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金曜ロードショーで放送された映画「聲の形」は面白い?つまらない?
今回は映画「聲の形」のあらすじやネタバレ、感想などを紹介していきたいと思います!
この映画は大今良時さんの同名漫画が原作の物語です。
この映画のみんなの評価はどのようなものなのでしょうか。
THE WHOの「MY GENERATION」も劇中で使用されているこの熱いアニメ映画「聲の形」について紹介致します!
映画「聲の形」のネタバレ
ここから、記事を全て読んでいただくのも嬉しい限りですが、記事が何分長いので、気になるところにジャンプ出来るように、それぞれのネタバレを項目ごとに用意しました!
気になる箇所へ飛んでみてくださいませ!
映画「聲の形」のあらすじ・ネタバレ
高校3年生の石田将也はこれまで続けていたアルバイトを辞め、また自室の家具を全て売り、銀行口座から全財産を引き出す。
そしてその札束を封筒に入れ、母の眠る枕元に置き家を出ると、橋の上から飛び降りて自殺しようとする。
しかし飛び降りることができず断念する。
小学6年生の将也のクラスに先天性の聴覚障害を持つ少女・西宮硝子が転校してくる。
硝子は「筆談用ノート」でクラスメイトと交流しようとするが、将也たちは硝子をいじめるようになる。
硝子の補聴器が何度も紛失・故障したことで学級会が開かれ、将也が犯人と決めつけられる。
将也の母は息子を責めず、補聴器代170万円を弁償する。
将也は逆にいじめられる立場となり、硝子も転校してしまう。
中学生になっても将也は孤立し、やがて
「自分がしたことは自分に跳ね返る。自分は罪を背負い、罰を受ける必要のある人間である。」
との思いから心を閉ざしてしまう。
自殺を決意した将也は母親に補聴器代を返し、硝子が通う手話サークルを訪れる。
硝子と再会した将也は、手話で「友達になってほしい」と話しかけていた。
自殺することを思いとどまった将也は再び手話サークルを訪れるが、硝子の妹西宮結絃に阻まれ、硝子に会えなくなる。
将也はひょんなことから同じクラスの永束友宏と友達になり、永束の助力で将也は硝子と会うようになる。
二人は小学生時代硝子と仲良くしていた佐原みよこ、硝子をいじめていた植野直花とも再会し、同じクラスの川井みきと真柴智とも親しくなる。
全員で遊園地に遊びにいった将也は、久しぶりに人との関わりを楽しむ。
しかし昔のいじめ事件を蒸し返したことで、再び将也は孤立してしまう。
将也は硝子一家と花火大会を見に行く。
だが一人家に戻った硝子はベランダから飛び降りようとする。
将也は彼女を引き上げるが、転落し意識不明になる。
硝子は意を決して仲間たちと和解する。
深夜、意識を取り戻した将也は病院を抜け出し、橋の上で泣いている硝子を見つける。
将也は「君に生きるのを手伝ってほしい」と伝える。
退院した将也は硝子たちと高校の文化祭を回る。
将也はようやく周囲に心を開き涙を流すのだった。
映画「聲の形」の主な登場人物・声優
石田将也 声:入野自由
小学生時代:松岡茉優
西宮硝子 声:早見沙織
西宮結絃 声:悠木碧
永束友宏 声:小野賢章
植野直花 声:金子有希
佐原みよこ 声:石川由依
川井みき 声:潘めぐみ
真柴智 声:豊永利行
島田一旗 声:西谷亮
小学生時代:小島幸子
広瀬啓祐 声:増元拓也
小学生時代:武田華
竹内先生 声:小松史法
石田美也子 声:ゆきのさつき
西宮八重子 声:平松晶子
将也の姉 声:濱口綾乃
マリア 声:鎌田英怜奈
ペドロ 声:綿貫竜之介
西宮いと 声:谷育子
映画「聲の形」のみんなの感想※ネタバレ含む
まず主人公。本当に悪いと思ってる?
