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テセウスの船の1話が放送されました。
竹内涼真さん主演で、殺人犯となった父の真相を知るべく、過去にタイムリープする内容のお話でございます。
1話を見ましたけど、竹内涼真さん演じる田村心の父親である鈴木亮平さん演じる佐野文吾がどうしても怪しい人物として演出されている。
物語的にも、この佐野文吾が1989年に発生した「音臼小無差別殺人事件」の犯人として逮捕されるので、そのためにも黒としての演出のようなものが過剰にされているような気がします。
いや、これはあくまで前提として、佐野文吾が冤罪としいて見たら・・・という事ですが、怪し過ぎますよね。
そして雪崩のシーンなどのCGが・・・ちょっと安っぽく感じてしまいます。
映画でもないので、そこにお金をかけて技術を使う事も出来なかったのかもしれません。
しかし・・・しかしどうも・・・。
過去にタイムスリップしてしまった事も、理解力あり過ぎで受け入れ過ぎもしますし・・・。
何だか・・・しかしながら、時代を感じさせるネタは沢山散りばめられていました。
「24時間戦えますか」
とCMで散々流れていたものだったり、あぶない刑事だったり、ネタは所々に出てきます。
そんなテセウスの船は、実話をもじって作られてるという噂があるんです・・・。
続きのネタバレは「テセウスの船」1話のネタバレ・感想からご確認くださいませ!
【「テセウスの船」全話ネタバレはこちらの記事から】
「テセウスの船」1話のあらすじ
生まれる前に父・佐野文吾(鈴木亮平)が殺人犯として逮捕された主人公・田村心(竹内涼真)は、母・佐野和子(榮倉奈々)と姉兄と共に、加害者家族として世間からの厳しい視線を浴び、暗闇の中を生きてきた。
人目を気にして笑うことも許されなかった人生。
しかし、心の過去を受け入れ、いつも励まし支えてくれる最愛の妻・田村由紀(上野樹里)から、自分の父親を信じてみてと言われ、心は父に向き合う決意をする。
そんな時、父が逮捕された事件の現場となった村を訪れた心は、突然、事件直前の平成元年にタイムスリップしてしまう。
そして、心はそこで生まれて初めて父・文吾と31年前の母・和子に出会うのだった。
過去で出会った家族は優しさと笑顔が溢れる愛すべき者たちだった。
父・文吾はなぜ殺人犯になったのか?
本当に事件の犯人なのか?
心は過去の世界で、父・文吾の起こす事件の謎を解明し、事件を阻止して過去を変えようと立ち向かう。
「テセウスの船」1話のネタバレ・感想
1話で除草剤の誤飲が原因としたパラコートの事件。
これは、現実にあったパラコート連続毒殺事件がモチーフになっているのではないかと言われています。
パラコート連続毒殺事件とは
全国各地の自動販売機の商品受け取り口に、農薬を混入したジュースなどが置かれていた無差別殺人事件。
毒物の混入された飲料を置き忘れの商品と勘違いさせ、それを飲んだ被害者が命を落とした。
当時、1977年に発生した青酸コーラ無差別殺人事件後の対応として、自動販売機で販売される瓶入りドリンクのほとんどは、初開封時に封印のリング状の部分がちぎれて落ちる、現在にも至る構造が採用されていた。
しかし、この当時はまだ社会に開封・未開封の区別をつける方法や必要性が充分に浸透していなかった。
青酸コーラ事件が東京・大阪と大都市で発生したのに対し、本事件では比較的郊外の、性善説的な社会風土が残っていた地域での被害が多いのも、そのためと思われる。
パラコートは除草剤で、当時24%濃度の液剤が市販されており、18歳以上で印鑑さえ持参すれば農協などで買うことができた。
致死量は15cc。
そしてこのドラマの根幹である、佐野文吾が起こしたとされる「音臼小無差別殺人事件」。
これはモチーフが和歌山毒物カレー事件なのではないかと言われています。
和歌山毒物カレー事件とは
1998年7月25日、園部地区で行われた夏祭りで、カレーを食べた67人が腹痛や吐き気などを訴えて病院に搬送され、小学4年の男子児童と高校1年の女子生徒、園部第十四自治会の会長と副会長の4人が死亡した。
被害者は会場で食べた者や自宅に持ち帰って食べた者などで、嘔吐した場所も様々だったという。
