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1995年7月に放送された伝説のドラマ「愛していると言ってくれ」が2020年特別編として再放送が開始されました。
今の時代ではなかなか使う機会がなくなった、公衆電話やワープロなどの登場など、時代を感じる設定も功を奏し、便利すぎる今では考えられない不便なところなど、懐かしむ声もあれば、カルチャーショックを感じる若者など、SNSでもにぎわったようです。
その中でも、やはり豊川悦司さんのイケメンぶりと、常盤貴子さんの美しさも際立ち、話題になっていました。
そんなドラマ、「愛していると言ってくれ」を見た人の感想や、最終回、最終話・結末のことなど紹介していきたいと思います。
もくじ
ドラマ「愛していると言ってくれ」2020特別編のネタバレ
ここから、記事を全て読んでいただくのも嬉しい限りですが、記事が何分長いので、気になるところにジャンプ出来るように、それぞれのネタバレを項目ごとに用意しました!
気になる箇所へ飛んでみてくださいませ!
「愛していると言ってくれ」2020特別編のあらすじ
幼いころに聴覚を失い、母親に捨てられた過去を引きずりながら生きている新進画家と、夢と希望を抱いて劇団に所属している女優の卵との甘くせつないラブストーリー。
聴覚障害を持つ画家の榊晃次(豊川悦司)は、溌剌として純粋な紘子(常盤貴子)と運命的な出会いをする。
懸命に手話を覚え、思いを伝えようとする紘子の熱い思いに、晃次の閉ざされた心も次第にほぐされていくのだった。
「愛していると言ってくれ」2020特別編の感想
とにかくせつなくなりたいのなら、この90年代を代表する名作はうってつけです。
晃次と紘子のすれ違いの連続には、ハラハラさせられっぱなし!
登場人物の数が少ない分、2人の恋の行方はより入念かつ繊細に描かれており、またそれに応えるかのように、豊川悦司と常盤貴子がキャリア中ベストともいえる名演をみせてくれています。
とりわけ作品を味わい深いものにしているのが、晃次のモノローグ。
岡田浩暉、麻生祐未、そしてこのドラマがデビュー作だった矢田亜希子らの好演も心に残ります。
「愛していると言ってくれ」2020特別編のキャスト
25年経っても色褪せない #トヨエツ さまの大きくて綺麗な手✨
そして33歳にしてあの色っぽい涙の拭い方と抱き寄せ方✨毎週日曜待機してしまいそう🥺ヤバいドラマの再放送が始まってしまった😂
#愛していると言ってくれ pic.twitter.com/s2ZcBJYUv5
— のん(旧non_mam) (@non_mamsan) May 31, 2020
主要人物
豊川悦司 役:榊 晃次(さかき こうじ)
新進青年画家。7歳の時に病気により聴覚を失う。
そのため手話や筆談などで話す。
常盤貴子 役:水野 紘子(みずの ひろこ)
女優の卵。アルバイトをしながら劇団で演技の勉強をしている。
晃次とあるきっかけで出会い、恋に落ちる。
岡田浩暉 役:矢部 健一(やべ けんいち)
(当時To Be Continued)
紘子の劇団の照明スタッフで幼馴染。紘子に想いを寄せる。
晃次の所属する画廊
余貴美子 役:神崎 薫(かんざき かおる)
登場回:(第1話~第4話、第6話~第9話)
晃次が所属する画廊のマネージャー。
相島一之 役:藪下 清(やぶした きよし)
登場回:(第2話~第4話、第6話、第9話)
晃次と同じ画廊に所属する画家でライバル。
晃次の才能に激しく嫉妬しておりネチネチと嫌味や小言を言ってくる。
晃次の家族
矢田亜希子 役:榊 栞(さかき しおり)
登場回:(第1話~第7話、最終話)
晃次の義妹。高校生。
晃次を慕っている。
橋爪功 役:榊 伸吉(さかき のぶよし)
登場回:(第2話、第7話)
晃次の父。栞の継父。
赤座美代子 役:榊 敏子(さかき としこ)
登場回:(第5話)
伸吉の後妻。栞の実母であり、晃次の継母。
吉行和子 役:吉沢 道子(よしざわ みちこ)
登場回:(第2話、第6話、第7話)
伸吉の元妻。晃次の実母。
その他
鈴木蘭々 役:吉田 マキ(よしだ まき)
登場回:(第1話~第4話、第11話)
紘子のアルバイト先(公園の売店)の同僚で友人。