ヒロインがブスだったら謝ろうとか手話勉強して仲良くなりたいとは思わなかったのではと思う。下心が見え見えで気持ち悪かった。
本来いじめっ子だったのにいきなり最下層のカーストでいじめられっこになるというのも現実味が薄い。
大抵は反省などはしないと思うし、現に被害者ぶってるよね?
ヒロインは自分がイジメらてて嫌な思いしたのに、なぜか主人公に惚れます。
え??なんで?自分が悪いと思い込み、自己陶酔し始めます。
耳というか、頭が弱いんじゃないのか。そして美人という設定がリアリティなしw
自分がいじめられた側だったら、絶対に仲良くはなりたくないですし、許すこともできません。だからヒロインにリアリティを感じない。
DVされてるのに逃げられない女って感じで気持ちが悪かった。
最後は大団円みたいになったのも???でした。
退屈だったし、本当に京アニ?って思ってしまった。
絵はもちろん美しいですが、それだけ。
周りの人間も掘り下げられてはおらず、「虐めてたけど、本当はいい子なんですよ」っていいたい感じが寒かった。
男にとって都合のいいハーレムアニメが好きな人はおすすめです。
NHK地上波を最初に見て所々難しかったので漫画を読んでやっと人物像が見えた。
金ローはカットし過ぎで初見からの低評価も頷ける。
たこ焼きと島田達が助けたくだり削るなら最後のアップも削らないと…色々中途半端で残念。
内容的には、批判するのは簡単だが見た人が色んな角度から考えるきっかけになれば少なからず意味はあると思う。
これは、そもそもそういう作品なので、作品提供側からすれば、狙い通りともいえると思う。
気分が悪い、気持ち悪い、感動ポルノだ、共感できない、ご都合主義、「いじめを助長する」。
感動したという人も、そのポイントは浅かったり、深かったり。
それでいい。と思う。それが、この作品のそもそもの主旨だからだ。
必要最低限の鑑賞しやすい配慮を、きめ細かい表現方法・演出効果で作っていることが、京都アニメーションと監督の最大の賞賛ポイントと思う。
ここで、個人的な経験も踏まえて感想ですが、その前に、批判されている点についても実は作者の意図につながっているのではと思うことについて、自分なりに説明したい。
気持ち悪い、不快、不愉快、大いに結構です。健全な精神の方の健全な反応です。
でも、世の中、ほとんどこの感情のような世界です。この作品の描く世界(社会・人間関係)はあまりにもリアルです。
フィクションですからキャラクターを立たせる為に多少はデフォルメしてあります。
それでも、この気持ち悪さです。本当に、人と真正面に向き合うとなれば、吐きすぎて脱水症状になります。
そういうもんです。
この作品の作者は、気持ち悪い人権主義者でもなく、まして宗教的でもなく、道徳的でもなく、ただただ、市井に生きる一般人としての目線で描き、上から目線で説教くさく理想論だけを垂れ流すようなことはしていないのです。
だから、主人公とヒロイン以外、誰一人終始変わっていません。(カワイさん以外は変わったと書いてる人もいますが変わっていません誰一人。)
かつ、主人公とヒロインも、変わったというより変えられたというのが正しいです。
植え付けられた(または自ら築き上げた)人間性は、基本的には変わりません。それこそ、いじめとかにあって、人格や存在否定され、自殺にまで追い込まれれば、多少変わるでしょう。
これが基本ベースにあることを念頭に、ヒロインがいじめてた人間を好きになるか、ということですが、ご都合主義の極みみたいに言われてますが、製作者もこの点はよくわかっています。
ただ、このヒロインの闇があまりにも深すぎて、真正面から表現しなかったと思います。
それがわかるカットが存在します。冒頭近く、少年時代の主人公が家に帰ってくるところです。
