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朝ドラ「エール」に出演が決定しており、既に撮影もされていた志村けんさん。
2020年3月29日午後11時10分に新型コロナウイルス肺炎で亡くなった志村けんさんが、「エール」に出演する放送日が決定致しました。
志村けんさんは小山田耕三(山田耕筰)役で、「エール」第5週の2020年5月1日に初登場します。
それでは今回は、志村けんさんが演じられる小山田耕三についてなど、詳しく紹介していきたいと思います。
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志村けんさんの「エール」出演について
「エール」は志村さんにとって初の本格的ドラマ出演でした。
作曲家・古関裕而をテーマにした作品で、窪田正孝さん演じる主人公・古山裕一が幼少期から憧れる重鎮の作曲家・小山田耕三役で出演。
志村けんさんは昨年12月から撮影に参加。
3月6日まで計4回、スタジオでの撮影に参加されていたそうです。
悲報を受け制作統括の土屋勝裕チーフ・プロデューサー(CP)は
「いつまでも挑戦し続ける志村さんの姿に、出演者・スタッフ皆が、志村さんからエールをもらいました」
とコメント。
「『エール』での日本音楽界の重鎮という役は、まさに日本のお笑い界の重鎮という志村さんにふさわしい役ではなかったかと思います。」
「最後まで演じていただくことを現場一同、望んでおりました」
としのんだそうです。
また、エールを放送するNHKは
「(志村さんの出演など)収録したシーンは、そのまま放送させて頂く予定です」
としています。
全26週のうち、現在は12週程度まで撮影が進んでおり、志村さんは第5週(4月27日~)の5月1日に登場予定。
若くして賞を受賞する古山の活躍を小山田(志村さん)が知るシーンです。
NHKの関係者は
「出演シーンは少ないが、物語の大事な役割を担っている」
と話しており、第7週では、古山や古山の妻・音(二階堂ふみ)と共演。
古山と面識はない時に「コロンブスレコード」に古山を陰で推薦するなど、大きな影響を与える役でした。
未収録分については、まだ台本ができあがっておらず、代役を立てるか、出演シーンをなくすかなど対応は未定との事です。
志村けんさんが演じる小山田耕三とは
志村けんさんが「エール」で演じる小山田耕三とは、実在の人物である作曲家の山田耕筰さんをモチーフにしたキャラクターです。
山田耕筰さんの代表的な作品
北原白秋と共同して数多くの国民的歌謡、校歌等を創作しました。
全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園)の入場行進曲の作曲者である。
なお、山田耕筰さんの管弦楽曲・室内楽曲などの作品は未出版のものが多く、しかも自筆譜のほとんどが戦災により焼失してしまったため筆写譜としてしか保存されていないなどの事情があり、出版・演奏の機会がほとんどないものが多い。
楽譜の大多数は日本近代音楽館に所蔵されており、日本楽劇協会が管理しているそうです。
1997年に春秋社から作品全集(既刊12巻)の第1巻として初めて管弦楽曲のスコアが出版されたがパート譜は製作されなかった。
近年になって日本楽劇協会監修の下、株式会社クラフトーンにより一部の楽譜の校訂およびレンタル譜の製作が行われています。
2015年(平成27年)12月31日、著作権の保護期間を満了。
【童謡】
・赤とんぼ(作詞:三木露風)
・お山の大将(作詞:西條八十)
・七夕(作詞:川路柳虹)
・砂山(作詞:北原白秋)
・かえろかえろと(作詞:北原白秋)
・酢模の咲くころ(作詞:北原白秋)
・ペチカ(作詞:北原白秋)
・待ちぼうけ(作詞:北原白秋)
・あわて床屋(作詞:北原白秋)
【歌曲】
・野薔薇(作詞:三木露風)
・唄(作詞:三木露風)
・歌曲集「AIYANの歌」(作詞:北原白秋) - 「NOSKAI」「かきつばた」「AIYANの歌」「曼珠沙華」「気まぐれ」の全5曲からなる。
・からたちの花(作詞:北原白秋)
・蟹味噌(作詞:北原白秋)
・この道(作詞:北原白秋)
・かやの木山の(作詞:北原白秋)
・六騎(作詞:北原白秋)
・鐘が鳴ります(作詞:北原白秋)
・松島音頭(作詞:北原白秋)
・中国地方の子守謡(編曲)
