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事件があった介護施設では、色々な事が渦巻いていました。
先ず、今回の事件を起こした稲見がこの施設に入ったのは、偶然ではありませんでした。
稲見には息子がいて、その息子は老人をかばうかたちで車にはねられ、亡くなりました。
その老人がいる施設を選んで入居したんです。
何故その老人が居る施設が解ったのかというと、テレビでこの施設が取り上げられた時に偶然映り込んでいたからなのです。
しかし、この時テレビで放送された時、もう一つの重大な事実が映り込んでいました。
その重大な事実とは・・・。
続きのネタバレは下記の「悪魔の弁護人」贖罪の奏鳴曲5話のネタバレ・感想よりご確認くださいませ!
【これまでの悪魔の弁護人 御子柴礼司 贖罪の奏鳴曲は?】
「悪魔の弁護人 御子柴礼司 ~贖罪の奏鳴曲(ソナタ)~」5話のあらすじをもう一度!
混迷を極める老人ホーム介護士殺害事件。
被告人の稲見(勝野洋)はなぜ被害者の栃野(小多田直樹)を殺害したのか。
そんな中、御子柴(要潤)は稲見が隠しているある事実に気付く。
沈黙を貫く稲見に御子柴が告げる。
「たとえあんたに恨まれようが、俺があんたを救ってみせる」
しかし、そんな御子柴に稲見が重い口をようやく開く。
「御子柴、お前が本当に救いたいのは・・・」
事件現場の伯楽園を再び訪れる御子柴。
ここでは恒常的に入居者への虐待が行われていた。
だが口裏を合わせ虐待自体をひた隠しにする入居者たちに御子柴は「このまま稲見ひとりに罪を負わせれば、あんたたちに残るのは罪悪感だけだ」と脅す。
一方、岬(津田寛治)は再び稲見を取り調べていた。
方や犯罪者に罰を与える検察官。
方や犯罪を犯した少年を更生させる元医療少年院の教官。
お互いが持つ罪への考え方は全く相いれない。
それでも岬にはひとつだけ稲見に言えることがあった。
罪は償うべきだ、と。
少年法に守られ罪を償う機会を奪われた御子柴。
だからこそ、大ケガを負おうと悪魔と罵られようと命を削りながら依頼人のために行動している。
そのことに気付いた洋子(ベッキー)。
罰を受ける方が救われることもある。
果たして稲見にとっての救いとは・・・。
御子柴にとっての救いとは・・・。
誰も予期しない衝撃の結末が待ち受ける、“介護士殺し裁判”怒涛の解決編!!
「悪魔の弁護人」贖罪の奏鳴曲5話のネタバレ・感想
介護施設がテレビで放送された時、映り込んでいたもう一つの真実というのが・・・稲見に殺された栃野なんです。
実は、栃野が“緊急避難”で罪に問われなかったブルーオーシャン号転覆事件の時に、栃野が救命胴衣を奪い取った相手は若い女性でした。
栃野が犯した罪について前回の記事を参考にしてください。
栃野が救命胴衣を奪い取った女性は、介護施設に入居している老婆の孫だったんです。
その老婆は、介護施設がテレビで紹介されている時に映り込んでいた栃野を見て、復讐のために入居してきたのです。
そして、この老婆はその話を稲見にしました。
また、自身の息子が命を投げてかばった老人を、息子の遺志を継いで自分が見守ろうと決めていた稲見。
この稲見の息子が救った老人は栃野に暴力による虐待を受けていました。
こういった事実から、稲見は栃野を殺害してしまいました。
しかし、これが緊急避難にあたるのか?
裁判官が下した結果は、有罪判決でした。
悔しがる要潤さん演じる御子柴礼司。
「あなたを救えないんじゃ弁護士になった意味がない!」
と稲見に言う御子柴。
しかし、稲見は言いました。
「御子柴、お前が本当に救いたかったのは、お前自身だろ。」
そうなんです。
御子柴は自分自身の贖罪のために、自分自身が犯した罪から救われたいために、当時の教官である稲見を救いたかったんです。
しかし稲見は、罪を犯した人間は、それにふさわしい罰を受けなければいけないというのが持論。
こういった稲見の主張もあり、有罪判決が出た事から、検察の岬も、今回は御子柴礼司に勝ったわけではない!!とやり切れない気持ちを見せます。
そして御子柴礼司は、自身が昔、死体配達人としての事件を起こしてしまった廃工場に出向きます。
そこで過去の自分が犯した罪を思い出し、「やめろっ!!」と叫びながら苦しみます。
過去の罪が大きくのしかかる御子柴礼司・・・。
そして「悪魔の弁護人 御子柴礼司 ~贖罪の奏鳴曲(ソナタ)~」は次回の6話で早くも最終章へ!
