
シスルが召喚した竜達によって仲間が次々と倒れる中、縄張り争いの混乱で生じた隙をつく形でシスルに接近した。あくまで対話に努め、解釈違いでフォアグラ状態にされはしたものの和解している。
カブルーから迷宮の危険性を語られていたが、すっかり忘れていたようで、自身で迷宮の危険性を認知し、カブルーにそれを伝えた際には「最初からそう言っている」と大きくツッコまれている。
単行本第1巻表紙のメインで、フライパンとフライ返しを持っている。
マルシル・ドナトー
声:千本木彩花
種族:ハーフエルフ。女性で魔法使い。宮廷魔術師でエルフの母と、宮廷歴史学者でトールマンの父を持つハーフだが、69話にてシスルに暴露されるまで仲間にも知らせていなかった。北方大陸出身。海辺の街育ち。
強力な攻撃魔法を駆使し、また多少の回復術の他、防御、罠や鍵の解除まで様々な魔法を扱えるのだが、回復術はリスクのある痛覚を弄るという行為をしないため、治療時に痛みを伴うという欠点がある。武器は輪状の杖頭の先端に、魔力で生育する双葉が芽吹く木の根を手編みした杖、アンブロシアと魔法書。金髪のロングヘアーは、魔法の媒介となるため、大がかりな術の前には特に念入りに手入れを行っており、編み込みを作る位置やまとめ方を変えるなど、作品中で頻繁に髪型を変えている。2年前にスライムに窒息させられたのが、初めての死亡経験。
明るく、感情表現が豊かな人物。弱音を吐くことも多いが、仲間と口喧嘩をしたり、オークの族長の憎悪に反発して言い返すなど、気の強い一面もある。また安全な場面では迂闊さを覗かせ、時に墓穴を掘ることもある。常識的な性格と嗜好の持ち主であり、「魔物を食べて食費を浮かす」というライオスの計画には心理的な忌避感の他にも魔物食による食中毒死の実例もあるため、当初から強い拒絶を示し、迷宮内の生物を食することに対しては絶対反対の立場をとる。しかし空腹には抗えず、魔物食を口にするたび、その意外な美味に複雑な心境を覗かせている。恋愛小説のファンだったり好みの異性のタイプが耽美的であったりと、若干少女趣味なところがある。
元々は魔法素材の安全な栽培、収拾目的でダンジョニウムの研究をするためカーカブルードの魔法学校に研究者として入学。特別に混ぜてもらった授業でファリンと出会い、友人となった。ファリンに対しては些か過保護な面も見られる。ファリンを救出するために、ライオスに同行を申し出る。父の早逝やペットの死から、親しい者が先に死ぬこと、厳密には「ハーフエルフ故にどの種族より寿命が長い自身だけが置いていかれること」にトラウマを抱いており、ファリン救出への強い動機となっている。 また、寿命の違いが人種間の対立や溝の元と考え、人種間の寿命を同じにすることを願って古代魔術に関わるようになった経緯がある。
魔術の知識は豊富で、学生時代は「学校はじまって以来の才女」と言われるほど勉学では優秀だったが、ファリンとの出会いをきっかけに実地体験が乏しいことを自覚し、実践不足が露呈してしまった経験を持つ。また運動能力が低いためパーティの足を鈍らせてしまい、それをチルチャックに悪し様に言われたため、自分が旅の妨げになると落ち込んだこともあった。しかしライオスから、彼女の魔法を頼りにしていることや、深層まではその力を温存したいという方針を聞かされ、一応ながらチルチャックからも謝罪を受けて立ち直っている。
度々ダンジョニウム理論から迷宮を考察し、迷宮全体を構成・維持する仕組みや、魔力の膨大さに好奇心を抱いている。ダンジョニウム研究の一環として古代魔術にも通じ、禁忌とされる魔術にも踏み込んでいる。本人は「魔術に善悪はない」とのスタンスだが、禁忌の魔術に対する一般的な偏見から、神経質で心配性なチルチャックやファリン復活の経緯を知る者の一部からは「ダークエルフ」「邪悪な黒魔術師」と誤解される羽目になる。もしファリン復活の経緯が西方エルフに知られた場合、極刑に処されるか、カナリア隊に配属されるだろうとカブルーは予想している。