異変に気付いた参加者が「カレー、ストップ!」と叫び、一連の嘔吐がカレーによるものと発覚した。
当初保健所は食中毒によるものと判断したが、和歌山県警は吐瀉物を検査し、青酸の反応が出たことから青酸中毒によるものと当初は判断された。
しかし、症状が青酸中毒と合致しないという指摘を受け、警察庁の科学警察研究所が改めて調査して亜ヒ酸の混入が判明した。
この際、使用された毒物の組成を調べるために、SPring-8が使用された。
亜ヒ酸に含まれる特定の不純物元素の量を比較して、異同識別が行われた。
この為の重元素不純物の検出には『SPring-8の性能が必要』とされたためである。
これを受け地元自治会や学校では臨時の会議が行われ今後の対応について話し合われた。
【逮捕・起訴】
1998年10月4日、知人男性に対する殺人未遂と保険金詐欺の容疑で、元保険外交員で主婦の林 眞須美(はやし ますみ、1961年7月22日 - 、事件当時37歳)が、別の詐欺及び同未遂容疑をかけられた元シロアリ駆除業者の夫とともに和歌山県警捜査一課・和歌山東警察署による捜査本部に逮捕された。
さらに12月9日には、カレーへの亜ヒ酸の混入による殺人と殺人未遂の容疑で再逮捕された。
同年末の12月29日に林は和歌山地方検察庁により、殺人と殺人未遂の罪で和歌山地方裁判所に起訴された。
この事件がモチーフなのではないか・・・と思ってしまいます。
また、テセウスの船の1話の中盤まで、佐野文吾がやはり犯人というような演出が多いのですが、それが最後の方で解消されます。
しかし、ワープロ?に打ち込んでいる文言を見ると、犯人のように見えてしまいます。
真相はどうなのか・・・。
この物語は、まさかの坂本九の名曲「上を向いて歩こう」で過去と未来、田村心と佐野文吾は繋がっていました。
ここから第2話はどうなるのか!
「テセウスの船」1話の視聴率
テセウスの船の1話、初回放送の平均視聴率は11.1%でした!
やはりこの日曜劇場の枠は視聴率が安定してますね!
しかし、2話目がどうなるか・・・二桁を割りそうな気配もしますね・・・。
「テセウスの船」2話のあらすじ
平成元年にタイムスリップした田村心(竹内涼真)は、木村さつき(麻生祐未)の計らいで事件が起きる音臼小学校の臨時教員として働くことに。
そして、心は父・文吾(鈴木亮平)と村で起こる事件を阻止していくことで父が逮捕される過去を変えようと決意する。
由紀(上野樹里)の事件ノートによると3日後に田中義男(仲本工事)の家が火事になる。
田中家の警戒に向かうと、そこで気味の悪い少女二人の絵が描かれたノートを発見する。
これも音臼小事件に関連しているのでは・・・という心の不安は的中し、鈴(白鳥玉季)が行方不明になったと村は大騒ぎになる。
想定外の事件に心は動揺し、父・文吾との仲に亀裂が入る・・・。
※原作漫画「テセウスの船」の最終巻ネタバレを知りたい方は下記からどうぞ!↓
ドラマ「テセウスの船」の動画配信や見逃し配信は!?
2020年1月ドラマの日曜劇場「テセウスの船」の動画配信は、TBSですしParaviで独占配信されています。
また、見逃し配信はいつものTVerですね。
2019年秋ドラマの同枠のグランメゾン東京はグラグラメゾン東京として、パラビのみでチェインストーリーを独自配信しています。
テセウスの船でもそういったチェインストーリーが配信されるのか・・・。
それとも、下町ロケットなどのように、ディレクターズカット版だったり、完全版が配信されるかもしれませんね。
何にしても、テレビやTVerで観るだけでも満足は出来ると思いますが、更に作品を深く楽しむにはParaviを観るしかありません。
そして電子書籍は、U-NEXTにあります!
原作をじっくり読みたいという場合は、是非U-NEXTをご利用になられては如何でしょうか。
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それではこれからストーリーが展開されていく「テセウスの船」を楽しみにしていましょう!
真実は何なのか!
親子の絆を見届けましょう!
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