当然、ヒロインが転校してくる前です。
母親の美容室に、本当にほんの一瞬、実はヒロインが出てきてます。
カットする前の状況ですが、ボサボサの長い髪で、髪には葉っぱとかつき、泥だらけの顔と服。(原作にはきちんと出てきます。)
そして、高校生の主人公の再会においても、最初、誰か思い出せないそぶりを見せます。
つまり、虐められたのは舞台となった小学校だけではなかった。ほぼ、同等レベルのいじめを常に受けてきたということです。
6年生の中途半端な時期に転校してきたことからも、転校してきた理由はおのずと想像できます。
あれだけひどい事されたというけれど、彼女にとって主人公は、その他大勢のうちの一人にすぎなかったということです。
それでも、手話を覚え、コミュニケーションを必死に取ろうとする主人公は、ヒロインにとってはオアシスなんでしょう。
残酷ですが、そういうことなんです(原作では、もう一つ特別な要素も主人公にだけ加えてますけど)。
このヒロインに共感できないとかもあります。これも正解です。
ウエノさんが彼女に向ける感情でしょうけど、彼女は優しく、聖人君主のように描かれていると書いてる人もいますが、正確には誤りです。
彼女もまた、悲劇的にも性格を歪められ、極めてひん曲がった人間性を持たされてしまっています。
前述したように、幼少期から、あのような扱いを受け続けると人間どうなるか、マインドコントロールといわれる洗脳実験や精神実験においても多数報告されてますが、健常者でもおかしくなります。
まして、耳が聞こえないというハンデがあれば尚更です。
何をされてもこびへつらう様に笑う奴隷が生まれます。人とのコミュニケーションに飢え、どんなことでも受け入れてしまうようになります。
だから、見ている側は不快や不信に思うのです。
ウエノさんは、これを真正面から批判する。そして、少年期の主人公も虐める前に、この少女の不気味さを指摘しています。
こういうことからも、キチンとひとりひとり掘り下げ、出てくる感想も想定しつつ、非常に丁寧に作っているからこそ、最後の「奇跡」に感動するのです。
ちなみに、私も幼少期からいじめられた経験があります。
小・中の記憶がほぼ消えてます。この年まで、闇は消えず、社会に出て、闇はさらに深まるばかりです。
こんな私は、この作品を見て、大いに落涙しました。理由はわかりません。
主人公と同じタイミングで、同じ量で、同じく訳が分からずでした。
まず、登場人物に誰一人として共感できない。特にヒロイン。
聴覚障害のある彼女を穢れのない聖人君子に描きすぎて、一番人間味がなく、気持ち悪ささえ感じてしまう。
途中で出てくる、ぽっと出のクラスメート(赤髪の男の子)の存在が一番謎。
キーパーソンになるわけでもないし、「どうしても使いたい声優がいたから映画オリジナルキャラクターとして登場させた」とか「作者が前作で主人公として描いていた、思い入れの強いキャラクター」とか言われた方が納得できるほど、彼が作中に深く関わることがない。
物語の展開もご都合主義感、作り物感が否めない。
別にご都合主義自体は否定しない。結局のところ創作物なわけだし。
ただ、いじめや障害者、他者との繋がり等々、重め且つ「リアル」を追求しているようなテーマなのに、ご都合主義はいかがなものか。これのせいでだいぶ白けてしまう。
それと同時にとにかく内容が薄い。
もっとテーマや登場人物を一点に絞るべき。
欲張っていろんな方向性に手を出すから、ひとつひとつのテーマが薄まってしまう。
喩えるなら、ビュッフェに行って、大皿に何種類も盛り付けて、全部の味が混じってしまったような。
せっかくひとつひとつは美味しいのに、混ざりあって訳が分からくなっている、そういうイメージ。
結局、作者がわざわざ「障害者」を出してまで伝えたかったことはなんなのか?
