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ドラマ「私たちはどうかしている」の原作漫画12巻に収録されている54話、55話、56話、57話のネタバレや感想を紹介していきたいと思います!
ドラマがスタートするのは2020年7月ですが、漫画原作もどんどん進んでいってます。
恐らくここまではドラマで放送されないんじゃないかなぁ・・・なんて思いながらも紹介する「私たちはどうかしている」の12巻です。
それでは、漫画「私たちはどうかしている」の12巻のあらすじから紹介していきたいと思います。
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「私たちはどうかしている」のネタバレ
ここから、記事を全て読んでいただくのも嬉しい限りですが、記事が何分長いので、気になるところにジャンプ出来るように、それぞれのネタバレを項目ごとに用意しました!
気になる箇所へ飛んでみてくださいませ!
「私たちはどうかしている」12巻のあらすじ
除夜際での七桜と椿の勝負に決着がつき、ついに光月庵の後継者が決まった。
だがその直後、大旦那は倒れて病院に運ばれてしまう。
新旧の交代が行われ不安に感じる従業員ら。
さらに新当主は金沢の文化をけん引する武六会にその実力を試されることになる。
そんな中、一層強く七桜に惹かれる多喜川は徐々に自分の気持ちを抑えられなくなるが、かつての恋人・由香莉が現れて不穏なムードに。
ある重大な真実を知った椿も動き出し事態は急変!?
「私たちはどうかしている」12巻54話のネタバレ
「光月庵はおまえに譲る」
大旦那がそう言い、立ったのはなんと七桜の前だった。
それに対し女将は激高。
「私はまさしく椿の作った見た目も美しい柚子の上生を選んだのに!!」
と叫ぶが、それは七桜の作ったものだと大旦那に教えられ、さらにショックを受ける。
「なんのために、あんたを産んだと思ってるの」
そう椿に迫る女将を大旦那が止めに入った瞬間、大旦那は胸を押さえて倒れこんでしまった。
救急病院に運ばれると、多喜川もそこに駆けつける。
弱る大旦那は椿だけを呼び、椿にこう話すのだった。
「お前の作ったつばき餅。本当にうまかった。」
「わしだけに向けられた菓子だった。」
「これからはお前だけの菓子を作るんだ。」
そう言って目を閉じる大旦那・・・。
椿は
「これからももっともっと自分の菓子を食べてもらう・・・」
「まだ2つしか食べていないじゃないか・・・」
と伝えようとするが、その声は届かず、大旦那は息を引き取ったのだった・・・。
大旦那の葬式の日。
現れた七桜に
「なにしにきたの!関係者だけの式よ!」
と怒る女将だったが、多喜川になだめられる。
これで私の家族は本当に一人もいなくなった・・・。
もっとちゃんと話したかった・・・
焼香をする七桜に、
「あの子が正式な後継者だ」
と周囲がざわめきはじめる。
と、そこに椿が現れるが、椿は略礼服を着ていた。
親族は正式礼服を着ているのに、略礼服を着ている椿・・・。
それを見て周囲は
「やはり噂は本当だったんだ」
と話始める。
そんな時に栞の姉が多貴川に近づき
「目的を果たすことができたのね、おめでとう」
と言う。
その後、椿は七桜に
「やっと自分のものを取り戻せてよかったな。」
「ひとつ頼みがある。」
「・・・光月庵を絶対に潰さないでくれ」
と伝える。
この先なにがあっても守り抜く・・・。
七桜はそう心に強く決めたのだった。
「私たちはどうかしている」12巻55話のネタバレ
光月庵にもどってきた七桜。
自らが背負った宿命を胸に刻み直し、いざ厨房へと降り立つ。
厨房で職人たちに挨拶を済ませ、今日から七桜の当主としての一日がはじまる・・・はずだったのだが・・・。
七桜の手伝いや指示抜きでも忙しく働く職人やスタッフたち。
