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WOWOWの連続ドラマWで放送されたドラマ「60 誤判対策室」のキャスト情報や1話から最終回、最終話結末までのあらすじやネタバレをしていきたいと思います。
このドラマ、正直面白いです。
舘ひろしさんの演技が非常に良いです。驚いたほどです。
この物語は石川智健さんの小説が原作なのですが、原作も非常に人気ですね。
普段、過去に放送された連続ドラマWに関してはあまり記事を書かないのですが、このドラマは別格なものを感じましたので、今回紹介させていただきます。
もくじ
ドラマ「60 誤判対策室」のネタバレ
ここから、記事を全て読んでいただくのも嬉しい限りですが、記事が何分長いので、気になるところにジャンプ出来るように、それぞれのネタバレを項目ごとに用意しました!
気になる箇所へ飛んでみてくださいませ!
ドラマ「60 誤判対策室」の概要
本作は、60歳の定年を控える刑事・有馬(舘ひろし)、若手弁護士・世良(古川雄輝)、女性検察官・春名(星野真里)の3人が所属する、国の政策で創設された、死刑囚の冤罪の可能性を探る組織「誤判対策室」を舞台に繰り広げられる本格ミステリー。
有馬には、かつて担当した事件で無実の者を冤罪に陥れた過去があった。
「誤判対策室」所属後、定年までの日々を惰性で過ごす中、ある時一つの事件の情報を入手する。
かつての事件への贖罪の気持ちと冤罪事件の可能性を疑い調査を進めると、一人の死刑囚にたどり着く。
そして多くの謎に突き当たりながらも次第に隠されていた真実が次々と浮かび上がってくる。
ドラマ「60 誤判対策室」のキャスト
舘ひろし主演
WOWOW『連続ドラマW 60 誤判対策室』
ビジュアルが解禁されました✨5/6(日)放送スタート(全5話)
毎週日曜22:00 pic.twitter.com/qysscJHuWL— 石原プロ (@ishiharapro1) March 1, 2018
舘ひろし 役:有馬英治
元警視庁捜査一課刑事。定年退職間近の刑事。
かつて無実の者を冤罪に陥れている。
星野真里 役:春名美鈴
検察庁から左遷された検察官。
上司の西島の指示に従って行動する。
古川雄輝 役:世良章一
志願して誤判対策室入りしたエリート弁護士。
有馬の調査に興味を持つ。
村上 淳 役:西島慎太郎
検察官。
春名の上司で、古内事件の担当検事。
酒井若菜 役:マミ
風俗嬢。
有馬の通う風俗店「ヘブンズガーデン」に勤務。
竹原ピストル 役:中倉 徹
冤罪被害者。
有馬に自白を強要される。釈放後に自殺。
若松武史 役:世良光蔵
世良の父。
衆議院議員で誤判対策室の設置を主導。
康すおん 役:古内博文
母子殺害事件の死刑囚。
有馬が事件を再調査。
赤堀雅秋 役:矢野高虎
詐欺集団の首謀者。
リサイクルショップを経営。傷害の前歴がある。
ハマカワフミエ 役:矢野琴乃
矢野高虎の妻。
幼少期に虐待を受け右目を失明。
井上 肇 役:坂口克之
古内事件の担当刑事。
有馬とは因縁があり、誤判対策室に追いやられた有馬を見下す。
水崎綾女 役:松下詩織
有馬の娘。
家庭を顧みなかった有馬とは距離がある。
ドラマ「60 誤判対策室」1話のあらすじ・ネタバレ
いよいよ明日放送!WOWOW連続ドラマW「60 誤判対策室」5/6(日)22時OA!懐かしの土浦ロケセット。
美術はあの安宅さんです。#60誤判対策室 #wowow #連続ドラマw #tvshow #tvseries #onair pic.twitter.com/IDtaerEnUs— sachiko miyase(ミヤセ) (@o_tamaki) May 5, 2018
刑事の有馬(舘ひろし)は出向先の「誤判対策室」で60歳の定年を迎えようとしていた。
「誤判対策室」は死刑囚の冤罪の可能性を調査する組織で、有馬と弁護士の世良(古川雄輝)、検察官の春名(星野真里)が所属する。
有馬はかつて無実の者を冤罪に陥れた過去があり、以来、惰性で過ごす日々だったが、あるとき一つの事件の情報を入手し、なぜか有馬は取り付かれたようにその事件を調べ、死刑囚の古内(康すおん)にたどり着く。
ドラマ「60 誤判対策室」2話のあらすじ・ネタバレ
古内を冤罪と疑う有馬は、春名に事件を正式に誤判対策室で調査させて欲しいと懇願するが、春名は取り合わない。
一方の世良は有馬の調査に興味を持ち、世良の紹介で当時の古内の担当弁護士・古畑(利重剛)に会うが古畑も冤罪を否定する。
その矢先、マミ(酒井若菜)の情報を元に調べていた印鑑詐欺容疑の男が逮捕される。
有馬はかつての強要に近い取り調べで、男から詐欺集団の首謀者・矢野高虎(赤堀雅秋)の情報を聞き出す。
