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ドラマ「アライブ がん専門医のカルテ」の3話を見たのですが、このドラマは本当に興味深いです。
医療ドラマというだけあって、しかも癌専門医というだけあって毎度出てくるのはがん患者さんです。
そして、主役を務める松下奈緒さん演じる恩田心先生の旦那さん、中村俊介さん演じる恩田匠は生死の境を彷徨っている・・・。
そんな状況でした。
旦那が生死の境を彷徨っている状態で、小学生の息子もいる・・・そんな状況で患者さんの心のケアなどをしたりとか、本当普通ならメンタル崩壊な感じの状況だと思います。
今回の3話では、末期がんの患者さんの思う事と、その家族が思う事・・・が描かれていました。
癌を患った本人はこうしたい・・・という気持ちがあり、家族はこう出来れば・・・という思いや、現実が描かれていました。
続きのネタバレは下記のドラマ「アライブ がん専門医のカルテ」3話のネタバレ・感想からご確認くださいませ!
【「アライブ がん専門医のカルテ」の記事はこちら】
ドラマ「アライブ がん専門医のカルテ」3話のあらすじ
恩田心(松下奈緒)に夫、匠(中村俊介)の容態が急変したと関東医科大学附属中央病院から連絡が入り、一緒にいた梶山薫(木村佳乃)と共に病室に駆けつける。
京太郎(北大路欣也)と 漣(桑名愛斗)と一緒に、担当医・須藤進(田辺誠一)から状況の説明を受けるが・・・。
『横浜みなと総合病院』では、心が担当する末期がん患者、木内陽子(朝加真由美)の容態が悪化。
腫瘍内科で、陽子の今後のケアについてのカンファレンスが行われる。
心は抗がん剤治療をまだ続けることが出来るかを考えるが、光野守男(藤井隆)と阿久津晃(木下ほうか)は否定的だ。
緩和医療への切り替えについては、研修医の結城涼(清原翔)と夏樹奈海(岡崎紗絵)の意見も割れる。
休憩中、心は薫に匠の病院に付き添ってくれたことへの礼を言い、辛い時にいつもタイミング良く現れてくれると話す。
そして、心は先日、薫が何か言いかけたことを尋ねるが・・・。
一方、薫は、容姿端麗な男性・関河隆一(三浦翔平)とジムで出会う。
その後も、偶然再会し、言葉を交わすが・・・。
ドラマ「アライブ がん専門医のカルテ」3話のネタバレ・感想
今回は本当に、良くあるだろう病気を患った当事者と、家族の話です。
今では、家族が全員同じ家で過ごしている・・・なんていうご家庭の方が少ないと思います。
なので、母親が癌になると、伴侶の旦那さんは家に居るとしても、これまで奥さんに頼りっきりで家事はしてこなかったら何も出来ない・・・。
そして子供が居ても、もう結婚したりして自分たちの家庭を遠方で築いていたりして、ずっと母の面倒を見る事も出来ない・・・。
こういう状況が本当に多いと思います。
在宅医療が発達してきているとはいえど、まだまだです。
そこに医師がいるわけでもないので、何かあれば救急車です。
下手したら、そのまま亡くなってしまうかもしれません。
実際、私の父も癌を患い、癌を発見した時にはステージ4の末期がんでした。
そんな状況で、こんなオンコロ先生のように親身に話を聞いてくれるような人は居ませんでした。
治療の方針などを伝えられるのも最初だけ。
その場では状況を見ながらこのように改善していって、こう進めていきます・・・と良い事を言うのですが、それは最初だけで、そこまでデータを取って考えられた事はされてきているようには見えませんでした。
それはまぁ、私の父はせん妄が強くなってしまったから・・・というのもあるかもしれません。
それまで病院に行く事もなく、温厚な性格だった父も、突然のステージ4の末期がん、入院生活、抗がん剤・・・。
これらでせん妄になってしまい、見えないものが見えると言ったり、被害妄想が増したり、まるで人が変わったようでした。
今のところ、アライブではそういった患者さんは出てきませんが、もしかしたらそのうち出てくるかもしれませんね。
そういったせん妄患者も珍しいわけではないと思うので。