上記の様に、本編中では頼りない面が度々みられるが、ファリンを勧誘するためにライオスと出会った際、トーデン兄妹の「不慣れなマルシルを助け、実力を認めさせる」という企みの下で浅い層を探索した際にも、経験を補ってあまりあるほどの実力と理論を有していた。しかし、その直後にスライムによる窒息死とファリンによる蘇生を体験した事で、自身の「夢」に近付ける古代魔術への興味が爆発し、似た目的で冒険をするライオスからの勧誘によって加入した。
シスルとの決戦ではワームの吐く毒霧を浴びて死亡。しかしライオスと和解したシスルが翼獅子に欲望を食われた際に最期の力を振り絞ってマルシルを蘇生させ、チルチャック、センシ、イヅツミは彼女が蘇生した。翌日カナリヤ隊が追い付き、チルチャックの提案でイヅツミと共に屋根裏に隠れるも、嘘の苦手なライオスの行動でその所在がばれ、ミスルンと対峙する。「宮廷魔術師の娘」という洗脳されたチルチャックの一言で、パッタドルがエルフ側の宮廷であると勘違いした事で、それに乗る形で一度は事態が収まりかけたが「エルフの女王は混血種を認めない」事から話が本線に戻り、再びミスルンと対峙。ミスルンによる身体検査(翼獅子を封印した本の捜索)を憂いたパッタドルによって生じた隙で翼獅子を解放、ミスルンの更なる猛攻についに迷宮の主になる事を宣言。鎮圧されたカナリヤ隊を尻目に翼獅子と行方をくらました。
その後、地上と地下を平面上にひとつなぎにし、翼獅子に洗脳されるような形で気持ちを鼓舞し、魔物軍団を率いてミスルンらと対峙した。さらには迫りくるミスルンを殺害し、カナリア本隊とも戦っている。
単行本第2巻表紙のメインで、お玉を振りかざして魔法を詠唱している。
チルチャック・ティムズ
声:泊明日菜
種族:ハーフフット。種族そのものが童顔で小柄なため、センシには当初トールマンの子供だと思われており、マルシルからも子供扱いされているが、ハーフフットとしては成人である29歳(現代人であれば50歳前後)の男性で、妻と3人の成人済みの娘を持つ。東方大陸出身。
種族特有の身軽さや器用さと鋭敏な感覚を駆使し、扉や宝箱の開錠、及び罠の解除をこなす。また、仕掛けられた装置を作動させての近道や危険の事前回避、安全優先に向けた誘導など、補助的な役割を主とする。戦闘は基本的に行わないが、飛び道具を扱うことができ時には後方支援を務める。なおその役割上、過去に幾度も死亡を含む被害を蒙っているため、ミミックやテンタクルズを心底嫌悪しており、食べることにも抵抗したが、結局どちらも食べている。
普段は落ち着いた性格で思慮深く、一行の中では最も世間擦れしており、普段は外見から子供扱いしているマルシルにも「一番大人」と言われ、付き合いのそれほど長くないセンシやイヅツミを含むパーティ内でも一目置かれている。一方で領分や役割に関する考えが厳格で、罠の解除に当たっては指示に従わないセンシの行動に激しい怒りを見せ、雰囲気を剣呑にさせることもある。ライオスによると、彼のこうした態度はパーティに対する責任感の強さゆえのことであり、また役目上ぶっきらぼうで直接的な発言をせざるを得ないことが原因である。
新人時代にダンジョンで利用価値の高い魔物の餌にされかけた経験から、同族が「使い捨て」にされない様に「組合」を作る等、迷宮の周辺ではハーフフットの顔役として知られる。金銭感覚もシビアで、「途中で抜けられない」という欠点を受け入れた上で、前払いでしか仕事を引き受けない。
