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ドラマ「鍵のかかった部屋」の大きな謎の一つは、主人公の榎本径(大野智)の正体ですよね。
第2話で出演した元泥棒の会田愛一郎(中村獅童)とは古くの知人のようでした。
その事から、榎本のことを「泥棒なんじゃないの?」と言う芹沢豪(佐藤浩市)。
果たして、榎本の過去・正体は何者なのか、本当に泥棒なのか、それとも、他に隠された真実があるのか・・・。
榎本径について紹介していきたいと思います。
もくじ
ドラマ「鍵のかかった部屋」のネタバレ
ここから、記事を全て読んでいただくのも嬉しい限りですが、記事が何分長いので、気になるところにジャンプ出来るように、それぞれのネタバレを項目ごとに用意しました!
気になる箇所へ飛んでみてくださいませ!
原作での榎本径について
防犯ショップ『F&Fセキュリティ・ショップ』の店長にして防犯コンサルタント。
だが本職は泥棒であり、防犯コンサルタントの仕事もマネーロンダリングのために始めたに過ぎない。
色白で繊細な感じの細面で小柄な男性。
移動手段は『F&Fセキュリティ・ショップ』のロゴが入った白いスズキ・ジムニー。
冷静かつ理論的で、自分のペースを崩さない飄々とした性格。
知的で自分では敵わない女性に惹かれる傾向があり、そういった女性に自分の力を見せつけたい欲求を秘めているため、純子に対しても同様の気持ちを抱いている。
防犯に関して並々ならぬ知識を持ち、純子と会う以前に松戸市での殺人事件で弁護側の証人として密室を破り被告を無罪に導いたことがある。
また防犯以外にも物理や化学など多岐に亘る知識を有しており、店が閑散な時間にCSのアニマルプラネットやディスカバリーチャンネルを見ていることから蜘蛛にも詳しい。
ビリヤードが得意で将棋にも造詣がある。
警察ともパイプを築いており、事件に関する情報を聞き出したり、自身も警察の依頼で捜査に協力している。
自分に都合のいい解釈だと自覚しながらも盗みを許容しても殺人だけは絶対にしないという矜持を持ち、同時に殺人を許さない気持ちは強く、それを犯した人間には容赦はしない。
榎本径の正体は泥棒で決定?
このように原作での榎本径は泥棒で、防犯コンサルタントの仕事はマネーロンダリングに過ぎないそうです。
となると、「鍵のかかった部屋」の2話で芹沢の高級腕時計を盗んだのも、やはり榎本なのでしょうか?
※ちなみに、芹沢はテレビドラマオリジナルキャラクターです。
榎本径の過去
榎本径の過去は、第10話で明かされます。
榎本径は5年前、介護サービス会社「ベイリーフ」社長の穎原昭造(佐々木勝彦)の自宅のセキュリティーシステムの設定を請け負っていた。
しかし、その直後に窃盗が入ったため、社長は榎本径が犯人だと疑い、会社に怒鳴り込んできた。
会社は損害賠償を請求され、榎本径は何度も警察に事情を訊かれた。
榎本径は解雇されることはなかったが、同僚から白い目で見られるようになった。
後日、窃盗事件の犯人は社長の愛人だと判明したが、社長は謝罪すらしなかった。
その後、榎本径は同僚との交流を絶ち、地下室の備品倉庫にこもるようになっていったのだった。
榎本径は10話の最後に逮捕される
榎本径の過去を調べた人物は、刑事の鴻野(宇梶剛士)だった。
第10話では、榎本径は、青砥純子(戸田恵梨香)、芹沢豪(佐藤浩市)とともに芹沢が顧問弁護を務める介護サービス会社「ベイリーフ」にやってくる。
同社の社長室や役員室が入る会社最上階のセキュリティー強化を依頼されたのだ。
社内を調査した榎本は、社長の穎原昭造(佐々木勝彦)らに必要なシステムを説明、後日、工事が行われることとなった。
ところが数日後、榎本が工事にやってくると、穎原が社長室で死んでいた。
連絡を受け駆け付けた純子と芹沢に、穎原の甥で副社長の穎原雅樹(鈴木一真)は、穎原の死因が頭部打撲による脳出血であること、社長室が密室だったことを明かした。
刑事の萬田(丸山智己)は、社長室に唯一入出可能だったという理由で専務の久永(中丸新将)を警察署に連行。
しかし、久永が犯行を否認したため、芹沢は榎本に事件の調査を依頼した。
榎本が検証を続ける間、純子と芹沢も事件について考察を重ねた。
そんなふたりを、ボロボロのスニーカーを履いた男が付け狙っていた。
やがて、何かに気づいた榎本が、雅樹らにその事実について説明を始めたとき、刑事の鴻野(宇梶剛士)が入ってきた。
そこで鴻野は榎本径の過去を話し、榎本ならこの犯行が可能だと言う。
鴻野は「榎本さんならできますよ。貴方はこおkのセキュリティーを調べ尽くしていたでしょ。」
「言ったでしょ「こんなの余裕だ」って。貴方なら、誰にも知られずに社長室へ侵入することが出来たはずだ」
と言う。
そして鴻野は、話はゆっくり署で伺いますと言い、榎本径を連行するのだった・・・。
そして最終回11話で榎本径は?
