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漫画「テセウスの船」4巻のあらすじやネタバレを紹介したいと思います!
ドラマの3話はここから放送されます。
ドラマ版と原作は違い、監禁されていた明音は死んでしまっています。
ドラマ版では助かってましよね!ドラマ版と原作でストーリーはどこまで異なっていくのか・・・。
とにもかくにも「テセウスの船」4巻のあらすじやネタバレ情報を紹介していきたいと思います!
心と文吾はここからどうなる!?
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漫画「テセウスの船」4巻のあらすじ
1989年にタイムスリップした田村心。
4ヵ月後に発生する「音臼小無差別殺人事件」が近づくにつれて不可解な事件が頻発することに気づいた心は、父であり、事件の犯人として現代で死刑判決を受けている佐野文吾とともに、音臼村を守るため奔走する。
ところが、未来を変えようともがくほど増えてゆく犠牲者に、佐野と心の関係にもヒビが入りはじめ、ついには・・・。
読むほどに心凍てつく本格クライムサスペンス、衝撃の第4巻。
漫画「テセウスの船」4巻のネタバレ
金丸に公務執行妨害で逮捕された心は、翼と明音の遺体が音臼神社で見つかったという無線を受けている隙に、自分が未来から来たことを隠すために、金丸から一旦逃走して、ダム建設地に免許証と由紀のノートを投げ捨てる。
千夏をパラコートで毒殺し、隠蔽のために翼と明音の命を奪った真犯人だと決めつけられた心は、金丸から暴力的な事情聴取を受ける・・・。
そんな最中、金丸は
「心の正体を知っている・・・」
と告げる・・・。
金丸から心の正体を文吾に聞いた時に
「田村心は未来を知っている」
「あの人は悪い人ではない」
「警察の助けになるかもしれない」
と文吾に説得されたことを聞かされる。
金丸は
「文吾が心に騙されている」
と無表情で告げ、心が大事にしていた文吾が生まれてくる子供の名前として
「正義」
と書かれたルーズリーフを
「佐野を騙した詐欺師だ」
と罵り、破り捨ててしまう。
心は金丸に対して湧き上がる怒りの感情を必死に抑えるも、金丸に留置所に入れられてしまう。
そんな中、捜査本部では検死の結果、翼は明音に乱暴したあと、青酸カリで明音の命を奪い、翼もみずから命を絶った可能性が高い・・・と推測されていた。
しかし、明音の遺体に証拠を隠すように衣服を着せて外に運んだ翼の行動が不可解であり、何より現場に落ちていた佐野鈴のキーホルダーに犯人からのメッセージを感じると金丸だけが異議を唱えていた・・・。
翌日、心は釈放され、佐野家に戻る。
その際に自分を居候させてくれていた佐野家が村人たちから無言電話や嫌がらせを受けていたことを知り、罪悪感に苛まれる。
文吾に今後の音臼村について聞かれた心は、
「ノートを捨てたこと」
「知っている過去と別のことが起きていること」
を告げ、6月24日に音臼小無差別殺人事件が発生し、その犯人として自分の父親である文吾が逮捕されることを悲痛な表情で告白した・・・。
心から自分が心の父親であり、音臼小無差別殺人事件の容疑者として逮捕される話を聞いた文吾は、
「そんな事あるわけがない!」
と取り乱す・・・。
心はそんな文吾に自宅から青酸カリが発見されたことが逮捕の決め手とされたことを告げ、現在も死刑因として収監されており、残された家族は加害者家族として不幸になってしまった・・・と語る。