それでも、アライブは、よく描かれていると思います。
今期は医療ドラマなどが多いので、見ていて疲れてしまうような節もあるかもしれませんが、よく描かれていると思います。
一時は“ドラマのフジテレビ”と言われた時代もあった通りのものだと思います。
これから2025年問題を迎え、団塊の世代が平均75歳を超える時代がきます。
その時に備えて、見ておいた方が良いドラマかもしれません。
病気になった当事者と、その家族がリアルだと思います。
オンコロ先生みたいな人は・・・居るかどうかは解りませんが・・・。
ちなみに今回、オンコロ先生の旦那さんである、恩田匠は、残念ながら亡くなってしまいます。
お父さんの死に直面した時の、息子である漣くんの悲痛の叫びは・・・心に響きます。
また、最後のオンコロ先生と匠の生前のやり取り・・・あれもまたリアルでした・・・。
匠は小説家なんですけど、まだ売れてるわけではないです。
北大路欣也さんが演じる匠のお父さんも、脚本家設定ですからね。
匠はスランプに陥っていたんです。
そんな匠を責める心。
「いつになったら書けるの?」
「私を失望させないで」
それだけではありません。
心は医師として日中夜忙しく働いています。
そんな心を支えるように、家で小説の事を考えながら漣の育児をする匠。
そんな匠に心は、
「あなたは深夜ゆっくり寝てるんでしょうけど、私は忙しいの」
とプリプリ言い放ちます。
「俺が何もしてないって思ってるのか?」
という匠。
そこで心は「それなら何してるの?言ってみてよ」
と喧嘩上等の姿勢。
何も言い返せない匠・・・。
こんなやり取りを思い出して、心は泣きます。
匠が傷つくの解ってた・・・傷つく事言ってた・・・。
と匠が亡くなったショックと相まって、自分の言動で傷つけた事に対しての後悔もあり泣きます。
人はいつ居なくなるか解らない。
後悔のない日常を送らないと・・・いけませんね。
難しい事ですが・・・。
ドラマ「アライブ がん専門医のカルテ」3話の視聴率
3話の視聴率は、8.4%でした!
初回放送と同じ視聴率ですね!
アライブは一定の支持は得れると思うので、これから回を進めていくなかで、今のクオリティを保てれば、二桁も見えてきますね!
フジテレビの木曜22時の枠で二桁いったら本当に凄いと思います!
ドラマ「アライブ がん専門医のカルテ」4話のあらすじ
恩田心(松下奈緒)の夫、匠(中村俊介)の告別式が行われる。
参列した光野守男(藤井隆)、阿久津晃(木下ほうか)たちは心に弔いの言葉をかけるが、梶山薫(木村佳乃)は声をかけることが出来ない。
葬儀を終えた心は、悲しみを抱えながらも日常に戻ろうと、数日後から勤務を再開する。
阿久津や光野は心配するが、心は、仕事をしている方が気が紛れると気丈にふるまう。
その言葉通り、以前より仕事に打ち込んでいく心だが、突然、警察から京太郎(北大路欣也)に関しての連絡を受け・・・。
一方、薫は、匠の死に繋がる真相を心に言えないでいた・・・。
打ち明けるべきか否か−。思い悩む薫の元に、先日薫と偶然の出会いを果たしていた関河隆一(三浦翔平)が姿を現し、真の目的を打ち明ける・・・。
愛する人を失ったとき、遺された家族は、悲しみをどう乗り越えていくのか・・・。
ドラマ「アライブ がん専門医のカルテ」の見逃し配信・動画配信
ドラマ「アライブ がん専門医のカルテ」の見逃し配信はTVerで、動画配信はFODです!
やはりフジテレビのドラマはFODですね!
TVerでも良いんですけど、最新話しか観れないので、テレビ放送から一週間が過ぎてしまうと、消えてしまいます。
なので、時間に余裕がない場合は、FODが良いかもしれませんね。
「アライブ がん専門医のカルテ」は昨今ありがちな、エンターテイメント性溢れる医療ドラマではなく、シリアスに病と立ち向かう医師と患者を描いたドラマです。
これからこのドラマ「アライブ がん専門医のカルテ」はどのような方向へ向かっていくのでしょうか!!
楽しみにしましょう!!
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