「悪魔の弁護人 御子柴礼司 ~贖罪の奏鳴曲(ソナタ)~」6話のあらすじ
とある邸宅の一室。
一人の男が梁から首を吊った状態でぶら下がっている。
その足元に遺書を置く女。うつろな表情で男を見上げて・・・。
ある日、1人の女性が御子柴(要潤)の事務所を訪れる。
薦田梓(森脇英理子)――御子柴が少年院に収容されて以降、30年以上会っていなかった御子柴の妹だった。
梓は御子柴に衝撃的な事実を告げる。
御子柴の母・郁美(浅野温子)が殺人容疑で逮捕されたと。
郁美は再婚した夫・成沢拓馬(市山貴章)を自殺に見せかけて殺害した疑いがかけられているという。
弁護してほしいという梓の頼みをあくまで冷たくあしらおうとする御子柴。
だが、梓は“死体配達人”の母親の弁護など誰も引き受けないと告げる。
「あんたに拒否する権利なんてない。ちょっとは罪滅ぼししなさいよ」
拘置所の面会室で郁美と対面する御子柴。
再会を喜ぶ母に対して、御子柴はただの弁護人という態度を崩そうとしない。
「私はやっていない」と訴える郁美だったが、状況は最悪だった。
資産家である郁美の夫・拓馬は、自宅で首吊り死体となって発見された。
警察による鑑識の結果、不審な状況証拠が次々と見つかる。
首に巻き付いた縄に付いた郁美の皮膚片、遺書の署名部分はカーボン紙のインク、そして成沢の体から検出された多量のアルコール。
子供がいない成沢の遺産はすべて郁美に相続される。
すべての状況が郁美の犯行を裏付けている。果たして、郁美は本当に無実なのか・・・。
その頃、検事の岬(津田寛治)は事件のあった成沢家の現場を訪れていた。
今度こそ、御子柴を法曹界から抹殺するため細かな証拠を集める岬。
そこで岬はある驚愕の事実に気付き・・・。
いよいよ始まる「大田区資産家殺人事件」の初公判!
御子柴はまだ気付いていなかった。
この裁判が御子柴を、そして家族を再び地獄に引きずり込むことになるとは・・・。
「悪魔の弁護人 御子柴礼司 ~贖罪の奏鳴曲(ソナタ)~」の全話配信はFOD
今回の「悪魔の弁護人 御子柴礼司 ~贖罪の奏鳴曲(ソナタ)~」の全話配信はFODのみです。
見逃し配信はもちろん、我らがTVerで良いんですけど、スマホで観るとなると、TVerでさえFODのアプリインストールが必要になります(笑)
アプリをインストールするだけなら無料なんですけどね(笑)
そして、三上博史さんバージョンのWOWOW版連続ドラマW「贖罪の奏鳴曲(ソナタ)」は現在HuluやParaviなどで配信されています。
正直、WOWOW版の贖罪の奏鳴曲は、ドラマの雰囲気は暗いんですけど、面白いです!
御子柴礼司シリーズのドラマを全部観たい!!
と思った検索したんですけど、三上博史さんがやっているような、配信サイトであるような御子柴礼司シリーズはなかったです(笑)
シリーズは違うんですけど、同じ中山七里さんの原作ドラマ「さよならドビュッシー」や、「このミステリーが凄い!」で取り上げられた短編ドラマなど、この辺もHuluで観る事が出来ます!
いや、面白いんですよね。
中山七里さんの事は詳しく知らないんですけど、音楽が関係する作品が多々あります。
もちろん、WOWOWの三上博史さんバージョンの贖罪の奏鳴曲でもありました。
今回の要潤さんバージョンでは・・・もう最終章になるようですし、なさそうな気がします(笑)
という事で要潤さんバージョンの「悪魔の弁護人 御子柴礼司 ~贖罪の奏鳴曲(ソナタ)~」。
いよいよ次は6話で、早くも最終章です!
この最終章はどうなるのか、楽しみにしましょう!
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