家族なのに父親を信じられなかったと泣き崩れながら文吾に謝罪する心の姿に動揺を隠しきれない文吾・・・。
心は
「事件が起こる前に家族とこの村を出て行って欲しい・・・」
と文吾に頼むが、
「心が自分の生まれてくる息子であると証明できないなら、村から出て行け!」
と辛辣な態度で拒否されてしまう。
佐野家を出たあと、悩みながら村の中を徘徊していると、心は再び深い霧に覆われてしまう。
心の投げ捨てたノートと免許証が真犯人に拾われているとも知らずに・・・。
心は、気が付くと現代に戻って来ていた。
そこで自分がタイムスリップしたことを確信する心。
しかし、スマホで検索した結果、音臼小無差別殺人事件の犯人は
「佐野文吾」
のままであった・・・。
過去を変える事ができなかったことに絶望し、廃墟となった佐野家の前で崩れ落ちる心。
そんな心をさらに大きな絶望が襲う。
なんと・・・事件後、和子が無理心中を図り、自分と鈴を残して和子と慎吾が亡くなっていたことを知る。
和子と慎吾が亡くなっていたことを知った心は、大きなショックを受ける。
母、和子が世話をしてくれていた娘、未来のことが心配になった心は、急いで自宅に戻るも、由紀の私物が全て無くなっており、スマホには知らない番号や写真が溢れている。
未来や由紀の写真が消えていることに気づく・・・。
その後、産婦人科にも確認しに行くも、出産記録がなかった心は、覚悟を決めて由紀の実家を訪ねる。
しかし、心とは初対面のような反応をする由紀の両親の姿に、現代が変わってしまったことを確信する。
週刊誌で音臼小無差別殺人事件の日付などの細かい詳細の変化や、鈴に疑惑がかけられたことを知った心は、鈴を捜索するために生き残った自分と鈴が預けられていた児童養護施設「しらぎくの杜」を訪ねる。
そこで千葉というスタッフ男性から「しらぎくの杜」で過ごした自分の知らない過去を教えられ困惑する心。
心は、人の良さそうな千葉の意を決して、事件を再捜査していることを明かし、自分の家族に何が起こったのかを教えて欲しいと頼み込む。
そんな心を見た千葉は、
「バスケしよう」
と河川敷のコートに心を誘う。
千葉は「しらぎくの杜」で過ごした心と鈴からは事件や家族の話が出たことは一度もなかったと告げる。
音臼村では未解決事件が多数あったにも関わらず、事件が起こった当時は佐野家が執拗にテレビや新聞のネタになっていたと言う。
心中事件のあと、施設に預けられた心たちはしばらくは平穏に過ごしていたけど、ある日、音臼小無差別殺人事件の容疑者、佐野文吾の子供だと発覚したことで、嫌がらせやイジメに合い、鈴は高校進学をせず、一人で施設を出て行ってしまったらしい。
千葉は当時鈴を守り切れなかったことを後悔していて、鈴とはそれ以来連絡がないと言う。
千葉から話を聞いた心は、例え由紀と未来のいた世界には戻れないとしても、もう一度過去に戻って事件を止めたい!と決意する。
そんな中、自宅に戻った心に、田中義男の家で見つけた不気味な絵と同じ絵が郵送されてきたことで、現代でも犯人が生きていることを察する。
自宅に郵送されてきた不気味な絵に描かれていた子を身籠っているような女の絵に不安を感じた心は、安否を確認するためにも再び由紀の実家を訪ねる。
由紀の両親に不審者扱いされ、辛辣な態度で追い返された心だったが、偶然タクシーで帰宅した由紀と遭遇する・・・。
4巻はここまで!