妊娠が判明して売店を辞めることになるが、体調不良を榊に助けてもらい彼のことをやっぱりカッコイイと評価する
塩見三省 役:野田 耕平(のだ こうへい)
登場回:(第1話、第3話、第6話)
紘子が所属する劇団の劇作家。
春田純一 役:日野 克彦(ひの かつひこ)
登場回:(第4話、第6話、第8話)
晃次が学生時代から通っていたカフェのマスター。
甲本雅裕 役:小柴 力(こしば りき)
登場回:(第5話、第6話)
紘子のアルバイト先(宅配便)の先輩。
後藤友輔 役:古谷 昭夫
(当時To Be Continued)
登場回:(第8話、第9話)
晃次の学生時代の同級生。
生瀬勝久 役:松原 浩(まつばら ひろし)
登場回:(第8話、第9話)
晃次の学生時代の同級生。ギャラリーマネージャー。
麻生祐未 役:島田 光(しまだ ひかる)
登場回:(第8話~第10話)
晃次の元恋人。別の男性と見合いして結婚し一児を儲けたが、離婚して東京へ戻ってきた。
女手一つで育てるため、夜の仕事をしている。
三觜要介 役:島田 学(しまだ まなぶ)
登場回:(第8話~第10話)
光の息子。
「愛していると言ってくれ」全話あらすじネタバレ
あかん。ハマってもうた。
25年前にハマって、またですか?無料でドラマが見えるのってあかんわー。
一気に全話見ちゃうから、生活リズムがめちゃくちゃやん😅 pic.twitter.com/wEjttrZt3F— miyumiyu_下弦の月 (@miyu_miyu_08) June 1, 2020
1話のあらすじ「出逢い」
女優の卵・水野紘子(常盤貴子)は、とある出来事がきっかけで榊晃次(豊川悦司)と出会う。
数日後、公園の野外ステージで演技の練習をしていた紘子は晃次と再会し・・・。
2話のあらすじ「約束」
紘子(常盤貴子)は、自分が出演する舞台を観に来てほしいと晃次(豊川悦司)を誘う。
そんな中、新進画家として注目され始めた晃次は雑誌の取材を受け・・・。
3話のあらすじ「涙」
晃次(豊川悦司)から届いた手紙の返事に紘子(常盤貴子)は落胆。
そんな時、紘子は幼なじみの健一(岡田浩暉)から求婚され・・・。
4話のあらすじ「キッス」
晃次(豊川悦司)と紘子(常盤貴子)の交際を知った晃次の義妹・栞(矢田亜希子)。
紘子への嫉妬心を募らせた栞は・・・。
5話のあらすじ「会えない」
栞(矢田亜希子)は晃次(豊川悦司)に募る想いを告白。
晃次は動揺するが、栞に自分の気持ちを理解して貰うまで、紘子(常盤貴子)とも会わずに話し合う事を決意する。
6話のあらすじ「過去」
紘子(常盤貴子)は晃次(豊川悦司)の家で“島田光”という人物から送られた手紙を見つけた。
紘子は“島田光”が晃次の大学時代の同級生で女性だと知り、動揺する。
7話のあらすじ「再会」
ある日、紘子(常盤貴子)の前に晃次(豊川悦司)の叔母と名乗る女性が現れる。
しかし、紘子は彼女が晃次の実母・道子(吉行和子)だと見抜く。
8話のあらすじ「秘密」
晃次(豊川悦司)の大学時代の同窓会が開かれた。
紘子(常盤貴子)は同窓会で晃次と光(麻生祐未)が会うことを気にするが・・・。
9話のあらすじ「疑惑」
紘子(常盤貴子)と晃次(豊川悦司)は同棲を始めた。
ある日、光(麻生祐未)が神崎(余貴美子)の画廊で働くことを知った晃次は、光に別の仕事先を見つけようと奔走する。
10話のあらすじ「悲劇」
晃次(豊川悦司)の紘子(常盤貴子)に対する深い愛情を知った光(麻生祐未)は、晃次への想いを断ち切る。
しかし二人の姿を目撃した紘子は動揺し・・・。
11話のあらすじ「別離」
晃次(豊川悦司)と光(麻生祐未)の仲を疑う紘子(常盤貴子)は、健一(岡田浩暉)と一夜を過ごしてしまう。
健一は晃次と会うが・・・。
12話最終回のあらすじ「僕の声」
実家の民宿を継ぐ健一(岡田浩暉)に、紘子(常盤貴子)は一緒について行くと約束。
紘子が晃次(豊川悦司)をまだ想っていることに気づいた栞(矢田亜希子)は・・・。
「愛していると言ってくれ」1995年放送当時の視聴率
1話:17.5%
2話:16.4%
3話:17.2%
4話:21.5%
5話:20.2%
6話:20.4%
7話:20.6%
8話:24.9%
9話:21.1%
10話:23.9%
11話:24.2%
12話:28.1%