ドラマ「60 誤判対策室」3話のあらすじ・ネタバレ
有馬は高虎とその周辺を捜査するうち、古内の事件と高虎の詐欺グループに接点を見つける。
それは高虎の妻・矢野琴乃(ハマカワフミエ)が、古内の娘であり、さらに古内の虐待で右目を失明しているという事実だった。
事件の真犯人は高虎で、古内が娘のために罪を被っている可能性があると感じた有馬は真実を確かめるために、世良と春名を連れて古内に面会に行くが、古内は
「自分が殺した、静かに死なせてくれ」
と言うのだった・・・。
ドラマ「60 誤判対策室」4話のあらすじ・ネタバレ
60 誤判対策室
第4話 今夜22時〜#WOWOW#世良#舘ひろし#星野真里 pic.twitter.com/UkGNHW1qLU— 古川雄輝 (@yuki_furukawaHP) May 27, 2018
有馬は古内との面会でうちひしがれながらも捜査を続けようとしていた。
春名も西島(村上淳)が保管している古内事件の証拠リストを盗み出そうとするが西島に気づかれてしまい、さらに古内の死刑執行が近い事を知る。
一方、世良は父の光蔵(若松武史)から後継として政界へ進出するよう諭され、さらに「誤判対策室」が設立された本当の理由を聞かされる。
その頃、有馬は知り合いの新聞記者・山岡(伊藤洋三郎)に会っていた・・・。
ドラマ「60 誤判対策室」5話最終回のあらすじ・ネタバレ
有馬は執念の捜査で古内の自白の真相と裁判での証言を覆す真実にたどり着こうとしていた。
その矢先、教誨師の梶永(小林勝也)から古内の死刑が“60”分後に執行される事を知らされる。
有馬から連絡を受けた春名は琴乃に真相を聞き出そうとするが、そこには高虎の姿があった。
そして虚しく時が過ぎ、刑場では古内の首に絞縄がかけられるが、冤罪の立証と古内の死刑執行を阻止するため、ついに有馬は最後の賭けに出る・・・!!
ドラマ「60 誤判対策室」のネタバレ結末
去年の6月3日
60誤判対策室 最終回これ、まめ的には難しかったなーっ
でも雄輝くん的には オススメ作品
大絶賛よねーっ\(◡̈)/♥︎#古川雄輝#60誤判対策室 pic.twitter.com/haBLQyy3iI— mameyasu (@alicemame) June 2, 2019
最終回のあらすじの続きからご紹介すると、有馬は買ったばかりの包丁を取り出し、警察署?に行きます。
そしてシーンが変わり、春名は高虎に見つかり、逃げようとするが捕まり、頭を殴られ気を失ってしまう。
有馬はと言えば、自分が古内が犯した三人殺し、家に火を放った事件の真犯人だと言って自首をしていました。
凶器の包丁は見つかっていなかったので、自分が持ってきたこの血のついた包丁が証拠だと。
血は・・・恐らく有馬が自分のどこかを切ってつけたのだと思います。
この元捜査一課刑事が自首・・・というのを有馬は自分で知人の記者にリークしており、すぐに記事が出て、古内の死刑は中止となった。
そして有馬のもとにも、古内の死刑が中止になった事実がすぐに耳に入り、有馬は古内の取り調べをし、裁判で虚言を強要した坂口に
「お前はおかしいと思わなかったのか?」
「疑わしいところが少しはあったはずだ」
と証拠の捏造などの事で詰め寄るのだった。
場面は変わり、高虎のもとで気を失っていた春名が目を覚ますと、近くには血だまりが・・・。
琴乃が高虎を刺していたのです。
そして高虎は病院に運ばれるが、出血量が多く、命は助かっても、植物状態になってしまうかもしれない・・・との事だった。
琴乃は事情聴取で、古内ではなく、高虎が例の三人殺しをやった・・・と話し始める。
自分はその事件の時、高虎に呼ばれて行くと、高虎に「この女を刺せ!」と命令され、拒むも高虎に無理矢理被害者の足を刺すように押された・・・と当時の状況を振り返ります。
このようにして、古内の冤罪が表に出始めた時、有馬のもとに娘の詩織が面会に来る。
自分のやっている会社の資金を借りるために保証人になってもらった父が、偽りだとは言えど自首をした事により、融資を打ち切られた・・・
「お父さんは家族じゃなくて他人を助けるんだね」
と捨てセリフを吐かれていた。
有馬はその後すぐに釈放され、古内に会いに行く。
そこで有馬は語りだす
「男手一つで娘を育てるのは大変だっただろう・・・」
と言いつつ、琴乃のことを話し始める。
琴乃は小学生の時、古内によって失明された目の事で
「片方だけ目の色が違う」
などとイジメられていた。
琴乃は、イジメをしている人間ではなくて、琴乃の近くにいた友達に机を投げつけた。
そして大きくなった琴乃は、結婚できそうだった男性が居たが、男性の親御さんに結婚を認めてもらえなかった。