・ロシア人形の歌(全5曲、作詞:北原白秋)
・愛する人に(An die Geliebte、作詞:エドゥアルト・メーリケ)
・漁師の娘(Das Fischermädchen、作詞:テオドール・フォンターネ)
・紫(作詞:深尾須磨子)
「エール」実際の山田耕筰と古関裕而の関係
・古関裕而(窪田正孝)
・山田耕筰(志村けん)
・金子(二階堂ふみ)
※ドラマ「エール」内の役名ではなく、実在の人物の人名で紹介しております。
山田耕筰著の「作曲法」等で作曲法を勉強
古関裕而(窪田正孝)は、1922年(大正11年)、音楽家の多い旧制福島商業学校(現福島商業高等学校)に入学。
商業学校に入ったのは家業を継ぐためであったが、常にハーモニカを携帯し、学業より作曲に夢中だったという。
妹尾楽譜や山田耕筰(志村けん)著の「作曲法」等を買い集め、独学での作曲法の勉強を続けていた。
ある時、年に2回行われていた校内弁論大会にハーモニカで音楽をつけることになり、古関裕而(窪田正孝)が書き溜めていた曲を合奏用に編曲して大勢で演奏することになった。
初めて自分の作品が披露された出来事であった。
学生時代から憧れていた山田耕筰の事務所へ楽譜を郵送
卒業後、川俣銀行(現東邦銀行川俣支店)に勤務。
この頃、学生時代から憧れていた山田耕筰(志村けん)の事務所へ楽譜を郵送し、何度か手紙のやり取りを行っている。
古関裕而(窪田正孝)は、当時発行される山田耕筰(志村けん)の楽譜はほとんど空で覚えていたという。
福島ハーモニカーソサエティーとともに仙台中央放送局(現NHK仙台放送局)の記念番組に出演する。
この頃、リムスキー=コルサコフの弟子で仙台に在住していた金須嘉之進に師事することになった。
金須は正教徒で、正教の聖歌を学ぶため革命前のペテルブルクの聖歌学校に留学し、そのときリムスキー=コルサコフから管弦楽法を学んでいた。
山田耕筰の推薦でコロムビア専属の作曲家へ
1930年、古関裕而(窪田正孝)20歳、金子(二階堂ふみ)18歳でスピード結婚。
古関裕而(窪田正孝)はたいへんな愛妻家で、晩年までおしどり夫婦であったという。
この頃、古関裕而(窪田正孝)は複数の交響曲やピアノ協奏曲、交響詩『ダイナミック・モーター』、弦楽四重奏曲など、膨大な作品群を完成させていたが、それらの楽譜は現在ほとんど行方不明になっている。
『竹取物語』の所在も知れないという。
同年9月、コロムビアの顧問山田耕筰(志村けん)の推薦でコロムビア専属の作曲家に迎え入れられ、夫婦で上京した。
志村けん「エール」登場にあたってのみんなのコメント
古関の進路にも大きく関わった人。
(一説には裕而のクラシック界進出に反意を持っていたとか)
山田耕筰の数多の作曲した楽曲をみれば、その功績は一目瞭然。
そんな山田の役を演じる事の重要性が抜けている。
主役にも大きな影響を与える立ち位置であるから、志村さんの役はドラマの中でも本当に重要なポイントとなるはず。
あと全員集合とドリフ大爆笑とバカ殿を毎週再放送してほしいです。
何か寂しいので、おもいっきり笑いたい。
志村けんさんのご冥福を心よりお祈りします。
それにしても訃報の際はわざわざ番組タイトルに絡めたコメントを出さなくても良いんじゃないか、と思った。
朝ドラ「エール」の動画配信は?
朝ドラ「エール」の動画配信や、見逃し配信はNHKオンデマンドでされます。
民放ですと、TVerなんですけど、NHKはNHKオンデマンドでされます。
しかし、NHKオンデマンドでは、見逃し配信を観るのも月額制となり、サービス精神はないです。
有料登録が原則なようなので、ご覧になりたい場合は、有料登録が必須です。
しかも、見逃し配信の見放題パックで月額料金を払っても、特選ライブラリーの番組は観れません。
しかし、この朝ドラだけは、極々一部だけNHKオンデマンドでも無料登録で無料で見る事ができます!
本当に一部だけなので、どうしても朝ドラを無料で見たい場合は、NHKオンデマンドでは不可能です!
また、NHKオンデマンドで配信されているドラマはU-NEXTでも観れるので、正直U-NEXTの方が断然オススメです!
U-NEXTも月額制ではありますが、見放題なので安心して観れます♪
それでは、朝ドラ「エール」の放送を楽しみにしましょう!
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