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テセウスの船「犯人の日記」前編ネタバレ!加藤みきおの心情とは

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テセウスの船「犯人の日記」前編ネタバレ!加藤みきおの心情とは

動画配信サイトParavi(パラビ)で限定配信されているオリジナルストーリー「テセウスの船 完全ネタバレ!犯人の日記大公開」の前編のネタバレと感想を本編のドラマの内容と照らし合わせながら紹介していきたいと思います。

これまで、実行犯であった加藤みきおの動機について「鈴を守るのは自分一人で良い」というものが語られてきました。

そして最終回では「いじめられていた自分を鈴が助けてくれた」という、鈴に思い入れを持つきっかけとなった事も加藤みきおは話していました。

そんな加藤みきおの心情と、黒幕であり、真犯人であった田中正志(せいや)との出会い、加藤みきおが何故毒物、薬品で事件を起こそうと思ったかなどのきっかけが全て描かれていました。

そして、長谷川翼(竜星涼)が何故死んだのか、金丸刑事(ユースケ・サンタマリア)を突き落としたのは誰なのかについても描かれています。

この記事で紹介するのは、本当に「テセウスの船 完全ネタバレ!犯人の日記大公開」の前編の内容のネタバレになりますので、ネタバレの内容を見たくない場合はご遠慮ください。

それでは、「テセウスの船 完全ネタバレ!犯人の日記大公開」について紹介していきたいと思います!



