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漫画「テセウスの船」5巻では、遂に心と文吾が再会します。
この5巻のネタバレとあらすじや感想などを紹介していきたいと思います!
5巻から改めて動き出そうとする脅威・・・そして謎・・・。
これから心を待ち受けているものはいったいなんのか・・・そして、鈴は現在何をしているのか!?
未来の世界の時間が動き始める・・・。
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漫画「テセウスの船」5巻のあらすじ
1989年にタイムスリップした田村心。
4ヵ月後に発生する「音臼小無差別殺人事件」が近づくにつれて不可解な事件が頻発することに気づいた心は、父であり、事件の犯人として現代で死刑判決を受けている佐野文吾とともに、音臼村を守るため奔走する。
しかし、心は再び霧につつまれ、現代へと戻されてしまう。
心のタイムスリップのせいで、変わり果てた世界へと・・・。
読むほどに心凍てつく本格クライムサスペンス、衝撃の第5巻。
漫画「テセウスの船」5巻のネタバレ
由紀の実家の前で由紀と遭遇するも、由紀は心とは初対面の様子でした。
心は由紀の父親に警察を呼ばれてしまったことで、その場から逃げるように立ち去る。
そして翌日、習慣実像の記者として音臼小無差別殺人事件の取材に来た由紀にショックを受ける・・・。
由紀を追い返した心は、郵送されてきた絵が真犯人が描いた絵なのかを確認するため、文吾に会う事を決意する。
文吾に会うために荷造りをしていた心は、段ボールの中に郵送されてきた不気味な絵と同じ絵が何枚もあることを目撃する。
床を覆うほどの絵の枚数により、今までもずっと送られてきていた事実を知る。
そんな心のもとに、札幌拘置所の文吾とやり取りをした手紙を持って再び由紀が訪ねてくる。
文吾の手紙には生き残った鈴たちを取材のために捜すのはやめて欲しいと書いてあり、その代わりに
「かつて音臼小で臨時教師をしていた田村心を捜すように」
と記されていた。
札幌拘置所を訪れた心は、痩せ細り、年老いた文吾と再会する。
文吾を父と呼び、泣く心・・・。
心の顔を見て
「あの時のままだ・・・」
と微笑む文吾。
そんな風にお多賀に涙を流しながら再会を喜ぶ。
そして文吾は心の言葉通りの事件が起こり始めたことで、心を信じようとしていたが、心から自分の子供だと告げられた時は、動揺してしまった・・・と、当時の気持ちを打ちあける。
そして、あの事件は実際に起きてしまった・・・と。
文吾は心が現代に戻ったあと、村の人や警察も心を捜索するも足取りは掴めなかったこと、金丸が何故音臼山で亡くなり、明音の事件は未解決事件となったこと、三島夫婦と紀子も村を出たことを教える・・・。
その後、心の言葉を信じていた文吾は、鈴が6年生で慎吾が1年生になった際に、一時的に村を離れることを提案したが、和子に拒否されたこと、学校にも明音の事件を理由にお泊り会の延期を申し出たが
「度が過ぎる」
と校長に注意を受けてしまった事などを話す。
それにより、文吾は鈴と慎吾をお泊り会には参加させず、一人で警備をすることになった・・・。
そして警備をしていた文吾は、過剰過ぎると村人たちから反感をかってしまう。
そんな中、文吾の言いつけを破り、学校に来てしまう鈴と慎吾。
文吾は鈴たちにすぐに帰るように促したのですが、明音が命を落としたのは自分のせいだから、学校に行っちゃいけないのか!と泣き出してしまった鈴。
そんな鈴に
「お前のせいなんかじゃない!」
と言いながら、優しく自分の腕の中に包み込んだ文吾。
「誰も父親を信じなかった」
と悲し気に呟いた心の言葉を思い出した文吾は、鈴と慎吾に
「今後何があったとしても、自分を信じて欲しい」
と告げた。
文吾は6月24日ではなく、翌朝の25日の音臼小無差別殺人事件が起こり、青酸カリが自宅から押収されたことで逮捕された・・・。
と心に語る。
そして面会時間が終了し、別れる間際に、鈴が文吾に会いに来たこと、そして子供がお腹の中にいることを文吾の口から心は聞く。
心の脳裏に自分に郵送されてきた不気味な絵の中に描かれていた女性の絵がよぎり、言葉にできない不安感に襲われた。
ネットカフェで音臼小無差別殺人事件を改めて調べた心は、前の事件と被害者が異なっていることに気づく。
再び文吾に会いに拘置所を訪れた心は、差し入れと一緒に自宅に送られ続けている不気味な絵も同封し、文吾に見てもらう。
絵を見た文吾は
「1989年の時に田中義男の家で見つけた絵と酷似している」
と心と同じ結論に至る。