厨房も売り場もいつものルーティンが決まっているため、七桜の出番がなかった・・・。
七桜はめげずに
「できることから始めよう」
と前向きな姿勢を崩さない。
しかし、スタッフに今日の上生菓子でどれを前面に置くかを聞かれた時に、即答できずにいると
「椿さんならすぐ答えてくれたのに」
とポツリと苦言を吐かれてしまい、一瞬ドキッとしてしまう。
すぐに気を取り直して指示を出すものの、スタッフや職人たちの間では陰口が絶えない。
今の光月庵は七桜が思っていたよりもずっと覚悟が必要な現場だった・・・。
それもそのはず・・・。
七桜は「よそ者」というだけではなく、椿をここから追い出した人間だから、それも仕方のないこと。
その夜中、七桜はママの桜の羊羹を作るために厨房へともどってきた。
桜の羊羹を作るためには赤い色粉を使わなければいけない。
しかし、七桜はまだ赤い色に対しての激しいトラウマが消えておらず、厨房で具合が悪くなってしまう・・・。
そこへやってきたのは女将。
七桜を心配するフリをするが、その内心は間逆の感情を秘めている。
しかし、それは七桜も解っている事だった。
七桜は女将に手を差し伸べられても、その手を取ることはしない。
そして女将は
「椿はきっと今頃ボロボロになっている」
と七桜に嫌味を言ってその場を去って行くのだった。
次の日、七桜のもとへ訪れた長谷屋の亭主・長谷由香莉によって「武六会」の招待状が届けられる。
武六会は数多ある名店の中でも選ばれたたった6店による集まり。
今まで追加の加入も、外された店もないとのこと。
もし外されるようなことがあれば、それは“その店の終わり”を意味していた。
そして迎えた武六会当日。
会場は張り詰めた空気で満たされていた。
一切の歪みも許さない視線が七桜を襲う。
そんな七桜の緊張を解いてくれたのは多喜川さんだった。
そして、武六会から七桜はある儀式を行うように言い渡される。
その儀式とは、光月庵の代々当主に受け継がれている“ある道具で作る菓子”を、一ヶ月後にある新春奉納の儀に献上するというものだった。
しかし、時を同じくしてその道具を持ち出してしまったある人物がいた。
それは・・・女将だった・・・。
そして女将の向かう先は、椿のもとだった・・・。
「私たちはどうかしている」12巻56話のネタバレ
光月庵の店主として出席した武六会。
七桜はそこで店の反映と継続を祈る“奉納の儀式”に備える菓子作りを命ぜられた。
その菓子作りは先々代から伝わるある道具を使って作るのだそう。
そうとも知らず七桜は武六会で
「必ず皆に納得してもらえる菓子を作る」
と宣言してしまう。
さぁ、七桜の店主として初めての大仕事が始まる!
帰り道、多喜川さんが七桜に声をかけてきた。
多喜川さんは七桜に
「武六会のメンバーとは波風立てずに適当に合わせておけばいい」
とアドバイスをする。
武六会のメンバーたちは、皆ずっと何かを守り続けて生きてきたため、“変化”することを恐れている人間たちだった。
多喜川さん自身、メンバーの一人に
「立派だった前店主があの世で嘆いている」
などと言われても、笑って聞き逃し言い返すことはしなかった。
七桜は、多喜川さんのことをちゃんと知りもしないで好き勝手言っているメンバーの発言に納得いかない。
そして
「私ももっとちゃんと本当の多喜川さんが知りたい」
と言い出した。
このとき多喜川さんの中で過去のトラウマのようなものが弾け、言葉を失ってしまう多喜川さん・・・。
そんなタイミングで由花莉がやって来た。
由花莉は意味深な言葉をいいかけて、多喜川さんに止められる。
店にもどってきた七桜は、さっそく先々代から伝わる道具を出そうと引き出しを開ける。
しかし、中には道具などなく、代わりに蝶の死体があるだけ・・・。
もしや女将の仕業では・・・?
と察した七桜は、急いで女将の部屋へと走る。
予感は的中・・・。
女将の私物が部屋からほとんどなくなっていたのだ!
