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私はもう地獄の中だ・・・そう語る御子柴礼司。
今回の6話では、御子柴礼司の母が再婚し、その再婚相手の死から始まる。
状況を簡単に見ると自殺なんだけど、遺書はパソコンでプリントされたもので、署名のところにはカーボン紙を使っていました。
そして、首を吊るしていた縄からは、御子柴礼司の母、浅野温子さん演じる郁美の皮膚片が見つかりました。
それにより、司法解剖が行われた結果、遺体には大量のアルコールが体内にありました。
怪しい点がいくつもあり、郁美は起訴されてしまいました。
果たして郁美は犯人なのか・・・御子柴礼司は、母の事で妹の森脇英理子さん演じる梓から依頼がきました。
一度は断るも、お金を置いていかれたり、郁美の事を調べてみると、御子柴礼司が知らないところで家族は沢山の苦労を抱えてきました。
そして今回、死体配達人としての御子柴礼司の心が何となく見えました。
いったい何故御子柴礼司は死体配達人になってしまったのか・・・。
そして母、郁美はどうなってしまうのか!?
続きのネタバレは下記の「悪魔の弁護人」贖罪の奏鳴曲6話のネタバレ・感想よりご確認くださいませ!
【これまでの悪魔の弁護人 御子柴礼司 贖罪の奏鳴曲は?】
「悪魔の弁護人 御子柴礼司 ~贖罪の奏鳴曲(ソナタ)~」6話のあらすじをもう一度
とある邸宅の一室。
一人の男が梁から首を吊った状態でぶら下がっている。
その足元に遺書を置く女。うつろな表情で男を見上げて・・・。
ある日、1人の女性が御子柴(要潤)の事務所を訪れる。
薦田梓(森脇英理子)――御子柴が少年院に収容されて以降、30年以上会っていなかった御子柴の妹だった。
梓は御子柴に衝撃的な事実を告げる。
御子柴の母・郁美(浅野温子)が殺人容疑で逮捕されたと。
郁美は再婚した夫・成沢拓馬(市山貴章)を自殺に見せかけて殺害した疑いがかけられているという。
弁護してほしいという梓の頼みをあくまで冷たくあしらおうとする御子柴。
だが、梓は“死体配達人”の母親の弁護など誰も引き受けないと告げる。
「あんたに拒否する権利なんてない。ちょっとは罪滅ぼししなさいよ」
拘置所の面会室で郁美と対面する御子柴。
再会を喜ぶ母に対して、御子柴はただの弁護人という態度を崩そうとしない。
「私はやっていない」と訴える郁美だったが、状況は最悪だった。
資産家である郁美の夫・拓馬は、自宅で首吊り死体となって発見された。
警察による鑑識の結果、不審な状況証拠が次々と見つかる。
首に巻き付いた縄に付いた郁美の皮膚片、遺書の署名部分はカーボン紙のインク、そして成沢の体から検出された多量のアルコール。
子供がいない成沢の遺産はすべて郁美に相続される。
すべての状況が郁美の犯行を裏付けている。果たして、郁美は本当に無実なのか・・・。
その頃、検事の岬(津田寛治)は事件のあった成沢家の現場を訪れていた。
今度こそ、御子柴を法曹界から抹殺するため細かな証拠を集める岬。
そこで岬はある驚愕の事実に気付き・・・。
いよいよ始まる「大田区資産家殺人事件」の初公判!
御子柴はまだ気付いていなかった。
この裁判が御子柴を、そして家族を再び地獄に引きずり込むことになるとは・・・。
「悪魔の弁護人」贖罪の奏鳴曲6話のネタバレ・感想
今回の裁判の論点は、郁美が犯行を行ったかどうかです。
被害者の遺書にあった、もう死が近いような、体力の限界・・・というような事も、被害者は健康診断ではすこぶる健康だった事から、被害者ではなく被告人である郁美が書いたものではないか・・・と検察側は主張します。
しかし、郁美も御子柴礼司も、無罪を主張しています。
御子柴礼司は、検察側の主張である遺書の偽造に対して一定部分肯定しました。
郁美は被害者との婚姻生活は一年間。
毎日一緒に暮らし、隣の布団で寝ていました。
その事から、夫の体調の変化や異変にはすぐに気づけるというもの。
つまり、遺書に書いてあるような健康状態の偽造などすぐにバレそうな嘘の遺書はそもそも書かない・・・。
それに、女性一人の力で成人男性を吊るし上げる事ができるか・・・そこも主張しましたが、検察側は新しい証拠を用意していました。
それは、滑車です。
首を吊るすためにこれを利用した、その痕跡もあったとの事。
そして検察は・・・御子柴礼司と郁美の関係について言及しました。
「依頼人としての関係」
とだけ言った御子柴礼司でしたが、検察に郁美は実の母親で、親子関係だ!!と暴露されてしまいます。
死体配達人の母として、色々な苦労もあっただろうから、お金に執着するのも無理もない・・・と検察側は言います。
検察側のこの対応には疑問の声もありましたが、御子柴礼司はこのやり方を肯定しました。
「私の戦い方に近くなってきましたね」
と・・・。
御子柴礼司は法廷で使えそうな材料は全て使うという人間です。
この裁判の結果はどうなるのか!!
吊るされた夫の前で、「ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・」と言う郁美。
真実とはなんなのか・・・。
御子柴礼司の死体配達人としての罪
御子柴礼司は何故死体配達人になってしまったのでしょうか・・・。
今回母の登場で、色々な事が言及されました。
家族に暴力を振るわれていたとか、そういった事は何もない・・・。
端から見れば普通の家族だ・・・。
しかし、虫が死んでいたら、バラバラにしたくなる・・・。
人間の身体はどうなってるんだろう?