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昭和63年12月5日

加藤みきおは転校してきた時からクラスメイトにいじめられていました。

「今日もあいつらは汚い手で僕を叩いてきた。」

「低脳な奴らの相手をするのは疲れる。」

「みんないなくなればいいのに。」

昭和63年12月7日

いじめられている加藤みきおを助けてくれたのが佐野鈴。

加藤みきおは佐野鈴に好意を抱き、佐野鈴のことは自分が守るという感情を抱くようになった。

「正義の味方が現れた。」

「これからは僕が鈴ちゃんを守ってあげる。」

「僕が鈴ちゃんの正義の味方になりたい。」

昭和63年12月8日

田中義男の自宅によく通っていた加藤みきおにもう一つの出会いが訪れた。

それが田中正志。

「田中のおじいちゃんの詩は相変わらずつまらない。」

「書くふりをして落書きをしてたら、正志とかいう息子がおかしそうに笑ってた。」

「変わったやつだ。」

昭和63年12月11日

加藤みきおが薬物に興味を抱く。

「田中のおじいちゃんの家で正志がアリの巣に農薬をかけた。」

「いっぱいのアリがのたうち回って動かなくなった。」

「気持ちがすーっとした。」

「人間だったらどなるのかな。」

昭和63年12月12日

田中正志が話した何気ない思い出話が加藤みきおの犯行の始まりとなった。

「またいじめられておじいちゃんの家に行ったら正志がいた。」

「正志も正志の妹も昔、いじめられていたという。」

「正志がおもしろい話を聞かせてくれた。」

「小学校のお楽しみ会でオレンジジュースに毒を入れるという計画だ。」

「正志は昔考えた妄想だけど・・・と笑った。」

「だったら、僕がやるよ。」

「お楽しみかいのことを考えているだけでワクワクする。」

「父親は捕まって、僕だけが鈴ちゃんの正義の味方になれる。」

「最高。」

昭和63年12月17日

「正志は思ったよりバカだ。」

「完璧な計画には準備が必要なのに、何もわかってない。」

「まずは実験をしないと。失敗は許されない。」

「実験の計画は決まった。」

「まずは農薬で試してみよう。」

「さぁ、モルモットは誰にしようか。」

昭和64年1月1日

「音臼神社に初詣に行った。」

「三島医院の家族が来ていた。」

「あの小さい女の子がいい。」

「実験はあの子にしよう。」

昭和64年1月6日

全ての物語が始まる事件前日。

「農薬は手に入れた。」

「間抜けそうな農家のおじさんの軽トラから盗んだ。」

「もう、待ちきれない。実験は明日にしよう。」

「ラムネに入れて飲ませればいい。」

「きれいな青色のラムネ、美味しそうだ。」

間抜けそうな農家のおじさんとは、徳本卓也(今野浩喜)の事ですね。

昭和64年1月7日 三島千夏・パラコート死亡事件

田村心が音臼村にタイムスリップしてきた日です。

千夏の死亡を食い止めるため、パラコートを持ち出して捨てるが、千夏は結果的に死んでしまった。

「パラコートは予想外に時間がかかった。」

「やはり「本番」はあの薬でいこう。」

「計画通り、次はもっと大きな人間で試してみる。」

「知らない男が邪魔をしようとした。」

「あいつは誰だ?」

「どうして農薬を持ち出した?」

「実験のことをどうして知ってる?」

平成元年1月8日 三島千夏の通夜

「みんなバカだ。」

「僕が飲ませたのに何も気づいていない。」

「あの薬は手配した。」

「「本番」に向けて、先ずは準備だ。」

「念入りに、慎重に、誰にも邪魔はさせない。」

平成元年1月9日 木村敏行雪崩死亡事故を心が阻止

木村敏行が雪崩で死亡する事故が起こるはずでしたが、これは田村心が食い止めました。

「超能力?笑える。誰だろうと邪魔はさせない。」

「計画は完璧だ。」

「次のモルモットを決めた。いよいよ本番に向けてカウントダウンだ。」

「ワクワクする。」

平成元年1月11日

「警察は千夏の捜査を続けている。」

「でも案外バレない。」

「本番に向けてそろそろ次のイベントを始める。」

「ワクワクしておじいちゃんのノートに落書きをした。」

「次のイベントの計画を正志に教えてあげた。」

「正志は「すごいね」と楽しそうだった。」

「まずはウサギで実験だ。」

平成元年1月13日 心が音臼小の臨時職員になる

教壇に立ち、緊張しながら生徒たちの名前を呼ぶ心。

この時に加藤みきおが初登場しましたね。

「あいつ、先生だったんだ。」

「何で僕の名前を知ってる?」

「なんかおかしい。あいつには気をつけないといけない。」

「やっぱりあの薬はすごい。」

「朝になったらみんながどんな顔をするか・・・」

「楽しみすぎて今夜は寝られそうにない。」

平成元年1月14日 飼育小屋のウサギが死亡

朝、飼育小屋のウサギが毒殺されているのが見つかる。

心に疑惑が向けられたが、鈴が泣いてしまったため、みきおがみんなのヤジを止めに入る。

心は長谷川翼が飴を配っていたのを止めて、翼が怪しいと思っていましたね。

そして放課後、鈴と明音が言い争うのを見ていた加藤みきお。

「明音が鈴ちゃんをいじめた。」

「やっぱり明音は許せない。計画通りにお仕置きしないと。」

「もっとあの薬が必要だ。」

「翼にやらせよう。」

「あいつの秘密はすべて知っている。」

これで翼は、弱みを握られている加藤みきおに逆らえず、紀子に鍍金工場から青酸カリを盗ませるんですね。

平成元年1月15日 三島明音失踪事件

「今日は気分が悪い。」

「気晴らししたくてウズウズする。」

「やるなら今日だ。今日がいい。」

加藤みきおの計画では、長谷川翼を使い、明音に青酸カリを飲ませることだった。

しかし、翼は実行することができず、小屋に明音を置き去りにして逃げ出してしまった。

小屋の穴から明音をのぞいていた「あの眼」は加藤みきおの眼だった。

「翼のやつ、逃げやがった。」

「青酸カリの実験をしろって言ったのに。」