七桜は一人で女将を探し始めるのだった。
一方、石川県の志賀町のとある飲食店にいる椿。
タバコを吸う輩を注意したところ、殴られてしまった。
やり返そうとするが、菓子作りのための手を気遣ってしまうため、一方的にやられてしまう・・・。
するとある女性が電話で警察を呼んでくれた。
その女性とは、なんと夕子さんだったのだ。
「私たちはどうかしている」12巻57話のネタバレ
女将の行方を捜す七桜たち。
しかし一向に情報は入ってこない・・・。
そんな中、栞から多喜川と由香莉が付き合っていた事実を知らされ、七桜は心中穏やかではない。
そう聞いたものの、今の七桜にとって多喜川は大切な人であることに代わりはない。
彼がいなければ、今頃生きてさえいれなかったかもしれない・・・。
七桜は多喜川を信じることにした。
一方、居酒屋で偶然一緒になった椿と夕子さん。
夕子は椿に酒を勧めるが、椿は
「目の手術をしたから」
と断る。
椿の目を心配する夕子は、
「繊細な色の表現が大切な和菓子を扱う職人にとって目は命だものね」
と言葉をかけるが・・・椿は浮かない顔・・・。
反対に今度は夕子の近況を尋ねる椿。
夕子は、今は地元に戻って屋台のような小さな呑み屋を営んでいるとのこと。
夕子は、椿に
「私が七桜の母親ではないこと、もう知っているんだろう?」
と尋ねる。
椿はこれに、
「俺から光月庵を奪うために七桜に頼まれたんですよね?」
と辛辣な表情で答える。
夕子は、七桜が実は椿の子を妊娠していたこと・・・それからお腹に宿った小さな命が、例の火事で天国へいってしまったことを語る・・・。
寝耳に水の椿。
椿はあまりにも突拍子もない話に驚愕してしまう。
夕子は椿に、七桜とヨリをもどすことはできないか尋ねるが・・・。
椿は顔を落して、自分達は偽りの夫婦意外なんでもなかった・・・と答える。
一方、女将の行方を捜索する七桜のもとに吉報が舞い込んでくる。
なんと、女将の目撃情報が飛び込んできたのだ。
七桜は女将が持ち去った菓子作りのための道具を取り返すために、急いで目撃情報ががあった温泉旅館へと向かう。
現場に到着し、あたりを捜索する七桜。
すると、とある神社で、火をくんでいる女将を発見する。
そして女将は持ち去った菓子作りの道具に火を放ってしまったのだ!
七桜は慌てて着ていた着物で火を消し、消炭の中から道具を取り出し、中身を確認する。
道具はなんとか無事で、ホッとする七桜・・・。
しかし、気疲れしたのか、体力の限界がきたようで急に意識が飛びそうになり、フラついてしまう。
倒れそうになる七桜。
それを支えてくれたのは・・・なんと多喜川と共にかけつけてくれた椿だった。
多喜川は女将に対して、
「惨めなものですね」
と蔑んだ言葉を浴びせる。
しかし女将は、多喜川に対して
「そんなに意地悪しないで?お父様はとっても優しくしてくれたのよ?」
と嫌味を言いながら多喜川に近寄ってきた。
さらに、
「光月庵がダメなら、多喜川を椿に継がせようかしら?」
「なにせ椿は多喜家の血を継いでいるんだから・・・」
と毒を吐きつづける。
そして最後には、椿は多喜川の弟なのだという事実を告げる・・・。
※続きの58話のネタバレはこちらから!
「私たちはどうかしている」最新話58話ネタバレ!椿が抱える不安と真相
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「私たちはどうかしている」13巻ネタバレ!漫画原作はクライマックス間近!?
「私たちはどうかしている」12巻のみんなの感想
やっぱり強い女性、たたかう女性は好きだなぁ。
甘くて苦くて切ない、和菓子の香りが伝わる作品です。
しないだろうな~。絵も綺麗で好きです。
ハッピーエンドで終わってくれたらドロドロな展開も気にせず読めるのかな。
完結してから読むべきだったかな。
新刊楽しみにしています。。。
なおに椿の目のことを伝えられた栞さんはやっぱり悪者になりきれなくて本当の事を打ち明けてしまう。
喜多川さんはなおに自分の気持ちを伝える。
栞さんは喜多川さんの何かを知っていそうな伏線。
そして大旦那が認めた方が光月庵の跡取りに。
決戦の前日交わる2人。これ出来ちゃった展開じゃね?
そして実食。女将にも意見を求める大旦那。これはグッときた。
やっぱり椿が選ばれた方が方々丸く納まる気がする。
そして椿は栞さんの実直さに絆されて欲しいし、なおは喜多川さんくらい包容力のある人の方が穏やかに幸せに暮らせると思う。
もういい加減にお互いの心を開いてくっついてくれよ!
と、思う12巻。
早く13巻が読みたいです。
一歩ずつ、いえいえ百歩近づいてくれ2人!
女将に何をされるかと・・・。
多喜川さんと女将さんが関係しているとは。
七桜と椿の関係が改善しそうだが・・・。
多喜川さんと七桜はどうなるんだろう。
女将はどうしたいんだろう。
漫画「私たちはどうかしている」の電子書籍は?
漫画「私たちはどうかしている」の電子書籍はU-NEXTにあります!
数年前までは、みんな漫画と言えば単行本を購入していましたけど、今では電子書籍で購入する人が本当に増えてますよね。
単行本だと場所を取るし・・・という理由でデジタルな電子書籍で完結されている方が多いのだと思います。
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それではこれからストーリーが展開されていく漫画「私たちはどうかしている」を楽しみにしていましょう!
ちなみに、ドラマ「私たちはどうかしている」はHuluで配信されますので、そちらも見逃さずにいきましょう!
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