迷宮探索から早めの引退を考えていた頃、深層に潜れる唯一のハーフフットとして組合員に紹介されパーティへ加入。報酬を前払いで受け取っていたことを理由に、ファリン救出行への同行を了承しているが、この決断がかえって仲間をさらなる命の危険に晒したのではという一抹の悔いを吐露している。「死ぬのはまっぴら」と言いつつ、本心は仲間を死なせたくないという想いが強い。その他にも主に恋愛を発端とする人間関係のトラブルを嫌っており、その遠因となる私生活や本心を隠していた。しかし、妻との諍いによる別居の経緯について聞かされたマルシルからは、他人の心の機微を学ぶよう諭されている。
魔物食に対してマルシルよりは柔軟な思考を有しており、食中毒の心配や気分の問題で無条件に受け入「人魚」のように人間に近い形態をしている魔物は強く拒絶している。また、酒を見つけた際に目を輝かせすぐ飲もうとする、黄金城の住民が作ったエールを的確に品評するなど、かなりの酒好きかつ酒豪。
雑誌掲載分では「ハーフリング」の「ヌルチャック」と表記されていたこともあるが、単行本では「ハーフフット」の「チルチャック」に統一されている。
自身には戦闘能力はないとし、仲間に対しても戦闘には参加しない旨を常から宣言していたが、レッドドラゴンとの戦闘では左目をオリハルコンの包丁の投擲で刺し、アイスゴーレムの核付近を矢で射撃する、イヅツミをアイスゴーレム撃破に導くなど、器用さを活かした戦い方で貢献をしている。
単行本第3巻表紙のメインで、キーピックを持ってミミックの足を抱えている。
センシ
声:中博史
種族:ドワーフ。出身地は東方大陸のイズガンダ。恰幅の良い短躯と丸い大きな目、豊かな黒髪と髭を蓄えた、ドワーフ語で「探求者」を意味する名を持つ斧戦士。魔物食に初挑戦したライオスたちの素人振りを見かねてパーティーに加わり、レッドドラゴンの調理を目的として同行を申し出る。食事面でパーティをサポートし、戦闘ではライオスと共に前衛を務める。また、古代ドワーフ語が読める。
先祖代々から伝わると自称する家宝の盾を鍋と鍋蓋へと加工し、ミスリルの包丁を含む各種調理器具と調味料を常時携行、迷宮で10年以上魔物食の研究を続けて自給自足の生活をしていた。普段はダンジョン内第三層を拠点として活動している。月に一度程度、地上に出て調味料などを買い揃えており、その際にライオスたちと出会うこととなった。
ゴーレムを無許可で起動させ畑の代用とし、ダンジョン各所にあるトイレの屎尿を回収して肥料にするなどしているが、これが結果的にダンジョン内の保守点検の役目を果たしている。迷宮内で単独活動をしていたために冒険者としての技量は高く、魔物の身体の造りや習性などに関する知識が、戦闘時にも柔軟に活用されている。
魔法による簡便な手順の処理には、関心を示さないどころか露骨に嫌がり、旧来の技術を用いて労を取ることに自負と拘りを持つ。とはいえ、魔法そのものを不合理なまでに毛嫌いしている訳ではなく、必要とあれば渋々ながらもマルシルの魔法を受け入れている。
ダンジョン内であっても食と健康の重要性を説き、偏った栄養の食事を摂ることを良しとしない。ことに成長期の若者には食べさせなければという思いは強く、時として強迫観念じみている。それは解毒の薬草が一刻を争うレベルで必要な目の前の毒に侵された人物に対し「どうせなら美味しく調理して食べよう」と薬草を料理し始めたりするところからも伺える。根本的には頑固な気質ではあるものの、料理に関しては真摯かつ誠実に向き合っており、自分の過ちを認めてマルシルを褒める度量は持っている。
反面、料理以外の物事には極めて大雑把且つ適当で、ドワーフでありながら鉱石の種類も見分けられず、鍛冶の技術と才能にも不足していることに同族から呆れられたり驚かれたりしている。戦斧の手入れも粗雑でレッドドラゴンとの戦いでもあっさり砕け、前述の通り家宝で希少鉱物製であるアダマントの盾を鍋に打ち直すという、標準的なドワーフの感性を持つナマリが驚嘆するような行いも平然としている。戦斧はオークのリドたちから代わりを譲ってもらっている。