そんな気持ちから近所の子供を殺害し、バラバラにし、賽銭箱やポストのところに身体の一部を置いていったという。
“何故そんな事をしたのか”
これは恐らく御子柴礼司自身も解らないし、誰にも解らない事だったんだと思います。
何故その子を選んだのか・・・それにも理由はありません。
何故そんな事をしたのか・・・それにも明確な理由はありません。
“何となく”
それに尽きるんだと思います。
全ての行動や出来事に理由があるわけではありません。
それと同じように、御子柴礼司が起こした犯行にも理由はなかった。
だからこそ、あんな事をしてしまった事を悔やみ、今でも贖罪の意識にかられながらも不器用に戦っています。
前回の5話の最後で、自分が犯行を犯した事件現場に行き、過去の自分を思い出しながら
「やめろーーーー!!!!!」
と叫んでいました。
何の怨みも考えもなしにやってしまった犯行・・・。
現代社会でも増えていますよね。
「誰でも良かった」
「何となく」
そんな理由で犯された犯行なのです。
御子柴礼司の不器用な贖罪の心はどうなってしまうのか・・・。
ただ依頼人を救う事で贖罪していく・・・。
“罪を犯したら、それ相応の罰を受けないといけない”
これが、今放送されている「悪魔の弁護人 御子柴礼司 ~贖罪の奏鳴曲(ソナタ)~」のテーマであり、言いたい事なんだと思います。
「悪魔の弁護人 御子柴礼司 ~贖罪の奏鳴曲(ソナタ)~」7話のあらすじ
いよいよ始まった“大田区資産家夫殺し事件”の初公判。
御子柴(要潤)が母・郁美(浅野温子)の無実を主張。
しかし、そんな御子柴をあざ笑うように、検事の岬(津田寛治)は新たな証拠を提示する。
それは明らかに被害者・成沢拓馬(市山貴章)の自殺を偽装した痕跡だった。
さらに岬は郁美と御子柴が親子であることも暴露。
騒然とする法廷。流れは大きく検察有利に傾く。
「死体配達人」親子による裁判は世間の注目の的となり、事務所にも再び誹謗中傷の嵐が。
洋子(ベッキー)は対応に追われ、御子柴の妹の梓(森脇英理子)もまたマスコミの標的となってしまう。
御子柴は郁美に改めて事件のことを問いただすが、郁美は「私はやっていない。信じて」と繰り返す。
どう弁護すれば勝てるのか、郁美を信じてよいのか・・・懊悩する御子柴の前に新聞記者のあすみ(玄理)が現れる。
「お話を聞かせてください」
同じ頃、岬は弟の啓二(岡部たかし)のはからいで息子の洋介(吉村卓也)と会っていた。
法律家ではなくピアニストという道を歩む洋介と岬の間には、深い溝があった。
そんな岬に洋介は「そろそろおじいちゃんの事、許してあげたら?」と問いかける。
弁護士でありながら詐欺行為に手を染めた過去がある父親のことを岬はずっと許せずにいたのだ。
静止を聞かず席を立つ岬に、洋介の言葉が突き刺さる。
「父さんが守りたいものって、人なの?法律なの?」
そんな中、郁美にとってさらなる不利な証拠が。
30年前の御子柴の父・園部謙造の自殺にも不審な点がある!?
さらに洋子にも不穏な影が迫り・・・!
クライマックス直前!
絶体絶命の窮地に追い込まれる御子柴が下す決断とは!?
「悪魔の弁護人 御子柴礼司 ~贖罪の奏鳴曲(ソナタ)~」の全話配信はFOD
今回の「悪魔の弁護人 御子柴礼司 ~贖罪の奏鳴曲(ソナタ)~」の全話配信はFODのみです。
見逃し配信はもちろん、我らがTVerで良いんですけど、スマホで観るとなると、TVerでさえFODのアプリインストールが必要になります(笑)
アプリをインストールするだけなら無料なんですけどね(笑)
そして、三上博史さんバージョンのWOWOW版連続ドラマW「贖罪の奏鳴曲(ソナタ)」は現在HuluやParaviなどで配信されています。
正直、WOWOW版の贖罪の奏鳴曲は、ドラマの雰囲気は暗いんですけど、面白いです!
御子柴礼司シリーズのドラマを全部観たい!!
と思った検索したんですけど、三上博史さんがやっているような、配信サイトであるような御子柴礼司シリーズはなかったです(笑)
シリーズは違うんですけど、同じ中山七里さんの原作ドラマ「さよならドビュッシー」や、「このミステリーが凄い!」で取り上げられた短編ドラマなど、この辺もHuluで観る事が出来ます!
いや、面白いんですよね。
中山七里さんの事は詳しく知らないんですけど、音楽が関係する作品が多々あります。
もちろん、WOWOWの三上博史さんバージョンの贖罪の奏鳴曲でもありました。
そして現在放送中の「連続殺人鬼カエル男」でも。
今回の要潤さんバージョンでは・・・もう最終章ですが、ようやく岬の息子がピアニストの道を進んだ・・・という事で音楽ネタが出てきました(笑)
という事で要潤さんバージョンの「悪魔の弁護人 御子柴礼司 ~贖罪の奏鳴曲(ソナタ)~」。
いよいよ次は7話で、早くもクライマックス直前です!
この最終章はどうなるのか、楽しみにしましょう!
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