それが何も伝わってこない。
映画として約2時間の枠に無理矢理収めたからそう感じるのか。
原作を読んでみたらまた別の感想を抱くかもしれないが、だから言って「読んでみたい!」とは思えない。
ただ、ヒロインを務める声優さんの演技と、美しい作画はとても素晴らしかった。
素晴らしかっただけに残念な作品だった。
ノーカットの方の映画も時間の都合上、原作に比べてかなり簡潔になってるけど、今回の超カットverよりは全然話が分かりやすい。
金ローでは西宮と石田の喧嘩のとことか、西宮祖母の葬式が急に始まったりとか、重要なところが丸々カットされてて「中身がスカスカ」とか「感情移入できない」などの声が上がるのも、無理は無いです。
ですがノーカットの方は話もちゃんと分かりやすくなってるし、ちゃんと1つのお話としてまとまってるので、是非そちらも見てほしいです。
この物語は決して「胸糞アニメ」とは片付けてほしくないです。
人間の汚い所とかをちゃんと映し出して、過去の事を悔いて全力で罪を償っていこうとする姿を鮮やかに描き出しています。
ですがそれぞれの想いがなかなか伝わらず、時にぶつかり合い、意思疎通の難しさに葛藤する中で、必死に声を伝えようとしている登場人物たちの姿は美しく、心を打たれます。
そして声優さんの演技も自然で個人的には感情移入しやすいです。
特にヒロインの聴覚障害を持った西宮役の声優さんの演技が本当に素晴らしいです。
聴覚障がい者を違和感なく本物に近く演じた事によって、さらにリアリティが生まれます。
「障がい者を利用した」という評価もありますが、そんなことはなく、西宮が聴覚障がい者だからこそ生まれるリアリティとか、想いが伝わったときの感動が生まれるんだと思います。
たまに出る大胆な行動も、一見ないだろと思ってしまうかもしれませんが、想いを伝えたい時の行動は人によって違いますし、許すとか好きになるとかの感覚も人によって違うので、演出としては特に文句ないです。
映像は繊細で透明感のある綺麗な絵で、聲の形にはこの絵がピッタリです。
音楽はシンプルなピアノなどが多いので、こちらもマッチしています。
人と人が違うからこそ意思疎通は難しい。
それでも過去の事を謝るために そして声を伝えるために必死で頑張ってる姿には心打たれるはずです。
詳しくは言いませんが、フィナーレも本当に泣けます。
各々の考えや想いの違い、意思疎通の難しさ、人の汚いところと美しいところを描いた感動作でした。
原作はさらに詳しく分かりやすくなっているので、聲の形の世界に更に浸りたい人は是非手にとってみてください。
原作はもっとちゃんとしてるんでしょうが映画は何が言いたいのかサッパリ。
誰にも感情移入できず、なんでそうなる?が連発。
いじめた、いじめられたの経験がある人には刺さるらしいですけど私はないので刺さらなかったです。
1回目は映画館で観ましたがここまで途中で帰りたくなった作品は初めてでした。
映画「聲の形」は面白い?つまらない?
結果のところ、金曜ロードショーで放送された「聲の形」はカットされている部分がひどくて、内容がさっぱり頭に入ってこない・・・故に“つまらない”と感じた人が多かったようです。
ノーカットの劇場用の映画でも、辛辣な口コミもあるので、それを更にカットしたら、もうわけ分からなくなるのは仕方のないことですよね。
つまり、内容がしっかりしている原作にたどり着く前に離脱してしまう人が多くて、損している作品と言われても仕方がないような気がします。
それでも“面白い”と感じる人は確実に居ます。
なので一概には言えません。
物語の深い部分まで知りたい場合は、是非原作の漫画を読んでみましょう!
「あぁ、そういうことだったのか!」
と理解できる部分もあると思います。
映画がテレビで放送されたり、ドラマの再放送とかは嬉しいですけど、カットされている部分があると、ちょっと微妙な気持ちになってしまいますよね・・・。
「聲の形」を金曜ロードショーで観たけどつまらなかった・・・けど何か気になる・・・という人は是非全編、または原作の漫画を見てみましょう!
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