実は76年前に「島」の住民より先にダンジョンを掘り当てた、山師めいたドワーフ鉱夫団の唯一の生き残りであり、彼の持つ兜や鍋は仲間の形見である。当時は36歳(トールマン換算で14歳から15歳相当)の見習いで、そのまま一人で糊口を凌いできたためか、本来ドワーフが備えているはずの知識にも疎い。
76年前、黄金城の財宝につられて深入りしすぎた鉱夫団はグリフィンの襲撃により退路を失い、食料が尽きたためにセンシが可愛がっていた荷馬のアンヌまでも殺して食べなければならないほどに追い詰められる。仲間は年少者であるセンシを生かそうとかばい続けながら、一人また一人と斃れていき、最後にグリフィンを倒したとしてその肉を使ったスープを食べさせた後、全員がその消息を絶った。この凄惨な経験から、センシはグリフィンに強いトラウマを植え付けられ、また最後に与えられたスープの原料は、実はグリフィンではなく仲間の肉だったのではないか(ウミガメのスープ)という疑念を抱えてしまったために、故郷へも戻れず一人迷宮で生活を続けていた。しかしライオスの機転と知識により、実は鉱夫団を襲撃したのはグリフィンではなくヒポグリフと言う近縁種の魔物であり、スープの原料もその肉であったことが判明。センシは長年の苦しみから解放されたことをライオスに感謝し、仲間としての絆を深めた。
迷宮で簡単に蘇生ができる事について懸念を示していたが、「魂は卵に例えられる」と聞いてファリンの現状をベーコンエッグに例え、「食した竜の肉が元に戻らない性質を使えば、ベーコンと卵を剥がすようにファリンの魂だけを救えるのではないか」と前向きな提案をした。
日記をつける習慣を持ち、『ハルタ』63号には彼の日記と言う設定の綴じ込み付録がついている。この日記の内容は公式副読本『ダンジョン飯 ワールドガイド 冒険者バイブル』にも収録されている。
単行本第4巻表紙のメインで、炒めた米が入った浅めの鍋と包丁を持ってレッドドラゴンから逃げている。
ファリン・トーデン
声:早見沙織
種族:トールマン。ライオスの実妹で魔術師。北方大陸出身。柔和で温厚な性格で、仲間内の諍いを仲裁し宥める役回りをしていた。魔物を「食べたい」と発言するなど、好奇心や冒険心も兄と同じく旺盛。物理的な戦闘は好まず、回復を主とする補助魔法の他、高度な術法を用いた除霊を行う。中でも除霊については、マルシルですら舌を巻くほどに高度であった。会得しているのはノーム系の魔術で、学んだ魔術を兄に手ほどきしたこともあるが、感覚派のため説明下手で、ライオスが魔術を習得するには至らなかった。
幼少期から兄を追って野山を駆けまわっていたが、ある日、村の墓地で彷徨う死霊を鎮めたことで、他の村民らから気味悪がられてしまう。しかし、兄からその素質を活かした職に就くよう勧められ、兄妹で異国を旅する空想を楽しんでいた。ファリンの村における対応を聞いたマルシルは「中世か」と驚いていた。
兄が村を出た1年後、村を出てカーカブルードの魔法学校に入学するが当初は学校に馴染めず、授業を抜け出ては、校外の山で読書や兄に送る手紙を綴って過ごしていた。そのため友人も出来ず成績も上がらなかったが、ダンジョニウム課題発表の際、自他ともに秀才と認めていたマルシルを遥かに超える成果を上げる。この結果に驚愕したマルシルは彼女の散策に同行してあるダンジョンを訪れ、その才能が兄ライオスに勝るとも劣らぬ好奇心と生命全般に対する愛情によるものであり、ダンジョンを一つの生態系として捉える姿勢であったことに深い敬愛を抱き、以降二人は良き友人となった。それからは手紙の文面も学校生活も好転していたが、ライオスが「島」へ渡る直前に会いに来た際、共に冒険すべく卒業を控えながらも学校を抜け出し、以降は迷宮探索を稼業とする。
物語冒頭で、ライオスを庇ってレッドドラゴンの牙に捕われながらも、帰還呪文を唱えてパーティを救ったが、自身は捕食されてしまう。後に兄たちのパーティがレッドドラゴンを倒すことに成功、体内から回収して組み立てた骨から、レッドドラゴンの血肉を使用したマルシルの秘術によって蘇生した。