その事にブチ切れた琴乃は、親御さんのところに何度も何度も行き、インターホンを何度も鳴らし、応答がないと、玄関ドアを蹴り、激しく叫んでいた。
琴乃は、“裏切られる”ことに対して激しく怒りを感じる人間になっていた。
そこで、古内が自白した例の事件も、高虎のもとで働いていた女が
「もっとこっちにも金を回してくれ」
「でなければ警察に行く」
と言われた事で、高虎ではなく琴乃が激高して殺したんじゃないか・・・と有馬は話す。
しかし、あの事件の現場で、ソレを見ていたのは高虎だけ・・・。
そんな高虎はいまだに意識不明の植物状態。
そこで琴乃の裁判がついに始まる。
有馬は既に定年していて、遅れて傍聴列に並ぶ。
裁判が始まり、琴乃が証言台に立つと、琴乃は後ろを振り返り、有馬を見つめるような描写になる。
裁判官が前を向くように言っても琴乃は聞く耳を持たず、睨みつけるでもなく、無表情のような顔で有馬を見つめ続けるのだった・・・。
ここで物語は終わります。
原作「60 誤判対策室」のネタバレ・感想
設定がよりキャッチィに脚色されていますが、最後まで見て、またどっちだか判らなくなる点は、原作でもそうで、結局、世良さんの独白がない限り、世良さんとか、ほかの皆さんの真意も、真理も、また始まってしまう勢いです、心理的に。
それでドラマを何度も見てしまうのかとも思いましたが、そのほかに、胸のすくカウンターシーンや、カメラが、非常に、なんというか、すごくて、まるで、そう・・、こう・・・シェイクスピアの小劇場の、ま、場面をみているような、すりすり感、そでが擦れていきそうな近さ、とか、水槽を覗いているかのような。
また、このタッグでまた誤判対策やってもらいたいもんです。是非、動画配信でもみたいです。
ハゲタカ、や、Nのために、以来の感じがしました。
3人の主要キャラクターがとてもいい。特に主人公の刑事有馬。
定年を間近に控えたおっさんだが、ヒーローものの主人公特有のある謎めいた特技を持っている。
死刑因の冤罪調査といえば、高野和明「13階段」があまりにも有名である。
「13階段」は日本のミステリ史に名を残す名作で、本当に内容が重過ぎある意味「鬱小説」の相を醸し出している。
対して「60」は死刑という重すぎるテーマを扱った作品であるが、ユーモアのあるキャラクター(税所教授や山岡記者)も登場し、様々な知識も得られる見事な社会派ミステリになっている。
ラストも、死刑とは、裁判とは、冤罪とは、真相は、と読者に問いかけてくる。とにかく面白い。
法廷ミステリや社会派ミステリが好きな方にはおススメです。
つまり、「20」の過去を遡った感じです。
「20」も大変面白かったですが、こちらもとても素晴らしいと思います。
ストーリーに引き込まれました。
1つだけ残念なのが、ラストが尻切れトンボ的になってしまっている点です。
最後まで戦いを描いて欲しかった。
でも、「20」を先に聞いているので勝負の行方は想像は出来ますが、その戦う様子を読みたかったです(^_^;
刑事・検事・弁護士が共に協力するのですが、結局、正しかったのか・・・奥が深いです。
著者は何をイメージしてこの小説を書き始めたのだろうか。
刑事有馬、検察官春名、弁護士世良のキャラ立てがうまい。
はじめは穏やかな展開だが段々熱を帯び、終いにはそれぞれ職を賭しての戦いとなり息をのむ。
著者は現在の司法制度に対する強烈なアンチテーゼをじわりじわりと語り始める。
読み始めると止まらない一気読みしかないだろう。
絶対絶命の窮地でこう来るか、その手があるか。
刑事裁判の進め方のお勉強にもなるが、お勉強よりとにかくおもしろい。
気になる人は「綾子さん」
キーワードは「死刑」
脛に傷を負った老刑事が呑み屋で聞いた噂話から冤罪に着手してゆくが99.9%あり得ない。
最後に大どんでん返しがあり、ダイナミックな展開。
前のドラマ「イノセントデイズ」に比べると救いのある結末。
ただ、誤判対策室の説明が、何度も何度も同じ説明が繰り返され、ややくどい印象。
それを差し引いても読み応えのある一冊。
ドラマ「60 誤判対策室」の動画配信
ドラマ「60 誤判対策室」の動画配信はHuluで行われています。
また、WOWOWでも定期的に再放送が行われているようです。
このドラマは、最初は暗く、陰気な雰囲気もあるのですが、どんどん引き込まれていきます。
それは脚本もそうなのですが、舘ひろしさんの素晴らしい演技力があっての事だと思います。
あぶない刑事などとは違う、枯れた舘ひろしさんの名演をご覧くださいませ!
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