「愛していると言ってくれ」晃次と紘子の出会いの裏話
晃次が木の高い部分になっているリンゴを取り、紘子に渡す2人の出会いのシーン。
2人のシーンは、出会いのシーンが一番最初で、最終回も最後の撮影がリンゴのところだったそうです。
これは、漫画の『小さな恋のものがたり チッチとサリー』のように、2人の身長差みたいなものが、脚本家の北川悦吏子さんの狙いの1つにあったそうです。
最初に紘子が晃次のアパートに来て、玄関の天井の電球が切れて、電球を換えるシーンもあったり、出会いのシーンのリンゴが電球になっていたりとか。
上と下じゃないけど、そういうかわいらしいカップルみたいなものを演出していたんじゃないか・・・と豊川悦司さんは語っています。
「愛していると言ってくれ」のみんなの感想
今は、出会いないとはいえ、マッチングアプリとか方法が、たくさんあって、一つの出会いが軽くなってる気がする
トヨエツこれで好きになったわー。
今でもシブくて。なんせ、手がキレイ。
愛してる の手の動き、サンダルで走る姿、大きな背中、全部良かった。
若い子にも見てほしい。妹役が矢田亜希子さんで、かわいいけど生意気な役。
ドリカムの名曲と共に私の記憶に残る最高のドラマ、また観れるのはとても嬉しい。
トヨエツが感情表現を流れるような手話に乗せて演技し、言葉がない静けさの中から、胸が熱くなるシーンが何年経っても忘れられません。
当時、榊晃次という人物が本当にいるような錯覚に陥りました。
今は内容を詰め込む作品が多い気がして、見逃したら話が分からなくなることも多くて見ていて疲れる。
間だったり静けさを味わうような作品は映画ばかりになってしまった。
だからこそ、こういう作品を有料じゃない地上波で放送して欲しいと思う。
スマホやメール・SNSがあったら考えられないすれ違いの連続。切なさ。
アラフィフ世代にはこの感覚が分かっても、若い世代には理解できないかもしれない。
北川さんもおっしゃってましたが、秋風羽織ではないトヨエツを知ってもらえる機会になるといいですね。
常盤貴子の素人っぽさが良かったし、トヨエツはあの時が一番美男子だった。
この頃のドラマは面白かったなぁ。
今はいろんな規制やタブーがあるのと、現実世界のデジタル化で面白いものがなかなか作れない。
このドラマ、最初は設定が逆だったとの事。
当初の設定通りだったら、このドラマは人気があったのかなとか違うストーリー展開だったのかな なんて・・・。
「愛していると言ってくれ」の最終回結末ネタバレ
いやー、トヨエツ美しすぎるわ。憂いを帯びた眼差しも、戸惑う表情も、屈託のない笑顔も、全て素晴らしい。白シャツを見ると彼を思い出す。当時も紘子(常盤貴子)よりも栞(矢田亜希子)派だったけど、それは25年経った今視ても変わらんな。そして岡田浩暉さんナイスガイ。#愛していると言ってくれ pic.twitter.com/SgjAjlwt5D
— TAKANo.43@デレは全アイドルに声を! (@takanoyallow) June 1, 2020
最終回間近で晃次(豊川悦司)と光(麻生祐未)の仲を疑う紘子(常盤貴子)は、健一(岡田浩暉)と一夜を過ごしてしまい、晃次と紘子には色々とあります。
それでも二人は愛し合うのですが、離れ離れになってしまう。
晃次は「耳は聞こえないが、声は響く」と言い、「ア・イ・シ・テ・イ・ル」と言ってくれと手話で紘子に伝えます。
紘子は何度も何度も晃次に「愛している」と伝えるのでした。
紘子はその後、健一のもとへ帰るのですが、健一は紘子の気持ちをわかっていた・・・。
そして三年後、二人は再び出会います。
あのリンゴの木の下で・・・。
この名作ドラマ「愛していると言ってくれ」はHuluやパラビなど、色々な配信先で配信されているので、全話を今すぐ見たい!!
という場合は、そういった配信サービスをご利用ください。
テレビでの再放送スケジュールは下記のようになっています。
5月31日(日)午後2:00~5:00
6月 7日(日)午後2:00~5:00
6月14日(日)午後2:00~5:00
6月21日(日)午後2:00~5:00
それでは名作「愛していると言ってくれ」を楽しみましょう!
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