しかし、黒魔術とレッドドラゴンの血肉という組み合わせから正気を失い、迷宮から脱する前にレッドドラゴンの主人である狂乱の魔術師シスルによって、魂を混ぜ合わされた異形のキメラの姿に変えられてしまう。
現在の姿はファリンの容貌が多分に残っているものの、その意識はシスルに隷従するレッドドラゴンの魂に支配されており、かつての仲間を容赦なく襲って殺そうとする一方、魔力切れになろうともシスルを積極的に護ろうとするなど、ファリンの意思は殆ど見られない。しかしシスルと一緒に木の実を食べようとするなど、行動の端々にファリンらしさもある。
キメラとなったファリンは魔物として非常に強力な敵となっていたが、巨大な体躯に対して食物を摂取できるのはファリン自身の口のみであるため十分な食事をとることができずに飢えていた。これを見抜いたライオスの発案で、大量のウサギカレーとビールを餌として捕獲、兄ライオスの手で殺害される。その後は迷宮の主となったマルシルのために、翼獅子によって冷凍・保護されている。
冒険者バイブルによると、卒業も就職先も決まっていた模様。就職先は墓守であり、忌避されていたファリンらの故郷とは違い、非常に待遇が良いとマルシルが説明している。また、実は幼い頃から視力が低く、目を凝らして見ているために細目になっている模様。そのため救出直後は目を細める場面が少なくなり、魔物化した際には表情を崩す時以外は目を開けている。
単行本第5巻表紙のメインで、まな板と肉叩きを持って亡霊から逃げている。
アニメ「ダンジョン飯」のあらすじ・ネタバレ
ダンジョン飯。 それは、"食う"か"食われる"か―――
ダンジョン深奥で、レッドドラゴンに妹が喰われた!
命からがら地上へ生還した冒険者のライオス。
再びダンジョンへ挑もうとするも、お金や食糧は迷宮の奥底……。
妹が消化されてしまうかもしれない危機的な状況の中、ライオスは決意する。
「食糧は、迷宮内で自給自足する!」
スライム、バジリスク、ミミック、そしてドラゴン!
襲い来る魔物たちを食べながらダンジョン踏破を目指せ、冒険者よ!
アニメ「ダンジョン飯」1話のあらすじ・ネタバレ
🐲#ダンジョン飯 次回予告🍴
第1話『水炊き/タルト』
2024年1月4日(木) 放送・配信🔻あらすじ・先行カットを公開!https://t.co/w9qERIQHfW
🔻WEB予告を公開!https://t.co/H5W6t8gBDN
ダンジョン飯 ああ ダンジョン飯🐲🍴 pic.twitter.com/OImaG18ciC
— 「ダンジョン飯」アニメ公式 (@dun_meshi_anime) December 29, 2023
「水炊き/タルト」
冒険者のライオスは迷宮の探索中に遭遇したレッドドラゴンに、
妹ファリンを捕食されてしまう。
脱出魔法で地上へ逃れたライオスたちはファリンを救出する為、再び迷宮を目指す。
だが金も食料も迷宮に置いてきてしまっていた・・・。
そこでライオスは、迷宮内で食糧を調達する“自給自足”の冒険を仲間たちに提案する。
アニメ「ダンジョン飯」2話のあらすじ・ネタバレ
「ローストバジリスク/オムレツ/かき揚げ」
迷宮探索では栄養バランスの取れた食事が重要だと主張するセンシ。
ライオスたちは栄養豊富な卵と肉を摂るため、鶏の胴と蛇の尾を持つ魔物バジリスクを狙う。
探索中に駆け出し冒険者を襲うバジリスクと遭遇するも、魔物の生態を熟知するライオスはある秘技を炸裂させる。
アニメ「ダンジョン飯」3話のあらすじ・ネタバレ
「動く鎧」
ライオス一行が辿り着いたのは、鎧が立ち並ぶ広間。
かつて駆け出しの冒険者だった頃のライオスを、手痛い目に遭わせた謎多き魔物“動く鎧”が、再び行く手を阻む。