榎本径は警察に連行されたのだが、先に連行されていた専務の久永が犯行を自供したため、榎本はすぐに釈放された。
釈放された榎本は
「社長は15年前、自宅の警備を強化したが、その直後、愛人に泥棒に入られた。だから、自宅に置いていた何かを会社に移したのではないか・・・」
と推理した。
更に榎本は
「僕が社長から依頼を受けた事を知っているのは、社長と青砥さんだけです。おそらく、犯人は盗聴器を仕込んでおり、僕に罪をなすりつけるために警察に通報したのでしょう。」
「久永専務は拘留されているので、通報できません」
と話した。
新社長となった穎原雅樹(鈴木一真)は榎本に
「心神喪失で被害を最小限に留めようと思いましたが、久永が犯人ではないのなら、何としても真犯人を見つけなければなりません。」
と頼んだ。
そして最終回11話の結末
鍵のかかった部屋は最終話の玉木宏さんとのイケボ対決が最高にゾクゾクする。
犯人役の玉木さん「あなたもこちら側の人間ですよね」。無機質で何考えてるかさっぱり読めない、得体の知れなさが妙にハマってる大野榎本。#鍵のかかった部屋 pic.twitter.com/yw3ddyD4vj— suzy (@suzy__mh) September 5, 2016
結論から言うと、第11話で明かされた真犯人は清掃会社スタッフの佐藤学(玉木宏)でした。
佐藤の目的は、ダイヤを盗む事ではなく、自分の親父を裏切り、父親と母親を死に追いやった復讐だった。
復讐の計画を立てている時に偶然、ダイヤのことを知り、殺すついでにダイヤを盗み、新しい人生を始めようとしたそうです。
「向こう側へ行けるんだ」
と言う佐藤は
「君の事は調べさせてもらった。君ならわかるだろう。俺の気持ちが」
と榎本に尋ねると、榎本は
「僕は、向こう側へ行けないとしても、自由で居たいんです」
と答えた。
一方、榎本からの連絡を待っていた芹沢は、いくら待っても連絡がこないため、業を煮やして青砥に電話させる。
しかし、榎本の携帯電話は解約されていた・・・。
芹沢らは、東京総合セキュリティ地下にある備品管理室を訪れるが、榎本の鍵コレクションが無くなっていた。
そこで芹沢の携帯電話に刑事の鴻野から電話がかかってくる。
鴻野が言うには
「佐藤が自首してきました。自宅からダイヤも見つかりました。ただ、一つだけ気になることがあるんです」
と告げた。
三日後、青砥が芹沢に
「榎本さんはどうしてるんでしょうね」
と話していると、公衆電話から携帯に着信がくる。
青砥は電話に出ると、榎本が
「すみません。遅くなって。ちょっと事情がありまして、空港に居ます。臨時収入がありまして」
と告げる。
芹沢は青砥の携帯電話を奪い取ると
「盗まれたダイヤのうち1億円分のダイヤは偽物だった。」
「お前、まさか・・・」
と追及すると、榎本は
「社長が業者に騙されたんじゃないですか?」
と答えた。
青砥は携帯電話を奪い返し、
「どこへ行くんですか?いつ帰ってくるんですか?」
と尋ねたが、榎本は
「さぁ、フライトの時間なので」
と言い、電話を切った。
受話器を置いた榎本は、耳にイヤホンをはめると、パスポートを手にし、ニヤリと微笑むのだった・・・。
ドラマ版でも榎本径は泥棒で確定?
やはり最終回の結末を見ると、榎本径は泥棒であることは間違いないと思います。
過去に社長から受けた心外な言いがかり、そして謝罪もなかった事から、何かが吹っ切れて、自分の能力を泥棒として使うようになったのか・・・。
明言はされていませんが、泥棒である事は間違いないと思います!
ドラマ「鍵のかかった部屋」の動画配信
ドラマ「鍵のかかった部屋」の動画配信は、TVerで見逃し配信されています。
全話配信に関しましては、フジテレビのドラマなので、FODで配信されるのではないかと思います。
特別編が放送される前の現時点では配信はありません。
何にしてもジャニーズの、しかも嵐の大野智さんが主演のドラマなので、配信されるとしても、極々僅かな期間になると思います。
なので、テレビ放送を録画しておくのがベストだと思います!
それではドラマ「鍵のかかった部屋」特別編を楽しみましょう!
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