絵を描いた人物が犯人なら、心の住所が知られているかもしれない・・・と心の身辺を心配する文吾。
文吾から鈴の住所を教えてもらった心は、鈴に会いに行く事にする。
文吾から聞いた鈴の住所を訪ねた心は、ほぼ別人に整形した姉、鈴と再会する。
鈴は心を施設に置いたまま行方をくらました事を泣きながら謝罪し、整形と共に
「佐野鈴」
から
「村田藍」
に名前も変えて今日まで生きてきたことを打ち明ける。
心と鈴は連絡先を交換し、再会を約束して別れる。
鈴は車椅子に乗った男性と同居していた・・・。
車椅子の男性は鈴に弟がいたことに驚きながらも、鈴の弟である心に挨拶したかった・・・と残念がる。
まるで尋問しているかのように、弟、心のことを知りたがる車椅子の男・・・。
車椅子の男は、高圧的な自分の態度に怯える鈴の姿を見て、何故か嬉しそうにほくそ笑む。
鈴は車椅子の男の子供をお腹に身籠りながら、籍を入れない選択をしていた・・・。
ネットカフェにいた心はネットに残された
「佐野文吾の長女」
という記事を眺めながら、姉、鈴も自分と同様に自分を隠して生きてきたんだと悟る。
鈴から食事の誘いの連絡がきた心は、鈴の気持ちに寄り添うような文面で返信し、食事の誘いに応じる。
そんな中、弁護団の一人から、佐々木紀子という人物が文吾の無実を証明する手助けをしたいと申し出があったことを聞かされる。
「人前で笑ってはいけない、泣いてはいけない」
これが和子の口癖だった。
一緒に文吾に会いに行く約束をした心は、駅前で鈴と待ち合わせをする。
文吾の拘置所に行く前に和子と慎吾が眠る墓参りに連れてこられる心。
心は鈴から心中事件の真相を聞く・・・。
当時、和子は文吾の事件により家族は日本中から敵対視されたことで、心を出産する際も村の病院や医師は助けてくれず、自力で出産する事態となってしまったり、度重なる嫌がらせをうけるも、子供たちを守り続け、気丈に振る舞っていた・・・。
文吾の無実をずっと信じていたが、鈴がクラスでいじめで除草剤を飲まされる事件が起きたことを機に、和子は壊れてしまったのだ・・・。
5巻はここまで!
漫画「テセウスの船」5巻の感想
彼の「過去」での行動が影響したのか、この「現代」は大きく変わってしまっていた。
28年前に大量毒殺事件が起こり、父親の佐野が犯人とされ死刑判決を受けたのは同じだが、日付は一日ずれて犠牲者の面子が変わっていた。
だが何よりの衝撃は、あれほど愛した「妻」の由紀が「他人」になっていたことだった…。
もう一度、音臼村に戻らなければならない。
そう思った心はその前に今も札幌で拘置されている「父」に会いに行く。
あの後、村で何があったのか……?
過去改変大失敗の結果と、凶悪犯罪者の身内とされた者の悲哀が実に心寒い5巻。
父である佐野は心がいなくなった後、一人で事件を阻止しようとしたもののやはり裏目だったようで…。
そして今も周辺で蠢く犯人の影、素性を隠して生きる姉・鈴の何だかヤバそうな境遇。
サスペンスとして先が楽しみながら、まだ当分「犯人のターン」が続きそうで辛いです。
ここからどうやって逆転するのか。
かすかな希望を抱かせる引きですけど、それもあっけなくつぶされそうな不安が…。
それだけじゃなくて「ある事件の加害者家族」として認識されるのは辛いな。
お父さんとの面会、泣けたよ。
あんなに明るくて優しいお母さんも苦労されて、加害者家族ってなんだろうって思った。
ドラマ「テセウスの船」の動画配信や電子書籍は!?
2020年1月ドラマの日曜劇場「テセウスの船」の動画配信は、TBSですしParaviで独占配信されています。
また、見逃し配信はいつものTVerですね。
2019年秋ドラマの同枠のグランメゾン東京はグラグラメゾン東京として、パラビのみでチェインストーリーを独自配信しています。
テセウスの船でもそういったチェインストーリーが配信されるのか・・・。
それとも、下町ロケットなどのように、ディレクターズカット版だったり、完全版が配信されるかもしれませんね。
何にしても、テレビやTVerで観るだけでも満足は出来ると思いますが、更に作品を深く楽しむにはParaviを観るしかありません。
そして電子書籍は、U-NEXTにあります!
原作をじっくり読みたいという場合は、是非U-NEXTをご利用になられては如何でしょうか。
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それではこれからストーリーが展開されていくドラマ「テセウスの船」を楽しみにしていましょう!
原作と結末は異なるのかどうなるのか!
楽しみにしていましょう!
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