襲い来る鎧たちの行動から、ライオスは鎧が何かを守っていると推測。
その正体を突き止めるべく、単身広間の奥へと突撃する。
アニメ「ダンジョン飯」4話のあらすじ・ネタバレ
「キャベツ煮/オーク」
センシがふだん拠点としているキャンプ地へと立ち寄ったライオスたち。
一行の目の前に現れたのは、土でできた魔法生物のゴーレムだった。
センシが慣れた様子でゴーレムの動きを封じると、倒れたゴーレムの背中には新鮮な野菜が生い茂っていた。
センシはゴーレムの体を畑代わりに、野菜を栽培していたのだ。
アニメ「ダンジョン飯」5話のあらすじ・ネタバレ
「おやつ/ソルベ」
ライオスと同じく冒険者であるカブルー。
彼のパーティーもまた、迷宮の深部を目指していた。
探索を続ける道中、カブルーたちは倒したゾンビの所持品の中から宝石箱を発見する。
箱の中には金銀財宝が収められており、予想外の収穫に一行は大興奮。
しかし、財宝の正体は宝石やコインに擬態する魔物、宝虫だった。
アニメ「ダンジョン飯」6話のあらすじ・ネタバレ
「宮廷料理/塩茹で」
絵の中に引きずり込む魔物、生ける絵画に遭遇したライオス一行。
空腹のライオスは、食べ物が描かれた絵画の中に入れば、食事にありつけるのではないかと主張し、呆れるマルシルたちをよそに絵画の中へ。
そこでライオスはデルガルという人物の人生の節目となる場面を垣間見ることになる。
アニメ「ダンジョン飯」7話のあらすじ・ネタバレ
「水棲馬/雑炊/蒲焼き」
地下4階へ到着したライオスたち。
広大な湖を渡るために水上歩行の魔法が必要だが、魔法に否定的なセンシは使用を拒む。
代わりにアンヌと名付けた水棲馬(ケルピー)に乗って湖を渡ることを提案。
魔物の本心は分からないから危険だとライオスは反対するが……。
アニメ「ダンジョン飯」8話のあらすじ・ネタバレ
「木苺/焼き肉」
学校始まって以来の才女とうたわれたマルシルと、自由奔放で周囲から浮いていたファリン。
魔法学校時代、対照的だったふたりは精霊の繁殖実験をきっかけに仲を深めていく。
書物からではなく、実体験から知識を身に付けたファリンと接するうちに、マルシルは自身が勉強不足であることに気付かされる。
アニメ「ダンジョン飯」9話のあらすじ・ネタバレ
「テンタクルス/シチュー」
ウンディーネとの戦いで負傷し、血も魔力も枯渇気味のマルシル。
ケルピーの焼き肉で回復を図る一行の前に現れたのは、かつての仲間、ナマリが護衛を務めるタンス夫妻のパーティーだった。
護衛として調査を手伝えばマルシルを治療するというタンスの申し出を受け、ライオスたちはタンスの調査に同行することに。
アニメ「ダンジョン飯」10話のあらすじ・ネタバレ
「大ガエル/地上にて」
レッドドラゴンが目撃されたオークの集落は目前。
しかし、集落へ続く通路には無数のテンタクルスが生い茂り、行く手を阻む。
テンタクルスを払いつつなんとか進むライオスたちの前に大ガエルが出現。
ライオスとマルシルの武器を奪っていく。
チルチャックは、壁に仕掛けられた罠を利用して大ガエルを倒そうと試みる。
出演者
【ライオス】熊谷健太郎
【マルシル】千本木彩花
【チルチャック】泊明日菜
【センシ】中博史
【ファリン】早見沙織
【ナマリ】三木晶
【シュロー】川田紳司
【カブルー】加藤渉
【リンシャ】高橋李依
【ミックベル】富田美憂
【クロ】奈良徹
【ダイア】中村百伽
【ホルム】広瀬裕也
【シスル】小林ゆう
アニメ「ダンジョン飯」の最終回結末は?
この「ダンジョン飯」は原作がある物語なので、どのように物語が進んでいくかもだいたいわかると思います。
それでもアニメで「ダンジョン飯」を楽しめるのは嬉しいですよね!アニメ「ダンジョン飯」を最後まで楽しみましょう!
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