「もう明音はいらない。バイバーイ。」

平成元年1月17日 長谷川翼自殺

早朝、翼が音臼神社で青酸カリを飲んで死んでいるのが発見される。

「翼が死んだ。」

「バカなやつだが盛り上げてはくれた。」

「本番まであと2ヵ月。待ちきれない。」

加藤みきおが握っていた、長谷川翼の秘密というのは、翼が明音に抱いていた想い・・・だったんですね。

明音がもっと小さい頃から翼は明音の面倒を見ていた。

それが恋心のような、親心のような、そんな気持ちになり、写真を大切に保管していた。

そんな翼の想いを佐々木紀子も気づいていた。

だからこそ、佐々木紀子は翼が持っていた明音の写真を燃やしていた。

平成元年1月18日 由紀ノートと免許証が拾われる

金丸に捕まる直前、心が崖下に捨てた由紀ノートと免許証。

これを拾ったのはやはり加藤みきおでした。

上野樹里さんがインタビューの時にうっかり暴露してしまった、アレですね。

「未来のノートを拾った。」

「僕の音臼小の計画が新聞に載っている。」

「すごいすごい。」

「僕は未来を手にした。」

平成元年1月19日 免許証が駐在所に届けられる

心が未来から来たこと、計画を阻止しようとしていることを知った加藤みきおは、心を揺さぶり始めた。

心がノートを捜しに崖下に行くと、背後から物音が・・・。

そして鈴の「S」のキーホルダーを拾った。

学校では、校門に気味の悪い絵が貼りだされていた。

騒ぐみんなを見ながら微笑む加藤みきお。

「計画は誰にも止められない。そして鈴は自分だけのものだ」

というメッセージを込めたものですね。

「贈り物をするって楽しいなぁ。」

「今どんな顔をしてるんだろう。」

「もっともっと楽しませてあげないと。」

平成元年1月20日 5年生の教室にオレンジジュース

5年生の教室に「21」と書かれたボックスに入ったオレンジジュースが届いた。

「心先生の驚いた顔、サイコー。」

「これでもう僕は止められないってわかってくれたはず。」

「計画の邪魔をするやつは許さない。」

平成元年1月21日

金丸とともに真相を追う心。

金丸が夜会っていたのは、なんと加藤みきおでした。

だが、会ったのは偶然らしい描写でした。

金丸が「よぉ、こんなところで何やってるんだよ」と言っていたので、このセリフから考えて偶然ですね。

この時に、加藤みきおは金丸に

「崖下に未来のノートが落ちているのを見つけた」

と話したんだと思います。

金丸が言っていた

「佐野文吾が犯人ではない証拠」

とは、未来のノートのこだったと思われます。

平成元年1月22日 金丸・心の突き落とし事件

「金丸って刑事と未来のノートを捜しに行く約束をした。」

「もうすぐ正志が迎えに来る。」

「さぁ、心先生もそろそろ気づく頃かな?」

学校で目を覚ました心の足元に、不気味な絵が一枚置いてありました。

音臼神社で泣いている女の子の絵。

急いで神社に向かう心。

見つけた青酸カリを拾った瞬間、後ろから心を突き落としたのは、加藤みきおでした。

金丸は、加藤みきおと未来のノートを捜している最中に、振り返った時に加藤みきおに突き落とされました。

金丸の目線的に、突き落としたのは「大人じゃない」という意見がTwitterなどでありましたが、その通り、突き落としたのは加藤みきおでした。

雪山なので、子供の力でも十分大人を突き落とす事が出来たんですね。

足元も滑りますし。

「さよなら、刑事さん。」

「誰にも僕の邪魔はさせない。」

「心先生も消えた。これで邪魔者はいなくなった。」

そして「テセウスの船 完全ネタバレ!犯人の日記大公開」後編へ

「テセウスの船 完全ネタバレ!犯人の日記大公開」の後編では、未来パートでのみきおの日記が描かれます。

加藤みきおから、木村みきおになった安藤政信さんの視点ですね。

このように、Twitterのアカウント「おじいさんの古い斧」では、加藤みきお視点のつぶやきが、ドラマ放送前からつぶやかれています。

これはドラマ「テセウスの船」の公式裏アカウント・・・という感じですね。

それでは、「テセウスの船 完全ネタバレ!犯人の日記大公開」の後編のネタバレも知りたいという方がいらっしゃいましたら、コメント欄にコメントをしていただけると嬉しいです!

コメントをいただければ、後編のネタバレもしていきたいと思います!

それにしても、このように加藤みきおの内面に触れるような、日記を見ていると、加藤みきおの心、気持ちが入ってきて、なんだか複雑な気持ちになりますね・・・。

みきお・・・。

田中正志じゃなくて、もっと寄り添ってくれる人が身近にいれば、こんな事にはならなかったのに・・・。

犯人の日記の後編の具体的な内容、全ては下記記事にありますので、こちらからご確認くださいませ。

ドラマ「テセウスの船」の動画配信や見逃し配信は!?

テセウスの船「犯人の日記」前編ネタバレ!加藤みきおの心情とは

2020年1月ドラマの日曜劇場「テセウスの船」の動画配信は、TBSですしParaviで独占配信されています。

また、見逃し配信はいつものTVerですね。

また、Paraviでは、ドラマ「テセウスの船」の未公開シーンを含んだ「テセウスの船 ディレクターズカット版」が4月6日深夜0時から独占配信されます。

何にしても、テレビやTVerで観るだけでも満足は出来ると思いますが、更に作品を深く楽しむにはParaviを観るしかありません。

本当の真相はパラビで!なんて、どこぞのテレビ局とどこぞの動画配信サービスが行ったような愚行はなかったですが、色々とパラビを見たくなる仕掛けがありましたね(笑)

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それでは完結したドラマ「テセウスの船」はこれからはパラビで楽しみにしていましょう!

 
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