漫画「テセウスの船」4巻の感想
死因は青酸カリ。容疑者として警察に疑われた心。
父親である佐野に全てを打ち明けるも受け入れられず、居場所のなくなった心にもう出来ることはない。
やがて彼は再び霧に包まれ……。
大量殺人を防ぐはずだった過去改変がもたらした結果、その恐るべき答合わせの時間がきてしまいました。
相変わらず察しの悪い主人公の言動はちと困り物ですけど、(待ちぼうけの上さっさと電話切られちゃった弁護士の人かわいそうw)この状況ではむしろリアルというべきか。
そりゃ戸惑いますわな。
この新しい「現代」がどうなっているのか、まだ全貌が明かされていないので先が楽しみですがとりあえず「裏目」だったのは間違いないようで…。
何より、音臼村で心が苦し紛れにとった行動がとんでもない形で「現代」につながってしまったのが面白いけど怖い。
『シュタインズ・ゲート』を絶対クリアできそうにない、この頼りない主人公でここからどうやって逆転するのか。
じっくりやっている分テンポは遅めの作品だから、改変→失敗→リトライのサイクルをあまり何回もやりそうにはなく、過去に戻ってもあと一回か、あるいはこの新しい「現代」で何とかケリをつけるのか。
面白いので打ち切りの心配はあまりないとは思うものの、完結してから一気にまとめ読みした方が楽しめるかもとは言わない方がいいですかね(笑)。
単行本は出たら即座に買うのが吉。
27話のラスト、一度は心を犯人と疑った刑事の金丸が現場写真を見て何に気付いたのかがすごい気になるのですけど、この伏線が回収されるのもたぶん終盤になりそうな。
あらすじを見てもそこまでひかれたわけではなかったのですが、1巻が0円だったので読み始めました。
これが良い意味で期待を裏切られました。
絵もきれいで万人受けしそうだし、話も面白くて一気に既刊分を購入。
ネタバレ的な内容になりますが、ノートと免許証の捨て方があまりにも杜撰で
「廃棄するつもりなら燃やすなり、あとで回収できるようにするならどこかに埋めたりして隠すなりできるだろう…」
と突っ込まずにはいられませんでした。
犯人に拾われる展開にしたかったとしても、もうちょっと違う形の方が良かったです。
感情に任せてそこらへんに放り投げて、誰かに拾われることも考えないのはちょっと無理があるかなぁ、と。
仮に警察に捜索されていたら簡単に見つかりそう。
好意的に考えるのであれば、本人も精神的にいっぱいいっぱいでそこまで考える余裕がなかったともいえるかもしれないけれど。
と、個人的に不満な部分を主に書いてしまいましたが、全体的にはとても面白く、続きが気になります。
続刊が待ち遠しいです。
もう終わり!?と1冊が短く感じる。
犯人捜しとタイムパラドックスをかけているのがおもしろい。犯人は誰?過去は、未来はどーなる??
早く続きが読みたい。
はっきり言って凄まじいです。
『僕だけがいない街』を引き合いに出されている方が多くいらっしゃいますが、今作はあくまで「クライムサスペンス」だと思います。
あちらは設定上タイムリープを「能力」としていますが、今作では「不条理装置」でしかありません。
やや温かみのある絵柄に加え、煽ることなく、カットも割りすぎることのない落ち着いたトーン。
そこにヌッと飛び出してくる禍々しさに思わず釘付けになりました。
未然に事件を防ごうと奔走する主人公の行動が裏目に出てしまうという展開は、どこかで「落としどころ」を見つけるべきだった、というメッセージなのでしょうか。
燃やせたらよかったよね。
現代に戻ってきてからの行動も、過去が変わっているのなら現代の人間関係が変わっていることも想像がつきそうなのに、察しが悪い主人公。大丈夫かな。
気になるので続きを読んでしまうのですが、やはりイライラする展開。
そうやって引っ張られるということは、作り手からすればしてやったりなのかもしれませんが、最終巻が出るまで読むのやめようかなと思ってしまうくらいストレスに感じます。
犯人側にも不穏な動きを感じます。
父に全てを話し思いを伝えるも、主人公の望む未来は訪れません。
それでも未来を変えるため奮闘し続けます。
ドラマ「テセウスの船」の動画配信や電子書籍は!?
2020年1月ドラマの日曜劇場「テセウスの船」の動画配信は、TBSですしParaviで独占配信されています。
また、見逃し配信はいつものTVerですね。
2019年秋ドラマの同枠のグランメゾン東京はグラグラメゾン東京として、パラビのみでチェインストーリーを独自配信しています。
テセウスの船でもそういったチェインストーリーが配信されるのか・・・。
それとも、下町ロケットなどのように、ディレクターズカット版だったり、完全版が配信されるかもしれませんね。
何にしても、テレビやTVerで観るだけでも満足は出来ると思いますが、更に作品を深く楽しむにはParaviを観るしかありません。
そして電子書籍は、U-NEXTにあります!
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それではこれからストーリーが展開されていくドラマ「テセウスの船」を楽しみにしていましょう!
原作と結末は異なるのかどうなるのか!
楽しみにしていましょう!
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